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令和2年3月号 ナンバー147号

P2 1月臨時会関係 | P3 各委員会の選任等、会派届出 | P4 新議員紹介 | P5 議員の賛否状況と審議結果 | P6 一般質問 | P7 一般質問 | P8 一般質問 | P9 一般質問 | P10 一般質問 |

よろしくお願いいたします。市民の皆さまにご信任いただいた議員18名です。皆さまのご期待に沿えるよう頑張ります。
P1 表紙
よろしくお願いいたします。
市民の皆さまにご信任いただいた議員18名です。
皆さまのご期待に沿えるよう頑張ります。
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P2 1月臨時会関係

P2 1月臨時会関係
P2 1月臨時会関係
令和2年第1回(1月)臨時会
◆議長に飯塚 悦男氏、副議長に佐藤 一郎氏
岩沼市議会の議長並びに副議長の選挙、常任委員等を選任するための臨時会(令和2年第1回臨時会)が、1月14日に開かれました。
この臨時会は、市議会議員改選後の初議会で、議長・副議長の選挙、議会運営委員・常任委員の選任、亘理名取共立衛生処理組合議会議員・亘理地区行政事務組合議会議員 及び宮城県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙などを行うとともに、市長から提出された監査委員の選任について同意し、閉会しました。
 会議に先立ち、第1回議員全員協議会が開催され、議員・職員等の自己紹介を行った後に、主に初議会の進め方について確認を行いました。

◆就任の挨拶
  • 議長 飯塚 悦・副議長 佐藤 一郎
     このたび、第1回臨時会において、議長並びに副議長に就任いたしました。岩沼市議会の代表として、光栄に存じますとともに、その職責を全うするために全力で取り組んでまいります。
    岩沼市が取り組む東日本大震災からの復興の総仕上げ、そして市勢発展並びに住民福祉向上に向けて、誠心誠意努力してまいる所存でありますので、今後とも一層のご支援をお願いいたします。

◆議長の選挙
 田村宏臨時議長の下、議長の選挙が行われ、投票の結果、有効投票数15票のうち14票を獲得した飯塚悦男議員が議長に当選しました。
    飯塚 悦男 14票
    布田 一民  1票

◆副議長の選挙
 飯塚悦男議長のもと副議長の選挙が行われ、投票の結果、有効投票数16票のうち14票を獲得した佐藤一郎議員が副議長に当選しました。
    佐藤 一郎 14票
    酒井 信幸  1票
    布田 一民  1票

◆審議した議案等
・ 選挙1号 議長の選挙(当選決定)
・ 選挙2号 副議長の選挙(当選決定)
・ 選任1号 議会運営委員の選任(決定)
・ 選任2号 常任委員の選任(決定)
・ 選挙3号 亘理名取共立衛生処理組合議会議員の選挙(当選決定)
・ 選挙4号 宮城県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙(当選決定)
・ 選挙5号 亘理地区行政事務組合議会議員の選挙(当選決定)
・ 議案1号 岩沼市監査委員の選任につき同意を求めること(同意)
・ 決議1号 議会広報特別委員会の設置に関する決議(原案可決)
・ 議会運営委員会の閉会中の継続審査・調査事件(決定)

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P3 1月臨時会関係

P3 各委員会の選任等、会派届出
P3 各委員会の選任等、会派届出
◆総務常任委員会
  • 総務部門の所管に属する事項及び他の委員会の所管に属さない事項
     委員長  菊地  忍
     副委員長 酒井 信幸
     委員   長田 忠広
      〃   櫻井  隆
      〃   田村  宏

◆教育民生常任委員会
  • 教育部門、民生部門及び保健衛生部門の所管に属する事項
     委員長  橋 光孝
     副委員長 大村 晃一
     委員   佐藤 一郎
      〃   須藤  功
      〃   高梨 明美
      〃   渡辺ふさ子

◆建設産経常任委員会
  • 建設部門、上下水道部門、農林水産部門、商工観光部門及び農業委員会の所管に属する事項
     委員長  布田 恵美
     副委員長 寒風澤敦司
     委員   佐藤 剛太
      〃   佐藤 淳一
      〃   沼田 健一
      〃   布田 一民

  • ※飯塚議長は、地方自治法の規定により、全ての委員会への出席権を有することから委員を辞退しています。

    ◆議会運営委員会
  • 議会運営に関すること、議長からの諮問事項等を審議・調査する。
     委員長  佐藤 淳一
     副委員長 酒井 信幸
     委員   長田 忠広
      〃   櫻井  隆
      〃   佐藤 剛太
      〃   橋 光孝

    ◆議会広報特別委員会
  • 議会報の編集、議会情報の公開の推進を行う。
     委員長  菊地  忍
     副委員長 高梨 明美
     委員   大村 晃一
      〃   佐藤 一郎
      〃   須藤  功
      〃   橋 光孝
      〃   田村  宏
      〃   布田 恵美
      〃   布田 一民
      〃   渡辺ふさ子

  • ◆亘理名取共立衛生処理組合議会議員の選出
    • 選挙の結果、次の議員が選出されました。
       長田 忠広
       酒井 信幸
       櫻井  隆
       佐藤 淳一

    ◆宮城県後期高齢者医療広域連合議会議員の選出
    • 選挙の結果、次の議員が選出されました。
       菊地  忍

    ◆亘理地区行政事務組合議会議員の選出
    • 選挙の結果、次の議員が選出されました。
       菊地  忍
       寒風澤敦司
       橋 光孝
       沼田 健一

    ◆市監査委員の選任
    • 市長から選任の同意を求められた市監査委員については、次の議員が同意されました。
       佐藤 剛太

    ◆会派届出
    • 議長宛てに、次の通り、3会派から会派結成の届出がありました。
      (会派届出順)
      ◆公明党
       会 長   長田 忠広
       幹事長   高梨 明美
       (兼会計)
      ◆自由民主党・岩沼市民会議
       会 長   佐藤 剛太
       幹事長   菊地  忍
       会 計   大村 晃一
             酒井 信幸
             寒風澤敦司
      ◆自由民主党・政策フォーラム
       会 長   佐藤 淳一
       幹事長   櫻井  隆
       会 計   橋 光孝
             飯塚 悦男
             佐藤 一郎
             沼田 健一
      ◆会派に所属しない議員
             須藤  功
             田村  宏
             布田 恵美
             布田 一民
             渡辺ふさ子


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    P4 新議員紹介

    P4 新議員紹介
    P4 新議員紹介

    ◆新議員紹介 令和2年岩沼市議会新たにスタート(議席図)














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    P5 議員の賛否状況と審議結果

    P5
    P5 議員の賛否状況と審議結果
    ◆議員の賛否状況と審議結果(令和元年第4回(11月)定例会)
     一覧表形式です。議会だより、またはホームページをご覧ください。















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    P6 一般質問

    P6
    P6 一般質問
    ◆菊地忍議員
    (気候変動に対応した雨水排水対策等)
    問 近年、地球温暖化等に伴う気候変動により世界各地で甚大な災害が多発している。地球温暖化に起因する気候変動が周知の事実となる中、本市の雨水排水対策等について、市内全域の水路図を作成して提示してはどうか。また、岩沼市内の水路がどのように流れているのかを議員も住民もしっかりと把握することも対策の一つと考えるが、見解を伺う。
    建設部長 今後の防災対策という視点から考えると、市内の雨水排水の幹線の系統図とかを市民の方に理解していただくことが、それぞれの防災につながると思います。市のハザードマップと同じように、できるだけホームページ等で公表していきたいと考えます。
    問 地球温暖化に伴う気候変動により、今後も大雨が予想されるが、今後の大雨に対しての対策と方針について伺う。
    建設部長 超大型で非常に強い台風19号により、市内の至るところが浸水しています。被害を軽減するためには、五間堀川の水量を調整する分水路及び排水機場、さらには押分排水ポンプの整備を早期に着手してもらうよう、国や宮城県に強く要望し、市の内水対策の根本的解決を図っていきたいと考えます。
    問 水害対策を考える上で、やはり二酸化炭素削減対策も考えながら、雨水対策を考えていかなければいけないと考えるが、市長の見解を伺う。
    市長 地球温暖化と排水対策の関連性について、今後の対策を岩沼市として、温室効果ガスを削減するなど、できるだけその負荷をかけないという方法をこれからどんどん取り入れていく必要があると思います。そして、全国あるいは世界にそういう機運が高まることを期待していきます。


    ◆渡辺ふさ子議員
    (台風19号への対応と水害対策)
    問 道路・水路被害は西部地区を中心とした43カ所で被害を確認し、16カ所が国の災害復旧事業(1カ所当たり60万円以上)に該当する可能性があると報告があった。状況、内容を伺う。
    建設部長 道路被害は、のり面崩壊2件、路肩崩れ2件、舗装隆起、舗装の被害1件の5件です。河川は河岸の洗掘などが主な被害で、他は、河床の堆積2件の11件です。
    問 床上浸水について、政府は被災者の生活と事業の再建に向けた「対策パッケージ」を決めた。これまでは半壊以上だった支援対象に新たに一部損壊(住家の損害割合が10%以上20%未満)を加えた。日本共産党は、被害認定に関して政府に「浸水の深さで機械的に認定するケースがある。住宅の機能に対する被害の程度を正確に反映することを徹底し、弾力的な認定を行うこと」を求めた。市長の被害認定に関する見解を伺う。
    市長 大きく前進しているなと感じました。なりわいの再生や家屋の新築とか、さまざまな部分に影響しますので、国が踏み込んで支援をしていただけることは、本当にありがたいと思います。
    問 県が平成26年に計画した五間堀川圏域河川整備計画は、30年間を対象期間としているが、洪水被害の発生状況などにより、適宜見直しを行うものとしている。抜本的な水害対策を求めるべき。志賀沢川の改修計画を急ぎ、上流部から中小河川への流入を防ぐ対策が必要ではないか。また、五間掘川上流工区・四日市場との境界にポンプ場を設置し、西部地区の内水を五間堀に流し込む対策が必要ではないか。
    建設部長 要望は毎回、県に伝えています。
    問 押分排水機場のくみ上げる水量を増やしてはどうか。
    土木課長 押分ポンプ場は国で整備することになっており、毎年、阿武隈川の要望に合わせて要望しています。


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    P7 一般質問

    P7
    P7 一般質問
    ◆橋光孝議員
    (8050問題対策の進捗)
    問 6月の定例会で、8050問題について質問したが、その後どのような検討をしたのか伺う。
    健康福祉部長 8050問題に係る相談窓口で、具体的に検討するところまでは至っていませんが、先月末に国から市町村におけるひきこもり相談窓口の明確化と周知についてという通知が発出されたので、窓口開設の可能性について勉強を始めたところです。
    問 8050問題に限らず、ひきこもりに関する全世代の調査を行ってはどうか。
    健康福祉部長 家庭の問題としては、外に相談できないデリケートな問題であり、慎重に行わなければなりませんので、先進事例を参考に調査の方法や内容等を含めて研究していきます。
    問 小中学校で不登校だった、いわゆるひきこもりになっていた生徒が、義務教育終了後、どのようになっているか市では把握し、連携しているのか伺う。
    市長 将来を見据えた場合は、ずっとサポートする必要があると思いますが、義務教育から外れれば、別社会としての受け入れ体制をつくらなければいけません。地域共生社会という中で、改善策ができるか研究していく必要があります。
    問 8050問題を含め、自殺防止、全世代のひきこもり、生活困難、虐待など、総合的な相談窓口を開設してはどうか。また相談窓口には本心で相談しやすくするために市外在住の相談員がいいと考えるがどうか。
    市長 社会としての受け皿をしっかりつくるということが大事だと思います。県が中心になってしっかり人材を育成していただいて、対応できるシステムをつくっていかなければならないと思います。大変身近な市民との話になるわけで、もしかすると市以外のほうがいいのかなど、今のお話を聞いて感じましたので、いろいろ研究をしていきます。

    ◆佐藤剛太議員
    (台風19号への対応)
    問 今回の台風時に、岩沼市が震災後導入した「震災伝承防災アプリ」が全く機能しなかった原因と理由を伺う。
    総務部長 このアプリは、委託先の運営状況が悪化したために業務の履行が現在困難な状況が続いており、データを保存しているサーバーへのアクセスができない状況となっているため、システムのダウンロードが今できないという状況になっています。
    問 アプリが利用できないことを、我々議員も全く知らなかった。そのことを市民にどのように発信して、伝えていたのかを伺う。
    総務部長 大変申し訳ございませんが、現在もこの委託業者に連絡をし続けており、早期の回復をお願いしているところです。現在のこのような状況について、市民の皆さんへの周知は行っていませんでした。
    問 アプリの導入や更新に伴う経費は、いくらかかったのか。また更新回数を伺う。
    復興創生課長 アプリ導入の費用は、477万3600円、更新に伴う費用は、プログラム保守管理の範囲で行っていることから、その費用として、平成27年度の導入時から30年度までの4カ年合計で、14万616円となっています。更新回数は、平成29年3月までに7回更新しています。
    問 ハザードマップは、更新はいつまで行っていたのか伺う。
    復興創生課長 最終更新が平成28年度になります。
    問 震災伝承の機能がほとんどで、災害時に対応できないアプリであれば、一度リセットして、このアプリをなくしてもいいと考えるが、市長の見解を伺う。
    市長 29年の3月以来、更新をしていないというところに大きな問題がありました。今、アプリの更新が行えるかを調査しており、新しい防災アプリの導入も検討していく必要があると考えます。

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    P8 一般質問

    P8
    P8 一般質問
    ◆布田恵美議員
    (災害に強いまちづくり)
    問 先の台風19号時には、築年数の浅い図書館・市民交流プラザが浸水し、不自由な状況が発生したが、今後の浸水対策について伺う。
    教育次長 今後の対策として、土のう機能を有するコンパクトな浸水防止機材導入を検討しています。
    問 (図書館周辺区域も含めて)今後の根本的な内水対策については、大きな政治課題と捉える。市長の見解を伺う。
    市長 内水処理の解決方法をしっかり見いだして、水位を下げる方法の手段を整え、県や国に早急に対策をとっていただくように申し入れしていきます。
    問 令和元年9月策定の要支援者避難支援プランには、福祉避難所として協定を結ぶ17カ所(現在16カ所)がある。有事の際には避難所に避難して、そこから二次的に福祉避難所を立ち上げて受け入れる、となっている。自閉症や発達障害など、生活環境が変わると不安になるため配慮が必要な事例もあり、興奮して大きな声を出すなど、周囲に迷惑をかけたくないので避難をちゅうちょし、幼児を抱えて不安な一夜を自宅で過ごした現実も聞く。早い段階で福祉避難所を立ち上げ、直接受け入れを望む声が多数ある。最初に避難所ではなくて、直接受け入れをしていただける福祉避難所を早い段階で開設することは実現できないのか。今後の対応について伺う。
    健康福祉部長 福祉避難所の開設に当たって、安全に避難できる施設がどこか、検討しているところです。岩沼市避難行動要支援者避難支援プランに基づいて運用を行っていきたいと考えています。できるだけ早期の福祉避難所、もしくは福祉避難所に近いようなスペース確保は、今後の課題と考えています。
    ◎その他の一般質問
     ・岩沼市の産業振興


    ◆佐藤淳一議員
    (防犯対策)
    問 これまで市内に設置された防犯カメラの現状(数など)について伺う。
    市民経済部長 市が管理する施設では、現在、小中学校や地下道など36の施設に131台の防犯カメラが設置されています。
    問 設置されている防犯カメラの効果の検証は、具体的にどのように行っているのか伺う。
    市民経済部長 改めて効果検証は行っていませんが、犯罪の抑止、防止につながっていることは確実だと思います。
    問 岩沼市防犯カメラ設置補助事業の現状と課題について伺う。
    市民経済部長 町内会に2台分、工業団体に8台分の補助を行う予定です。課題は特にありませんが、今後の状況を踏まえ、よりよい制度の運用に努めていきます。
    問 今後の公共施設への防犯カメラの増設計画と、補助事業を活用した新規設置の見込みについて伺う。
    市民経済部長 公共施設の方は、必要に応じて対応をしていきます。カメラの補助事業は、今年度から5カ年の計画で、およそ50台の設置補助を見込んでいます。
    問 小学校区をモデル地区とした子どもの見守り防犯カメラの設置を検討してはどうか伺う。
    教育長 学校の敷地内は考えていますが、校外では、大人の目、社会の目の見守りが一番必要だと思います。
    問 高齢化の時代は昔と違い、いつも子どもたちを見守る目があるわけでない。機械の目などに頼らなければいけない時代がもう来ているものと考る。今後の防犯対策の推進について伺う。
    市民経済部長 岩沼市安全・安心まちづくり基本計画に基づいて推進していきます。防犯意識の高揚、防犯カメラの活用など、犯罪が起きにくい生活環境の推進、整備を進めていきたいと考えています。

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    P9 一般質問

    P9
    P9 一般質問
    ◆酒井信幸議員
    (台風等の水害時における避難等)
    問 市長は「情報を流すのは空振りしても構わない、素早く情報を発信していきたい」と言っていたが、今回、時間差を設けて避難所を開設したのはなぜか。
    市長 確実に受け入れ態勢ができる前提で避難情報を出しています。阿武隈川の水位を頭に入れながら、刻々と変わる気象情報に合わせて避難所を開設しました。
    問 指定避難所は25カ所あるが、開設したのは9カ所だけだった。なぜ他の避難所を開設しなかったのか。
    総務部長 避難所を開設するタイミングは大変難しいと感じました。環境の整備も含めて、開設については検討します。
    問 垂直避難について地域、災害、場所等によって変わる。さまざまな要因を含め、しっかりと周知徹底すべきだと思うがどうか。
    総務部長 垂直避難も避難であるということや、阿武隈川の土手沿いの方には、垂直避難ではなく避難所への避難をしっかりとPRしていきます。
    問 内水ハザードマップを作成する考えはあるのか。
    防災課長 台風19号の被害を受けて、国土交通省が内水ハザードマップの作製を進めるとの報道がありますが、国からはまだ明らかにされていません。
    問 阿武隈川の堤防の強度や高低について伺う。
    土木課長 堤防の強度は水防上、重要な箇所の評価基準は満たしています。堤体が一部完成断面となっていない箇所は、国に整備の要望を行っています。また、堤防の高さは、計画高まで整備済みです。
    問 大雨による阿武隈川の堤防決壊や越水することを想定したシミュレーションをした避難訓練が必要と考えるがいかがか。
    総務部長 堤防が決壊する場所を想定することは難しいため、堤防付近では、水位情報やライブカメラ情報等を注意していただき、早めの避難をお願いしていきます。


    ◆須藤功議員
    (岩沼市の雨水排水)
    問 岩沼市の主な施設として小・中学校、それからハナトピア岩沼、図書館、(市民交流)プラザがある。そこにプラスチックの地下貯留浸透施設(貯留ますという、いったん水をためられる製品)を導入して、近隣の住宅への被害を軽減してはどうか伺う。
    建設部長 (地下貯留浸透)施設を建設することで、被害軽減は若干なりとも図られると考えますが、この施設を整備するには下水道事業計画の見直しも含め、多額の費用と期間を要します。また、この手段による雨水の一時的な貯留による被害軽減は、暫定的な効果しか得られないと考えますので、抜本的な改革、抜本的な改善という意味では、やはり最終形の阿武隈川と五間堀川の整備に視点を置いて考えていきたいと思います。
    問 今回の大雨で市民図書館、(市民交流)プラザは多大な被害になり、エレベーターが故障した。そのお金は誰が払うのか。市の職員が払う訳ではない。民間だったら「こんなミスしているのだから弁償しろ」なんて言われかねない。それぐらい怒られて当然のようなミスである。その時に修理するお金は税金である。岩沼小学校はグランドレベルが高いので、多くの住民の家が浸水被害に遭っている。岩沼小学校の水を少しでも一時貯留し、維持費がかからない製品で住民への被害を少なくする。図書館の駐車スペースにも設置し、軽減してはと考える。市長はどう思うのか。
    市長 考え方として、分からない訳ではありません。基本的には施設整備、あるいは道路も下水も含め最大雨量に対し設計しています。一定以上降りますと、これに耐えきれないという現実もあるわけです。五間堀川の水位を下げることで内水を解決する方向に向けたいと思います。提案については参考にさせていただきますが、それを即やるということには、まだ考えは至っていません。


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    P10 一般質問

    P10 一般質問
    P10 一般質問
    ◆長田忠広議員
    (子どもの健康対策)
    問 子ども医療費助成制度の対象年齢拡大については、何度となく提案してきた。 そこで、改めて子ども医療費助成制度の対象年齢を18歳まで拡大してはどうか伺う。
    市長 このことについては、やはり国はもう少し踏み込むべきだと思っていますので、今後も働きかけをしながら、調査をして、検討していきます。加えて、所得制限もありますので、これも一緒に検討の中に加えています。もう少し時間をいただきながら、できるだけ子育て支援の新たな部分に踏み込みたいと思っています。
    問 市長は、これまでも子育て支援を一生懸命やってきた。これを非常に評価している。しっかり新年度に向けて(対象年齢拡大の)決意を述べていただきたいと思う。
    市長 何といっても財源が大切ですので、新年度予算の中の状況を見ながら検討しているという状況です。今ここで、やるということまでは言えませんので、前向きに取り組んでいきます。
    問 小児がんの治療で骨髄移植など造血幹細胞移植を受ける場合、これまで接種したワクチンの抗体が失ってしまうことがある。 そこで、小児がん治療でワクチン抗体を失った子どもを対象に、再接種費用の助成制度を創設してはどうか伺う。
    健康福祉部長 市町村が実施する再接種費用の助成事業については、県が補助を検討していると伺っています。そこで、詳細がまだ表に出されていないということもありますので、そういった動向を今後注視していきたいと考えます。
    問 県が助成を行うとなった場合、岩沼市も行っていくのか伺う。
    健康福祉部長 県と足並みをそろえるよう前向きに検討したいと考えます。
    ◎その他の一般質問
    ・防災対策



    ◆次の定例会は2月25日(火)に開会、
     会派代表質問及び一般質問は、3月2日(月)・3日(火)・4日(水)に行われる予定です。



    ●議会を傍聴しませんか。
     岩沼市議会では、本会議及び委員会等を公開していますので、傍聴することができます。

     ○本会議の傍聴の手続き
      ・ 議事堂入り口(1階)で傍聴券にお名前、ご住所を記入の上、3階の傍聴席へ移動願います。
      ・ お帰りの際はアンケートとともに「傍聴受付箱」へ投函願います。
      ※ 詳しくは、岩沼市議会事務局(22-1111、内272・273)までお問い合わせ願います。


    ●録画映像を配信しています
     本会議や一般質問をインターネット、スマートホンからご覧になることができます。岩沼市議会のホームページや一般質問を行った議員のQRコードからアクセスできますので、是非ご覧ください。映像はおおむね7日後に配信しております。

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    いわぬま市議会だよりは、ユニバーサルデザインフォントを使用しています。