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平成29年第3回(9月)定例会会議録
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平成29年第3回岩沼市議会定例会会議録(第5日目)
平成29年9月14日(木曜日)
出席議員(18名)
1番 佐 藤 剛 太
2番 菊 地 忍
3番 高 橋 光 孝
4番 植 田 美枝子
5番 佐 藤 淳 一
6番 大 友 健
7番 布 田 恵 美
8番 酒 井 信 幸
9番 須 藤 功
10番 渡 辺 ふさ子
11番 佐 藤 一 郎
12番 国 井 宗 和
13番 布 田 一 民
14番 長 田 忠 広
15番 飯 塚 悦 男
16番 沼 田 健 一
17番 櫻 井 隆
18番 森 繁 男
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
市長 菊 地 啓 夫
副市長 鈴 木 隆 夫
総務部長 大 友 彰
健康福祉部長 高 橋 広 昭
市民経済部長 菅 井 秀 一
建設部長 高 橋 伸 明
総務課長 石 垣 茂
政策企画課長 遠 藤 大 輔
税務課長兼収納対策室長 伊 藤 正 幸
健康増進課長 菅 原 亜由美
介護福祉課長 今 田 昌 美
土木課長 星 幸 浩
下水道課長 大久保 智 志
会計管理者兼会計課長 芳 賀 義 明
水道事業所所長 森 康 雄
消防本部消防長 菅 原 敬
教育委員会教育長 百 井 崇
教育次長兼教育総務課長事務取扱 高 橋 弘 昭
生涯学習課長兼スポーツ振興課長 沼 田 輝 明
監査委員委員 佐 藤 一 郎
監査委員事務局長 横 尾 芳 郎
選挙管理委員会事務局長 安 住 典 雄
農業委員会事務局長 亀 田 明 彦
議会事務局職員出席者
参事兼事務局長 高 橋 進
局長補佐 近 藤 祐 高
議事係長 佐 藤 俊 輔
議事日程
平成29年9月14日(木曜日)午前10時開議
1.開議宣告
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第39号 岩沼市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例について
質疑・討論・表決
日程第3 議案第40号 岩沼市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部を改正する条例について
質疑・討論・表決
日程第4 議案第41号 岩沼市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について
質疑・討論・表決
日程第5 議案第43号 岩沼市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例を廃止する条例について
質疑・討論・表決
日程第6
議案第46号 市道路線の認定について
議案第47号 市道路線の変更について
一括質疑・討論・表決
日程第7 議案第48号 工事請負契約の締結について
質疑・討論・表決
日程第8 議案第49号 工事請負契約の締結について
質疑・討論・表決
日程第9
議案第50号 平成29年度岩沼市一般会計補正予算(第2号)について
議案第51号 平成29年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第52号 平成29年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
議案第53号 平成29年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について
議案第54号 平成29年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第55号 平成29年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第56号 平成29年度岩沼市特定公共下水道事業会計補正予算(第1号)について
議案第57号 平成29年度岩沼市水道事業会計補正予算(第1号)について
補足説明・一括質疑・討論・表決
日程第10
認定第1号 平成28年度岩沼市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第2号 平成28年度岩沼市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第3号 平成28年度岩沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第4号 平成28年度岩沼市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成28年度岩沼市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号 平成28年度岩沼市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号 平成28年度岩沼市特定公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
認定第8号 平成28年度岩沼市水道事業会計利益の処分及び決算認定について
補足説明・総括質疑
決算審査特別委員会設置 ─ 付託
2.閉議宣告
本日の会議に付した事件
日程第1から日程第10まで
午前10時開議
○議長(森繁男)御起立願います。おはようございます。御着席願います。
ただいまの出席議員は18名であります。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(森繁男)日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、7番布田恵美議員、8番酒井信幸議員を指名いたします。
日程第2 議案第39号 岩沼市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例について
○議長(森繁男)日程第2、議案第39号を議題といたします。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第39号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第39号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第39号岩沼市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例については原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第3 議案第40号 岩沼市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部を改正する条例について
○議長(森繁男)日程第3、議案第40号を議題といたします。
これより質疑を行います。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)え、岩沼市長期継続契約を締結することができる契約というものの目的は何なのか。え……そして、その目的に対して5、6、7という(5)、(6)、(7)を追加してますけど、これ何のために必要なのか、そこについてお伺いをしたい。
○議長(森繁男)執行部の答弁を求めます。大友彰総務部長。
○総務部長(大友彰)この関係につきましては、地方自治法の第234条の3の規定に基づきまして、地方公共団体が翌年度以降にわたり契約をするものにつきまして、電気、ガス及び水の供給などのような契約につきましてできることとされていることを受け、地方自治法施行令第167条の17の規定に基づいて、その契約の性質上、翌年度以降にわたり契約を締結することによって、事務の取り扱いに支障を及ぼすことのないようにするものにつきまして条例で定めることとなっておりますことから、この条例で岩沼市の長期契約について定めているものでございます。
内容につきましては、商行為上、複数年にわたり契約することが一般的なものについて定めているもので、今まで行っているものとしては、OAの借り入れのもの、庁舎管理業務の委託に関するようなものがございますが、今回につきましては、調査計測等において使用する特殊な機器の借り受け、または運用、保守管理などにつきましては、単年度で契約するよりも長期的な契約を行うほうが市にとって大変安定的な契約ができるということで5号を追加させていただき、6号につきましては複数年にわたって契約をすることで安定的な役務を提供できるもの、例えば学校給食の委託などを想定しているわけでございますが、そのような契約ができるようにさせていただくために今回提案をさせていただいているものでございます。
○議長(森繁男)よろしいですか。須藤議員。
○9番(須藤功)あの、複数年の契約っていうのは、今までたしかあったはずだと思うんですけど、あのお……何でこれがまた条文化しなければいけないのか、あの、あったんじゃないかと思ってるんですけど、その辺どうなんでしょうか。
○議長(森繁男)大友総務部長。
○総務部長(大友彰)条例のほうは改正でございますので、既定の条例がございます。その中で、ただいままでは1号から4号までの中で電子機器の関係、庁舎に関する関係、庁舎の警備に関する関係、公用車や複写機の関係を個別的に1個1個規定させていただいておりました。今回規定させていただこうとするものはその1号から4号の中に入り切らないものでありますので、5号、6号として追加をさせていただくものでございます。
○議長(森繁男)よろしいですか、須藤議員。
○9番(須藤功)あの……その何て言うの、う……複数年の話なんだけど、例えば学校給食っていうのは、じゃ今まで何年でやってたんですか。例えばさっき、学校給食の話があったんだけど、それからあのお……いろんな業務委託だって3年とかたしかやってたような記憶があるんですが、私が今までの関係では。これが複数年っていうことは、何年まで延ばせることができるのか、そういうことも含めて、え……もうちょっと具体的に説明してほしいです。
○議長(森繁男)大友総務部長。
○総務部長(大友彰)この条例に基づきまして5年間までの長期契約ができるようにさせていただくものです。学校給食につきましては、今まではこの項目に該当しておりませんので、入札をさせていただいて、その後に継続することが適切かどうかというものを指名委員会のほうで判断させていただいて、指名委員会の要綱の中で可能な期間について随意契約で対応させていただいていたという状況です。
○議長(森繁男)ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第40号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第40号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第40号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第40号岩沼市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4 議案第41号 岩沼市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(森繁男)日程第4、議案第41号を議題といたします。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第41号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第41号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第41号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第41号岩沼市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第43号 岩沼市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例を廃止する条例について
○議長(森繁男)日程第5、議案第43号を議題といたします。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第43号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第43号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第43号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第43号岩沼市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例を廃止する条例については原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第46号 市道路線の認定について
議案第47号 市道路線の変更について
○議長(森繁男)日程第6、議案第46号及び議案第47号の2件を一括して議題といたします。
これより一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第46号及び議案第47号の2件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第46号及び議案第47号の2件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第46号及び議案第47号の2件について1件ずつ討論、採決いたします。
議案第46号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第46号市道路線の認定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第47号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第47号市道路線の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 議案第48号 工事請負契約の締結について
○議長(森繁男)日程第7、議案第48号を議題といたします。
これより質疑を行います。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)え……このまず請負の入札の落札率が幾らで、それからあと、これが1つですね。
それから、制限つき一般競争入札となっているんですけど、この制限つきの条件はどういう条件だったのかが2点。
そして、最後に、何社応募があって、市外は何社いたのか、その辺のことについて伺う。
○議長(森繁男)執行部の答弁を求めます。石垣茂総務課長。
○総務課長(石垣茂)落札率についてお答え申し上げます。
岩沼橋かけかえ工事につきましては、99.86%の落札率でありました。
続きまして、2番目の制限つき一般競争入札の制限内容につきまして、岩沼市競争入札参加資格を受けている業者で、県内に本店または支店を有するもので、国が定める土木一式の総合評定値が市内で750点以上、市外で900点以上で、特定建設業の許可を有し、過去10年間に同種、橋りょう新設工事となりますけれども、の工事を元請として施工した実績のあるものとの条件を満たすものを参加資格といたしております。
3点目の業者参加数ですけれども、市内の2業者の参加がございました。
○議長(森繁男)よろしいですか。(「はい」の声あり)
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第48号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第48号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第48号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第48号工事請負契約の締結については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第8 議案第49号 工事請負契約の締結について
○議長(森繁男)日程第8、議案第49号を議題といたします。
これより質疑を行います。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)え、また48号と同様の質問です。まず落札率、そして、この制限つきの内容、そして最後は、あ……何社入札の応募があって、市内外、何社ずつあったのか。
あと、ちょっとさっき聞き忘れたんだけど、工期も教えてください。
○議長(森繁男)執行部の答弁を求めます。石垣茂総務課長。
○総務課長(石垣茂)お答えします。
まず最初に、落札率でございますけれども88.81%でございます。
次に、2番目の御質問の制限資格でございますけれども、48号と同様に、岩沼市競争入札参加資格を受けているもので、県内に本店または支店を有するもので、国が定める土木一式の総合評定値が市内750点以上、市外900点以上で、特定建設業の許可を有し、過去に同種、泥水工法等でヒューム管800ミリ以上の推進工を行ったことがある業者で、その工事を元請として施工した実績のあるものということになっております。
また、入札に参加いただいた方につきましては、市内1社、市外5社でございます。
なお、施工期間につきましては、30年3月30日となっております。以上でございます。
○議長(森繁男)よろしいですか。(「はい」の声あり)
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第49号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第49号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第49号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第49号工事請負契約の締結については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第9 議案第50号 平成29年度岩沼市一般会計補正予算(第2号)について
議案第51号 平成29年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第52号 平成29年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
議案第53号 平成29年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について
議案第54号 平成29年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第55号 平成29年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第56号 平成29年度岩沼市特定公共下水道事業会計補正予算(第1号)について
議案第57号 平成29年度岩沼市水道事業会計補正予算(第1号)について
○議長(森繁男)日程第9、議案第50号から議案第57号までの8件を一括して議題といたします。
議案の補足説明を求めます。大友彰総務部長、登壇の上、説明願います。
〔大友彰総務部長登壇〕
○総務部長(大友彰)議案第50号平成29年度岩沼市一般会計補正予算(第2号)について補足説明を申し上げます。
4ページをお開き願います。
第2表、債務負担行為補正の追加は、岩沼市LED道路照明灯導入促進事業に係る賃借料並びに公共施設再構築事業における東部地区子育て拠点整備に係る工事費等について、期間と限度額を定めるものでございます。
5ページをごらん願います。
第3表、地方債補正の変更は、今年度発行可能額の確定に伴い、臨時財政対策債について起債限度額を増額するものでございます。
9ページをお開き願います。事項別明細書の歳入の概要について御説明を申し上げます。
9款1項地方特例交付金は、29年度交付額確定により、1,197万7,000円を増額するものでございます。
10款1項地方交付税は、普通交付税が29年度交付額確定に伴い増となる一方、震災復興特別交付税において復興交付金対象事業に係る繰越予算の精算に伴い、地方負担分に対する措置額を減額補正するなど3億1,712万4,000円を減額するものでございます。
12款1項負担金は、震災被災者に対する保育所保育料の減免措置を29年度においても継続して実施することとし、1,270万6,000円を減額するものでございます。
13款1項使用料は、市内の飲食業者にハナトピア岩沼レストラン施設の貸し付けを行ったことから、ハナトピア岩沼使用料を計上し、210万円を増額するものでございます。
14款2項国庫補助金は、第18回復興交付金交付申請額の確定に伴う復興交付金の増に加え、生活困窮者一時生活支援事業費を新たに追加し、382万9,000円を増額するものでございます。
15款2項県補助金は、12ページにかけての記載となりますが、前段で御説明をいたしました震災被災者の保育料減免措置に対する補助金等を計上し、1,148万7,000円を増額するものでございます。
18款1項特別会計繰入金は、介護保険事業特別会計及び後期高齢者医療特別会計における28年度事業の精算に伴う一般会計への返還金を計上し、866万6,000円を増額するものでございます。
18款2項基金繰入金は、14ページにかけての記載となりますが、東部地区子育て拠点整備について復興交付金の交付決定に伴い、復興交付金基金繰入金を計上するとともに、当初繰り入れを予定していた福祉基金繰入金及び財政調整基金繰入金を減額し、4,580万1,000円を減額するものでございます。
19款1項繰越金は、28年度決算剰余金に係る純繰越金を計上し、12億1,451万1,000円を増額するものでございます。
20款5項雑入は、前段で御説明をいたしましたハナトピア岩沼レストラン施設貸し付けに伴う電気料を計上し、100万円を増額するものでございます。
21款1項市債は、臨時財政対策債の29年度発行可能額確定に伴い、1億8,313万3,000円を増額するものでございます。
15ページをお開き願います。
次に、事項別明細書の歳出の概要について御説明を申し上げます。
2款1項総務管理費は、震災関連事業に係る繰り越し予算の精算に伴う復興交付金基金への積立金、平成30年3月の実施に向けた市民バス運行体系見直し関連経費、将来の公共施設長寿命化対策に備える施設保全整備基金への積立金を計上するなど、15億5,865万4,000円を増額するものでございます。
3款1項社会福祉費は、各社会福祉事業の28年度事業費精算に伴う国及び県への返還金並びに生活困窮者に対する一時生活支援事業委託料などを計上し、3,631万3,000円を増額するものでございます。 3款2項児童福祉費は、18ページにかけての記載となりますが、東部地区子育て拠点整備について、今年度実施見込みの建設工事費を計上いたしましたが、設計委託費の確定に伴う減により、634万1,000円を減額するものでございます。
3款3項生活保護費は、28年度事業費の精算に伴う国庫返還金を計上し、5,225万万4,000円を増額するものでございます。
5款1項労働費は、勤労者活動センター空調設備の修繕費を計上し、334万2,000円を増額するものでございます。
6款1項農業費は、年々、出没数が増加しているイノシシの駆除委託費、小川地区に所在する取水施設の修繕費、ハナトピア岩沼レストラン施設貸し付けに伴い、使用料の増加が見込まれる電気料などを計上し、468万1,000円を増額するものでございます。
19ページをお開き願います。
7款1項商工費は、西原土地区画整理事業における土地面積確定に伴う精算金、観光パンフレットの増刷経費などを計上し、264万1,000円を増額するものでございます。
8款2項道路橋りょう費は、道路維持補修経費、梶橋線拡幅に係る土地購入費、かさ上げ道路開通式典経費などを計上し、2,750万円を増額するものでございます。
8款4項都市計画費は、公共下水道事業特別会計における28年度事業費の精算に伴う繰出金の減により、6億3,434万2,000円を減額するものでございます。
8款5項住宅費は、阿武隈住宅集会所の舗装修繕費などを計上し、480万9,000円を増額するものでございます。
21ページをお開き願います。
10款2項小学校費は、岩沼西小学校及び玉浦小学校の学校給食調理業務について、平成30年4月からの民間委託を行うための準備経費の計上などにより575万円を増額するものでございます。
10款4項社会教育費は、小学校5年生から中学校3年生までを対象に実施する芭蕉俳句大会関連経費並びに原遺跡発掘調査費を計上し、436万4,000円を増額するものでございます。
23ページをお開き願います。23ページから29ページまでは給与費明細書でございます。
30ページをお開き願います。
30ページは、債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額及び当該年度以降の支出予定額等に関する調書でございます。
31ページをごらん願います。
31ページは、地方債の前々年度末及び前年度末における現在高並びに当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。
なお、この補正予算(第2号)では、財政調整基金の繰入額を4,633万9,000円減額いたしましたことから、29年度における繰入額につきましては、18億3,809万2,000円となり、現時点における29年度末の財政調整基金残高の見通しにつきましては、49億312万2,000円と見込んでおります。
以上、補足説明を申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより一括して質疑を行います。14番長田忠広議員。
○14番(長田忠広)1点目が17、18の部分での勤労者活動センターの空調設備でありますが、当初予算でも入っていたと思うんですが、さらに追加となった部分でのどのような追加になったのかという内容が1点。
あと、2点目が21ページの学校の部分でありますけれども、次年度から西と玉で民間委託という部分があるんですが、それの環境整備をしていくと思うんですが、どのような部分を環境整備していくのか、以上、2点についてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(森繁男)執行部の答弁を求めます。菅井秀一市民経済部長。
○市民経済部長(菅井秀一)勤労者活動センターの空調設備、これにつきましては当初、床置き方式ということで検討しておりましたけれども、詳細に調査した結果、配管等に予想以上の金額がかかるということがわかりましたので、今回補正ということでお願いしております。
○議長(森繁男)高橋弘昭教育次長。
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)学校給食の委託に関する関係でございますけれども、平成30年4月からの本格的委託を前に、30年の2月、3月を引き継ぎ期間ということで正職員が業者のほうにその調理の方法なりやり方について引き継ぎをする、そのための経費でございます。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかに質疑はありますか。11番佐藤一郎議員。
○11番(佐藤一郎)21ページの社会教育の中の文化財発掘調査、先ほど原遺跡とありましたので、具体的にどのような内容を行うのか伺います。
○議長(森繁男)沼田輝明生涯学習課長。
○生涯学習課長(沼田輝明)お答えいたします。ことしの調査について遺跡の内容をより詳細に把握すると、このことを目的としております。場所としては、昨年、遺跡の中心的建物である可能性が考えられる柱穴を発見した箇所の西側の水田を予定しております。以上です。
○議長(森繁男)よろしいですか。佐藤一郎議員。
○11番(佐藤一郎)西側、面積というか、具体的にどのくらいの面積を予定しているのか。
○議長(森繁男)沼田生涯学習課長。
○生涯学習課長(沼田輝明)昨年度、発掘したところの追加調査ということで400平米ほどを見込んでおります。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかに質疑はありますか。6番大友健議員。
○6番(大友健)えっとあの、18ページです。え……一番上の児童福祉費の公共施設再構築整備事業費、工事請負費の2,000万円、ここはどんな工事をするのか、これが1点。
それから、その下のですね、生活保護安定運営対策事業、これもうちょっと説明をお願いしたい。 ○議長(森繁男)高橋広昭健康福祉部長。
○健康福祉部長(高橋広昭)1点目の工事請負費2,000万でございますが、これは29年度の出来高分ということで、1月から着工したいという考えを持っていまして、3月までの分でできる工事としましては基礎工事あたりまでかなというふうに考えてございます。
2点目の生活保護安定運営対策事業費につきましては、前年度の生活扶助費の国庫負担金等、そういったものの精算による返還金という形になります。
○議長(森繁男)よろしいですか、大友議員。
○6番(大友健)金額が5,225万と大きいんですけども、どんな形でこういう大きな金額になるのか説明をお願いします。
○議長(森繁男)高橋健康福祉部長。
○健康福祉部長(高橋広昭)生活保護費の国庫負担金については、約3億6,000万ほど生活扶助費、医療扶助費、そういったもの、もろもろ入ってきておりまして、そのうち、28年度分の国庫負担金の生活保護費の実績に基づいて所要額が3億700万ぐらいになったもんですから、差額の5,225万4,000円を返すというような形になります。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかに質疑はございませんか。16番沼田健一議員。
○16番(沼田健一)21ページ、22ページ、今、佐藤一郎議員が質問されました原遺跡の件であります。内容を把握するというふうなことで昨年の場所から400平米、西側ということでありますけれども、昨年の発掘した状況の中で非常に重要な玉前の遺跡というふうなことで重要な遺跡だというような認識のもとで発掘して、その結果というか、その位置づけをどのように教育委員会の中では捉えているのか。つまり非常に重要な、日本の中でも重要な遺跡になるのではないかというようなことに思われるんですけども、そういうことについての認識と発掘、そして、これぐらいの予算ではちょっと足りないんでないかなと思うんですけども、その辺の今後の発掘というような点についてもお知らせをいただきたいと思います。
○議長(森繁男)高橋教育次長。
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)大変貴重な遺跡ということでございます。もし玉前の駅家(うまや)ということであれば、日本で3番目に該当するような重要な遺跡だというようなことは聞いておりました。ただ、東側に常磐線が走っておりますことからなかなか全体的な調査をするというのは難しいところなんですけれども、田んぼとして換地された部分については、耕作者の理解をいただきまして対応しながら全貌をできるだけ調査をしていきたいということ。それから、状況が、遺構の状況が壊されないような形でこれからも様子を見ながら対応していきたいと、そのように考えております。
○議長(森繁男)沼田議員。
○16番(沼田健一)今、高橋次長のほうから話しされたように、非常に重要だというようなことであります。これは岩沼市単独だけではどうにもならないのではないかなと思います。ということは、面積的にもかなり広い、そして、重要なものだと。そして、遺跡を壊さないようにするためには、やはり慎重なる発掘をしなければならないということでありますので、やはり県なり国なりにそのような状況を報告しながら補助金などをいただいて広い範囲の発掘をしなければ、全貌がつかめないのではないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
○議長(森繁男)高橋教育次長。
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)駅家遺跡であるというような確定をするためには墨書土器とか、そういった関係のものがないと、なかなか国の支援を受けての発掘事業が難しいということのようです。まずその辺が今のところ、発見されていない状況ですので、まずできるところから対応していって、できる限りの調査をしていければというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかに質疑は、10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)先ほど長田議員から質問のあった22ページの小学校管理に要する経費の民間委託に関して、業者に引き継ぐために必要な経費575万っていうことでしたが、その引き継ぎのために575万がどういう中身で使われるのか、もう少し具体的に教えてください。1点です。
○議長(森繁男)高橋教育次長。
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)30年の4月から業者のほうに完全な形で業務委託をいたします。その前には、やはり調理器具によってのいろんな特徴なんかもあります。それから、作業の工程ということを栄養士も含めて間違いのないように引き継ぎをすると。そのためにどうしても引き継ぎ期間が必要だと。安定した給食を提供するための措置だということで御理解をいただければと思います。
○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)引き継ぎ、そして安定的に、そういう抽象的な大事なところはわかるんですが、具体的には何のための経費なのか。
○議長(森繁男)高橋教育次長。
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)内容としては、人件費というようなことになろうかと思います。栄養士からの調理の指示なんかもありますので、そういったところも問題のないように調理ができるように実際に作業をしていただいて、伝達のそごとか、でき上がりのふぐあいなんかをなくすために必要な引き継ぎということでございます。
○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)具体的に作業というと、やはり実際子供たちの給食を一緒につくるという作業をするという形になるのか、子供たちの給食の提供とは別に新たに引き継ぎのための食材を仕入れて、そのための時間をとって、そのためのものを新たにつくるということなんでしょうか、確認の意味で。
○議長(森繁男)高橋教育次長。
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)食材のことについては、今までと同じでございます。栄養士が調達をして……。
○議長(森繁男)かみ合ってない。わかりやすく、質問をまた……
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)調理は業者のほうがいたします。基本的には業者のほうが調理をいたします。そのために調理の作業のことについていろいろと指示をしたり、調整をしたりということでの4月からの単独での委託に備えての準備ということです。
○議長(森繁男)渡辺議員、もう一度わかりやすく。
○10番(渡辺ふさ子)私が聞いたのは、実際子供たちが食べる給食を一緒につくるのか、それとは別に時間以外に伝達して作業していただいて、伝えるために新たにその分の食材を購入してやり方を伝えるために、子供たちが食べるものとは別に食材を仕入れてそのための時間もとって業者さんに指示のために作業していただくのかということを聞いたんですが。
○議長(森繁男)高橋教育次長。
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)大変申しわけございませんでした。実際に子供たちが食べる給食をつくってもらうということです。正職員、全員というわけではありませんけれども、内容のわかっている職員と一緒につくってもらって子供たちに提供するということです。よろしいでしょうか。
○議長(森繁男)ほかに質疑はありますか。7番布田恵美議員。
○7番(布田恵美)1点お尋ねいたします。7款商工費でございます。19ページですね、観光費で御説明の中で観光パンフレットを作成するという御説明があったかと思います。その内容について部数であるとか、どういったところに配布していくことを目指しているのか、そういったことを具体にお示しください。お願いいたします。
○議長(森繁男)菅井市民経済部長。 ○市民経済部長(菅井秀一)まず、今年度、いろいろな行事、イベント等が多くて、さらに千年希望の丘の交流センターでもパンフレット配っているんですけども、予想外にはけてしまった状態にあるんです。これからマラソン等、大きなイベントがありますので、できれば5万枚ほど増刷したいということで補正をお願いしております。
○議長(森繁男)布田恵美議員。
○7番(布田恵美)今の御説明ですと、刷り増しをするという解釈でよろしいんですかね、特に内容を差しかえるとか、何か目新しいものを入れていくとか、そういったことではないのか、確認でございます。
○議長(森繁男)菅井市民経済部長。
○市民経済部長(菅井秀一)内容については増刷になります。
○議長(森繁男)よろしいですか。8番酒井信幸議員。
○8番(酒井信幸)それでは、3点。
10ページ、農林水産業費のハナトピアの使用料、前段の一般質問の中で賃貸料21万ということがありましたけれども、210万、10カ月分なのか、その点についての確認と。
あと、14ページ、レストラン電気料100万円、これに関してはラーメン屋さんからの個別な収入というか、出してもらうような100万円なのか。
あと、18ページ、それによって176万3,000円、管理事業、この内容を細かくもしわかれば教えていただきたい。
○議長(森繁男)大友彰総務部長。
○総務部長(大友彰)歳入のレストラン等の分につきましては、6月から3月までの10カ月分を見込んでおります。
○議長(森繁男)よろしいですか。菅井市民経済部長。
○市民経済部長(菅井秀一)歳出のほう、お答えします。
電気料は大体100万円ぐらいを想定しております。それから、残りの分につきましては、管理棟の非常用発電等の修繕に補正のほうをお願いしております。
○議長(森繁男)よろしいですか。酒井議員。
○8番(酒井信幸)その14ページの100万円の収入、雑収入に関しては、そのラーメン屋から入るのかどうかという確認です。
○議長(森繁男)大友総務部長。
○総務部長(大友彰)そのとおりです。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかに質疑はございませんか。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)えっと、16ページの総務管理費、市民バス管理事業で1,250万ってあるんですけど、これは主にどういった中身で使われるのかですね、これが1つ。
それから……10……あ、これ聞いたんだな……それから、あの、20ページ、都市計画費なんですけど、公共下水道で6億3,400万の減、ま、ということは、繰出金として特別会計から減ということは、これ一旦戻るわけですよね。で戻った金を多分一般のお金として置いておくのか、もしくはこれ、請差かなんかで国に返すお金なのか、そのお、精算の話なんですけど、今後、どういうふうなお金の使い道になるのか、それとも今後、また何かでこれで仕事が発注するものがあるのか、その辺の詳細を聞きたいです。え……まあ、え、これでお願いします。
○議長(森繁男)菅井市民経済部長。
○市民経済部長(菅井秀一)まず最初に、市民バス管理事業についてお答えしたいと思います。中身につきましては、まず新しいダイヤの時刻表の印刷、これが大体300万、それから乗車券の印刷、これが50万、それからバス停の修繕関係につきまして大体400万、さらに今回バスの交通表示、それから音声案内についても新しいものにしたいということで、それにつきまして500万ぐらいということで補正のほうをお願いしております。
○議長(森繁男)高橋伸明建設部長。
○建設部長(高橋伸明)それでは、公共下水道の件について、繰出金の件についてお答えいたします。 これにつきましては、二野倉の第2ポンプ場のほうがまだ整備途中ということで、これについて使用できなかった分については、一度復興交付金のほうに、これは復興交付金としていただいて事業をしていますのでそちらのほうに戻すということになります。
○議長(森繁男)よろしいですか、須藤議員。
○9番(須藤功)あのバス、市民バスのことなんですけど、え……新たな路線をつくって、えまあ私のほうで一般質問もさせていただいたんですが、あのお……バス停に400万っていうことは、新たなバス停をただ設置するというか、あのお、そういうことでいいんでしょうか。そのお……もうちょっとね、え、まあ市民にわかりやすいバス停っていうか、例えば路線図も何もないバス停にただ時刻、ま見づらい、あることはあるね。あの下のほうにちょこっとある、でそういうバス停をまたつくっていくのか、それとも何かね、もうちょっとよく考えていくのか、あのしっかりとお金を使ってですね、あのいいものを皆さんに利用してもらえるものにしていくのか、いや、そうじゃなくて従来どおりだというのか、その辺のことについて再度伺います。
○議長(森繁男)菅井市民経済部長。
○市民経済部長(菅井秀一)バス停につきましては、何カ所か新設のほうは計画しております。ただ、既存の施設を有効に活用しながら、その中でわかりやすい表示をしていきたいというふうなことで考えております。
○議長(森繁男)須藤議員。
○9番(須藤功)あのせっかくね、お金を使うんですから、あのお……下のほうにちっちゃな路線図つくるんじゃなくて、もっと活用してほしいようなね、活用されるようなバス停をつくってほしいと思うんですう。だから、既存のものを動かすのにただとか、新しくバス停できるからといってつくるから400万というお金をやるんじゃなくてね、そこの中にもっと工夫をしてほしいと思うんですけど、その辺についてはどうなんでしょうか。
○議長(森繁男)菅井市民経済部長。
○市民経済部長(菅井秀一)表示につきましては、より見やすいような表示になりますようにぜひ工夫していきたいというふうに考えております。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第50号から議案第57号までの8件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第50号から議案第57号までの8件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第50号から議案第57号までの8件について、1件ずつ討論、採決いたします。
議案第50号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第50号平成29年度岩沼市一般会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第51号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第51号平成29年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第52号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第52号平成29年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第53号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第53号平成29年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第54号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第54号平成29年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第55号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第55号平成29年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第56号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第56号平成29年度岩沼市特定公共下水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第57号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第57号平成29年度岩沼市水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
休憩をいたします。
再開は11時5分といたします。
午前10時55分休憩
午前11時05分再開
〔佐藤一郎監査監査委員席着席〕
○議長(森繁男)休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第10 認定第1号 平成28年度岩沼市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第2号 平成28年度岩沼市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第3号 平成28年度岩沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第4号 平成28年度岩沼市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成28年度岩沼市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号 平成28年度岩沼市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号 平成28年度岩沼市特定公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
認定第8号 平成28年度岩沼市水道事業会計利益の処分及び決算認定について
○議長(森繁男)日程第10、認定第1号から認定第8号までの8件を一括して議題といたします。
初めに、決算関係議案の補足説明を求めます。芳賀義明会計管理者・企業出納員、登壇の上、説明を願います。
〔芳賀義明会計管理者兼会計課長登壇〕
○会計管理者・会計課長(芳賀義明)平成28年度岩沼市一般会計及び特別会計歳入歳出決算について補足説明を申し上げます。
右上に、認定第1号から第6号と表記してあります決算書をごらんください。
それでは、1ページ、2ページをお開き願います。この表は、一般会計及び各特別会計の決算総括表でございます。
まず、歳入決算でありますが、各会計の収入済額の合計は436億9,859万7,265円となりました。対前年度比67.82%、207億3,610万6,739円の減となっております。
次に、歳出決算について申し上げます。
3ページ、4ページをお開き願います。
各会計の支出済額合計は361億4,448万2,769円となりました。対前年度比72.74%、135億4,512万4,324円の減となっております。収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は75億5,411万4,496円となりました。
なお、4ページ、右端の歳入歳出差引額の列に記載のとおり、一般会計及び各特別会計とも黒字の決算でありました。
それでは、認定第1号岩沼市一般会計の決算概要から御説明申し上げます。なお、目ごとの説明は省略をさせていただきます。
また、37ページからの決算事項別明細書及び主要な施策の成果と予算執行の実績報告は後ほど御参照願います。
9ページ、10ページをお開き願います。
表の一番下、歳入の合計の行になりますが、調定額は307億3,818万2,022円となり、予算現額に対し101.22%となりました。収入済額は282億5,378万528円となり、調定額に対し91.92%の収納率となりました。不納欠損額につきましては1,173万7,941円となり、これは市税などに係るものであります。収入未済額につきましては24億7,403万7,413円となり、市税、保育料、住宅使用料、繰越事業に伴います国及び県支出金、貸付金元利収入などの諸収入などとなっております。
次に、歳出決算について申し上げます。
13ページ、14ページをお開き願います。歳出につきましても目ごとの説明は省略させていただきます。
表の一番下、歳出合計の行になりますが、支出済額は224億1,849万2,093円で、予算現額に対する執行率は73.82%となりました。翌年度への繰越額は54億3,419万600円で、予算現額から支出済額及び翌年度繰越額を差し引いた不用額は25億1,503万6,639円となりました。
13ページ、一番下に記載しておりますが、収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引残額は58億3,528万8,435円となりました。また、この金額から翌年度事業に係る33億9,067万6,755円の繰越財源を差し引いた実質収支額は24億4,461万1,680円となりました。この実質収支のうち、地方自治法の規定による財政調整基金への積み立てを12億3,000万円とし、残る12億1,461万1,680円を平成29年度に繰り越しをいたします。
以上が一般会計の決算概要であります。
次に、認定第2号岩沼市国民健康保険事業特別会計の決算概要について申し上げます。
15ページ、16ページをお開き願います。
表の一番下、歳入合計の行になりますが、調定額は54億9,714万6,011円となり、予算現額に対し112.39%となりました。収入済額は52億2,005万8,219円となり、調定額に対し94.96%の収納率となりました。不納欠損額につきましては2,824万317円となり、これは健康保険税に係るものであります。また、収入未済額は2億5,053万9,664円となりました。
次に、歳出決算について申し上げます。
19ページ、20ページをお開き願います。
表の一番下、歳出合計の行になりますが、支出済額は48億1,730万3,954円で、予算現額に対する執行率は98.49%となりました。予算現額から支出済額を差し引いた不用額は7,385万5,046円となっております。また、収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は4億275万4,265円となりました。このうち、地方自治法の規定による財政調整基金への積み立てを2億1,000万円とし、残る1億9,275万4,265円を平成29年度に繰り越しをいたします。
次に、認定第3号岩沼市後期高齢者医療特別会計の決算概要について申し上げます。
21ページ、22ページをお開き願います。
表の一番下、歳入合計の行になりますが、調定額は4億1,995万6,343円となり、予算現額に対し102.04%となりました。収入済額は4億1,690万5,743円となり、調定額に対し99.27%の収納率となりました。不納欠損額は24万6,800円となり、これは後期高齢者医療保険料に係るものであります。また、収入未済額は327万5,400円となりました。
次に、歳出決算について申し上げます。
23ページ、24ページをお開き願います。
表の一番下、歳出合計の行になりますが、支出済額は4億845万6,160円で、予算現額に対する執行率は99.24%となりました。予算現額から支出済額を差し引いた不用額は311万3,840円となっております。
また、収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は844万9,583円となり、同額を平成29年度に繰り越しをいたします。
次に、認定第4号岩沼市介護保険事業特別会計の決算概要について申し上げます。
25ページ、26ページをお開き願います。
表の一番下、歳入合計の行になりますが、調定額は32億8,914万5,883円となり、予算現額に対し104.44%となりました。収入済額は32億7,280万7,392円となり、調定額に対し99.50%の収納率となりました。不納欠損額は209万3,800円となり、これは介護保険料に係るものであります。また、収入未済額は1,478万6,691円となりました。
次に、歳出決算について申し上げます。
27ページ、28ページをお開き願います。
表の一番下、歳出合計の行になりますが、支出済額は31億4,009万6,690円で、予算現額に対する執行率は99.70%となりました。予算現額から支出済額を差し引いた不用額は934万3,310円となっております。
収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は1億3,271万702円となり、同額を平成29年度に繰り越しをいたします。
次に、認定第5号岩沼市公共下水道事業特別会計の決算概要について申し上げます。
29ページ、30ページをお開き願います。
表の一番下、歳入合計の行になりますが、調定額は66億3,678万68円となり、予算現額に対し100.97%となりました。収入済額は64億3,956万266円となり、調定額に対し97.03%の収納率となりました。不納欠損額は275万4,761円となり、これは下水道使用料に係るものであります。また、収入未済額は1億9,446万5,041円となりました。
次に、歳出決算について申し上げます。
31ページ、32ページをお開き願います。
表の一番下、歳出合計の行になりますが、支出済額は52億6,721万5,443円で、予算現額に対する執行率は80.14%となりました。翌年度への繰越額は6億8,346万2,715円で、予算現額から支出済額及び翌年度繰越額を差し引いた不用額は6億2,222万550円となっております。
収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は11億7,234万4,823円となりました。また、この金額から翌年度事業に係る繰越財源として5億3,766万2,715円を差し引いた実質収支額は6億3,468万2,108円となり、同額を平成29年度に繰り越しをいたします。
次に、認定第6号岩沼市農業集落排水事業特別会計の決算概要について申し上げます。
33ページ、34ページをお開き願います。
表の一番下、歳入合計の行になりますが、調定額は9,675万8,890円となり、予算現額に対し101.47%となりました。収入済額は9,548万5,117円となり、調定額に対し98.68%の収納率となりました。不納欠損額は4万1,103円となり、これは農業集落排水使用料に係るものであります。また、収入未済額は123万2,670円となりました。
次に、歳出決算について申し上げます。
35ページ、36ページをお開き願います。
表の一番下、歳出合計の行になりますが、支出済額は9,291万8,429円で、予算現額に対する執行率は97.44%となりました。予算現額から支出済額を差し引いた不用額は243万9,571円となっております。
収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は256万6,688円となり、同額を平成29年度に繰り越しをいたします。
以上、一般会計及び特別会計の決算概要について申し上げました。
なお、決算書229ページから234ページまでは実質収支に関する調書、また、235ページから246ページまでは財産に関する調書であります。後ほど御参照願います。
次に、認定第7号岩沼市特定公共下水道事業会計の決算概要について申し上げます。別冊の認定第7号と表記しております決算書をごらんください。
1ページ、2ページをお開き願います。
(1)の収益的収入及び支出の収入でありますが、第1款下水道事業収益の予算額合計1億9,089万円に対しまして、決算額は1億8,927万8,771円となり、161万1,229円の減となっております。
次に、支出でありますが、第1款下水道事業費用の予算額合計1億3,634万8,000円に対しまして、決算額は1億1,621万2,983円となり、執行率は85.23%となりました。不用額は2,013万5,017円となりました。
次に、3ページ、4ページをお開き願います。
(2)の資本的収入及び支出の収入でありますが、第1款資本的収入の予算額合計2億9,400万円に対しまして、決算額は2億8,400万円となり、1,000万円の減となっております。
次に、支出でありますが、第1款資本的支出の予算額合計3億301万5,000円に対しまして、決算額は2億9,427万6,361円となり、執行率は97.12%となりました。不用額は873万8,639円となりました。
次に、財務諸表の主なものについて御説明申し上げます。
5ページをお開き願います。
平成28年度岩沼市特定公共下水道事業損益計算書であります。下から3行目に当年度の純利益を記載しております。当年度の純利益は6,233万4,445円となり、前年度繰越利益剰余金はありませんでしたので、平成28年度の未処分利益剰余金は6,233万4,445円となります。
次に、8ページをお開き願います。
平成28年度岩沼市特定公共下水道事業剰余金処分計算書(案)でありますが、当年度未処分利益剰余金6,233万4,445円につきましては、議会の議決による処分額としまして、建設改良積立金に6,233万4,445円を積み立て処分しようとするものであります。
12ページ以降につきましては、決算附属書類でありますので説明を割愛させていただきます。
続きまして、認定第8号岩沼市水道事業会計決算の概要について申し上げます。
別冊の認定第8号と表記しております決算書をごらんください。
1ページ、2ページをお開き願います。
(1)の収益的収入及び支出の収入でありますが、第1款水道事業収益の予算額合計14億8,488万9,000円に対しまして、決算額は14億4,322万2,469円となり、4,166万6,531円の減となりました。
次に、支出でありますが、第1款水道事業費用の予算額合計14億5,539万3,000円に対しまして、決算額は13億3,822万7,384円となり、執行率は91.95%となりました。不用額は1億16万5,616円となりました。
次に、3ページ、4ページをお開き願います。
(2)資本的収入及び支出の収入でありますが、第1款資本的収入の予算額合計3億9,354万8,000円に対しまして、決算額は3億3,371万2,160円となり、5,983万5,840円の減となりました。
次に、支出でありますが、第1款資本的支出の予算額合計11億1,545万7,000円に対しまして、決算額は5億9,891万4,651円となり、執行率は53.69%となりました。不用額は1億3,963万749円となりました。
次に、財務諸表の主なものについて申し上げます。
5ページをお開き願います。
平成28年度岩沼市水道事業損益計算書でありますが、下から4行目に当年度の純利益を記載しております。当年度純利益は9,253万5,812円となり、これに前年度繰越利益剰余金1億4,875万9,051円とその他未処分利益剰余金変動額5,325万7,715円を加えまして、平成28年度の未処分利益剰余金は2億9,455万2,578円となっております。
次に、7ページをお開き願います。
平成28年度岩沼市水道事業剰余金処分計算書(案)でありますが、当年度未処分利益剰余金2億9,455万2,578円につきましては、議会の議決による処分額としまして減債積立金に500万円を、建設改良積立金に2億円を積み立て処分いたしまして、残額の8,955万2,578円を翌年度繰越利益剰余金としようとするものであります。
11ページ以降につきましては、決算附属書類でありますので説明を割愛させていただきます。
以上、認定第1号から認定第8号までの8件の会計につきまして決算の概要を御説明申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)決算関係議案の補足説明が終わりました。
これに対し、監査委員から決算の審査結果について報告を求めます。佐藤一郎監査委員、登壇の上、報告願います。
〔佐藤一郎監査委員登壇〕
○監査委員(佐藤一郎)それでは、審査の結果について御報告申し上げます。
平成28年度一般会計、特別会計及び企業会計の決算審査並びに財政健全化等の審査につきましては、市長から決算書の送付を受けまして、各部課長及び担当職員からよくその事情を聴取しながら、鎌田監査委員とともに審査を実施いたしました。
今回の審査につきましては、岩沼市一般会計歳入歳出決算、各種事業特別会計としまして、岩沼市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、岩沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、岩沼市介護保険事業特別会計歳入歳出決算、岩沼市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算、岩沼市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、各種公営企業会計としまして、岩沼市特定公共下水道事業会計決算、岩沼市水道事業会計決算並びに事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金の運用状況並びに財政健全化判断比率、資金不足比率を対象として行いました。
審査の結果、各種会計の決算は、全ての会計において黒字決算となっております。基金の運用状況及び財政健全化判断比率等については、全てにおいて良好な状態にあるものと認めました。
また、決算審査に付されました各会計決算書、附属書類及び基金の運用状況、健全化判断比率等の算定の基礎となる書類は、正確に作成されているとともに、その計数は正確であり、その内容及び予算の執行状況も適正かつ妥当なものと認めました。
その他、詳細につきましては、お手元の審査意見書のとおりでありますので、よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)以上をもって、提案されました決算関係議案の補足説明及び監査委員の審査結果の報告が終わりました。
これより認定第1号から認定第8号までの8件に対し一括して質疑に入りますが、特別委員会を設置した上、詳細な審査を行う予定でありますので、特に重点的な部分についての質疑を願います。
それでは、これより質疑を行います。13番布田一民議員。
○13番(布田一民)昨日までに我々岩沼政策フォーラム会派において各議員より、いじめ対策、学生への通学支援、市民の生命・財産を守る対策、また障害者の雇用対策、亀塚第一住宅跡地対策、さらにはハナトピア岩沼対策、公共施設等総合管理計画として、また市税等の収納対策について決算議会として一般質問を行ったところであります。今定例会は、28年度決算議会でもありますが、あわせて岩沼未来構想に基づき実施されてきた平成26年度から平成28年度まで行ってきた実施計画の最終年度でもあります。市長としての最終年度としての政策評価をどのようにお持ちか伺うわけでありますが、行政としての予算執行は、当然ながら政策に対する事業の実施、また地域格差がないものと思うわけでありますが、建設行政での全体的政策評価はどうなのか。また福祉行政においては、例えば介護福祉において今後の改正に向けて準備期間でもあったというふうに思いますが、新オレンジプランも含めた政策については十分であったのか。そして、教育行政において各学校での格差のない予算執行されてきたとは思われるわけでありますが、28年度としての全体的政策評価をどのようにお持ちなのか。いわぬま未来構想の実現に向けて行われてきた政策的事業の最終年度でもある28年度決算での反省を踏まえて、今後はどのように行っていくべきなのか。決算審査に入るに当たり、市長の考えをあわせてお伺いをいたします。
○議長(森繁男)市長の答弁を求めます。菊地啓夫市長。
○市長(菊地啓夫)広範多岐にわたる質問と受けとめましたんですが、28年度の決算をいろいろ踏まえて今あった御質問について、しっかり答えられるかどうかわからないんですけれども、いろいろお話をさせていただきたいと思います。まず、28年度においては、私は軸足を復旧復興のほうに置いておりまして、それが28年度で大きな成果が見られてきたという思いがございます。しかしながら、まだまだ復興に関する予算を見ていただいてもおわかりのとおり、これからやらなければならない事業もたくさんございます。方向性はしっかりつけておりましたんで、これを完了までしっかり続けていきたいと、そう思っております。復興については、議員、御承知のとおり、昨年の4月に仮設住宅を全て退去していただいたというところが私にとって一番大きな成果だと思ってございます。あとのインフラ整備、いろいろあるんでございますが、それらについては、財政をしっかり見ながら事業の進捗状況を今後も見ていきたいと、そう思ってございます。
それで、具体的な話に入るわけでございますが、28年度の決算でございますが、歳入額がまだ282億と非常に大きな額を今、消化をしてございます。27年度と比べれば、半分ぐらいに縮まったかなと思うんですが、まだまだ岩沼市の財政規模としては相当大きなものを抱えておる。大体150億に対して282億の歳入決算額でございますので、これらについてできるだけ早く本来の形に戻していきたいと思ってございます。特に一般会計が肥大化しておりますので、これを間違いなくしっかり縮小、本来の形に持っていかせていただきたいというのは29年度においても同じでございますが、ここがポイントになると思うんですが、歳入をしっかり見ていって復興から地方創生のほうにうまく切りかえていきたいという考えがございます。したがいまして、28年度の決算を踏まえて29年度からは復興、地方創生とあわせて事業を進捗していきたいという思いがございます。
さて、歳入でございますが、非常に厳しい中、税収の確保等々あるわけでございますが、税収については、震災直後、23年に53億ぐらいまで落ちたわけでございます。それが今、66億近くまで復旧していると。これは大きな成果でございまして、これを今後、維持していきたいと思ってございます。28年度の実績額、66億が一つの目安としてこれよりも下がらないような歳入の確保を努力をしていきたいと、そう思ってございます。それ以外に歳入歳出それぞれのバランスを見た場合、指標がいっぱいあるわけです。例えば実質収支、そして、経常収支比率、それから財政力指数とか、そして、結果として財政調整基金の積み立てを見ながら健全財政を運営していくということになりますので、これをしっかり見させていただきたいと思ってございます。決算における結果については、財政力指数、これは県内の市のレベルでは2位ぐらいですね。1番は仙台でございますが、なかなか市民1人当たりの本当の力ってどうなのか、人口に合わせた部分と大仙台100万都市との比較としては、余りなじまないんですが、市として比較した場合は2位ですね、3位です、ごめんなさい、失礼しました。3位です。2位ですね、訂正します。財政力指数は0.82で岩沼市は2位でございます。1位が仙台で0.91です。これは1を超せば、いわゆる不交付団体、自立できるということでございますが、限りなく財政力指数を上げていきたい。しかしながら、決算においては、まだ十分な健全財政を運営しておるという評価をしてございます。それから、財政調整基金でございます。一般質問の中でもいろいろ御議論された中でございますが、残念ながら、基金の残高にしては大きな残高が残ってございます。これは震災復興交付金を活用して事業を行っている中で、基金に制度的に組み入れなければならない金額を含めまして56億の基金残高があるわけです。しかしながら、きのうもお話し申し上げましたように、実質的には20億程度の実際の基金ではないかということを見ておりまして、決して楽観視することはできないという思いでございますが、なお、これも有効に活用しながら、今後、市の運営に充てていきたいと、そう思ってございます。
事業、そして、歳入について、それから決算内容についてお話を申し上げましたが、今後のこれからの方針も含めてというお話でございましたんで、それを含めまして、これからは復興から軸足を東部から中央部、西部のほうに徐々に移していきたいと思ってございます。その中において、いろいろ一般質問の中でも御議論されました土地の活用、そして、市民バス、それから消防の広域化等もございますし、スポーツ施設の修繕、それから体育館のいろいろ今後の運営、学校給食等々、これからございますので、それにしっかり取り組んでいきたいと思ってございます。これは事業としては優先順位をつけなければならないわけでございますので、これをまず子育てのほうに重点を置きたい。そして、教育にさらに力を入れていきたい、この2本の柱をまず中心に考えておりまして、その後に、済みません。その後という言い方、適切ではないんですけれども、優先順位をつけるんであれば、これは社会保障関連の部分に手を入れていきたいと、そう思ってございます。ぜひ議員の皆様にも御協力いただきながら、住みよくて安全なまちをつくるという大きな目標を掲げておりますので、28年度の決算を踏まえてさらに組織を強化させていただき前に進んでまいりたいと思いますので、さらなる御協力、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(森繁男)布田一民議員。
○13番(布田一民)昨今、社会格差が生まれている。そしてまた、社会格差の中でも地域格差もこれまた生まれているということからいって、当然、地方分権のみならず、地域の分権もしっかりと図っていかなければならないんだろうというふうに思っております。そういった中で、29年度からはこのいわぬま未来構想に向けて地方創生事業、そしてまた、一般事業とこの2つの中で事業を分け、そして、今後、取り組んでいくんだろうというふうに感じているところであります。しかし、いずれにしても、この28年度における経常経費率、そしてまた、先ほども話がありました財政指数においても、岩沼市においては、当然ながら財政的に健全であるということは言うまでもありません。そういったことからいって、今後、このいわぬま未来構想実現に向けて、これは市長の公約でもあるわけでありますから、いずれにしても、しっかりと今後の政策、そしてまた執行を実現をし、いわぬま未来構想を実現をしながら市民の安心、そしてまた、いつまでも暮らせるまちをつくっていただきたい、そういう思いであります、希望です。
○議長(森繁男)ほかに、9番須藤功議員。
○9番(須藤功)あのお……監査委員にお伺いをしたいんですが、先ほど市長がお話ししていますけど、え……財政調整基金、表示されているのは56億、しかし、実質20億だっていう話なんですね。これあのお……56億のうち、実質50億だって言われるんだったらまだまあしようがないかなっていう感じがするんだけど、半分以下がもう出ていくお金だと。しかも、震災関連だっていう話なんですね。んでこれほかに15項目の財政調整基金の中でほかにもそういう事例があるのか、まずそこ1点、え……実質表記されているのはこの金額よりもほかのやつでね、例えば施設保全整備基金なんていうのあるけど、これも実はもっともっとお金ないですよっていうのかね、その辺がまず1点ね。
それから、あのお……何だっけ2点目、2点目は、表示の仕方がちょっとおかしい、悪いんじゃないか。本来はそのお、震災復興基金とは言わないかもしれないけど、例えば科目設定をもうちょっとふやして、15項目の科目設定のうち、この財調の分については一般財源との関係もあるから、であれば、その科目をもう一つふやして、そうやってわかりやすい基金の内訳を報告すべきではないかと思ったんですけど、その2点についてお伺いをします。
○議長(森繁男)暫時休憩をいたします。
午前11時51分休憩
午前11時54分再開
○議長(森繁男)休憩前に引き続き再開をいたします。
須藤功議員の質問に対しての答弁を求めます。大友彰総務部長。
○総務部長(大友彰)お答え申し上げます。
1点目、復興関連の財源がほかの基金の中に含まれているかという御質問だと思うんですが、例えば施設保全整備基金などの中にあるかという御質問だったと思うんですが、そのようなことはございません。入っているものは、財政調整基金に制度上、入れているということでございます。
2点目、わかりづらいのでそのような基金を設けるべきではないかという御指摘でございますが、ただいま基金に関しましては、基金の設置条例を設けまして議会の御承認をいただいて基金を管理しているということでございますので、現在において、そのような考えはございません。
○議長(森繁男)須藤議員。
○9番(須藤功)あの、ちゃんと聞いててくださいよ。科目設定をしてはどうですかって言ったんですう。56億のお金、ありますよ、財政調整基金に56億って書いてるじゃないですか。なのに、その3分の2が使えないんだって。震災復興なんだっていう話を言われるんだったら、そこは56億のうち幾ら、うち幾らとかね、そういう科目設定があってもいいんじゃないかっていうことですよ。(「何回も説明してっぺ」の声あり)もともと、もともともともと、(「ちゃんと聞け」の声あり)東日本大震災復興基金のところだって科目設定だってもともとなかったんですから、それが震災があってからこういう科目設定したわけでしょう、そうしたら、(「もともとあるべっちゃ」の声あり)、震災なってから出てきて科目ですよと言っているんですよ。(「何が震災なの」の声あり)震災なってから東日本大震災復興交付金の科目が設定されたと言っているんです。それについて、それについてね、わかりやすいようにつくるべきじゃないですか。これね、まるっきし、そしたらまるっきし、これ本当にみんな疑っちゃいますよ。56億あるって言ったらさ、そのうち20億しかないってこの間、言うんですもの、びっくりしちゃいますよ。そういう表現の仕方だったらおかしいんじゃないかって私は……しかも、ん……監査委員が書いている報告書の中にあるんで、意見書の中にあるので聞いているわけですよ。そこ、おかしくないのかって聞いているんです。(「おかしくないっちゃ」の声あり)おかしいさ。(「何おかしいの」の声あり)
○議長(森繁男)大友総務部長。
○総務部長(大友彰)科目としては基金という科目となります。その中の財源の内訳につきましては、復興交付金として一度入ってきたものを基金にとめ置き、それから事業を開始する場合にそこから事業科目へ繰り出しを行う。今回精算を行っている部分もございますが、事業の請差でありますとか、事業の進行状況によりましては、一度基金に積み戻しをかけるという会計処理を行っているということでございます。
○議長(森繁男)須藤議員。(「法律で決まっているんだべ、法律で決まっているんだ」の声あり)
○9番(須藤功)ちょっと外野黙っていてください。私、質問しているんですから。ええと、じゃ、監査委員にお伺いしますけども、この意見書の中の基金運用状況、33ページに書いてます。その翌々ページの35ページにむすびとありますよ。だったら、そういうところに56億のうち二十何億しかないんですよっていう表現したっていいんじゃないですか。何も、誰もわかんないですよ、これ。みんな、財政調整基金56億、岩沼市、あると思っていますよ。そういう誤解をされますから、その辺、どうなんですか。(「あんただけだ、わかんないの」の声あり)どこに言ってたの。(「しょっちゅう言ってたべ」の声あり)しょっちゅうっていつ言ってたの(「聞いてねえだけだっちゃ」の声あり)いつ言ってたの。(「市長が……」「黙ってろ」の声あり)
○議長(森繁男)暫時休憩をいたします。
午前11時59分休憩
午後0時再開
○議長(森繁男)再開いたします。
佐藤一郎監査委員。
○監査委員(佐藤一郎)須藤議員に申し上げます。
32ページ、32ページに基金運用状況、監査した内容について地方自治法第241条第5項の規定に基づいて基金運用状況について審査を行った結果、それぞれの設定目的に沿って運用されており、計数も正確であると認められましたということで審査はしております。財政のやつ、していますので、これで御了承願います。よろしくお願いします。(「はい」の声あり)
○議長(森繁男)3回、終わったべ。(「大事な話ですよ。監査もしたことをどうのこうのじゃない。表現がおかしいと言っているんですから」の声あり)いや3回だから。
ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第1号から認定第8号までの8件につきましては、慎重審査の必要が認められます。つきましては、議長及び議員選出監査委員を除く議員全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これらの案件を審査願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、決算審査特別委員会の構成につきましては、この会を閉じた後、全員協議会室において決算審査特別委員会を開催の上、決定していきたいと思います。
○議長(森繁男)以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
次の会議は9月26日火曜日、午前10時からであります。
本日はこれをもって散会いたします。
御起立願います。 ─ 御苦労さまでした。
午後0時02分散会
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