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平成31年5月号 ナンバー144号

P2 議員の賛否状況と審議結果 | P3 会派代表質問 | P4 会派代表質問 | P5 一般質問 | P6 一般質問 | P7 一般質問 | P8 一般質問 | P9 一般質問 | P10 一般質問

竹駒奴
P1 表紙
春を告げる初午大祭、先頭は「竹駒奴」
「竹駒奴」は約600人の行列を率いる岩沼市指定無形民俗文化財
「毛槍受け渡し」の妙技に沿道から大きな拍手!
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P2 議員の賛否状況と審議結果

P2
P2 議員の賛否状況と審議結果
◆議員の賛否状況と審議結果
 一覧表形式です。議会だより、またはホームページをご覧ください。

◆30年12月、31年2月定例会を動画で見れます。
 ぜひ、岩沼市議会ホームページからアクセスしてください。
 ホームページアドレスhttp://www.gikai-iwanuma.miyagi.jpまたは、岩沼市議会で検索してください。
 次の定例会は6月18日(火)開会、一般質問は6月24日(月)・25日(火)、26日(水)に行われる予定です。










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P3 会派代表質問

P3
P3 会派代表質問
◆岩沼政策フォーラム
 沼田健一議員

(ガイドラインと部活動)
問 教職員の長時間労働への対策が大きな課題となっており、それらを受けての働き方改革が実施されていく中で、数々の問題が出てきている。文部科学省のガイドラインの実効性を高めるための岩沼市としての対策を伺う。
教育長 本来の学校の役割は何かということを考えたうえで、働き方改革を進めます。教職員が充実した生活の中で、充実した学習指導ができる環境を整えていくことで考えています。
学校教育課長 市としてのガイドラインは、文部科学省の出されたものに沿ったものとなっています。
問 働き方改革について、保護者、生徒らに対し説明などを行っているのか。また、納得されているのかどうか伺う。
教育長 岩沼市は5年くらい前から検討しており、学校には校長会を通じて、また、保護者会等では校長から、その都度情報を発信しています。これらについては、皆さんの理解を得られるよう、十分留意しながら、進めていきます。
問 働き方改革の中で、特に長時間労働とされているのが部活動であるが、働き方改革によって部活動の時間が短くなることから、生徒や保護者からみると不安が非常に大きく感じられている。生徒、保護者の皆さんにどのような説明を行っているか伺う。
学校教育課長 (文部科学省の)ガイドラインが出た際に、保護者や地域の方々に「教職員の働き方改革に関するQ&A」を配布しています。また、PTA総会、懇談会等を通じて、説明をしています。
問 少なくなった練習時間の中で、中体連に対する教育委員会としての考えを伺う。
教育長 中体連の夏の大会と新人戦については、大事にしたいと思います。しかし、成長期の子どもの運動指導には難しさがあるので、それ以外の試合は、制限しなければならないと思います。生徒たちにとっては、一丸となって試合に勝つことは大事なことであり、それに向かって努力することは奨励したいと思いますが、その限度や範囲をきちんと定めて行いたいと思っています。
問 働き方改革によって、部活動は週3日となった。残った時間への対応はどのように考えているか伺う。
スポーツ振興課長 昨年11月から、部活動の合同練習会として市陸上競技協会の協力をいただき、中学校陸上教室を行っています。また、中学校側からの希望により、指定管理者の構成団体である市体育協会から部活動への指導者派遣をするという形の事業提案をいただいています。
教育長 これらについても、学校の範囲や教育活動の範囲などについて、しっかりと定め、理解を求めていきます。
問 短い在校時間で教育目標を達成したり、成果を上げたりするためには、教職員の働き方に関する意識改革が問われると思うが、どのような方法で行うか伺う。
学校教育課長 教職員が、働く時間というものを意識することが大切であると考えています。そのために、タイムカードの導入、留守番電話の設置をするほか、効率的な時間配分による部活指導の研修会などを行いました。
問 働き方改革の実現に向けた環境整備体制は充実しているか伺う。
学校教育課長 授業への支援として、32名の指導助手、支援員の配置、タブレットやパソコンの整備、ICT活用によるペーパーレス化、資料や教材の共有化等を行っています。
◎その他の質問
・次世代を担う子どもの教育環境づくり
・地域で子育てできる環境づくり
・健康で生きがいを実感できる高齢者の元気づくり
・安全・安心で快適なまちづくり

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P4 会派代表質問

P4
P4 会派代表質問
◆いわぬまアシスト 大友健議員
(市政運営)
問 亘理名取衛生処理組合のごみ最終処分場建設用地に名取市愛島の旧名取スポーツパーク(ナスパ)が浮上した。長岡の処分場が満杯になり、(焼却灰を)県外の民間施設に(運んで)埋め立てるのは新年度で3年目になる。(ナスパに決まる)可能性を、岩沼市の市長としてどう見ているのか。
市長 名取市長が検討中で推移を見守ります。具体的な中身は示されていません。
問 亀塚住宅跡地の複合型福祉施設は青年海外協力協会(JOCA)が担う事業。建設工事スケジュールはどうか。完成はいつごろか。
総務部長 現在は補助金に関する協議をしていて9月に着工、来年10月に福祉施設関係が開館し、2年後の4月に保育園がオープンと聞いています。
問 市職員の再雇用(定年後再任用)職員は何人か。市役所の出先も含めた臨時職員の数は。
政策企画課長 再任用は現在43名、臨時職員は147人です。
問 再任用の賃金は時給換算でいくらか。
政策企画課長 4級職で1635円、3級職で1520円です。
問 臨時職員の時給800円と比べれば2倍。違いがあって当然という認識か。
市長 働きに応じて決めるべきで、職務内容に応じて格付けをしているということです。
問 市長が知事に要請した(カジノを含む)IR導入可能性調査で県は500万円の調査費を計上した。これをどう受け止めるか。
市長 県の判断のもとに予算措置をした、ということです。
問 カジノは岩沼に要らないと宣言できないか。
市長 岩沼の計画にないわけですから宣言する必要はないです。
問 区長制度を廃止して区長報酬相当額3700万円を町内会(自治会)の活性化に充ててはどうか。
市長 もしかするとその方向かもしれませんが、今は廃止して別な用途に使う考えはありません。
問 旧公設小売市場跡地の市民交流プラザは昨年10月にオープンした。市民の利用ぶりはどうか。
さわやか市政推進課長 市民活動団体、小中高生、年配の方々など1月までの4カ月の来館者は約1万8000人です。
(予算・財政運営)
問 震災復興事業としての排水機場や東保育所など公共施設の数はどれぐらいか。総額はいくらか。
総務課長 震災後に建設したのは18施設です。約195億円です。
問 うち起債はいくらか。
総務課長 15億4700万円です。
問 これまでの維持管理費の額はいくらか。新年度は、その先は。
総務課長 これまでの総額は4億9800万円です。新年度は2億8500万円を見込み、その後は年額2億8700万円です。
問 これが財政の窮屈さ、財政硬直化の要因にならないか。
総務部長 財政に影響を与えますが、適正に管理していきます。
(施政方針)
問 新年度の歳入で市税は増額としているがその根拠は何か。
税務課長 住宅新築は190棟。住民税も増えるとみています。
問 パークゴルフ場の「相野釜に建設」は決定事項か。コースの規模はどのくらいか。
建設部長 千年希望の丘相野釜公園の隣接地です。防災集団移転元地を活用します。2コース18ホールを想定しています。
問 元地のほかに買い増しもあるのか。予算はどれぐらいか。
建設部長 若干の買収費用もかかります。事業費としては1億3000万円を見込んでいます。
問 県が水道民営化を導入した場合、岩沼に影響があるのか。市の水道事業は民営化が必要か。
水道事業所長 影響はありません。事業認可や運営権などを民間にゆだねる計画はありません。

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P5 会派に所属しない議員の一般質問

P5
P5 会派に所属しない議員の一般質問
◆飯塚悦男議員
(外国人との共生)
問 出入国管理法案が国会で可決、成立した。改正法案の中核は特定技能の創設で、専門的、技術的分野に限定して就労が認められる在留資格を創設し、介護や外食、建設、農業等14業種で5年間、最大で35万人受け入れる、従来の方針を一大転換する改正である。市長の見解を伺う。
市長 これまでの学び、技能実習から就労、共生という形に変わったと思います。企業として日本人を採用したいが状況からして厳しいので、技能実習生を活用するというのが実情です。今後、企業の動きを見ながら進めていかなければならないと思います。
問 人口減少が進む中で、今の経済力は維持できない。現在の生活水準を発展させたいと望むなら、外国人労働者の協力が不可欠であると思うが、市長の見解を伺う。
市長 労働力不足だから外国人とうまくやっていくのではなく、生活面も教育、文化、医療も受け入れ体制ができればいい形になると思います。
問 行政が働きやすい環境づくりをすれば矢野目西土地区画整理事業の企業誘致にもつながるのではないか。
市長 臨空工業団地の中にも、製造部門で外国人を雇用している企業もあり、受け入れ体制を考えていく必要があります。
問 市内中小企業者を集めて受入れ体制等の協議の場を行政として設けるべきでないか。
市長 雇用される企業と地域の3者で話し合いが必要と思います。
問 市内には約300人の外国人が居住しており、今後増加すると思われる。外国人との共生をどのように考えているか。
市長 相互理解のもとにしっかりコミュニティを維持していきたいと思います。
教育長 外国人の方が日本に早くなじんで、日本の風習を理解していただいて付き合いをしていくように進めていきます。

◆酒井信幸議員
(岩沼橋架替工事に伴う周辺地域への影響)
問 工期がなぜ3年もかかるのか。
建設部長 河川工事では出水期の6月から10月までの間は川に入っての工事ができません。渇水期の11月から5月までの期間だけ、工事できるという制約があります。
問 今の日本の技術からすると、もっと早く完成できないのか。
建設部長 住宅地の中なので、無騒音無振動の工法で考えています。既存のくいを打つのではなく、現場で鉄筋を組みセメントミルクを流し込んでくいを造る工法なので時間がかかります。
問 地域住民に対して、説明会を行ったのか。
建設部長 藤浪・阿武隈地区の方を対象に2回実施しました。
問 工事着工後、地域住民からの意見や苦情は届いているのか。
建設部長 交通環境が変わり渋滞が発生した、通行止の看板がわかりにくい等、11件寄せられました。
問 今後、工事が2年以上かかるが、定期的に広報活動を行うべきと思うがいかがか。
建設部長 あと2年かかりますので、皆さんに報告の場を設けることが必要であると考えています。
問 市長も地域に出向き意見を聞く考えはないのか。
市長 工事が長期間に及びますので、地域の方と話をする機会があれば行いたいと思います。
問 市役所南側市道は、国道との交差点手前の白線が薄くなっている、はっきりした白線を引くことはできないか。
建設部長 国から岩沼市側でラインを引くことを了承されましたので、対応したいと考えます。
問 工期を短縮できないのか。
建設部長 いたずらに工期を長くしているわけではありません。工法を選択して最短で行っていますので、これ以上、工期を短縮することはできません。ご理解いただきたいと思います。
◎その他の一般質問
・歩道の改修

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P6 会派に所属しない議員の一般質問

P6
P6 会派に所属しない議員の一般質問
◆植田美枝子議員
(スマイルサポートセンター)
問 市長は、震災から8年が過ぎ、ハードの整備は9割方完了し、これからはソフト面に注力する時期だと話している。ソフト面の事業の1つ、見守り事業について、平成31年度の復興交付金は申請したのか。
社会福祉課長 被災者支援を継続していくため、国の被災者支援総合交付金の申請を行なっています。
問 前年度と同額か。
社会福祉課長 前年度はサポートセンター事業と羊を活用した支援事業を一括して申請しており、今回は分離し、サポートセンター分として2900万円の申請です。
問 市として見守り事業はいつまで必要と考えているのか。
健康福祉部長 マスタープランのフォローアップ計画に基づいて32年度までと考えています。
問 その後の計画はあるのか。
健康福祉部長 被災者の状況などをしっかりと確認して必要と判断すれば考えます。
問 複数年の計画を立てるべきと思うがどうか。
社会福祉課長 まずは、32年まで支援する計画です。
問 いわぬまひつじ村について、市長が今後は障害者の就労場所として続けてもらいたい、被災者の新しい触れ合いの場になっていけばいいと話した。被災者の心のケアとして始まった羊を今はどう捉えているか。
健康福祉部長 被災者の交流や生きがい作り、また、市内外から多くの人が被災地に足を運んでいただくツールと捉えています。
問 心のケア事業、ひつじ村、千年希望の丘、ソバ畑等々、絵にするとほのぼのしているが、大きな維持費を知った市民の心はほのぼのできると考えているのか。
市長 程度もあるので適正に判断していきます。
◎その他の一般質問
・岩沼駅前整備
・児童館

◆須藤功議員
(朝日2号線)
問 用地買収費と工事費を合わせて、総額はいくらになるのか。
土木課長 2億4000万円と見込んでいます。
問 市は道幅4メートルの既存橋をそのままにすると聞いた。29年の6月定例会で、市長は地域との話し合いを進めながら、まずは橋の手前まで道路を整備し、もう1つは、橋と一緒にやることが本当にいいのかどうか、もう少し地域の意向を踏まえながら進めていきたいと答弁した。地域の意向を踏まえての結果なのか。
建設部長 平成30年の6月に事業説明会を行っています。その中で生活道路の利便性を高めるということで5.5メートルの車道にすると、橋につきましては、原状のままでいきたいと説明した中で、特に反対意見はありませんでした。
問 話はどことしたか。
建設部長 朝日地区と長岡地区です。
問 500メートルもの道路、2億4000万円もかけて最後の10メートルにも満たない橋を交換しない、架け替えない、橋だけ片側交互通行、道路に車が集中したら、県道側から入ってくる道路だって渋滞することだってある。そういうことも考えずに橋の計画をする。市長、こんな道路作ろうとして恥ずかしいと思わないか。
市長 恥ずかしいという思いはありません。道路の改良についていろいろ検討しています。地域との話し合いも、自ら話を聞いて、道路の形状によっては、将来、どうなるというところまで検討した上での結論です。

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P7 会派に所属しない議員の一般質問

P7
P7 会派に所属しない議員の一般質問
◆布田恵美議員
(外国人労働者の受け入れ対応)
問 外国人労働者の受け入れを拡大する改正入国管理法が2018年12月に成立した。今後市内における就労拡大を見据え現状の認識を問う。
市長 岩沼市においては、特に製造業が多いという特徴もあり、今後色々情報交換をしながら進めなければならないと思っています。地域の皆さんと課題を話し合いながら受け入れる体制を整えなければ、後々のトラブルにつながるのではないかと思います。
問 住民サービスとしての相談窓口において、言葉のバリアは生じていないのか。
市民経済部長 窓口で困った現状はありませんが、自動の小型翻訳機等を3カ所の部署に配置し、ごみ出しの英語版パンフレットで対応しています。技能実習生等はサポートの方を介して説明する対応を行っています。
問 新たな法案の「特定技能2号」では配偶者と子どもを帯同、条件を満たせば「永住」も可能となる。外国人労働者の家族に対する就学支援や受け入れ体制の検討はどのようになっているのか。
学校教育課長 希望する場合には日本人と同様に無償で受け入れ、同一の教育を受ける機会を保障しています。教職員の英語による授業力向上の研修会の際にも、英語の他の国々の言葉や風習など国際理解も加えて行っていきます。
問 共に同じ地域に暮らす上で、外国人労働者に日本文化を学ぶ機会を提供し、地域文化との交流や相互理解の場が欠かせないと考える。市民まつり、市民交流フェスティバルなど多くの市民が集う場においても、相互の文化の交流などを企画して行ってはどうか。
市民経済部長 外国人労働者が地域の一員として暮らしていくためには、お互いの文化を理解することが必要です。その手段として、市や各種団体が主催するイベント参加を通じて交流を図ることは、効果があることと思っていますので、検討していきます。

◆佐藤一郎議員
(健康診断等)
問 健康診断の受診率向上に向けて31年度はどのような政策を考えているのか。
健康増進課長 受診率の向上策は、がん検診のクーポン券配布、市独自の検査項目の追加を行っています。夜間健診や土・日の健診の実施。受診の申し込みで未受診者に対し個別の勧奨通知で受診率アップにつなげたいと思います。
問 がんは、早期発見、早期治療が重要であるが、健診により要検査等になった場合どのような対応を行なっているのか。
健康増進課長 検査結果に合わせて精密検査の案内を送付し受診を促し、必要に応じて専門医療機関を紹介しています。
問 県内の仙台市、大崎市、石巻市、塩釜市、柴田町で人間ドックの助成を行っている。健幸先進都市として人間ドック、脳ドック、心臓ドック受診者に対する助成を考えてはどうか。
健康福祉部長 市民の健康意識の向上、市民が自ら健康増進に取組むのが重要と考えます。健康教室や相談、各種検診やがん検診の受診率向上に取り組んでおり、人間ドックの助成は考えていません。
問 施政方針では、今年より医療ウイッグ購入の一部助成があるが、柴田町では、40歳以上に6000円から1万2000円を助成している。友好都市の袋井市では、人間ドック、脳ドック、心臓ドックが上限3万まで、後期高齢者のドックは1万円を助成している。健康寿命を延ばし、医療費の節減のため、人間ドックの助成について、市長の考えはどうか。
市長 人間ドックについては、まだ1人当たり数万円の助成をするまでは考えていません。財政的なものもあり、市の健診をしていただき、不足項目を増やし、健康維持をしていただくように思います。せっかくの提案ですので少し勉強してみたいと思います。
◎その他の一般質問
・企業誘致

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P8 会派に所属しない議員の一般質問

P8
P8 会派に所属しない議員の一般質問
◆渡辺ふさ子議員
(市長の政治姿勢)
問 自衛官の募集について伺う。自衛隊法施行令第120条に、防衛相は自治体に適齢者名簿などの資料提出を求めることができるとされている。これは要請できるとあるだけで、自治体が応じる義務は規定されていない。見解を伺う。
市長 地方自治法第2条で規定の法定受託事務として、市町村が処理することとされる事務であると認識しています。
問 資料提出していない自治体も大変に多いが、どう考えるか。
市民経済部長 おのおのの自治体の判断であると考えます。
問 本人の同意のない個人情報の提供は、憲法第13条を根拠とするプライバシーの権利を侵害するのではないか。見解を伺う。
市長 法に基づいて行っており、問題はないと考えます。
問 岩沼市個人情報保護条例の第8条の2に、個人情報の保護について、実施機関はその収集した目的以外の目的のために利用してはならないとある。これに反するのではないか。
市民経済部長 国の見解でも、自衛隊募集に関して必要な資料を市町村が提供することは適正な事務であるとしていますので、問題ないと理解しています。
問 市は平成26年度から、18歳になる適齢者名簿などの資料提出を行っているが、(岩沼市)個人情報保護条例に基づき資料提出はやめるべきではないか。
市民経済部長 条例では、国や他の地方公共団体などに提供する場合であって、事務に必要な限度での使用に相当な理由があると認められるときは提供ができるとしており、問題がないと考えます。
問 情報の提供が本人の利益のためにはならないと考える。まして本人の同意も得ずに行われているのは、おかしいと思うがどうか。
市民経済部長 法に基づいて適正に処理していると考えます。
◎その他の一般質問
・教育の取組

◆佐藤剛太議員
(外国人の受け入れ)
問 外国人労働者が岩沼市で生活をする上で、けがや病気、健康上の問題が発生すると考える。さらに健康保険などの制度もいろいろあり、さまざまな問題も懸念される。医療・保健・福祉サービスの提供、環境の整備について、どのように考えているか伺う。
健康福祉部長 外国人労働者が生活する上では、言葉が通じなくて必要なサービスなどが受けられないなどが予想されます。安心して医療サービスなど受けられるような、対応可能な施設の情報提供や、スムーズな利用のために制度の理解や支援を必要と考えていますので、雇用事業者との連携協力などに取り組んでいきます。
問 4月からの改正出入国管理法施行に伴う外国人労働者の受け入れ拡大に対する市長の見解を伺う。
市長 外国人労働者を受け入れるにあたり、今後さまざまな課題を突きつけられます。その課題の内容が、国そして県で方針を出していないのに、ウエルカムの形には、私はなり得ないと思います。実態をしっかり把握して、その後に岩沼市としては受け入れの判断をしたいと考えます。現実に企業の中で、すでに外国人労働者受け入れを行っていますので、今後はしっかりとした態勢で対応していきたいと思います。
問 今後、キャッシュレス化をどのように行っていくのか。
市民経済部長 外国人の観光客はキャッシュレス決済、クレジットカード、それからQRコード決済などを使用しています。商工会等と連携し、決済事業者による市内店舗向けの説明会を早期に実施したいと考えます。その上で、各店舗のニーズに合ったキャッシュレスシステムを導入してインバウンドの拡大につなげ、受け入れ環境の充実を図りたいと考えます。

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P9 会派に所属しない議員の一般質問

P9
P9 会派に所属しない議員の一般質問
◆佐藤淳一議員
(予算)
問 平成31年度予算の編成方針について伺う。
市長 復興からの脱却、身の丈にあった財政規模への予算縮小が大きな方針です。
問 事業評価によって、廃止など見直された事業はあったのか伺う。
政策企画課長 事業の統合で廃止が4事業ありましたが、即座に廃止するのはなかなか難しいです。
問 地域や市民から予算への要望は何件程度あったのか伺う。
総務部長 集計していないため件数は把握していません。
問 厳しさを増す市財政への理解を深め、予算(税金)の最適配分、市民との協働などを更に進めていくためには、予算編成の透明化が必要と考える。市民からの意見を広く伺い、要望をフェアに判断できる取組を検討してはどうか伺う。
総務部長 市民の要望、意見は担当部署が伺い把握できているものと考えています。予算編成作業は市の大事な意思形成過程の情報ですので、透明化は慎重に行うべきと考えています。
問 四條畷市では市長が各地区で意見交換会を行い、動画をノーカットで公開して、要望についての透明化を行っている。また岡山市では予算の要求状況や査定の状況、そういった予算の核心部分の透明化(公開)が行われている。市の収入は市民の皆さまからの税金であり、先進自治体を研究し検討を進めるべきと考えるがどうか。
市長 現在は、町内会長や区長を中心とした予算説明会を行い、ご意見は次の予算などへ生かしています。できる限り多くの意見を反映させたい思いはありますので、努力をしたいと思います。
問 いざという時への蓄えとして財政調整基金、施設保全整備基金を積み立てているが、適正規模はどのくらいと考えているか。
市長 施設保全整備基金は多いほどよく、財政調整基金は予算規模の10%程度と考えています。
◎その他の一般質問
・市民交流プラザ

◆菊地忍議員
(農福連携)
問 農家の高齢化に伴う労働力不足と障害者等の就労の場の確保を求める福祉分野の連携として注目されている農福連携は、障害者にとって、能力を発揮して社会に参加し経済的な自立にもつながる。また、土に触れ、植物を育てることで精神的にも肉体的にもよい作用をもたらすと期待されている。農業と福祉における双方の課題を解決しつつ、双方に利益があるWin-Win(ウィン・ウィン)の関係を模索して作り上げていくことがこの連携の目的であり、障害者等の就労の場の確保や農山村の活性化など、活力ある地域づくりにつながる事が期待されている。農福連携について見解を伺う。
市民経済部長 農福連携は、福祉分野そして農業分野双方で、メリットを生み出す可能性が大変高い取組であると考えます。さらに、全国的にその動きが広まっていることも認識しています。
問 JAS(日本農林規格)は障害者が生産に関わったことを示す新しい基準を設け、障害者が農業や漁業にかかわる農福連携への理解促進や就労機会の拡大につなげることを進めている。岩沼市もみやぎ農福連携推進ネットワークの構成員となり、農福連携を推進してはどうか伺う。
市民経済部長 昨年の10月に第1回目のみやぎ農福連携推進ネットワーク会議が開催されています。実は岩沼市も会議に参加していますので、(参加を)検討します。
◎その他の一般質問
・これからの防災対策
・香害(こうがい)と化学物質過敏症への対策

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P10 会派に所属しない議員の一般質問

P10
P10 会派に所属しない議員の一般質問
◆橋光孝議員
(パークゴルフ場)
問 実証実験での利用目的を伺う。
市長 震災での空き地活用を検討、市民の皆さんからパークゴルフ場の願いがあったこと、岩沼はどういったパークゴルフ場が一番ふさわしいのか、そしてまた、今後の負担も考えながらいろいろ検討しましょうということです。
問 実証実験は6回行い、延べ100人、実質79名の利用の中で市外の方は何名か伺う。
復興・都市整備課長 市内が8割、市外が2割という構成比です。
問 6日間、しかも土曜日しかやらない実証実験で、本当に実証実験の結果と捉えていいのか疑問である。どう考えるか伺う。
市長 利用者の年齢層を考えると平日が多いと思います。平日、他のパークゴルフ場の利用者が岩沼にどのくらい来てもらえるかも含めて、必要なのは土日どれぐらいかで、いいデータが得られたと思います。
問 2コース18ホールでは余り規模も大きくなく売りにならない。千年希望の丘の木陰でパークゴルフができて、千年希望の丘を周遊できるような県内にはない、いいパークゴルフ場にしてはどうか伺う。
市長 まさにそのとおりだと思います。他にないパークゴルフ場を造ることが大きな目標の1つです。今、亘理、仙台、名取も隣接に皆、パークゴルフ場のコースだらけになるだろうと思います。その中で岩沼が、これから利用者を増やしていくためには何が必要なのかを検討していますので、その1つが千年希望の丘での木陰とか、あるいはコースとしての難易度も十分その要素の1つだと考えています。笑顔を持ちながらゲームができる、そういうパークゴルフ場を目指していきたいと思います。
◎その他の一般質問
・ハナトピア岩沼の活用方法
・森林環境譲与税

◆長田忠広議員
(防災・減災対策)
問 昨年9月議会で提案した公衆無線LAN(Wi―Fi)整備の方向性を伺う。
総務部長 設置の場所は、開設の頻度の高い避難所から設置していくべきではないかと考えますが、31年度は、防災協力井戸とか、土のうステーション設置を優先に進めていきたいと考えます。
問 昨年9月議会で提案したトイレの洋式化整備の方向性を伺う。
防災課長 平成31年3月末で設置総数のうち、約75%が洋式トイレとなります。今後も順次、洋式化を進めていきたいと考えます。
問 避難行動要支援者の支援のためにモデル地域を指定して、必要となる個別計画を策定してはどうか。
総務部長 地域防災計画の改定を行い、その後に避難支援プランを作成します。その避難支援プランの内容について地域の皆さまに説明をする順番で事業を進めていくことになります。その説明を行っていく中で(要支援者支援に)取り組んでいただける地域がありましたら、モデルになっていただき、進めたいと考えます。
問 (以前提案した)災害時における井戸等を活用した施策の進捗状況を伺う。
防災課長 昨年の11月に井戸の所有者に対して郵送で登録要件を満たしているか、またご協力をいただけるかという点について調査を行い、登録が可能な井戸の把握を行ったところです。今後、現地調査及び水質検査を行い、登録事務を進めていきたいと考えます。
問 (以前提案した)浸水対策として土のうを提供する土のうステーションの進捗状況を伺う。
防災課長 市内3カ所に設置することを予定していて、関連予算を新年度で計上したところです。現段階では、中央部は市役所の駐車場、東部は玉浦コミュニティセンター、西部は西公民館を検討しています。
◎その他の一般質問
・子育て支援
・民生委員

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