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令和4年5月号 ナンバー156号

P2 議員の賛否状況と審議結果 | P3 会派代表質問 | P4 会派代表質問 | P5 会派代表質問 | P6 一般質問 | P7 一般質問 | P8 一般質問 | P9 一般質問 | P10 一般質問 |

タブレット
P1 表紙
岩沼市コミュニティセンター
4月1日に開所した施設内には多目的室や交流室、調理室、
和室といった貸室があります。
また、西公民館から移転した、市民図書館西分館もあります。

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P2 議員の賛否状況と審議結果

P2
P2 議員の賛否状況と審議結果
◆議員の賛否状況と審議結果
 一覧表形式です。議会だより、またはホームページをご覧ください。











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P3 会派代表質問

P3
P3 会派代表質問
◆自由民主党・政策フォーラム 橋光孝議員
(人口対策と経済対策)
問 国立社会保障・人口問題研究所が公表した推計値による生産年齢人口(15〜64歳)は今が最大値で、生産年齢人口の占める割合が年々減少する傾向にあり、令和27年(2045年)には51.5%と半数近くにまで減少すると予測されている。そこで人口対策について伺うが、岩沼市では大規模な宅地開発の予定はあるか伺う。
政策企画課長 市が直接行う宅地開発の具体的な計画はありませんが、都市計画マスタープランに基づく構想の実現のためにも、民間事業者の開発を促せるように、市内における土地の利用状況などをはじめ、広く情報を発信していきたいと思います。
問 現在の空き家の数と空き家の活用について伺う。
地方創生推進課長 適切に管理が行われていない空き家は昨年12月末現在で63件です。空き家等の活用促進に関する協定を締結している不動産取引関連の2公益法人と連携し、空き家などに関する相談事業を展開するなど、活用につながるよう取り組んでいます。
問 管理されなくなってからではなく、管理され賃貸や売買ができる状態のうちに対策をしないといけないのではないか。
地方創生推進課長 空き家は相続がきっかけで発生するといわれていることから、相続が円滑に進み、不動産をうまく利活用いただけるよう、早いうちに所有者や家族の方々で話し合っていただけるような相談体制の充実、普及に努めていきます。
問 農家の空き家が増えてきている。宅地と農地を一緒に手放したい農家には、農地法により農家以外に農地が売れない問題がある。農地法ですぐに農地が買えなくても、3年間そこで農業を行うことで買えるとなると、担い手不足や耕作放棄地の問題解決にもつながるので、土地区画整理事業のようにその農地を一時的に行政が管理する取り組みはできないか伺う。
市民経済部長 将来の担い手のための施策、将来の農業の維持というところについてはいい視点だと思いますので、少し研究させていただきます。
問 コロナ禍で遠のいてしまった客足をもう一度戻すために、再度、割増商品券等の施策を実施してはどうか伺う。
市民経済部長 商品券については、今後の感染状況や地域の経済状況、市の財政状況を鑑みながら、必要に応じて、タイミングを見て、発行について検討したいと思います。
問 新たな特産品の開発や、現在岩沼にある商品のブランド化を行っているのか。行っているとすれば、どのような方法で行っているのかを伺う。
商工観光課長 過去には、商工会などと連携して特産品の開発を行ったことがありました。現在は、特産品開発やブランド化を独自で行っている事業者がいますので、市としてはPRなどの面で協力していきたいと思います。
問 ふるさと納税の返礼品に、新しい商品や特産品などは十分に生かされているのか伺う。
商工観光課長 返礼品の種類を増やすために、市内の特産品はもちろん、魅力的な商品を販売しているさまざまな事業者から協力いただいていますので、十分に生かされていると考えています。
問 市長が言っている空港を生かしたまちづくりとして、仙台空港や航空会社等に協力をいただき、市内の飲食店や、「バクテン!!」とコラボして聖地巡礼など岩沼市を回ってもらうような仕組みと航空券をセットにしたふるさと納税返礼品をやれないのか伺う。
市民経済部長 過去にも検討した経緯がありますが、一番のポイントはその事業を実施するプレーヤーがいるかどうかという点で、市の職員が直営で取り組むということを今は考えていませんので、間に入って取り組んでいただける事業者がいれば提案いただきたいと思います。
◎その他の会派代表質問
・新年度予算
・公共施設管理
・社会福祉
・不登校対策等
・新型コロナウイルス感染症対策

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P4 会派代表質問

P4
P4 会派代表質問
◆自由民主党・岩沼市民会議 菊地忍議員
(子どもの未来を創るまちづくり施策)
問 保育所待機児童の解消に向け、東保育所の定員数を増やすなど、これまでもさまざまな対策を実施してきているが、現在の状況と今後の見通しを伺う。
子ども福祉課長 現時点における待機児童数は8人となっています。今後の見通しについては、4年度当初において3人の見込みとなっています。
(保育所待機児童ゼロ政策)
問 思い切って「岩沼市待機児童ゼロ政策」を考えてみてはどうか。全国の待機児童マップを見ると都心部ほど待機児童が多いことが分かる。このことを千載一遇のチャンスと捉え、都心部から安心して子育てができる岩沼に移住する施策を打ち出してはどうか。
市長 ゼロを目標にしていますが、やはり数人出てくるというのが実態です。引き続きゼロを目指していきます。
問 情報教育はこれからの時代を担う子どもたちにとって大変重要で必要な教育と考える。小中学校情報教育における新たな取り組みの一つとして「担当の指導主事を配置する」とあるが、詳細を伺う。
学校教育課長 現在、人選を宮城県教育委員会と調整しているところですが、その役割としてはICT活用に係る相談支援業務を中心に行い、さらに学校現場の情報教育の推進をバックアップしていきたいと考えています。
問 人数は何名くらいを考えているのか。
学校教育課長 1名の派遣依頼をしています。
(にぎわいと交流のあるまちづくり施策)
問 公共交通環境の利便性向上とまちの魅力発信をテーマに、AIを活用したデマンド型の新しい乗り物「岩沼AI運行バス」の実証運行が現在行われているが、現在までの利用状況を伺う。
生活環境課長 年齢の割合になりますが、高い順に80代以上が21.7%、20代が16.7%、50代が15.0%と、若い人からシルバー世代の人まで幅広く利用されているようです。
問 AI運行バスをきっかけとした、岩沼市の経済活性化につながる取り組みを考えているのか伺う。
市民経済部長 AI運行バスに関しましては実証運行をしている段階ということもありますので、まだそこまでは考えていません。まずは域内交通の充実、そこを重点的に考えていき、その上で今回の取り組みをきっかけとして経済活性化に何が活用できるか、研究していきたいと考えています。
問 リーサス(RESAS※)で岩沼市の地域循環率を調べてみると88.8%。年間で127億円が地域外へ流出していることが分かった。市域内でお金が循環する仕組みを作る取り組みとして、バス運賃の支払いにオンライン決済の導入を検討し、これをきっかけに市内各所・各商店を含むさまざまな場所でオンライン決済の導入を進め、「岩沼キャッシュレスタウン」の確立を考えてはどうか見解を伺う。
市民経済部長 バス運賃のオンライン決済あるいはキャッシュレス決済については、現在岩沼市民バスの運行計画の見直しを行っています。その中でもそういったご意見をいただいていますので、検討が必要な部分と捉えています。岩沼市としましては、キャッシュレス決済の導入を検討している事業者がいれば、個々にサポートしていきたいと考えています。
※RESAS=産業構造や人口動態、人の流れ等のビッグデータをマップやグラフで分かりやすく表示できるシステム
◎その他の会派代表質問
・大切な命と暮らしを守るまちづくり施策
・健康で笑顔あふれるまちづくり施策

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P5 会派代表質問

P5
P5 会派代表質問
◆公明党 長田忠広議員
(4病院の再編)
問 県が検討している4病院の再編について見解を伺う。
市長 県南部地域において、医療の拠点として重要な病院であると認識します。県南の周産期医療では、以前はみやぎ県南中核病院の分娩がありましたが、今は中止しています。その結果、岩沼市内の病院に集中していることも現実で、大きな課題となっています。救急医療では、できるだけ医療体制の充実を考慮した上で検討していただきたいと思います。
問 岩沼市にとってのメリット・デメリットを伺う。
市長 メリットは、二次救急医療、周産期について病院がより近い位置に来れば、さらに充実してくると思います。デメリットは、立地場所では岩沼市内の医療機関と連携が果たしてどうなるかとの不安や岩沼市内の医療機関への影響はどうなるかとの不安があります。
問 これまで県に対して岩沼市の考え方をどのように説明してきたか伺う。
市長 昨年9月に今後の方向性が公表になった後、岩沼市としては2市2町の広域として要望を出しました。また、県南4市9町で県に要望を出しました。岩沼が抱える(問題)、名取が行おうとしているもの、それぞれを直接知事に伝えてきた経緯があります。
問 今後、本格的に議論がなされるが、岩沼市としてはどのように対応していくか伺う。
市長 今後、新たな宮城県の医療計画が策定されます。その中で、県南地域の拠点病院として明確に位置付けするよう発言する予定です。
問 総合南東北病院やスズキ記念病院と意見交換はしているのか伺う。
市長 4病院の統合の話が出てから、総合南東北病院、そしてスズキ記念病院に足を運んでいろいろ現状をお聞きしています。我々にとって一番の方法を選択して県に要望していこうということで、情報の共有をしています。
(震災対応)
〇サポート体制
問 震災から11年が経過した今、被災者の現状把握と対応をどのようにしているか伺う。
社会福祉課長 コミュニティ支援員2人を中心に、玉浦西地区において支援が必要と思われる方へ戸別訪問やサロンの開催を継続し、現況の把握に努めています。対応については、訪問などによって把握したさまざまな問題に寄り添い、関係機関へつなぐなどの支援を行っています。
問 災害ケースマネジメントの対応をどのように考えているか伺う。
健康福祉部長 被災者個々の問題を把握し、生活支援や生活再建等の問題解決を図ろうとするもので、被災者や被災世帯の包括的な支援につながるものと考えます。
問 災害ケースマネジメントの仕組みを平時から構築する必要性があると思うが、見解を伺う。
健康福祉部長 災害ケースマネジメントについては非常に有効であると認識していますので、岩沼市に合った仕組みについて今後研究していきます。
〇震災の記憶を風化させない施策
問 岩沼市としてのこれまでの取り組みと今後の方針を伺う。
地方創生推進課長 千年希望の丘交流センターの整備や、岩沼市の復興の歩みをまとめた「震災記録誌」など、さまざまなツールを活用し、震災伝承や防災教育に取り組んでいます。今後も引き続き、千年先まで大震災の教訓と感謝を伝えていくため、伝承に取り組んでいきます。
問 2月には市役所2階市民ホールで震災のパネル展示を行った。今後は岩沼市役所だけではなくて、西部地区のコミュニティセンターなどを巡回してはどうか伺う。
総務部長 伝承の在り方については長く続けられる方法はどういうものかも含めて検討してみます。
問 伝承・風化が大きな課題となっている。市長の思いを伺う。
市長 岩沼ならではのアピールの仕方をしていけばいいと思います。いずれにしても、風化させないように少しでもアピールしていきたいと考えます。
◎その他の会派代表質問
・市長の選挙公約
・グリーンピア岩沼

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P6 一門一答方式による一般質問

P6
P6 一門一答方式による一般質問
◆高梨明美議員
(農業振興の在り方)
問 これまでの3年間、ハナトピア岩沼の土地の取得について、どのように取り組んできたのか伺う。
市民経済部長 土地の取得については、施設をどのように活用していくのかがキーになるということで、今のままの利用形態で使うことで買い取れるのか、ハナトピア在り方検討委員会で提言いただいたような、少し使い道を変えてから買い取るのか、国の補助金の返還とか、そういった事情もあり、少し時間をいただいていました。
問 在り方検討委員会の新施設に係る提案について、詳しく伺う。
市民経済部長 体験加工室は改善センターの機能の一部を取り込んでいただきたい。産直の部分は使いやすい場所に移転、野菜だけでなく物産観光的な品物も取り扱ってほしい。また、園庭部分は、子どもの遊び場や高齢者が散策できるような園庭にしてほしいといった方向性が示されています。
問 農村環境改善センターの加工室は、現在の規模を維持したまま残してほしいとの声が多くある。農村環境改善センターの事業をハナトピア岩沼に継承できる環境整備をしてはどうか伺う。
農政課長 公共施設等総合管理計画の方針に基づいて、ハナトピア岩沼の環境整備を検討していきたいと考えます。
問 若い方たちが利用しやすい加工室の環境づくりが必要ではないか。例えば、加工室の隣の利用が少ないコンピューター室をキッズルームにして、子どもの様子を見ながら作業することも可能ではないか。
農政課長 施設の有効活用という点から、(それを)視野に入れながら検討していきたいと考えます。
問 統廃合について、施設の利用者の方たちの意見を聞きながら、今後の計画を進めてはどうか伺う。
農政課長 施設の利用者の意見も伺いながら、両施設の在り方を検討していきたいと考えます。
◎その他の一般質問
・男女共同参画の取組


◆寒風澤敦司議員
(今後のまちづくり)
問 北長谷字内田地区の土地開発整備の位置と面積について伺う。
都市計画課長 岩沼西コミュニティセンター西側、整備面積3ヘクタールになります。
問 土地の用途は住宅地なのか、商業用地なのか伺う。
都市計画課長 開発事業者から、商業の用途と伺っています。
問 開発事業者について伺う。
都市計画課長 イオンタウン株式会社となっています。
問 土地造成工事の着手及び整備完了予定年度について伺う。
都市計画課長 市街化区域編入へ向けて宮城県と協議中であり、市街化区域編入後に企業が土地造成工事に着手すると見込まれています。
問 仙台東部道路岩沼インターチェンジ周辺の土地開発整備について伺う。
都市計画課長 今後の進め方として、アンケートによる地権者の都市的土地利用に対しての意向調査を行なっていく予定です。
問 人口減少対策として住宅地造成が必要と思うが、岩沼市の考えを伺う。
都市計画課長 持続可能で健全な都市経営が可能なコンパクトシティを目指し、需要に応じた適正規模の開発を検討していきます。
問 フロンティアパーク地内の用地確保の進捗状況について伺う。
政策企画課長 宮城県土地開発公社が所有の土地で、早期に用地確保を目指し協議を進めています。
問 整備スケジュールについて伺う。
政策企画課長 土地購入のめどが付き次第、公募等を行い各工程において関係機関と調整を図りながら進めていきます。
問 グリーンピア岩沼のホテル公募の条件設定の工夫について伺う。
総務課長 建物の貸付料を無償とし、修繕・改修等は事業者(負担)とし、民間の発想を反映しやすくしています。

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P7 一門一答方式による一般質問

P7
P7 一門一答方式による一般質問
◆布田恵美議員
(グリーンピア岩沼の利活用)
問 現在休止している宿泊棟施設活用の方向性(運営体制、事業内容など)について、今後の市の方針を伺う。
総務課長 今回の第1回目はホテル事業を継続する方向で、関連資産の貸付事業者の公募を進めています。
問 あくまでも、ホテル事業継続の方向で進めていくのか。
総務課長 ホテル運営事業者からの応募がなかった場合は、ホテル以外の活用方法も検討しなければならないと考えています。
問 先日「宮城県が日本語学校開設を検討する方針を決めた」と報道があり、地方の人口減少が加速する中、幅広く人材を呼び込み、産業振興と国際化推進を目指すとされている。グリーンピア岩沼の利活用策として施設や環境を生かして、日本語学校の設置や誘致を検討してはどうか。
総務課長 現在、公募で進めていますので、現時点でそこまでの考えはありません。今後、宮城県の動きにも配慮しながら、ホテル事業以外の活用を検討する際には、参考にしていきます。
問 北海道東川町は町立日本語学校を卒業した外国人の地元就職や、定住を積極的に支援して人口増につなげている。岩沼市は地の利、温暖な気候、雇用の場としてスーパーやコンビニ、飲食店、食品製造業などもあって恵まれている。日本語学校設置に関して優位な立場にあると思えるが、再度、考えを伺う。
総務課長 岩沼市の優位性については他の地域との比較ということになりますので、回答するのが難しいと考えます。しかし、地の利を生かして、産業振興策を推進するということは、大切な視点と認識しています。
◎その他の一般質
・新型コロナウイルス感染症対策
・市制施行50周年記念事業


◆須藤功議員
(市長の政治姿勢)
問 市長の2期8年を振り返り、市長の政治姿勢を伺う。
市長 復興の完成が私の最大の課題でした。私の姿勢としては、復興もまちづくりも市民が主役であり、市民の声が反映されることが大事であると考えています。
問 大震災後に建設した施設の年間維持管理費について。千年希望の丘の維持費はいくらか。
総務課長 令和2年度決算額が約3860万円となっています。
問 新年度の予算案に4700万円くらいの維持費を見込んでいる。半分相当の2400万円が草刈りの委託である。この委託は元市長が経営する会社へ随意契約をしている。令和4年度も元市長の会社へ随意契約をするのか。
建設部長 協会と随意契約をすると考えています。
問 誰でもできる草刈りがなぜ随意契約なのか。競争性や公平性に問題はないのか。圧力はないのか。
市長 特別な見方をされているようですが、全体面積からすると業務量に対して相当安く抑えられていると思います。多くの市民の方々が関わって維持管理に取り組んでいます。圧力があるのかという話にはなっていません。
問 コロナで生活が苦しい人がいる。必死に働いて市に税金を払っている。市の自主財源からこの維持費は出ている。国や県からもらう依存財源から払うわけではない。前回の一般質問でも、安いからいいと言っているが、こういうことをやって恥ずかしいと思わないのか。
副市長 随意契約が妥当という判断で行っています。理由については、金額的に積算上、安くできるところが大きな理由の一つです。
問 安いからいいということは、正当性にならない。公平性もない。やめたほうがいいのではないか。
副市長 金額が安く見込めることについては、通常の設計をして競争したとして、それよりも1800万円万ほど安く仕上げていくことが見込まれます。

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P8 一門一答方式による一般質問

P8
P8 一門一答方式による一般質問
◆酒井信幸議員
(新型コロナウイルス感染症対策)
問 ワクチン接種をされない方への周知について伺う。
健康福祉部長 広報とホームページでお知らせしています。2月には全戸にリーフレットを配布し、案内しています。
問 教職員のワクチン接種率を伺う。
健康福祉部長 職種別のワクチン接種率は把握していませんが、県の方針でエッセンシャルワーカーに1月下旬から専用の案内を行い、接種が進められています。また、各居住地で接種しているものと考えています。
問 政府は3回目ワクチン接種対象者全員の完了に向け、新たなワクチン配送計画を示した。今後、市の計画は早まるのか。
健康福祉部長 ワクチン接種については国の接種間隔の前倒し方針を踏まえ進めています。今後、国のワクチン供給を踏まえ、早期の接種を検討していきます。
問 オミクロン株が主流となり、感染者が増えてきた場合の授業体制や登校の仕方を伺う。
学校教育課長 感染拡大の恐れがある場合は、オンラインによる家庭学習の日を設定して、児童生徒同士の接触を減らし、感染拡大の防止に努めます。
問 小中学校の学級閉鎖、学年閉鎖、臨時休校の判断基準は、誰が決定するのか。
学校教育課長 学校保健安全法で、学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に学校の全部または一部の休業を行うことができるとあります。決定は学校の意見を取り入れ、最終的に設置者の教育委員会で判断します。
問 市長の施政方針で、市民の皆様の生活を守ることを最優先事項として感染症対策、経済対策に取り組みますと述べているが、どのような経済対策を行うのか。
市民経済部長 感染の急拡大で市内事業者にも影響が出ていますので、給付金のような対策を今議会中に追加補正で提案することを考えています。


◆大村晃一議員
(子育て支援と対策)
問 令和4年度の予算案で、(仮称)岩沼西子育て支援センター工事が新規の取り組みとして盛り込まれているが、施設の全体像を伺う。
子ども福祉課長 1階にフリースペース、相談室、授乳室を設け、2階には、屋内遊戯スペースと講習会や子育てサロンなどを行える場としてのスペースを設けます。また、エレベーターを設置したいと考えています。
問 未就学児の遊戯施設が整っていくのは素晴らしいが、未就学児と小学生児童などを共に育てている家庭も多い。そのような家族構成でも、一緒になって遊ぶことができるように、幅広い年齢の子どもたちが安心して屋内外で遊べる施設整備も必要と考えるがどうか。
健康福祉部長 すぐには難しいですが、ハナトピア岩沼の在り方検討委員会で、子どもたちの遊び場や高齢者の散策などができる施設の答申がありましたので、今後検討を考えていきます。
問 ハナトピア岩沼は駐車場があり、屋外もフェンスで囲まれて、良いと思っている。外はもっと自由に遊べるように改修工事を行い、屋内は大型遊具の部屋や乳幼児を対象にした部屋を設けるなど、幅広い年齢層の子どもたちが遊べるように改修を行えば良いと思うが、見解を伺う。
市長 研究はしていますが、財源の問題等々があります。まずできるところからやっていこうということで、基本構想づくりをスタートしています。本当にいい場所だと思うので、有効活用していきたいと思っています。
問 岩沼市の一時預かり受け入れ開始対象となる子どもの条件は、離乳食をほぼ終えた子どもとなっているが、多くの自治体では離乳食を終える前から受け入れを開始している。受け入れ対象となる子どもの時期を早めてはどうか伺う。
子ども福祉課長 預かりができる方向で、いろいろ検討していきたいと思います。

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P9 一門一答方式による一般質問

P9
P9 一門一答方式による一般質問
◆佐藤剛太議員
(今後の公共施設等の管理)
問 岩沼市は平成26年11月現在、総延べ床面積で約14万平米の公共施設、公共建築物を保有しており、市民1人当たりでは約3・1平米の延べ床面積を保有している。今年度中に改定される計画では、それがどのように変わったのか伺う。
政策企画課長 見込みの範囲内での回答になりますが、総延べ床面積は、約17万平米になっています。市民1人当たりの延べ床面積は、3.1平米から3.8平米になりました。
問 築40年を経過した公共建築物の施設名と築年数を伺う。
政策企画課長 築40年を経過した建物は20施設で、岩沼北中学校の屋内運動場が築58年、岩沼小学校の校舎が築51年、市民体育センターが築49年になります。
問 これまでの計画では既存の公共施設等を全て更新する場合の更新費用は、40年間で総額1391億8000万円から1819億2000万円が必要と見込まれていた。改定版では、どう変わったか伺う。
政策企画課長 令和4年度から令和37年度までの34年間で、総額では約1360億円から1760億円となります。1年当たりの更新経費の比較で、当初は1年当たり34.8億円から45.5億円でしたが、更新後は40.1億円から51.9億円の見込みで、1年当たりは増額となっています。
問 他自治体では公民連携で公共施設の建築、運営を行っている。岩沼市においても積極的に公民連携を取り入れるべきと考えるが、岩沼市の公民連携を活用した公共施設の整備や運営についての考えを伺う。
政策企画課長 これからの公共施設の整備等において、民間の力を活用していくことは、今後一層重要性を増していくものと考えています。施設整備を検討する際や施設の管理方法を見直す際には、当初から公民連携を選択肢の一つとして考えています。


◆佐藤一郎議員
(仙台空港運用時間延長に係る要望事項)
問 志賀沢川改修工事の早期着工について伺う。
政策企画課長 昨年、県で策定した「見える川づくり計画」の中に位置付けられ、早期改修の要請をしています。令和7年度以降に着手すると位置付けられています。
問 矢野目西地区の開発は、市の都市計画マスタープランでは、新産業エリアとして位置付けられている。今後の開発について伺う。
政策企画課長 開発や立地に関する民間企業の意向を把握すべく、県の補助事業を活用して矢野目西地区の南側も調査対象地区の一つに含め、産業用地調査を実施し、調査結果を取りまとめています。
問 仙台空港アクセス線の延伸は、3時間延長の際に覚書を取り交わしている。矢野目地区住民の利便性、矢野目西地区の開発と連動し必要と思うがどうか。
政策企画課長 覚書の事項がいまだに達成されていないことは極めて遺憾です。フロンティアパーク地内の地域活性化拠点施設の実現や、矢野目西地区・空港周辺地域の開発に伴い、新たな旅客需要の創出が必要という県の理屈も一理あると考えます。県、関係機関に引き続き要望したいと考えます。
問 フロンティアパークのどこの部分をにぎわい創出の拠点として考えているのか伺う。
政策企画課長 施設の機能は、これから詰めていきます。空港の滑走路が一望でき眺望性に優れた場所であり、立地する施設は特性を生かした配置になると考えます。
問 矢野目地区の明るい未来に向け、地域コミュニティの維持や新たな人口流入を図るため、空港との共存共栄が必要だが、取り組みを伺う。
政策企画課長 矢野目地区が持続可能な町となるため、土地の流動性を高めるよう市街化区域への編入や、地区計画の導入について県、矢野目地区の住民の皆さまと検討したいと考えます。
◎その他の一般質問
・空き家対策

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P10 一門一答方式による一般質問

P10
P10 一門一答方式による一般質問
◆渡辺ふさ子議員
(より安全・安心な学校給食用パン)
問 2019年6月から農民連食品分析センターが学校給食用パンの調査に着手し、国産小麦・米粉で作ったパン以外の全てからグリホサートが残留農薬として検出された。農水省はアメリカ、カナダ産小麦の9割以上からグリホサートが検出されたと報告している。このことについて見解を伺う。
教育長 残留農薬は避けるべきものと思っています。
問 県の学校給食用小麦粉の基本ブレンド割合は、アメリカ、カナダ、国産が70%、宮城県産「夏黄金」が30%となっている。外国産の割合は約何%か。
教育次長 現在使用している小麦粉は外国産が50%、国内産が50%です。令和4年4月から国産小麦100%を使用する予定と学校給食会から伺っています。
問 画期的で大変うれしい。どういう経過があったのか伺う。
教育次長 学校給食会も今回の残留農薬の件は課題と思うところがあったようで、常々国産に変えられないか、地産地消の観点も含め検討いただいており、4月から県内産50%、北海道産50%で実施できる見込みとなっています。
問 岩沼産米粉パンは、別に作っているのか。
教育次長 学校給食会ではない所にお願いし、岩沼産ひとめぼれが80%、グルテンは外国産、国産も含めて20%を使っています。
問 給食の米粉パンの回数は年にどのくらいか。
教育次長 学校によりますが、年4回から12回で提供しています。
問 4回では少ない。もう少し回数を増やせるよう検討してほしい。また、米粉パンはグルテンなしでも作れるとの情報もある。小麦粉アレルギーの子も安心してみんなと一緒に食べられるように教育委員会での検討と、製造している業者さんにも研究や工夫をしていただくよう要望する。
◎その他の一般質問
・感染拡大の新型コロナウイルス対策


◆次の定例会の開会は7月5日(火)の予定です。

◆7月定例会をライブ配信します。
 ご自宅のパソコンやスマートフォンから、本会議や一般質問を生中継で見ることができます。インターネットで「岩沼市議会映像配信」と検索すると、開催されている議会をご覧になることができます。
 定例会は午前10時から開催される予定となっておりますので、ぜひご自宅から議会をご覧ください。

◆録画映像を配信しています。
 岩沼市議会のホームページや質問を行った議員のQRコードからアクセスできます。
 平成30年12月定例会までさかのぼり、過去の定例会を見ることができます。

◆議会を傍聴しませんか。
 岩沼市議会では、本会議及び委員会を公開していますので傍聴ができます。

◆今月の表紙写真
 撮影担当:寒風澤敦司・橋光孝
 西部地区防災コミュニティセンターは、地域コミュニティ活動、防災活動及び地域住民の生きがいづくりの活動の拠点です。
 表紙の子どもたちはテープカットに参加してくれた児童の皆さんです。

◆議会広報特別委員会
 委員長:橋光孝 副委員長:寒風澤敦司
 委員:櫻井隆 渡辺ふさ子 須藤功 田村宏 高梨明美

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