メニューをスキップして本文へ 岩沼市議会
現在位置 : ホーム会議録平成29年第2回(6月)定例会会議録 > 平成29年第2回(6月)定例会会議録(第2日目)

平成29年第2回岩沼市議会定例会会議録(第2日目)

平成29年6月19日(月曜日)

出席議員(18名)

  • 1番 佐 藤 剛 太
  • 2番 菊 地  忍
  • 3番 高 橋 光 孝
  • 4番 植 田 美枝子
  • 5番 佐 藤 淳 一
  • 6番 大 友  健
  • 7番 布 田 恵 美
  • 8番 酒 井 信 幸
  • 9番 須 藤  功
  • 10番 渡 辺 ふさ子
  • 11番 佐 藤 一 郎
  • 12番 国 井 宗 和
  • 13番 布 田 一 民
  • 14番 長 田 忠 広
  • 15番 飯 塚 悦 男
  • 16番 沼 田 健 一
  • 17番 櫻 井  隆
  • 18番 森  繁 男

欠席議員(なし)


説明のため出席した者

  • 市長 菊 地 啓 夫
  • 副市長 鈴 木 隆 夫
  • 総務部長 大 友  彰
  • 健康福祉部長 高 橋 広 昭
  • 市民経済部長 菅 井 秀 一
  • 建設部長 高 橋 伸 明
  • 総務課長 石 垣  茂
  • 政策企画課長 遠 藤 大 輔
  • 復興創生課長 大 友 康 弘
  • 土木課長 星  幸 浩
  • 復興・都市整備課長 菅 原 伸 浩
  • 水道事業所所長 森  康 雄
  • 消防本部消防長 菅 原  敬
  • 消防署長 村 上 良 幸
  • 教育委員会教育長 百 井  崇
  • 教育次長兼教育総務課長事務取扱 高 橋 弘 昭
  • 参事兼学校教育課長 佐 藤 修 司
  • 生涯学習課長兼スポーツ振興課長 沼 田 輝 明
  • 監査委員事務局長 横 尾 芳 郎

議会事務局職員出席者

  • 参事兼事務局長  高 橋  進
  • 局長補佐  近 藤 祐 高
  • 議事係長  佐 藤 俊 輔

議事日程

 平成29年6月19日(月曜日)午前10時開議
1.開議宣告
  • 日程第1 会議録署名議員の指名
  • 日程第2 一般質問
  • 2.閉議宣告

    本日の会議に付した事件

    日程第1から日程第2まで

       午前10時開議
    ○議長(森繁男)御起立願います。おはようございます。御着席願います。
     ただいまの出席議員は18名であります。
     直ちに本日の会議を開きます。
     本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

    日程第1 会議録署名議員の指名
    ○議長(森繁男)日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、8番酒井信幸議員、9番須藤功議員を指名いたします。

    日程第2 一般質問
    ○議長(森繁男)日程第2、一般質問を行います。
     1番佐藤剛太議員の一般質問を行います。発言席において発言してください。1番佐藤剛太議員。
       〔1番佐藤剛太議員発言席〕
    ○1番(佐藤剛太)1番、岩沼政策フォーラム、佐藤剛太です。改めまして、おはようございます。
     通告に従いまして、スポーツを生かした地域活性化についての内容で質問を行います。
     地域社会の空洞化や人間関係の希薄化が問題となっている中、スポーツ振興の果たす役割は、健康の増進や体力の向上にとどまらず、地域社会の再生や地域経済の活性、活力、創造にも寄与するものとして期待が高まっております。
     国や地方自治体においても、スポーツを核としたさまざまな地域活性化策が展開されております。さらに6年前の東日本大震災の際も、多くのスポーツ選手が避難所や学校に支援、励ましに駆けつけて、子供たちや多くの避難された方々を勇気づけ、夢や希望を与えました。スポーツには、そういった目に見えない力もあると思っております。
     そこで、1番、東北・みやぎ復興マラソン2017について質問を行います。
     本市は、以前から岩沼エアポートマラソン、全国高校銃剣道大会などを行っており、本年も開催が予定されております。
     さらに、ことしの9月30日、10月1日には、岩沼市海浜緑地公園をメーン会場として仙台放送が主催し、宮城県、そして、県内市町村が後援となり東北・みやぎ復興マラソン2017が開催されます。このマラソンには、約1万5,000人の選手、ボランティアが4,000名、そして、スタッフ、応援等を合わせると3万人近い人々が本市に来訪される予定です。
     そこで、開催地である本市の役割と協力などについてお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)市長の答弁を求めます。菊地啓夫市長。
    ○市長(菊地啓夫)今回の東北・みやぎ復興マラソンは、御案内のとおり、民間が主催し、本市は特別協力という形をとってございまして、市もこの復興マラソンには協力をしていきたいと思ってございます。
     市の狙いとしましては、この地域の復興状況を、これまで御支援いただいた国内外の皆様に復興状況をお知らせし、御礼の気持ちをあらわしたいということと、それから役割等は特にないんですが、被災された地域の皆さんがマラソンコースでいろいろ応援をするとか、あるいは何か支援ができることがあれば、一緒に連携とりながらやらせていただきたいと、そんなことで今、取り組んでございます。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)先日、仙台放送のボランティア要請の説明会が行われました。その中に、配布された資料の中に大会の全体イメージというものが書いてあり、フルマラソン等の大会を軸に復興マルシェ2017などのイベントを融合、ランナーと地域が触れ合い、新しいにぎわいをつくるとありました。今、市長が言われたことと同じなんですけれども、その中では、予定ではありますが、本市において、岩沼市では、岩沼名物とんちゃん焼きを提供する予定であると書いてありました。
     しかし、その中で復興マルシェのほうは、出店者に出店料があり、なかなか市民や市内商店が出店するのが、その出店料がネックとなって出店できないかもしれないという話も聞いてきたということでした。
     そこで、やはり本市を知ってもらう機会として、このマラソンは、岩沼駅、館腰駅、名取駅がシャトルバスの停留所になります。そして、ほぼ南から北、車で来る方もいると思いますが、南から来る出場者は岩沼駅からシャトルバスを利用されるものだと思っております。やはりそこで、開催地でもある岩沼市、多くの来訪者の皆様に岩沼市を知ってもらう機会をつくることが必要であると私は考えております。
     前日は市内の宿泊先、宿泊施設に多くの参加者が宿泊されることも見込まれております。繰り返しにもなりますが、やはり岩沼駅はシャトルバスの停留所にもなっており、多くの方が岩沼駅に集まり、岩沼駅は本当に利用される方が多く人が大勢集まる場所になると思っております。
     そこで、(2)の質問となります。9月30日、10月1日は、岩沼の駅前広場を活用し、本市に来訪する多くの参加者のために地域の魅力を発信できる催しなどを行い、地域活性につなげることが必要だと思いますが、これについて見解を伺います。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)御存じのように、駅も3つございますし、会場としては1つですが、岩沼に入ってくるコースとしては、空港含めて4つぐらいですかね、あとは自家用車で来られる方がおいでになるんですが、将来的には地域活性化につなげたらというような御提案でございますが、フルマラソン42.195キロについては、公認を目指しておりまして、公認になった場合は数年間、連続して続けなければならないと、そういった公認の制限があるようでございますので、1回のみならず、公認になれば、ずっと続くものだということで、これを生かしていきたいという思いはございます。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)やはりこの岩沼市においては、このフルマラソン、人が集まるという機会はとてもチャンスだと私は思っております。そして、駅前広場においても、商工会青年部などが駅前活性化事業などを行いすごくにぎわっているイベントになっていると思います。
     さらには、この岩沼市においても、商工会青年部もそうですが、青年会議所や地域活性のために活動している団体が多くあります。ぜひそういった団体に声をかけていただき、こういう駅前活性化事業を行っていただきたいと思うんですが、その件に関しまして見解をお聞きします。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)現段階で駅前ということは、余り私は意識してございませんので、これからマラソンの具体的な開催内容を見まして、効果的な場所があるんであれば、また新たに検討していきたいと思いますし、前段申し上げましたように、何カ所かから入ってくるお客さんを、どこかでうまくおもてなしをできるということを今考えてございますので、ばらばらになると、なかなかおもてなしも難しいんだろうと思います。今回は被災地を一応ごらんいただいてこれまでの御支援に感謝するという思いがございますので、現場で青年会議所なり、商工会なりがおもてなしをしていただければという思いでございます。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)やはり地域活性化は、本当に各種団体、そして、市と市民が協働して自分の地域の魅力を多くの皆様に発信すること。それで改めて、やはりそこにかかわった人たち、参加した市民も自分の地域の魅力を再認識することができると私は思っております。マラソンが行われる沿岸部、そして、沿岸部は盛り上がると思いますが、勾当台公園等々でもイベントがあるというお話も聞きました。やはりこのマラソンをチャンスに岩沼市全体を盛り上げ、地域活性化できるような私は機会にするべきだと思っております。
     そして、市長からもありましたが、このマラソンは、5年間連続して開催すると公認コースがとれるということでした。であれば、そういう地域活性事業みたいなのを毎年5年間、続けるようにすることによって、やはりマラソンの参加者も毎年、岩沼に来るとマラソンに合わせてこういう事業をしている、イベントをしていると思うことで、やはり多くの人々がこの岩沼のことを好きになり、やはり市民においても、岩沼を自分自身で発信する機会になって、そういうことが市民に対する愛着心などにつながり、そして、その愛着心を持った市民がまちづくりに取り組んでいくことで、この岩沼がさらに地域活性されていくと思いますので、ぜひこのマラソンのチャンスを活用しまして岩沼を盛り上げていただきたいと思います。
     続きまして、交流人口の拡大について質問を行わせていただきます。
     2020年、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるに当たり、宮城県ではサッカーなどの一部種目の開催も決まり、県において取り組みの基本方針を定め、宮城の復興を世界へ、感謝、復興、発信と震災記録の伝承、宮城の魅力を世界へ、観光振興と地域活性化、宮城の元気を世界へ、スポーツ振興と健康増進、この3つの取り組み方針と7つの取り組みの方向性を定め、東京オリンピック・パラリンピックに向けて今、進んでおります。
     東北の玄関口であります仙台空港が所在する本市にとっては、県と同様、このオリンピックで、東日本大震災の被災地として世界の方々からいただいた支援へ、感謝の意を込めて復興する姿を伝える場にできると思っております。
     さらには、交流人口を拡大する、これも大きなチャンスとなっていると考えます。
     そこで、(1)宮城県は2020年、東京オリンピック・パラリンピック参加者に向けた事前キャンプガイドを作成し、国内外の国際的な競技大会やオリンピック関係者が集まるイベントなどで配布しているが、本市が掲載されておりません。「快適シティ宮城」というこのパンフレットです。本市が、中を開くと白くなっているんですね。白くなって会場が載って参加されておりません。この件に関しまして御見解を、なぜ掲載しなかったかという御見解をお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)岩沼市として、どういう形でオリンピックを支援していくかが大事でございまして、参加する方法としては、公式練習場もしくは事前合宿、それからプライベートの合宿所、そういったいろんな支援の方法がございまして、私どもの持っている施設と比べてどのような形がいいのかということを考えてございまして、具体的な内容については総務部長よりお答えをさせます。
    ○議長(森繁男)大友彰総務部長。
    ○総務部長(大友彰)昨年度の紹介のとき、市の施設関係で施設の利用関係の調整を行ったところなんですが、それがちょっと時間を要しまして前回はお願いができなかったということで、今年度の冊子のほうには掲載をお願いする予定でおります。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)この件に関しまして、私も一応県に問い合わせまして、なぜ岩沼が載っていないのかという問い合わせをさせていただいたところ、市のほうから掲載の希望がなかったため、掲載しなかったという御返答をいただきました。
     オリンピックの事前キャンプは、先週の新聞にも載っておりましたが、自治体と友好関係が強いところはホストタウンとして登録しており、そのほかの地域はなかなか事前キャンプを誘致するに当たっては、やっぱり自治体の負担とか、積極的な誘致活動も必要になるんで大変だというお話も聞きました。  しかし、このパンフレットの中に掲載している他自治体の施設等々を見たりしても、本市のスポーツ施設に比べて機能が劣ったり、規模が小さいものが多く載っていたような感じがしております。なぜこれも載っているんですかという話を聞きましたら、スポーツ施設を国内外の大会やオリンピック関係の機会にこのパンフレットを宮城県のほうでいろいろ配るということで、施設を、やはりこういう施設が本市にあるという、ほかの自治体が施設が自分のまちにあるという施設をPRして、少しでも交流人口の拡大や観光客の拡大につなげるために事前キャンプを募集し、掲載したところもあるというお話もありました。
     先ほど、大友総務部長のほうからありましたが、せっかくこういうチャンスでこういうものは活用すべきだと私は思います。先ほど話もありましたが、これが第1版であり、初版であり、また改訂版も今度、つくることが決まっているらしいんで、ぜひそれには岩沼市の施設と岩沼市を載せるようにしたほうがいいと思います。なぜなら、表紙が仙台空港になっていて、仙台空港があるまちは岩沼市ではないですけども、岩沼市が空港の玄関口のまちだということで、積極的にこういうものを活用するべきだと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。
     本市は、先ほども言いましたが、スポーツ施設、そして、気候、環境、交通アクセスも他自治体よりとても私はすぐれていると思っております。特に岩沼市の総合体育館などは、会場の規模、そして、仙台市の会場だとないような駐車場の広さを兼ね備えております。県1番、2番の利用しやすさが私はあるのかなと思っております。あわせて、グリーンピア岩沼などは、スポーツ施設と宿泊施設を兼ね備えて、本当に合宿などに利用するのにもとてもすぐれておると思っております。
     さらに、昨年、ことしと多目的グランドや海浜緑地公園の野球場なども再開し、本当にスポーツ施設が本市はすぐれていると私は思っております。そして、このような施設を有する岩沼は、交流人口を拡大するために、観光のみではなく、観光プラスアルファとして観光とスポーツの組み合わせも十分に私は取り入れられるものだと思っております。
     特にことしは東北最大規模になる東北復興マラソン2017も本市で開催されることも、本当にこれも好機になっていると考えておるので、観光プラススポーツの組み合わせも十分考えていただけたらなと思います。
     そこで、(2)の質問です。本市の気候や交通の利便性を活用し、観光とスポーツを組み合わせたスポーツツーリズムに積極的に取り組むことで、本市の交流人口の拡大の柱になると考えますが、このことにつきまして御見解を伺います。
    ○議長(森繁男)大友総務部長。
    ○総務部長(大友彰)当市は交流人口拡大のために、現在までふるさと納税の促進やイメージキャラクターの作成、千年希望の丘の整備や植樹、育樹などに取り組んできております。
     今年は、岩沼市のシンボルである千年希望の丘を臨みながら、多くのランナーの方々が走る復興マラソンが行われるとともに、民営化された仙台空港にランナーズポートも設置されましたので、これらを活用した交流人口拡大についてPRを進めていきたいと考えております。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)今、本当に多くの市町村がスポーツを生かして地方創生に取り組んでいるところがあります。繰り返しにはなりますが、本市周辺自治体においては、野球、サッカー、バレーボール、バスケットなどのプロチームもあり、そして、隣の柴田町には本当に国内外に多くの姉妹校の体育大学を持つ仙台大学が存在します。仙台大学においては、本当に海外の大学スポーツを通じての交流などを深めております。そして、それこそウォータースポーツやウインタースポーツが行える場所もアクセスがよく、本当にさまざまなスポーツに適した市になっていると思っております。
     さらには、やはり国際空港である仙台空港を有しております。そして、空港の民営化に伴い国際便も年々拡大しております。外国では、大人気でも国内でまだまだ知名度の低いスポーツも多くあります。  そして、先ほどオリンピックの話になりましたが、オリンピックにおいても、やはり我々自身が余り知らないスポーツ、フリークライミングやBMXなど多くの新しいスポーツも今、国内外で注目を浴びております。既存のスポーツはもちろんですが、やはり本市の利便性を生かすことが、交流人口の拡大につながると思っておりますので、ぜひとも積極的に取り組んでいただきたいと思います。
     そして、このような競技だけでもなく、やはりこの岩沼市という場所はとても住みよい場所です。都会では、子供たちを思いきりスポーツとかさせられなくても、やはり豊かな岩沼市の環境で思いっきりスポーツをさせて子供を伸び伸びと育てたい方々、そして、市長が常々言われている、岩沼はこれから学校施設の充実を進めている本市において、本当に交流人口の拡大が定住人口、岩沼に住んでいただけるような人口に私はつながっていくんだと思いますが、そこでBの質問です。やはりスポーツを通した交流人口の拡大が定住人口の拡大につながると考えますが、この件において御見解をお伺いします。
    ○議長(森繁男)大友総務部長。
    ○総務部長(大友彰)議員御提案のとおり、スポーツの持つ集客力は大きなものがあるということで、交流人口の拡大や、ひいては定住人口が拡大する要因の一つではあるという認識でおります。
     市では、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づきまして岩沼市の魅力であります子育てや教育に力を注いだ施策、また安全・安心な暮らしができるまち、そして、働く場の確保など、これなどの事業をまず発信して定住者の確保に努めてまいりたいと思います。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)今進めていることも、すごくすばらしいと思うんですけれども、でも、スポーツってある程度、健康増進とか、地域コミュニティー、ひいては産業とかにもつながっていくことができると思います。そして、やはり子供から高齢者までの幅広い方がスポーツを行うことが、今、できております。やはりあわせてスポーツによる地域活性も進めていただくことで、さらに本市は住みよい岩沼になると思いますので、このスポーツによる住みよい岩沼に向けて何とぞお願いいたします。
     続きまして、3の老朽化施設の整備について質問を行います。
     本日は数多くある公共施設から朝日山野球場、そして、朝日山の市民テニスコート、岩沼陸上競技場の3つを取り上げさせていただきました。本年2月の定例会において、朝日山公園の長寿命化に伴い、トイレの改修工事、遊具のワイヤーなどの交換が予算に組み込まれておりました。
     朝日山公園野球場が昭和50年に建設され築42年、市民テニスコートは52年に建設され築40年に建設されました。野球場などは、私が子供のころからですけれども、ベンチから外に出るとき、頭をぶつけながら出るくらいベンチが低かったり、ベンチの天井が低かったりされています。そして、野球の大会とかを行うときは、トイレは今度改修されますが、やはり駐車場などがなく、テニスコートの通路とか、公園の駐車場にも車を皆さん、とめるところがなくてとめるようになっているのが今の現状でございます。
     そして、本市の定めた公共施設等総合管理計画においては、耐震化、安全確保の部分では、年度がちょっとずれていますけれども、テニスコートはテニスコートと陸上競技場は34年と25年となっているんですけれどもちょっとずれておりますが、老朽化が進行しているから安全確保に取り組みます。長寿命化においては、国土交通省の公園施設長寿命化計画策定指針、平成24年4月に策定されたものを参考に、グラウンド等についてはスポーツレクリエーション施設等の関連を踏まえ、施設の長寿命化に取り組みます。特に市民テニスコート及び陸上競技場は、老朽化が著しいことから、改修経費を調査の上、長寿命化に取り組みますとあります。
     それを踏まえて質問のほうに移らせていただきます。
     1番の朝日山公園野球場及び市民テニスコートの整備について、市の見解と今後の取り組みをお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)教育長の答弁を求めます。百井崇教育長。
    ○教育長(百井崇)議員おっしゃるとおり、市内の各施設、老朽化していますので、ただ、今のところは、安全面に配慮しながら使用しております。
     詳しくは生涯学習課長のほうからお答えいたします。
    ○議長(森繁男)沼田輝明生涯学習課長。
    ○生涯学習課長(沼田輝明)お答えいたします。
     朝日山公園野球場の整備につきましては、市の施設点検及び利用者の要望によって、観覧席の椅子の補修並びにフェンスの改修など必要に応じて行ってきております。今後も利用者の安全面に考慮し、小修繕を行いながら、機能の確保を行ってまいります。
     また、テニスコートの整備につきましては、平成14年に北側のC、Dコート2面及び平成15年に南側のA、Bコート2面の全面改修を行っており、その後につきましても、必要に応じ安全面に考慮しながら部分改修を行ってきております。今後につきましても、市民の身近にあるテニスコートとして安全に利用していただけるように、必要に応じて改修等を実施していく考えでおります。以上です。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)安全面において改修、今後も市民の要望について改修するというお話でした。
     やはり市民の要望もあれですけれども、見ていて古くなったなという実際感覚があるんで、見ていて、やはり私、子供のころは、すごく朝日山公園ってにぎわいのある公園でした。本当に野球も盛んでテニスコートも皆さん活用して遊具も充実しておりました。本当に多くの方がにぎわい、地域の子供たち、そして、幅広い年齢、高齢者の方がにぎわえる場所になっておりました。やはりそのようにしてもらいたいという思いもありますし、あと、西部地区には公園等々も少ないんで安全に遊べる場所も少ないという声も聞きます。ですから、野球場、テニスコートももちろん、整備もお願いしたいですが、公園自体の整備も進めていっていただきたいと思います。
     なぜなら、インターネットで朝日山公園という検索をかけますと、心霊スポットと出てくるんですね、心霊スポット。東北の心霊スポットって、やはりそれではうまくないのかなと思っております。それも1ページ目に出てくるんで、やっぱり子供たちが遊んでにぎわいを生む場所なんで、ですから、遊びやすいとか、そこに集まるといいというような場所に何とかしていくことも必要だと思うんですけれども、このことに関しまして御見解をお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)私も心霊スポット、初めて聞きました。そうならないようにもっと整備とか、それから利用についても考えてまいりたいと思います。以上です。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)ぜひとも何とかここもにぎわいの子供たち、そして、高齢者の皆様が集まれる、本当に笑顔が絶えないような場所に、また昔のようになればと思っておりますので、何とぞ整備を含めていろいろ工夫、創意工夫をよろしくお願いいたします。
     前段の交流人口拡大についても述べましたが、本市は、本当にしつこいようですが、気候がいい。宮城県は真夏日と真冬日が一番少なく、とても住みやすい環境だと言われております。その中でも岩沼は、とても住みやすい場所だと私は思っております。そして、交通アクセスもいい。そして、スポーツ施設、先ほど言いましたがスポーツ施設もある程度は充実していると思います。
     ただ、やはり岩沼市においてしなければならないというか、方向性を決めなきゃだめなのが、岩沼市陸上競技場だと思っております。今、コースは継ぎはぎになっており、野球場、テニスコートなんかよりも老朽化が甚だしい施設です。やはりこれも多くの市民から要望等々があったと思います。やっぱり陸上競技場をあのままにしておくわけにはいかないというのが本市の意向だと思いますが、2の質問に移ります。陸上競技場の整備について、見解と今後の取り組みをお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)確かに陸上競技場、老朽化しております。それから、おととい、土曜日に中学校の陸上競技大会があって確かに子供たちが喜んで使っているということがありますけども、これからも安全面に気をつけながら、こちらとしては運用してまいりたいと思います。
     詳しくは生涯学習課長のほうからお答えいたします。
    ○議長(森繁男)沼田生涯学習課長。
    ○生涯学習課長(沼田輝明)お答えします。
     陸上競技場も築27年が経過し、芝生フィールドやトラック等の改修が必要となっております。これまで必要に応じ安全面に考慮しながら部分改修を行ってきております。今後につきましても、利用者が安全に利用していただけるように必要に応じて改修等を実施していく考えでおります。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)今後も部分改修で、部分改修を進めていくような感じでしょうか、それとももう全体のトラックの張りかえというか、それを考えているのか、そのお考えをお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)今のところ、予算の関係で部分改修は考えておりますけども、全面改修についても考慮のほうに入っておりますので、その辺、まだ確かなことは言うことは、財源の関係がありますのでできませんけども、とにかく安全面に配慮しながら運用していくと。今のところはそれでお答えしたいと思います。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)ありがとうございます。陸上競技場のトラックを全面改修したら、ちなみに予算ってお幾らかかるのか、調査とかしているのであれば、お聞きしたいんですが、よろしくお願いします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)具体につきましては生涯学習課長のほうから、まだ具体的な検討というか、そういうことはなっておりませんけども、一応概要的なことだったらお話しできるかと思います。
    ○議長(森繁男)沼田生涯学習課長。
    ○生涯学習課長(沼田輝明)お答えします。
     芝生部分とトラック、全て含めまして2億から3億程度を見積もりはさせていただいております。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)2億から3億、本当に高額になると思っておりますが、ただ、そのままにはしておけないというのが現状だと思っております。やはり組み合わせによっては陸上競技場が再整備され、多目的グランド、そして、総合体育館などの組み合わせでいろいろなことが、やはりこれから考えることもできるようになりますし、本当に陸上競技場が整備されれば、本市をうらやむ市町村も出てくるのではないかと思っております。
     そこで、御質問でございます。地方創生の拠点整備交付金を活用し、本市においては、公設跡地を活用して新たに地域コミュニティーの拠点づくりに取り組んでおりますが、他自治体において既存の施設整備などを行い、地方創生の拠点づくりをしているところも多くあります。本市において、陸上競技場を再整備し、本当に体育館、グラウンドの組み合わせでスポーツを生かした地方創生に取り組むことが、私はできるのではないかと考えております。
     そこで、Bの質問です。地方創生拠点整備交付金などの活用で陸上競技場や施設を直すことができないのか、御見解をお伺いします。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)地方創生の交付金については、ある程度、制限がございまして、これまでの経過を申し上げますと、推進交付金とか、あるいは活性化交付金、いずれもソフトが主でございました。28年度にあっては、拠点整備交付金としてハードでもいいですよという事業があって、今回公設跡地とそれからひまわりのサテライトショップ、これが交付の決定を受けたわけですが、こういった形で今後もというお話でございますが、この件については、29年度以降は余りそういう交付金が出されるということは想定しづらい。むしろ、ソフト事業が多いのかなと思ってございますが、なお、そういった機会があれば、財源の確保に努力をさせていただきたいと思ってます。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)やはりあるものをそのままに、新しいものを建てるのもすごくいいことだと思いますが、あるものを活用することもすごく大事なことだと思っております。なぜなら、やはり今後、多くの公共施設が更新時期を迎えていくと思っております。そして、長寿命化計画、学校もそうですが、なかなか予算の都合で学校等も予算がおりないから進められないというお話も聞いております。ですから、うまくあるものを、新しく建てるのもすごく必要ですが、あるものを活用して本市が均衡ある発展が実現できるように何とぞよろしくお願いいたします。
     続きまして、4の質問です。海浜緑地の野球場について。
     ことしの4月より東日本大震災の被害より再整備が終了し、海浜緑地公園の野球場の利用再開がされました。震災以前は、本市においても、中総体やさまざまな大会に使われておりました。しかし、ことしの中総体は朝日山球場が会場になり、今後、再整備された野球場を多くの市民が使えるようにすることが、やはり必要だと思っております。
     そこで質問でございます。県の施設ではありますが、やはり岩沼市にある海浜緑地公園の野球場として、市民が優先的に使えるようにできないものかどうか見解をお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)詳しくは生涯学習課長のほうからお答えいたします。
    ○議長(森繁男)沼田生涯学習課長。
    ○生涯学習課長(沼田輝明)お答えいたします。
     岩沼海浜緑地北ブロックは、議員御承知のとおり、平成29年4月から再オープンいたしております。
    利用方法につきましては、宮城県の施設ということで、野球場、テニスコートともに市民優先ということではありませんが、第一優先として市の中総体の行事、そういったものを優先していただけるとお聞きしております。
     また、第二優先として体育協会やスポーツ少年団本部の大会、その他公益性の高い団体の大会も優先していただけるというふうに聞いてます。
    ○議長(森繁男)佐藤剛太議員。
    ○1番(佐藤剛太)ありがとうございます。ぜひ、今回中総体で多分いつかは戻るんだと思うんですが、中総体とか積極的に市の施設を使っていただけたらなと思います。
     海浜緑地公園は、本当に今回の大震災の津波被害を教訓に、新たに内陸部に出入り口や駐車場、緊急避難の築山を整備し、防災機能を有する公園となっております。やはり再整備されてすばらしくなった野球場、それを多くの市民が使う。野球場だけでなくても、やはり市のものを市民が使って使いやすさ、何かそういうのも得ると、本当に岩沼が住みよいとか、いろいろ施設が活用しやすいものだというのが実感できると思います。そういうことがあれば、今の子供たち、そして、幅広く使う人たちも岩沼に生まれてよかったと。岩沼は多くの人たちも入ってくるところになると思います。
     やはりスポーツってすごく多くの方々がやられていて、オリンピックなんかもすごい経済効果があって、今回岩沼も復興マラソンがあるということで、岩沼においては、新しい取り組みの一つになると私は考えております。やはりことしなんかはマラソンもあってオリンピックのあれもあってすごくチャンスの時期だと思いますので、ぜひ何ですか、新たな観点からといったらおかしいですけれども、こういうものも取り組んでいっていただきたいと思います。これは要望でございます。
     以上、質問を終わらせていただきます。
    ○議長(森繁男)1番佐藤剛太議員の一般質問を終結いたします。
     10番渡辺ふさ子議員の一般質問を行います。発言席において発言してください。10番渡辺ふさ子議員。
       〔10番渡辺ふさ子議員発言席〕
    ○10番(渡辺ふさ子)10番、日本共産党の渡辺ふさ子でございます。大きく2点について質問をさせていただきます。
     初めに、大きな1番目、上工下水一体官民連携運営の検討(みやぎ型管理運営方式の構築)について伺います。
     1番、宮城県は、広域上水道と下水道、工業用水の3事業一体化による官民連携運営を検討している。目的と仕組みについてどのように説明されているのか伺います。
    ○議長(森繁男)市長の答弁を求めます。菊地啓夫市長。
    ○市長(菊地啓夫)宮城県からは経済基盤の強化を図り持続可能な水道経営を確立するため、民間の力を最大限活用した最適な管理運営方式を導入したいということで、構想の概要はこういった目的のためにやるということはお聞きしておりますが、内容についてはまだ説明を受けておりません。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)水道管路と水道施設の所有はどうなるのか、一応確認のためにお伺いします。 ○議長(森繁男)森康雄水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)水道管路と下水道管路の所有につきましては、所有権については宮城県がそのまま所有をすると。そして、管理のほうを民間が行うということでございます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)先ほど市長もおっしゃいましたように、県の方針の中には安全で安心な水の安定的供給の持続に向けてという目的が示されております。
     また、人口減による需要減やこれまでの過大な投資のツケによる経営難、給水実績においても、水道でいえば68%、工業用水でいえば32%、下水道でいえば55%という今の実態もあると思うんですが、その辺の実態についても御意見ありましたらお願いいたします。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)県の公営企業の経営については、議員が先ほどおっしゃったように、全体の利用のパーセントが下がっているということで、人口減少や産業基盤の変化により給水収益が減少する一方だということで、そのほかにあと施設の更新需要は増加していくという見通しが含まれていることから、今回の包括的な管理運営方式による委託を検討しているというふうに伺っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)施設の何とおっしゃった、施設の、済みません、そこをもう一度。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)施設の更新需要。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)施設の更新需要ということでは、県が施設を所有するということで、施設の更新需要に関しては、これは県が持つと、県が責任を負っていくということでの今のところの方針だったと思うんですが、確認のためにお願いします。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)議員おっしゃるとおり、管路等の更新については、県が行うということで伺ってます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)これは国がみやぎ型管理運営方式という全国の先駆的なモデルとして、他水道事業体に広がることを期待して、村井知事は国の意向を受けて率先して検討を進めているものです。今回の県議会にもこのコンセッション方式導入に係る調査費を計上しておりますけれども、全国で水道の民営化や官民連携方式を導入しているところは、今のところ、一つもありません。
     水道を民間に任せて大丈夫なのという市民の声は当然であって、民営化提案になった地方議会では廃案、継続審議などとなっていますけれども、このことに対してはどのようにお考えでしょう。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)民間運営に関しては、民間の活力を導入するという部分でのメリットはあると思いますので、そういう部分も検討していくということで伺っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)このことに関して日本共産党の宮本岳志議員が、5月16日の衆議院の地方創生特別委員会で質問しておりますけれども、この公共施設等の運営制度、コンセッション方式の自由度の拡大が住民に被害を与える危険性ということで追及しています。公共施設の利用や料金設定が、地方自治法で定められてきたのは、住民の立場で事業者を監督する必要があるからだとして、運営を民間に任せて住民の利益が守れるのかと追及しております。安倍政権が、自治体が持つ水道事業のノウハウをコンセッション方式で民間に移転して、新たな儲け口としてインフラ輸出につなげようとしていることも指摘しております。このことも申し上げておきたいと思います。このことについての回答は結構でございます。
     では、2番目に移ります。
     県は、2月9日に第1回宮城県上工下水一体官民連携運営検討会を開催しました。検討会は、県企業局が管理する大崎広域水道、仙南仙塩広域水道、工業用水、さらに下水道まで視野に入れて、県が所有権を持ったまま、民間の業者に当該施設の運営を委ねるコンセッション方式と呼ばれるPFIの導入推進を目的としている。災害対応も含め、事業の持続可能性、安定性についての見解を伺います。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)2月9日に一部の市町が構成員となっております検討会が開催されたことについては、承知しておるところでございますけれども、岩沼市は、構成員となっておりますので……、あっ、なっておりませんので、御質問にあります事業の持続可能性、安定性、災害対策などの詳細については、まだわかっていない状態でございます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)前の質問でも管路更新は県が責任を持つという答弁がありました。そういうことでは、老朽化に伴う、本当に一番費用のかかる面は県が責任を持って、そして、運営の面だけ民間になるわけでございます。そういう面では、財政的にも県民の負担がふえるんでないかというふうに私は危惧いたします。
     また、災害時の対応も含めて今回のこの検討会の中では、企業の責任には全く触れられていないんですね。そうしておきながら、こういう運営とかを企業に任せてしまうということでは、県の災害が起きた場合には、県のノウハウも薄れてくる中で、災害対応がおくれたりできない部分もできてくるんじゃないかと懸念するところでございます。説明を受けていないのでわからないということですが、このことについての見解がありましたらお願いします。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)詳細については、まだ説明を受けていないところでございますけれども、今後、そういう検討会が県のほうで開催されますので、その意見に注視しながら、必要がある場合は受水をしている市町村で意見を申し上げていきたいというふうに考えております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)受水している市町村で意見を上げていくということで、それは大変大事だと思います。今後とも、その検討委員会には岩沼市は含まれないということですか、確認ですが。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)はい、今後とも構成員とはなっておりません。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)それでは、3番に移ります。
     11月に、厚生科学審議会生活環境水道部会、水道事業の維持向上に関する専門委員会の報告書が出され、民間業者が水道運営にかかわることを前提にした料金原価の算定方式については、総括原価主義とするとともに、総括原価に法人税や配当金などを含めることができることを明確にすべきであるとしている。
     民間が運営にかかわることは、住民が支払う料金の中に企業の利益が含まれるということであり、料金が上がることを意味する。大企業の利益のために市民が犠牲になるのではないかと危惧するが、いかがでしょうか。具体的な説明はこれからということですが、答えられる範囲でお願いいたします。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)料金の設定につきましては、これまでどおり、県が行うというふうに伺っておりますので、市といたしましても、ほかの受水市町と連携して今後の受水料金の設定については、注視してまいりたいというふうに思っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)水道事業における厚労省の水道課の官民連帯に関する手引には、料金に関して関与する仕組みを構築することが望ましいと、このようにだけ書いてあります。これで、例えば民間からの値上げ圧力を抑えることができるのか、関与する程度で終わるのではないかという、そういう危惧もありますけれども、これに対する見解があればお願いします。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)水道料金に関しましては、もともと公営についても、議員が先ほどおっしゃったように、総括原価主義というところを採用しているという点では、変わりはないというふうに考えております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)総括原価主義ですが、これまでの総括原価には、前にも述べましたように、民間が負うことになる法人税とか、配当金とか、もちろん、公営でやってきた場合は含まれていなかったわけですね。それが入ってくるということ。それから、コンセッション方式によるコスト増ということでは、企業の利益を保証しなければならないということもあります。また新たに入札契約やコンサルティングにかかる費用というものが出てきます。そういう意味でのコスト増がこれまで以上にかかると思いますが、その辺についてはいかがですか。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)県のほうの概要の説明では、全体、今まで上水、工業用水、それから下水をそれぞれ別々に委託していたものを、今回包括的に委託をするということで、全体を一つにすることでのスケールメリットがあるというふうに聞いております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)包括的に進めるスケールメリットの中で、民間が利益を得ていくという解釈でございましょうか。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)民間の利益に関しては、そのスケールメリットの中で十分に補えるというふうに考えているというふうに伺っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)私は大変その辺が心配でございまして、公共施設の利用や料金設定が地方自治法で定められてきたのは、住民の立場で事業者を監督する必要があるからこうなっていたと。ですから、民間に任せて住民の利益が守れるのかどうか、大変心配なところでございます。
     それから、料金に関して、岩沼市でもことしの4月から滞納者に対する給水の停止の事務手続要綱が施行されました。給水停止の猶予には、福祉的な対応の規定があります。これが民間が徴収する場合は、さらに厳しいものになるんではないかと危惧しております。この点についてはいかがでしょうか。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)今回県が行っている官民一体の事業につきましては、広域水道というところですので、市民の皆様の料金徴収には直接かかわりはないというところになります。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)料金徴収も含めて民間が行うと私は聞いておりますが、もう一度お願いします。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)宮城県の構想の中では、まだ岩沼市の受水市町村まで広範囲にそういうふうな料金を徴収するまでの事業を行うというふうには、伺ってはおりません。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)確かに今のところは、岩沼市は入っておりませんが、100%広域水道を利用している自治体が今、まず対象に挙げられているのはわかりますが、このコンセッション方式が導入されていく中で、いずれそういうものになっていくんではないか、仙南仙塩広域水道もなっていくんではないかと思うんですが、将来的においてもそうは言い切れないと思うんですが、いかがですか。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)今後の検討会の検討事項だと思いますので、まだわかっておりません。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)それでは、4番に移ります。
     中央の大資本が管理運営するコンセッション方式が導入された場合、地元業者への発注が大幅に減少したり、中央の大手系列会社に仕事を独占される危険があり、地域経済への影響ははかり知れないと思いますが、いかがでしょうか。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)先ほども申し上げているところでございますけれども、構想の概要を伺った段階ですので、具体的な内容につきましては承知しておりませんが、今後、宮城型管理運営方式の導入可能性等、調査業務などの委託や宮城県上工下水一体官民連携運営検討会などのほうで検討されるものだと思っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)先ほどの答弁の中でも、上工下が一体的に包括的になるので経費が縮減されるというお話があったものが、こういうところにも私は影響してくるんだろうと思います。これまでは水道事業維持管理のための工事や物資の調達を、地元の業者に発注することで地域経済を支えてきたという役割があると思うんですね。その辺について私は大きな影響が出てくると考えていますが、細かい事情はまだわからないということなのでこの点についてはいいと思うんですけれども、運営検討会のメンバーの中には、もう30年という長いスパンで任せようという構想になっているわけで、そこのメンバーになっているのは三菱商事ですとか、三井物産、住友商事、丸紅、日本政策投資銀行、三井住友銀行、日経連、日本総研、水道事業にかかわるアンダーソン、ジャパンウォーターなどなど、そういう大きいところが入ってくるわけですので、本当に市内、地元の業者の皆さんへの影響がないような形で、どのように実施していけるかもしっかりと注視していっていただきたいということでのお願いにとどめておきたいと思います。
     5番目、水道法は第1条で、清浄・豊富・低廉をうたっている。水循環基本法第3条第2項では、水が国民共有の貴重な財産であり、中略、全ての国民がその恵沢を将来にわたって享受できることが確保されなければならないとある。非営利の公共サービスを営利の経済活動にしてはならないと、先ほども広域の市町村として意見を上げていきたいということはおっしゃいましたけれども、こういう立場でもしっかりと意見を上げるべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
    ○議長(森繁男)森水道事業所長。
    ○水道事業所長(森康雄)公共サービスに民間の活力を導入して、安くて質の高いサービスを提供するということにつきましては、サービスを受ける人の利益になるというふうに考えております。
     それで、県におきましても、サービスを受ける人の利益を最優先に考慮されるものというふうに思っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)民間の活力において、有効になる部分はそういうふうな形になっていくのであればとは思いますけれども、やはり民間になるということは、もうけを確保していかなきゃないわけであります。まして、30年という中で企業の経営は、いつどうなるかわからない、東芝のようになるかもしれない、そういう心配もあるわけですので、しっかりと公の部分が担っていかなきゃない部分は、私はあると思います。その点をしっかりと県のほうにも言っていただきたいなと思います。
     そして、県の基本方針でも、市町村や事務所等、現場の意見を丁寧に酌み上げて、不安や心配を抱かせないように慎重に進めることとするという文言もありますので、しっかり注視していただき、そして、上げるべく意見、そして、議会、市民の声もしっかりと届けてほしいと思いますが、その辺についてもう一度お願いします。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)いろいろ御提案なり、注意をいただいておりますが、具体的な運営形態がまだ見えていない中でもありますので、市といたしましては、まず安全性が担保され、できる限り、安定的に供給されるような、そういう水道の経営、運営になるように注視していきたいと思ってございます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)そのように、そして、災害においても安心できるようなことも含めてしっかりとやっていただきたいことを申し上げまして、次の質問に移らせていただきます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員にお願いいたします。
     ただいま一般質問の途中でありますけれども、ここで休憩を入れたいというように思います。
     再開は11時15分といたしたいと思います。
     休憩をいたします。
       午前11時04分休憩

       午前11時15分再開
    ○議長(森繁男)それでは、会議を再開いたします。
     渡辺ふさ子議員の一般質問を継続いたします。渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)それでは、大きな2番、教育の取り組みについて伺います。
     1番、教育勅語について。(1)教育勅語に対する見解を伺います。
    ○議長(森繁男)教育長の答弁を求めます。百井崇教育長。
    ○教育長(百井崇)教育勅語は1948年、昭和23年6月19日、ちょうど今日ですね、衆議院と参議院において排除、それから失効という決議がなされております。それ以上でもそれ以下でもございません。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)私もそれと全く同じでございます。戦前の教育規範だった教育勅語は、国家主義を支えて軍国主義を推し進める役割を果たしたと、本当にそのとおりであり、衆議院、参議院での決議は全く当然のことだと思います。
     それでは、(2)番目、教育勅語を学校教材として活用することを否定しないとする答弁書を安倍内閣が閣議で決め、菅義偉内閣官房長官は、教育勅語を道徳教育に使うことも、「教育勅語にそうしたこと(道徳を説いた側面)があり、そこは否定できない。憲法や教育基本法に反しない形で教材として用いることは否定されない」との見解を示しました。どのように解釈するのか伺います。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)私たち学校は、学習指導要領に従ってその範囲の中で教育を行いますので、いろんなことがありましても、その範囲の中でということでしかお答えできません。以上です。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)学習指導要領の中にこのような政府の閣議で決めた内容が盛り込まれてきた場合は、どのようにお考えになるのでしょうか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)私たちは、法律に従って動いておりますので、それはそのとき従うしかありません。ただ、今の段階では、そういったことはありませんし、文科省からも一切そういうこともございませんので、現状ではこうだということでお話をしておきます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)学習指導要領に基づき、そして、法律に基づきということであって、現状では文科省からはそういう指導はないということですが、今後、そういうことが内閣が閣議で決めたという中で出てくるおそれもあるわけです。そういう中では、やはり岩沼の教育委員会としてしっかりとした最初に答弁されたような、憲法や教育基本法によってしっかりとやっていただきたいと、それに基づいた教育を進めていただきたいと思うんですが、その辺についてもう一度お願いいたします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)学校の教員全てなんですが、公務員もそうですが、全員、日本国憲法を遵守するということで宣誓しておりますので、私たちはその法律の中で動いておりますので、そのように今の法律を守っていくということです。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)菅官房長官は適切な配慮のもと、教材自体に問題はないという説明をしております。教材の中にそういうものが含まれてくる場合も考えられますが、それも今はないということなのかということですね。教育勅語をめぐっては、学校法人森友学園の幼稚園が園児に唱和させ、稲田朋美防衛相が国会で、核の部分は取り戻すべきだと再評価する発言を繰り返し、そして、首相もそれを否定しない中でこのような閣議決定もされたと思います。本当に私は大変問題だと思っております。このことだけを述べさせていただいて、次に移ります。
     (3)市教育委員会として、道徳教育に教育勅語を取り入れる考えはあるか、お答えいただいている気はしますけれども、再度伺います。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)教育委員会といたしましては、取り入れることは今、考えておりません。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)私も同様なことを望んでおります。どうぞよろしくお願いいたします。
     それでは、2番目、銃剣道について伺います。
     (1)文部科学省が3月31日付の官報で、中学校の保健体育で銃剣道も選択できるとする新学習指導要領を告示したことについての見解を伺います。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)銃剣道、武道というくくりなんですね。従来も今の指導要領の中でも、武道の中には銃剣道は明示はされていますが、含まれております。今の中で、なぎなたなどのその他の武道というのが入っております。それから、今、新しい武道につきましては、柔道からずっと並びに銃剣道というぐあいに今後は、完全に種目を明記しておりました。そういう変化だと思います。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)しっかりと明記、保健体育で選択できるとする、そういう中に入って告示されたということは、今回初めてだったと思うんですけれども、この銃剣道そのものについての見解もお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)銃剣道は明治になってから出たものでございますけども、日本の武道として位置づけがなされているものと思っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)剣道を愛好している人口は180万人ですけれども、銃剣道は3万人、60分の1と言われていて、しかも、その8割以上が自衛官であります。
     剣道は、中学生まで突きが禁止されている、危険だということで。しかし、銃剣道は喉や胸を突くことを主体としているものです。なぜあえて文科省が指導要領の中に告示し、授業に取り入れようとしているのか、そのことについてどうお考えでしょうか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)今までもできるということをお話しいたしましたけども、入れた経緯につきましてはまだ説明ありません。ただ、今はっきりと明示したということだけですので、私からはそのことだけお答えいたします。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)では(2)番目、スポーツ庁は、強制するものでなく、各学校の判断との趣旨と述べているが、市教育委員会として、中学校の武道に銃剣道を選択する考えはあるのか伺います。 ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)教育委員会といたしましては、各学校の判断に任せておりますので、そういった判断がなされれば、支援をしてまいりたいと思います。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)各学校の判断に任せるということであって、市の教育委員会として特に薦めるわけではないというふうに解釈してよろしいですか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)これまでも今、柔道、剣道、入っておりますけども、学校の判断でということで、それを尊重しております。銃剣道につきましても、またほかの武道につきましても同様です。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)今のところ、各学校から銃剣道について選択という声は出ているんでしょうか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)今のところ、出ておりません。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)はい、わかりました。
     それでは、3番に移ります。教員の勤務時間について伺います。
     (1)文部科学省が10年ぶりに実施した平成28年度の公立小・中学校教員の勤務実態調査で、中学校教諭の約6割、小学校教諭の約3割が週6時間以上勤務し、厚生労働省が過労死ラインとしている月80時間以上の残業をしている結果が出ている。岩沼市の小・中学校教員の勤務実態について伺います。
     @勤務時間の実態はどうなっているか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)岩沼市は、以前から部活も含めて職員の勤務の時間とそれから生活のバランス、子供たちにとっては指導とかいろんなバランスをとるようにということをお話ししておりますし、職員につきましては、自分の生活もありますのでそのバランスをとるような施策をとっております。
     詳しくは課長のほうからお話しいたします。
    ○議長(森繁男)佐藤修司学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)私からお答えします。
     岩沼市の小・中学校教員の勤務時間の実態についてですけれども、時期に応じて異なっております。特に年度初めあるいは年度末の時期、そして中学校であれば、中総体前の時期にふえておるという実態でございます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)それは、時期によってということで、そして、時間的な実態ですね、平均的な時間といいますか、具体的にわかればお願いいたします。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)時間的には、80時間以上超えているという場合は、小学校であれば4名、5名という形です。また、中学校であれば、中総体近くなると、15人というような形で押さえております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)中総体とか年度初め、年度末ということで、中総体の時期の15人というお答えですが、期間的にはどのような期間なんでしょうか、例えば中総体、何日ぐらいなんでしょうか。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)何日といっても、中総体前ですと、部活動のほうの時間が若干ふえていくという形になりますので、特に中学校であれば、その時期に大会がございますのでその準備という形で時間がふえているようでございます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)80時間を超えている人が15人ということで、A過労死ラインを超える実態はあるのか伺います。80時間を超えている実数としては、どのくらいの時間になっているのか、それを把握しているのか、それも含めてお願いします。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)時間的には、中学校であれば、80時間以上超えているのは、先ほどお話ししたように15人おりますけれども、時間的には、最高の時間では110時間という形になっております。ただ、その部活は大会が終わると、もう80時間以下、を超える先生方は少なくなっていきますので、その大会前というような形で私たちのほうは押さえております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)110時間ということですごいなと思ったんですが、大会前と。大会後は少なくなっていくということですが、大会後も80時間を超える場合もあるということなのか、具体的に。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)大会前はそのような形で多くなりますけれども、大会後は、やはり生徒指導関係上の問題がある場合は、若干何人かはありますけれども、それ以後は少なくなっております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)110時間というのはお一人ですか、それとも何人ぐらいなんでしょう、15人のうちの。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)6人という形になります。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)時期的な問題であって、過労死ラインを超える実態とはなっていないという認識なのかどうか。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)今のところは、過労死ラインというような形では押さえておりませんが、ただ、必ず在校時間記録簿というのを毎月出していただいております。そのときに、産業医の面談という形で行っておりまして、希望があるという場合、希望がないという場合がございますので、そのところは学校の個人の先生方の判断あるいは校長先生、管理職の判断でこちらのほうに提出していただいております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)企業の場合、80時間を超えますと、産業医の面談、義務づけられておりますが、それは義務づけではなく、先生の希望ということなんですか、もう一度。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)今のところは、希望という形です。私たちのほうでちょっと心配だなという場合には、こちらから指名をして産業医の先生のほうに面談をいただくという形をとっております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)Bに移ります。総合教育会議で教員の児童・生徒と向き合う時間の確保について意見を交わしましたとありますが、どのような意見が出たのでしょうか。
    ○議長(森繁男)高橋弘昭教育次長。
    ○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋弘昭)小・中学校における生徒指導に費やす時間が増加している点、特に中学校での部活動指導に費やす時間が多くなっている点が、児童・生徒と向き合う時間が確保されない最大の要因であることから、部活動指導のあり方を見直し、外部指導者の導入やスポーツ競技として行き過ぎた部活動とならないよう、学業と両立が図れるように指導していくことなどの御意見をいただきました。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)Cのお答えもいただいたような気もするんですが、その意見、今おっしゃられたようなことが、Cの対策として実際行っていくということなのか、実際行われているということなんでしょうか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)確かに民間と違ってあくまでも在勤時間というか、概念ですが、学校に来てから学校から出るまでの時間ということで、民間企業の残業時間とはまた違った扱いになっております。教員は残業時間、命じられませんのでそういう形になっていると思います。
     それで、市としても、いろんな面で、先ほど申し上げましたけども、働き方のバランス、家庭生活のバランスをとるため、いろんな施策を行っております。
     ただ、一つ、今、苦慮しているところは、部活動を制限いたしますと、保護者の皆さんがもっとやってくれということが特に出てくるわけですね。そういった意味では、職員がちょっと板挟みになっております。そういったものを含めましてもう少し働き方の、特に部活については考えていきたいと思いますし、それからあと、今、学校はいろんなものが新たに入ってきております。今まで入ってきたものにプラスして入ってきております。その中で、やっぱり業務の精選、整理を今、行っております。会議とか、いろんな審議会とか、そういったものを学校の中の会議を精選しております。
     それから、報告文書につきましても、なるべく簡便にできるような形にしておりますし、ただ、そういった中で、まだそれほど効果上げておりませんし、特に今回は教員の異動に伴いまして4月に多いのは、業務の初め、新しく来た職員がなれない、その学校になれない、そのために多くなってしまいました。
     もう一つは部活ですね。部活が今、おととい、陸上がありましたけども、その前に各種目があります。そういった中でふえてしまいました。やはり部活の本来の目的であるスポーツに親しむという、競技性を超えたもの、競技性を余り出さない、子供たちがいろんな運動に親しんで将来に資するような、そういったものにしていきたいと思いますし、これからいろんな施策を行いますので、どうぞ見守っていただきたいと思います。以上です。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)やはり先生たちの時間、例えばいじめ対策でも仙台市でも大変問題になっておりますが、教員の多忙化を解消して教員が子供に向き合って、教員同士が励まし合って力をつける時間を保証するということも必要なことだと思います。
     例えば事務職員の配置で、教員の実務を軽減するということなどはお考えでしょうか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)学校の業務によりますけども、事務職員がふえたからといって減になるか、そうじゃないんですね。やっぱり今、やっていることの中身の軽重をつけると。重視するもの、それから今までやってきた大事なことなんだけどもでも今の時期は必要ない、そういったものは軽く扱うとか、そういったものをやりながら全体的なバランスをとっていく必要はあるかと思います。今まで学校の中でいろんな業務やってまいりましたけども、全て無駄なものはありません。
     ただ、今、この岩沼の今のこの時間、この学校で何が必要かということを踏まえながら、何かに重点を置いておく。そういった施策を学校経営の中で生かしてほしいと思っておりますし、そのために、教育委員会では外形的なものを捉えていきたいと思っております。やはりその中で、外形的なことと申しますと、例えば1番は部活ですね。
     それからもう一つは、例えば子供に何かあれば、夜中でも学校の教員が呼び出されて子供のために警察に行ったりします。そういったことを御理解いただきたいと思いますし、そういった教員をなるべく教員自体がふえることは一番いいんですが、定数法の中で何ともできませんので、どうカバーしていくのかということを考えてまいりたいと思いますし、業務の中で、先ほどの繰り返しになりますけども、軽重をつけて取り組んでいくということが大事かと思います。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)学校定数の、教員の定数の問題もあると思うんですが、今後の問題として、例えば今の少人数学級をもっと広げていく、全学年に広げていくとか、そういうふうな見通しというものの考えはありますか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)一概に少人数といいましても、例えば40人の学級を2つに分けて20人、これは北のほうに行くと、これは1学級なんですね。一番大事なのは、教員が余裕を持って子供の動きを見れるということです。例えば秋田の築山小学校では、これは秋田方式なんですけども、各学年に1人の余裕人員がいて、それが教科担任とかしながらやっているという話、その中で、教職員が空き時間をつくりながらその仕事をそこでこなすとか、そういったことをやっておりますし、今、岩沼でも市で雇った職員おりますので、そういった人たちを含めて、やっぱり業務を少し割り振りを考えながら余裕を持てるような業務内容にしていきたいと思っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)そういう形で進めるということで、少人数学級を広げていくという考えはないということでしょうか、確認のため。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)断定的なことでないんですが、必要に応じて実施していくということです。学校によっては、必要ない。あるところは必要があると。そういった柔軟に対応しながら、県教委と加配を要請しながらやっていきたいと思っております。どちらか一方、二者択一ではありませんので、その辺、御理解いただきたいと思います。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)(2)番、中学校の部活動指導時間について、指導時間の実態はどうなっているか、かぶる面もあると思いますが、よろしくお願いします。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)部活動の指導の時間についてですけれども、部活の指導の時間は、4月から9月までの時間、おおむねですけれども1時間30分から2時間程度という形になっています。日没が早くなる10月から2月までに関しては、1時間程度の活動になっております。また、12月、1月については、学校によっては、30分あるいは1時間というような程度という形になっております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)はい、わかりました。この時間は守られているんでしょうか。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)下校時間がございますので、この時間帯については、しっかりと守られていると考えております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)そうすると、Aの適正な指導時間のためにの対策ということにも、この下校時間が守られて時間決めているということで、これが対策ということになるんであれば、Aの回答は結構ですが、ほかにもあれば何かお願いします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)今、勤務時間の一番月の長い、なぜかというと、対外試合があるわけですね。練習試合とか土日の対外試合、そのときは例外を認めておりますけども、今度、その対外試合につきましても、少し制限を加えていきたいと思っております。以上です。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)はい、わかりました。過度な指導、教員も子供たちにも負担にもなると思います。簡単に外部指導者を入れればいいという問題でもありませんので、教育的な観点で進めていただければと思います。
     それでは、4番に移ります。平和教育の取り組みについて。この質問の前にさきに核兵器の禁止条約について述べさせていただきます。
     核兵器禁止条約を交渉する国連会議の第2回会議が、15日からニューヨークの国連本部で始まりました。人類史上、初めて核兵器の使用、開発、移転などを禁止、評価する禁止条約の実現がいよいよ目前に迫っています。草案には被爆者の文字が刻まれました。国際条約では初めてです。7月7日の閉会日までに採択する予定です。
     核兵器の残虐性を身をもって知っている被爆国でありながら、日本政府が不参加の一方で、広島市の松井一實市長が参加し、被爆者は存命のうちに核兵器禁止を見届けたいとの強い願いを持っていると語り、また日本原水協代表理事でもある新日本婦人の会の笠井貴美代会長は、被爆国の圧倒的多数の女性と国民は、歴史的一歩を踏み出すことを願っていますと述べ、また、被爆者が呼びかけた核兵器廃絶署名が、日本で296万に達しましたと報告して、被爆国の市民社会としての存在感を示しました。
     菊地啓夫市長はもちろんのこと、日本の自治体市長658人が署名をしております。私も被爆者と核廃絶と平和を願う多くの皆さんの長年の運動が実を結ぶことを、心から願っています。
     また、今週の金曜日23日には、礼文島を出発した平和行進が岩沼市内に入り市内を行進いたします。この行進にも、市長初め議長、そして、皆さんの御協力にも感謝しております。
     それでは、4番目の平和教育の取り組みについて、これは岩沼原水協の皆さんから要望が出ていることでもありますけれども、(1)平和の尊さを伝える被爆者の話を聞く機会を、学校教育の一環として取り入れてはどうか、伺います。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)確かに被爆者の皆さん方の言葉は重いと思います。岩沼の場合は、デジタル教科書とかいろんな面で資料もそろっておりますので、そういったものを中心にそういった教育を行っておりますので、本人から、被爆者の皆さんからお話を聞くということはまだ考えておりません。以上です。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)デジタルとかいろいろ資料がありますと。どのような資料があるんでしょうか。 ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)教科書に載っていますデジタル教科書というものがございまして、そちらのほうを昨年度の8月から中学校のほうには入れております。また、その中には、しっかりとした写真として動画が載っておりまして、教科書の中身のほかに動画、あるいは写真があるので、原爆についてもしっかりとした教育がそのデジタル教科書を使いながら、ICT教材になりますけれども、それを使いながら今進めているところでございます。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)どのくらいの時間をかけているんでしょうか。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)それは社会の授業のところで使っております。時間的には、平和、要するに平和教育、平和主義、そして、公民、歴史という形で使っておりますので、時間的にはしっかりとした時間を確保しながら学校さんのほうではやられていると、こちらのほうには報告はあります。 ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)何時限、何時間使っているのか。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)今、ここには資料がございませんので、教育課程のカリキュラムが各学校にございますので、そちらのほうにありますのでそちらを確認したいと思います。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)先ほど教育長から、被爆者の方のお話を聞くという考えはないということでしたけれども、やはり私は生の声を聞くのと映像を見るのとは、また違うと思うんですね。体験を直に聞くということは、耳で聞いて。そしてまた、退職女性教職員の宮城白萩の会でも語り部活動というものもしておりまして、過去に市内の小学校でも行っております。そのような方たちのお話を聞くという機会も含めて、もう一度考えてはどうかと思うんですが、もう一度お願いいたします。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)これも各学校の教育内容によって、それから各学校でどういう教材、どういう人たちをやるのか、そういったのを任せておりますので、市として全体としてやるということは考えておりませんし、各学校でそういう考えがあれば、そういった支援をしてまいりたいと思います。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)はい、わかりました。
     (2)原爆写真・パネルを購入し、学校教育に生かしてはどうか、伺います。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)先ほども申し上げましたように、岩沼市としては、ICT教材が充実しておりますのでそちらを活用し、今、議員がお話ししたように、この中で使っていきたいと考えております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)わかりました。しっかりと進めていただきたいと思います。
     それでは(3)平和への思いを深め、体験できる原水爆禁止世界大会や、広島市に子供たちを派遣する事業を行ってはいかがかお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)今のところ、子供たちを派遣することは考えておりません。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)国内では、結構多くの都市が中学生の平和使節団という形で送って、そして、その感想文を書いたり、報告したりということを行っております。やはり実際体験してきて目で見て耳で聞いて、そういうものって大変大きいと思うんですね。ぜひ考えていないということですが、今後の問題として多感な時代の体験というのが、平和を本当に心に刻み込む、体に刻み込む、そういう本当に大事な時代ですので、特に多感な中学生時代、そのことについても今後、検討してはいかがでしょうか。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)今、議員がお話ししたことは、すばらしいことだなというふうには感じます。
     ただ、先ほども申し上げましたように、やはり岩沼市はICT教材が充実しております。なおかつ、そのICT教材を活用して児童・生徒に興味を高め、意識や考え方を養っていくことが教育だと思っています。その上で、児童・生徒が、例えばそこに行ってみたい、あるいは見てみたい、先ほど議員がおっしゃったように、気持ちになるということが大事だと思います。その上で、自分からみずからの意思でそこに行くことが大切ではないかなというふうに考えています。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)はい、わかりました。
     5番に移ります。命を育む自然環境の重要性の学びについて伺います。
     (1)5月27日に、新浜公園で第5回植樹祭が行われ、約3万本の苗木が植樹された。苗木の中には、愛知県の子供たちが、岩沼、また東北のドングリを植えて育てたたくさんの苗木が含まれていた。岩沼の子供たちも命を育む自然環境の重要性を学び、実践することが豊かな教育につながるのではないか、見解を伺います。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)確かに新浜公園に4,000人の方々に集まって植樹していただいて大変ありがたいし、私自身もここまでよく来たなという感じで感動いたしました。やっぱり命を育む自然環境の重要性につきましては、すばらしい取り組みだと思っております。以上です。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)本当に私もすばらしいことだと、私も植樹祭にずっと参加してまいりましたけれども、多くの子供たちも参加しておりました。この中には、NPO法人のどんぐりモンゴリというNPO法人の人たちが、子供たちができる復興支援として千年希望の丘へ苗木のプレゼントということで、学校や幼稚園などで育てたものがたくさん含まれておりました。
     (2)に移ります。ドングリの生態を学ぶ機会を学校教育の一環として取り入れてはいかがか、伺います。
    ○議長(森繁男)佐藤学校教育課長。
    ○参事兼学校教育課長(佐藤修司)議員がおっしゃるように、命を育む自然環境ということに関しては、学ぶことに関しては、すばらしい取り組みだなというふうには思っております。
     御承知のように、各学校では、もう既にアサガオの観察あるいはサツマイモ、ヘチマの栽培などに取り組んでいるところです。また、発芽から成長、そして、種ができるまでという流れで今、取り組んでおりますので、ドングリの生態を取り入れることは、今のところ、できないと考えております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)ドングリの生態ということでNPO法人及び愛知県の愛・地球博記念公園公園マネジメント会議「樹木でよみがえれ被災地の緑」分科会というところの企画運営がありまして、東北からの津波に強い植樹のみを愛知県内のモリコロパーク内の育苗場で育てて、東北被災地の命を守る森の防潮堤づくりへ送り続け、植樹祭に参加しているという活動を県も、農主導もあってこの岩沼の千年希望の丘へプレゼントするということでやっております。
     そして、子供たちは、ドングリの実を拾って家庭で、学校で育てたポット苗を水源地の山、里山に植えに行くことによって、森林の再生や水源の涵養を行う。植林地なども高齢化で放置された山林や原野、畑、水田地を主体として、地元の方の知恵を勉強しながら実践していくということでやって、命を育む自然環境の改善と重要性ということで学んでいきますということでやられているんですね。
     今、都会の子供たちは、ドングリの虫が出てきて怖い。公園、道路に落ちていて汚い。食べられるのというイメージから、命を育むおいしい水、豊かな水をつくる。切り倒してもまた生えてくる、動物、昆虫の大切な食べ物、大雨で山崩れを防ぐ、シイタケの原木、炭として使う、貝、エビ、タコ、魚がふえる。カーボンオフセットができるという、そういう中身のドングリの不思議、パワーを知る多くのドングリウォーカー、ドングリを学び育てて植樹するということで実践されています。そして、苗木を買って家族で半年から1年間、育ててもらって、その苗木での森づくりというのを進めています。こういう観点に立って学ぶ機会を、アオガオやサツマイモ、ヘチマの例もありましたけれども、こういう生態系という大きなくくりの中で学ぶ、そういう一環として検討されてはいかがでしょうか。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)先ほど課長が申し上げましたのは、学校の理科教育の中では、種植え、発芽し、成長し、それから実になる、種になる、その一環のサイクルを勉強しているわけです。ですから、もしこれをやるとすれば、課外、教科外の活動の中でやるしかないと思うんですけども、そういった余裕というのは、つくればどうにかなるような気はいたしますけども、今の学校の中で各学校にそれをやれとか、市でやるというのは、今のところは、まだ考えありません。確かに議員おっしゃることは大変重要なことでありますし、大事なことということは認識しておりますし、各学校でそういったことの申し出があれば、支援してまいりたいと思っております。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)それでは、(3)番、学校の中で取り入れることはという回答があったんですがちょっと関連するかと思いますけれども、例えばこれはNPO法人が行っていることではありますけれども、愛知県の公園緑地課と連携して、先ほどもちょっと御紹介しました「樹木でよみがえれ被災地の緑」ということでやっておりまして、2013年の植樹祭が始まったときから毎年、苗木を寄附し続けてきていただいておりまして、この育苗には県内の小・中学校や高校、幼稚園、ガールスカウトの子供たちもかかわってやってきて、そして、同会に返す中で、それを岩沼を初めとしてほかの地域もそうなんですが、送り続けてきているという活動をされています。たくさん岩沼としても支援していただいたわけであります。
     また、5月には釜石なんかでも山林火災で413ヘクタールも燃えてしまって、全国から届く善意を苗木の購入に充てるということも、6月16日の河北新報にも掲載されていたんですけれども、やはり今後のそういう災害、そして、被災、そういうことも含め、そして、岩沼も大変これまで支援していただいたということも考えれば、岩沼市としても、こういう取り組みとか教育の一環として取り入れていくということは、本当に大きな意味で全国的、地球的な意味でも大きな意義があると思うんですけれども、再度、御見解があれば伺います。
    ○議長(森繁男)百井教育長。
    ○教育長(百井崇)確かに議員おっしゃるとおり、大変大事なことでありますので、議会でこういったお話がありましたということを、校長会等を通じてちょっと話し合いをしてみたいと思います。以上です。
    ○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
    ○10番(渡辺ふさ子)よろしく、そういうお話の中で、まずこういう話があったということをまず皆さんに知っていただくことも大変大事だと思いますので、どうぞよろしくお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
    ○議長(森繁男)10番渡辺ふさ子議員の一般質問を終結いたします。
     休憩をいたします。
     再開は午後1時といたします。
       午前11時58分休憩

       午後1時00分再開
    ○議長(森繁男)休憩前に引き続き会議を開きます。
     3番橋光孝議員の一般質問を行います。発言席において発言してください。3番橋光孝議員。
       〔3番橋光孝議員発言席〕
    ○3番(橋光孝)3番、岩沼政策フォーラム、橋光孝です。さきの通告に従い一般質問を行います。よろしくお願いいたします。
     大きい項目で、市域全体の均衡ある発展についてお尋ねいたします。
     東日本大震災の復興のめども立ち東部地区の整備がかなり進み、ほぼ終わりが見えてきているかなというところであるかと思います。市中心部では、公設市場の跡地の活用、そして、亀塚住宅の跡地の活用などいろいろな提案がされている中で、まあ、これから西部地区のほうにも目を向けていただけるという言葉をいただいておりますけれども、岩沼市の都市計画マスタープラン素案の中では、朝日山公園、先ほど佐藤議員からもちょっとありましたが、朝日山公園ですとか、グリーンピア岩沼、ハナトピア岩沼、多くの施設の名前が、マスタープランの中にその活用などについていろいろ出ているところでもございます。
     そこで、最初の質問になりますが、西部地区の発展に向けて、まあこれから具体的な構想などを、まあ構想として何か考えているものがあるかお伺いしたいと思います。
    ○議長(森繁男)市長の答弁を求めます。菊地啓夫市長。
    ○市長(菊地啓夫)ただいま御案内のとおり、これまで震災復興を最優先に取り組んでまいりました。他市町からの職員応援等もあり、復興のことしは総仕上げという位置づけをしてございまして、復興から地方創生へとだんだんだんだん普通の一般業務に振り分けてきているわけでございまして、その中で、西部地区の取り立てた構想があるかということでございますが、まあ何度か申し上げておりますが、1つは、まず学校の整備を最初、重点的にやろうということを今考えてございまして、西小をまず直そうということを今計画してございます。
     それから、道路の整備ですね。これは交通安全も含めまして、特に朝日地区を今、重点的に整備をしてございますので、朝日地区でございます。
     それから、防災もこれ大事なポイントでございますので、土砂災害危険区域に関しての新たな安全対策を講じていきたいと思ってございます。
     加えて、あとはコミュニティー関係でございますが、西公民館、それから児童センター、非常に手狭な状態ですから、これを何とかしていきたいという取り組みを考えてございます。
     それから、もう一つは圃場整備でございます。圃場整備に取りかかっております西部地区と南部地区ですかね、それとあわせて道路も一部整備しようということも考えてございますが、重立った事業としては、この辺から29年度スタートしようということで事業化を進めてございます。以上でございます。
    ○議長(森繁男)橋光孝議員。
    ○3番(橋光孝)今、市長のほうから大体5つ、大きく分けて5つありました。その中で注目、ちょっとしていきたいなというところが、まず3番目の防災についてなんですが、ことしも全体で避難訓練が行われるという中で、訓練というところでは、今の避難場所、避難施設というのは、早目に準備をして避難するということでは何ら問題はないかなというふうに思います。
     ただ、やっぱり最近のゲリラ豪雨というのが余りにも急激に降る。先日も晴れていたのに突然、雷が鳴って雨が降って20分後にはまた晴れてしまったということで、雨が降っただけで済んだんですが、それが続いてしまったりすると、避難をしようと、する直前から大雨が降ったりしますと、西部地区というのは、北から南、志賀から南長谷、玉崎、あの辺まで入れますと、かなり距離があります。道路も悪かったりするので、その辺の整備も全体で早目にする大型避難所と緊急避難所というものを避難しやすい場所に、特に西部地区の山沿いはどうしても高齢者が多いというところで、そういうところも今後、整備の検討に入れていただければいいかなというふうに思います。
     あと、もう一つは、学校の……、学校ではないです、済みません。次の2番目、3番目にある道路は除いておいて、あとソフトの面でいろんなハナトピア初め、西部地区にもいろんな施設がある中で、中にはここはどちらかというと、農業関係に関する施設なのでということで、違う使用だとなかなか利用できなかったりというところもあったりするかと思います。今から新しい施設をいっぱいつくるというのも維持費の問題、その他あると思うんですが、今ある施設の使用目的を今後、検討していただいて、もう少し使いやすい施設にしていってはどうかなというふうにちょっと考えているところであります。  先日、総務常任委員会で視察に行ったときも、コミュニティセンターが、まちづくりの中で空き家を利用している。それは人口の推移、移動があったときに、そちらのほうに移動しやすかったり、経費がかからなかったりということで、必ずしも新設で建物を建てる必要はないという考え方でやっておりました。そういうのも参考にしていただければなと。
     あともう一つは、これは多分日本各地、仙台でもそうですし、岩沼の中心部、中央部というのもそうなんですけれども、人口がふえた後に、仙台ですと、人来田だったりとか、長命ケ丘、あの辺もそうなんですが、一度人口がふえ始まってそこから10年、20年たつと、お子さんたちが今度、違うところに行ってしまって空洞化といいますか、高齢化が進んで空き家が非常にふえるという、そういう傾向にあるかと思います。その辺も踏まえてソフト面での取り組みといいますか、そういうものについて今後、ちょっと考えられているかお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)まず、防災面でございますが、確かに橋議員、おっしゃられるように、最近の自然災害、特に豪雨に関しては、当たり前にして100ミリ近く、時間雨量が降るということが出てきておりまして、それに対応することが大変厳しいということでございまして、今、そういった豪雨とか、あるいは土砂災害に関しては、国、県、そして、気象台含めて情報の共有をさせていただいておりまして、いち早く避難をするということでなるべく早く情報を出していきたい。
     避難場所も、やっぱりいろいろ考えて設定をする必要があるんだろうと。高齢者を意識しながら避難場所も設定していかなければならないし、早目に避難するのに躊躇せず、安心だからそこに行って待とうとか、そういう施設が私はいいと思っております。したがって、必ずしも学校に避難しなくても情報がとれる、例えば玉浦のコミュニティセンターは、そういった意味合い、防災も含めて万が一の場合、早目に避難をする。そこで、対処し切れない場合はもっと大規模な、例えば学校に避難をする、そういう段階的な避難方法を考えてございまして、特に西地区の土砂災害危険区域においでの方は、そういった避難しやすいような状況をつくっていきたいと思ってございます。
     それから、2点目でございますが、ソフト面ということでいろいろ御提案をいただいたわけです。空き家とか、人口対策とか、一連のまちづくりの必要なまちづくりの基本のデータでございまして、ひととき、団地造成というのがうんとはやりましてそこに若い方々が一挙に押し寄せて、子供さんの数、そして、若い世代がそこの団地の主役だった時代が、20年、30年たつと、やっぱりそこは高齢化してしまうということは、今、当たり前にしてあるわけですから、そうならないように、できるだけ普通に生活して、若い方もお年寄りも同じ地域で一緒に暮らせるような、そういうまちをつくらなければならないと思っておりますので、空き家対策を考えておりますけども、人口の動きを見ますと、ほとんど減っていないんですね。むしろ横ばいぐらいで、そうしますと、空き家もそんなに目立ってはないということで情報得ておりまして、今、不動産の協会の皆さんといろいろ私は話をさせてもらっておりまして、最前線でお客さんと向き合っている不動産業者の方々から情報をいただきながら、いろいろまちづくりについてのヒントをいただいておりますので、そういった情報を得ながら、それから人口のバランスを見て、そして、年齢をしっかり分析してまちづくりに取り組んでいきたいと思ってございますので、ソフト面についても、十分これから対応していかなければならないと思ってございます。
     少し長くなりましたけど、申しわけございません。
    ○議長(森繁男)橋光孝議員。
    ○3番(橋光孝)はい、確かに今、岩沼は人口、そんなに減っている、急激に減っている状態ではない。空き家も正直そんなに多い状態ではないというのは、確かにそのとおりだと思います。
     そうしていく中で、10年後、20年後にそういうことにならないように今から対策を打てるようなことがあれば、ぜひ打っていただければなというふうに思います。ほかの市域では、本当に日中、あれほど人がいたのに人、いなくなってしまってという地域があって、それをほったらかしにしてしまうと、何かそれだけ目立ってしまって、今さらあそこに住みたくないわというイメージがついてしまっているような団地だったり、ニュータウンというのが多くあると聞いておりますので、ぜひその辺も検討していただいて、今後、西部地区の発展に、そして、市内全域が同じように発展できるようにお願いしたいなと思います。
     続きまして、2番目の質問に入ります。
     2月の定例会で代表質問の中でやった中で、志賀沢川の改修整備を3年計画をめどに進めていただくような回答をいただいておりますが、本来、これは市の仕事でなく県の仕事なんでございますが、あれから何カ月かたちまして大まかなスケジュールといいますか、スケジュール等、その他、新しいようなものは出てきましたでしょうか、お伺いいたします。
    ○議長(森繁男)高橋伸明建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)志賀沢の抜本的な河川改修というか、それにつきましては、宮城県が五間堀川の合流地点、下流側、それからJRのところまで、JRの東北本線ですね、までの河道改修計画につきましては、平成26年度に策定位置づけということをしております。しかしながら、長期間の事業になるということもありまして、現在のところ、まだ具体的な事業スケジュールにつきましては、決まっていないというふうな状況になっていると伺っております。
    ○議長(森繁男)橋光孝議員。
    ○3番(橋光孝)具体的にまだ出ていないのであれば、もうどうしようもないんですけど、先ほどの災害のゲリラ豪雨のようなことがあったときに、どうしてもやっぱり小川の曲がっている川の狭いところというのが、毎回一番最初に避難となって、せっかく県のほうがやるという方向になっているようですので、できるだけ早くやっていただけるように働きかけていただければというふうに思います。  続きまして、3番目になります。県道岩沼蔵王線の長岡エリアといいますか、小川と農道の直線のところの改修がまだされていない部分、改修するというか、同じようになると決まったとはお聞きしているんですが、これも本来、県の事業だとは思うんですけど、その辺のスケジュール等がわかっているのであれば、お答えいただければと思います。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)県道岩沼蔵王線につきましては、これまで整備促進期成同盟会を通じまして、宮城県に改修整備を強く要望してきたところでございます。
     御指摘の長岡エリアの未改修部分である歩道設置工事、これにつきましては、平成28年度に工事発注は完了しておりまして、今年度へ繰り越しをして事業を進めていると。今年度末までに全線完了するというふうに伺っております。
    ○議長(森繁男)橋光孝議員。
    ○3番(橋光孝)今年度末までできるということで非常に安心しております。急にあそこのところが、ある程度、車はどうしてもスピードを維持したまま来て、急に高さが変わってカーブになって、小川から出てくるところがちょうどカーブになって非常に危ないというのと、そのカーブになることによって、子供たちが自転車をこいでいたりすると、どうしても車が急激に自転車に近づいたりということで、ある程度、目安と日程といいますか、出てきて安心しております。
     これで一応質問終わるんですが、最後に、西部地区全体ではというか、震災復興のダンプが非常に通っておりまして、今、志賀はトンネル工事のダンプも通っております。そのほか、三色吉、長岡、小川、市道に限らず県道も非常に傷んでいるところが多いというのも事実でございますので、ぜひ今後、県のほうにも働きかけていただいて、ある程度、ダンプが通らなくなりましたら、そういう道路の改善、改修もひとつお願いをしていただければと思います。
     以上で質問を終わります。
    ○議長(森繁男)3番橋光孝議員の一般質問を終結いたします。
     9番須藤功議員の一般質問を行います。発言席において発言してください。9番須藤功議員。
       〔9番須藤功議員発言席〕
    ○9番(須藤功)え、9番、いわぬまアシストの須藤でございます。え……ひとつよろしくお願いいたします。
     えっあの、昨年の2月の定例会の代表質問で、市道朝日2号線のことを質問いたしました。県営圃場整備の中で拡幅することを答弁されました。現況では2.5メートルほどの広さしかありませんが、質問の中で、この道路は8メートルに拡幅すると答弁をされました。さて、そのことについて質問をしていきますので、よろしくお願いをしたい。
     1番目の質問です。拡幅工事の工程については、どのようになっているのかお伺いをいたします。
    ○議長(森繁男)高橋伸明建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)それでは、お答えいたします。朝日2号線ですが、今現在、設計をしておりますので、今年度中にまずは設計を完了させるということで進めておりまして、その後、この地区の今おっしゃられたように圃場整備、行っていますから、その圃場整備の事業に合わせまして31年度には着手をしていって、それから早ければその年に完了まで持っていきたいというふうに考えております。 ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)今、今年度中に設計が終わって、それでまあ31年度から着工を目指して、31年度、1年間で終えたいというお話がありました。あのお、あそこの場所はかなり軟弱地盤ですから、その場合の工法なんですけども、例えばいろんな工法あるんですけど、どのような方法で考えていくのかお伺いをしたいと思います。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)はい、既存の道路以外で今現在、田んぼとして使用している部分につきましては、議員がおっしゃるように、若干軟弱なのかなというふうに考えておりますので、ここについては、今現在、プレロード工法で地盤改良していきたいというふうには考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)プレロード工法ということなんですけども、これこの工法でやると、かなり長期間になるのかなというように思うんですけど、1年で本当に大丈夫なのか、その辺、もう一回、確認の意味でお伺いしたいんですけど、本当に1年間で、先ほど部長がおっしゃった31年度で終えたいという、希望はいいんですけども、本当にプレロードで1年で間に合うのかどうか。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)今現在、詳細な設計をしながら地質の調査も解析をしているところでございますので、地質の調査結果に基づいてプレロードの期間も設定されると思いますので、先ほど部長がおっしゃったように、31年度中に完成を目指すものの、状況によっては長くかかる可能性も残されているということでございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)そうであれば、30年度までに圃場整備が、30年度に朝日2号線のところが圃場整備が始まって、翌年はたしか稲作をやるはずなんですよね。え……あの、暗渠排水か何かをやるために稲作をつくって、それで翌年に稲作、暗渠排水やる。31年度は暗渠排水の工事が入るんじゃないかなという感じはしているんですけど、そのとき、ここを31年度に工事始まっちゃうと、長期間、通行どめにされるのか、例えばプレロード工法で多分土をじゃんじゃん盛ってね、やるとなると、そこの道路、まるっきし通れなくするのか、もしくはその作業、稲作とかの影響についてね、どのようになるのか、その辺のこと、まあ通行どめとか、そういう作業についてのことについて伺います。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)その圃場整備につきましては、30年度とか施行するという話を伺っておりまして、今言われたようなことにつきましては、今現在、市のほうでも設計をしておりまして、当然、その事業者のほうとも打ち合わせをこれからしていくということもありますので、十分その辺の調整をした上で、できる限り、短縮できるような方法とか、支障にならないような方法とか、そういった面について打ち合わせをしながら進めていきたいというふうに思っております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)プレロードやる場合ね、かなりちょっと約1キロちょっとの長さがあるんですけど、多分通行どめにしないとだめじゃないかなっていう感じも私自身、してるんですね。そうであれば、事前にね、関係各位に通達をしてお知らせをして、あの辺の町内会の方も結構使っている方、いらっしゃいますし、そういうことが必要ではないかと思うんですけど、それを十分踏まえて検討していただきたいと思います。
     2番目の質問に入ります。拡幅工事の内容について、どのようになっているかお伺いいたします。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)朝日2号線は、前回もそうお答えしておりますが、生活道路というふうなことで位置づけておりまして、通過交通を抑えながらも安全に通行できるようにということで、事業区間ですが、朝日土地区画整理事業で整備した区域の境から長岡承水路の橋りょうまでの延長が約520メーターでございますが、それについて現在、約2.7メーターの幅がございます。それをセンターラインはございませんが、車道5.5メーター、それに歩道2.5メーターの8メーター道路に拡幅していくという計画でございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)あの、この今おっしゃった8メーター道路っていうのは、昨年の2月に答弁もらっているんですけども、ここは歩道のところ、歩道のところについては、この道路の東側か西側か、どちらのほうに考えていますか。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)今考えていますのは、西側のほうに2メーターの歩道をつける。それは最終的に右折する車がいっぱい多くなりますから、西側につけて安全に歩道を渡っていただきたいという、長岡地区のほうですね、したいということで考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)この朝日2号線っていうのは、これから今つくっている道路のところから始まるんですけども、今つくっているのが、ええっと何だっけ、あれ、ちょっとど忘れしちゃったな、そういう道路ありますよね、三色吉線のね、道路ありますね。あの太い道路から北に向かうと東側に歩道がついているんですよ。今、答弁で新しく道路をつくる歩道は西側だって言うんですね。あのお、道路って、1本で、歩道が1カ所しかないのに、始まりのところが東側に歩道があるのに、これからつくるのに何で西側に歩道をつけるんでしょうか、ちょっとこれね、疑問じゃないかなと思うんですけど、その辺はどうなんでしょうか。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)長岡のほうから来るにつきましては、今現在、歩道がありませんが、今現在、歩道はついていないんですが、結局、あそこを出たときに左折する車、結局東側に行って蔵王線とぶつかる車が非常に多くなるということで、東側のほうに歩道を設置しますと、そこで交差してしまう、人と車が交差してしまうということからすると、子供さんたちとか、あそこを通行する方々にとっても危険性があるだろうというところから、ここの入り口分については西側へということで今、検討しているところでございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)普通ね、道路つくるのに、歩道だって西側の道路走っていて、歩いていて、そして、今度、途中、最後に東側に歩道があるんですよ。そのさっき言った長岡側から歩ってくると。これって、これも危ないんじゃないですか、これは危険だと思いますよ。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)それは課題として我々のほうでも十分検討しておりまして、どちらがより安全かということと、それからなおかつ、先ほど言ったように、朝日のほうの道路幅員が結構少し広いということもありますので、その中で歩道分というんですか、振り分け方等についても考えていくというふうに今現在は設計の中で検討しております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)あの、振り分けるっていうことは、逆に今既存のある道路を改修して、東側にある歩道を西側につけるという考えでよろしいんでしょうか、その確認をもう一回お願いします。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)東側の道路につきましては、もう完成形になっていますので歩道は歩道として残さざるを得ない。ただし、もう少し行くと、今度、信号、まだ現在、ついておりませんけども、そういったところで交差点部がありますので、そこまでの導入について既存の道路の中で色分けとか、あるいはそういったことで検討していきたいということで、それは一つとして検討しております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)ということは、今のある、今つくられている朝日土地区画組合でつくった団地側の道路は、東側に歩道がある。んで、これからつくる、岩沼市側がつくる道路は西側に歩道をつくる。市長、そういう道路でよろしいんでしょうか。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)そうですね、大体イメージはつくんですが、もう少し実態の動線を確認して、今、設計中であるんで、もう少し動きを見たいと思ってございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)まあ後でもお話ししますけど、安全な道路、これが通学路とか、歩行者にとって私は必要だと思います。そこのところは、また後でもお話をしますけど、ぜひ御検討いただきたいと思います。
     3番目の質問に入ります。拡幅工事の内容は……、え……ごめんなさい、3番目の質問ですね。長岡側のですね、橋、これ長岡承水路という県管理の川に橋がかかっています。この橋は、現状維持でここの部分に歩道の部分だけをその増設するというふうに聞きました。これはやはりね、私は8メートルの道路をつくるのであれば、8メートルの橋にかけかえたほうがいいと思うんですけども、そこについては改修が必要と思います。どうでしょうか。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)長岡承水路にかかる現在の橋りょうの有効幅員は、議員御存じのように、幅員としては4メーターございますので、通行の安全に、前の道路は2.7メーターで非常に道路の通行に安全の確保ができなかった。しかし、橋については通行の安全に問題はないというふうに4メーターありますと考えております。
     また、拡幅することによりまして、通過交通がより増加するというふうに考えますので、地域の安全性の面から、当面、現状のままとして橋りょうの拡幅は考えては今現在、おりません。
     ただし、歩行者の安全のために現在の橋に並行して歩道橋を設置するということで、先ほど東側と西側という話がありましたが、どちらがより安全かという選択の中で西側のほうに歩道を設置する、歩道橋を設置するというふうな考えでございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)今、安全の話がありました。片側2.75の車道が2つありますよね、交互通行であります。そしたら、橋のところだけ4メートルになっている。4メートルの道路って2台一緒に入れないんですよ。片側だけしか、一方通行なのね、片側交互通行ですよ。これでなぜ安全のためと言えるんですか。これ逆に危険じゃないですか。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)これにつきましては、橋りょうが4メーターあると。今現在でもあそこは通行しておりますが、運転者が意識的に安全について確認をしていただきたいということで、減速とか一時停止ということによって交差点の安全性が確保されるというふうに考えております。なぜならば、あそこから県道蔵王線のほうまでは本当に短い距離しかございませんので、そこから簡単に通行、交互通行できるように、車が橋を通行するということは、逆に言うと、そこは非常に危険、今現在、まだ危険であるというふうに認識しております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)あの、一時停止の話がありました。確かに交互通行にすれば、そこはもう一時停止になりますよ、ね。だけど、交互通行にしなくても、丁字路のとまりというか、丁字路の端っこですから必ず一時停止しなきゃいけないんですよね、広げても広げなくても。ということは、安全性って逆に言うと、片側しか通れないという狭い道路をつくったほうが、かえって危険性が増すと私は思います。ただそれをね、岩沼市側が一方的にそれは安全性がいいからだという話をするのであれば、それは仕方がない。ここでまた市長にお伺いしますけど、市長、こういう道路をつくりたかったわけですか。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)別にそんな道路をつくる必要はございません。今ある道路を有効に生かしていき、地域の方々の意見を聞きながら整備をしているわけでございまして、今、あそこに、長岡の集落に車がどんどんどんどん入り込むことが、今ですよ、それはいいとは決して思ってません。ですから、道路は整備の状況を見ながら、場合によっては橋をかけかえしなきゃない場合も出てくるんでしょうけども、今の時点では、地域との話し合いを進めながら、まずは橋の手前までしっかり道路を整備して、後、橋のかけかえは次になると考えてございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)え……今、5.5メートルの道路つくって、ね、将来、橋をかけかえるとき、通行どめになりますよ。後でまた金かかる。こんな無駄な金、何でかけなくちゃいけないんですか。かけないで、かえってそのままにしちゃうんです、そしたら。でしょう、だってさ、今、かけかえなかったら、後でかけかえますからって言ったらまたお金がかかる、また通行どめにしなきゃいけない、また仮設の橋かけなくちゃいけないとかっていう話になっちゃう。だったら、今のうちにやるべきですよ。今のうちにちゃんとしっかり金をかけて、そして、あそこに使い勝手のいい道路をつくるべきだと思うんですけど、まあ、この件についてもう一回だけ、後でかけかえるっていうことは考えているんでしょうか。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)今回は圃場整備の一環で道路を拡張していくわけですから、その一環で橋をかけるわけにもいかないもんですから、通行を見ながら適宜対応していくと言っているわけでございまして、一緒にやったほうがって、どれとどれを一緒にするか、よく理解できないんですが、橋は市単独になります。道路は圃場整備の一環の中でやらせていただくわけですから、これをうまくリンクすればいいんでしょうけども、今、橋と一緒にやることが本当にいいのかどうか、もう少し地域の意向を踏まえながら進めていきたいと思います。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)ちょっと誤解があるんじゃないかと思うんですけど、朝日2号線は市道であって圃場整備の中でつくるという考えなんですか。岩沼市単独の事業ではなくて、県の圃場整備の中で、用地は確保してくれるけど道路もつくってくれるっていうことですか、なんか今、そういう感じでお伺いしたんですけど。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)前にもちょっと、昨年も話ししましたが、あくまでも市のほうで道路整備を行っていくというのが基本でございます。
     ただ、市長が申し上げたように、圃場整備の整備とあわせて用地を整理して幅員を確保して事業を一気に行っていくという意味では、今回の機会にやろうというふうには思っています。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)あのお、ちょっとこの話、出したくなかったんだけど、土地を買うのは、私、市だと伺っているんですよ、市ですよね。ただ、圃場整備の工事をその部分だけやらないで用地を確保してくれるっていうふうに伺っているんです。土地はその今までの附帯の、今ある現況の道路の周りの土地は市が買って、そして、そこに市道をつくる。その市道の一番最後の橋のところが4メートルだけの橋しかないっていうこと自体が、こういう道路をつくることが、私は岩沼として何か少しみっともないと思うんですけど、それはどうなんでしょうかっていうふうに言っているわけですよ。ちゃんとやっぱりつくる、金出してつくる、市がやる、後でやりますからなんて言って金かかって、こんな無駄なことをするんだったら本当にもったいないと思います。この話はちょっとまた後にもしますけども、次の話に行きたいと思います。
     では、5番目の質問に入ります、ごめんなさい、4番目でした。ごめんなさい。4番目のですね、質問に入ります。ちょっと動揺しちゃった。
     え……丸沼堀、ちょうどこの道路の真ん中より少し南側に丸沼堀という堀があります。ここにも橋が、4.2メートルの橋がかかっています。この橋の拡幅についてはどう考えているんでしょうか。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)丸沼堀にかかる朝日3号橋、これにつきましては、拡幅する道路幅員に合わせて管渠工、いわゆるボックスカルバートで継ぎ足しをするということです。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)ちょっともう少しそこのとこ教えてほしいんですけど、管渠工というと、例えば高さ的には今の橋の高さよりは高くなるんでしょうか、低くなるんでしょうか。んで、将来つくろうとしている道路とどういうふうになるのか、その辺を詳しく教えていただきたい、どういうふうに考えているのかお聞かせを願いたい。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)基本的には、高さ的には今の高さで幅を広げるということでございます。ただし、整備する朝日2号線の道路高につきましては、平均的には平場のところで、今の田面よりも50センチぐらい上がりの計画高で考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)そうすると、橋の部分だけ上がっちゃってとかっていう話になるんでしょうか、その新しく道路のところよりも若干上がるのか、下がるのか、その辺、どうなんですか。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)そこは今、詳細な設計をしているところですので、なるべく凹凸がつかないようにいろいろ工夫をしながら設計をしているところでございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)はい、わかりました。え……片一方の橋はかえないけど、片一方の橋はかえていくっていうことも、何か本当に微妙な話であります。え……ぜひ安全な道路をつくっていただきたいと思いながら5番目の質問に入りたいと思います。
     え……ここを拡幅するとですね、この拡幅した後、通行量がどのくらいふえるのか、それをどう予想されているのかお伺いをいたします。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)これまでよりある程度の増加は考えられますけれども、橋を現況のままにしており、通過交通の抑制はできるものと考えております。
     また、拡幅後に交通量調査を行う予定でございますので、交通状況の変化を確認しながら後々の対応を考えていきたいと考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)え……拡幅後に交通量の調査を行う。私が聞いているのは、今、今どれくらいふえると予想するかって聞いたんですけども、現況と同じだというふうに受け取ってよろしいんでしょうかね。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)ある程度の増加は見込める、増加はすると考えられますけれども、先ほどもお話ししたように、橋を現況のままの幅員にしておりますので、それほどふえ、通過交通はないものと考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)道路をつくるときって、たしか道路構造令、いろいろあると思うんですけど、あのお……通行量とか、道路幅とか、歩道の幅とか、こういうものについて、ここにこういう道路つくりますよというときは、ここに何台車が通行するから、だからここのところは第何種の第何級という道路になって、で、構造令の中で、例えば車道が何メートルとか、歩道は何メートルとかっていろいろ決まってくるはずなんですよ。だから、ある程度、把握しなくちゃいけないと思うんですけど、今の通行量そのものが大体どれくらいあるのか、その辺、ちょっと聞きたいんですけど、1日の通行量。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)現在の通行量ということでございますけれども、南から北に向かう車が12時間の調査によりますと、約500台、北から南に向かう車が約300台という状況になってございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)あの、これ1日ですか、あ12時間、ごめんなさい。ありがとうございます。12時間で南から北が500台、私あのお、去年の2月のときに一般質問したときに、あそこはかったんです。月、火、水、木、金、5日間、一番多いのが7時、6時半からかな、はかって8時半までの2時間、はかったんですけども、一番多いのが2時間で南から北、南と北側から通行するのが200台以上、2時間で200台以上あったんですね。だから、なんかちょっと足りないかなっていう感じするんですよね、これね。もうちょっとあるのかなって。
     そうすると、実際はかられたのがこれぐらいだとは言うんだけども、実際たまたまね、何日はかられたかわかりませんけど、私、もっとふえると思うんです。ある程度って言うけど、あそこの道路はこの新興住宅団地の3つの町内会は、物すごく欲しいと思っています。もしかすると、4つ、5つぐらの町内会までもがいろんな人が使われる、すごく欲しがっている、地元の要望もかなり期待しているような道路なんで、かなりふえてくるんじゃないかなっていうふうに思っていますけども、そういう観点から、必ずあそこについてはね、通行量、把握してほしいんですね。これだけ通りますよ。だから、こうしなくちゃいけないんですよというの、私、あると思うんで、これはお願いしたいと思います。
     え……次、6番目の質問に入ります。先ほどの通行量とちょっと関連してくるんですけども、市道武隈線っていう道路があります。これは岩沼駅から西側に来る結構太い道路ね、この道路が市道武隈線。途中、JAさんとかあるところ、あそこに信号機あるんですけど、その信号機から北に向かうを道路を市道武隈中央線と呼びます。この交差点のところ、北側から来る車が南に向かってこの交差点ですごい渋滞しているんですよ。この渋滞について解消できないかっていうことを質問いたします。
    ○議長(森繁男)星土木課長。
    ○土木課長(星幸浩)当該交差点につきましては、右折レーンを有しない道路であるということもありまして、時間帯によっては渋滞していると認識してございます。しかし、朝夕の一時的渋滞については、他の市域でも起きており、解消するためには用地の問題もありますので、なかなか難しい状況かなというふうには考えてございます。
     なお、今後の渋滞の状況や交通環境の変化等を観察していきながら、信号機の時間調整の要望等、そういった必要な対策を考えてまいります。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)あの今、実はあそこ、私はどちらかというと、北から南に来る信号機は通らないんですけどね、朝夕の場合は。ほかの時間帯は通りますけど、ただ、地元の人からは、すごい混んでるんであそこ、余り通りたくないんだっていう要望が、声があります。これはいろんな人から聞こえてきたので、そこで、今、信号機の時間差、確かに北から南に行く南北の道路の信号機の、青の信号機の時間が短い。これを調整することによって解消するかもしれませんが、あのお……あの信号機っていうか、この信号機から北側にですね、名取高校の、名取高校のっていうか、一番最初の十字路、商店があるところなんですけど、名取高校の裏口ぐらいから、裏口っていうかね、ぐらいから入る道路があるんですけど、その辺ぐらいまで混んでるんですよ、渋滞が。今最近ね、なくなったみたいです。みんな通らないで途中、曲がっちゃうから通らないって言うんですけど、これ新しく朝日2号線ができ上がると、この道路、真っすぐ来る可能性がある。
     そのとき、そこで渋滞がふえてくると、私はここ、ちょっと大変かなというふうに思うんですけど、そこでね、あのお……道路構造令っていうのを詳しく見ました。今の道路の状況を話しすると、12メートルの道路なんですよ。12メートルの道路で歩道が2メーターつくりなさいと。路肩っていうのが、この車道と歩道の間に路肩というのが50センチずつつくりなさいと。今の道路が2.75、朝日と同じ、朝日2号線と同じ幅の2.75です。そうすると、それで、いや、違うな、ごめんなさい。今の現況が。
     もう一回言います。歩道が2.5メートル、路肩が0.75、車道が2.75、それで12メートルなんですよ。ここにですね、道路構造令にすると、歩道を2メーター、2メーター50から2メーターにちっちゃくして、構造令上、道路構造令上、2メーターを確保しなさいっていうのがあるんで、あと路肩を0.75から0.5に縮小して、そして、車道をね、2.75にすると、こういう、ちょっとこういうっていうのはよくわからないと思うんですけど、よくあのありますよね。車線は、右折車線としてあるんじゃないんだけど、これ何だっけ、道路構造令の右折車線相当幅員の確保っていうのがあるんですよ、右折車線相当幅員の確保、これをやると、2.75に対して1.5メートルあればいいですよっていうね、これあの、何ていうかな、幅員が確保できないときはこれでもいいですよっていうのがあるんですけど、そうなると、ちょうど12メートル、歩道をちょっと狭くしなくちゃいけない。路肩は狭くしなくちゃいけないんだけど、これやるとちょうど12メートルで間に合うんですけど、そういうことも検討することはどうなんでしょうか。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)ただいま御提案かなというふうには思いますが、ただ、この場所だけそういうふうにするとかということが、果たして一番安全面でどうなのかということが、我々、つくる側としては最重要視するものなので、そういったのを構造令も含め、それからこういったことが本当にほかのところに波及しても全然問題ないのか、そういうことについては、せっかく今、話しありましたので、ちょっとだけ研究させていただければというふうに思いますが、ただ、そういう箇所は非常に多いので、今現在できるものの中で何が可能性があるかというと、そういうよりは、やっぱり結構行ってみますと、信号の時間帯が南北方向が結構混む割には東西方向に比べて半分ぐらいしかないとか、そういった中での考え方とか、それからしょっちゅうではない中で、天候状況とかそういった中で混んでいるなというふうなことを把握しているとか、そういったことで現状を考えながら対応はできるものについて、要望したり対応していきたいとは考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)部長、ちょっとだけ検討したいなんて言わないでくださいよ。ぜひね、いい提案だと思って私、随分考えてね、これは道路構造令から探したんですから、もうちょっと検討しますぐらいの話でさ、ちょっとだけでなくて大変いっぱい検討しますぐらいの話のほうがいいと思うんですけど、まあ、してほしいと思います。
     ぜひね、確かにここだけとか、どうのこうのというのはあるかもしれないが、朝日2号線、せっかく圃場整備で、え……地域の、あの辺の地域の期待が物すごく大きい道路です。これは言っておきます。実は私もあそこを通らなかった。でも、今度、あそこができると、こっちのほうが通りやすくなるんですよ。そういう意味では、あのお、ぜひにあの道路に期待を持ってますので、将来的利便性を考えてですね、いっぱい検討してほしいと思っています。ぜひよろしくお願いします。
     ええとそれで、次、7番目の質問に入ります。え……まあ市長が我々に示すいわぬま未来構想ですとかね、それから都市計画マスタープランというものが示されている。この中で、いわぬま未来構想の最初の2ページ目にね、まちづくりの柱ってあって、「安全・安心で快適なまちづくり」というふうに出てるんですね。その中で計画的な土地利用に基づいた生活基盤施設の整備を進め、市民が快適に暮らすことができるまちづくりを進めますって書いてあるんですね。市長あの、この、それからあとほかにもこのマスタープランにもですね、あのお、これも最初のページです。序章に書いてます。「都市計画マスタープランの構成は、市全体の構想と地域特性を十分踏まえた地域別構想の2つの計画で構成されます。策定に当たっては、地域住民の意見、意向を取り組んでいくことが重要とされています」とあります。さて、この未来構想や都市計画マスタープランは、市道朝日2号線に位置づけられていることはありますか。
    ○議長(森繁男)高橋建設部長。
    ○建設部長(高橋伸明)まず、安全・安心が優先ということで進めておりますが、まずいわぬま未来構想については、岩沼市が目指すまちづくりの大きな指針であるということで策定しておりまして、また、都市計画マスタープランにつきましても、20年後の本市の将来像を見据え、都市のあるべき姿とか、それからまちづくりを進めていく総合的な指針だというふうなことで示しておりますので、先ほど何度も言っていますが、市道朝日2号線については生活道路であるということで幹線道路ではないということから、いずれの計画にもそういった位置づけはしておりません。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)されていないと、位置づけされていないって言うんだけど、しかも、都市計画マスタープランが20年後に向けてって言うんですけど、_____________________________________________________________________________________________(「ほんなことねえべや」の声あり)
     それでね、いいですか、市長は、この西部地区にね、(「余計なこと言うな」の声あり)これから、これから仕事をどんどん整備しなくちゃいけないと言っていながら、なんかここのところに今かけないでどうするんですか。(「失礼だ」の声あり)あのお、いいですか、え……このね、都市計画マスタープランの中には、58ページに「地区内の道路の安全性の向上を図る必要があります」ってあるんですね。これは大雨に関してあるんだけど、こういう地区内の道路が安全の向上を図る必要があるって言ってるわけですよ。あの、ここについて地区内の、地区内っていうのはいろんな地区あります。西部地区も、これは西部地区のこと、言っているんだけど、先ほど5.5メートルの道路に最後は4メートルの橋、こういうことを後からかけましょうとかって、やっぱり今でもそう思っていますか。これね、ちょっとここのところについてはあの、答弁をお願いしたいんですが。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)基本的には、なるべく集落内とか住宅街には通過車両は入れない、そういう考え方が基本的にあるわけです。ですから、例えば今、2号線ですか、朝日2号線の場合は、また次の集落に行ってまた信号にぶつかってまた渋滞をするということ、そばに立派な県道が走っているわけですからどうして県道を利用しないのかと。生活するのに必要な部分はしっかり整備していきますけども、いわゆる通過車両を今どんどんどんどんまた次の集落に入れていっていいのかという疑問もありますんで、集落の意向も反映させながら道路を整備していきたいと思ってございますので、たまたま圃場整備で道路が拡張になる、それはそれでしっかり持っていかなきゃないんですけども、どんどんどんどんほかの集落に入れていくことを懸念してございまして、できれば県道のほうにどんどん導いていって県道を通って通過していく、そういう体系を考えておりまして、幹線道路ですね、それは幹線道路に、わざわざ西のほうにも蔵王線以外に仙台道路があるわけですから、仙台岩沼線ですね、両脇に幹線道路、あるわけですね。ですから、それを途中からまた入っていってどっちかに抜けるという方法が、果たしていいかどうか、それもやっぱり今後の動きを見ながらつくっていきたいという考えでございます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)確かに急に出てきた話です、これは。圃場整備をするということで急に出てきた話です。それで市長が決断してね、あの道路を8メートルにしようとなったと思います。これは大変すばらしいことですよ。20年後の計画じゃなくていいんですよ、ね。そこにプレロードかけて、金かけてあれだけの長い道路をつくる。でもね、最後の市道のね、一番最後のところの橋が、そこだけかえない、これ岩沼市の市道としてね、本当に残念でならない。市長は、後からかけたいって言うけど、僕は後からかけるよりも今のうちにかけたほうがいいと思います。確かにね、前の市長も言ってました。あのお……何だっけ、新しく今つくっている道路、忘れちゃったけど、三色吉線、ね、あそこから県道に抜けてこっち走ってくれって言うんですよ。それはわかりますけどね、目の前に道路があって真っすぐ行けるのに、わざわざ遠回りしろって言われてもさ、やっぱり地域住民、そこのところに道路があるんだったら走りますよ、行きますよ。それでなくたってあの細い道路に今、1日ね、500台ぐらい走っているんですから、片側で。だから、ここはやっぱりもっと考えてほしいと思います。あの今、一々どうのこうのってもう言いませんから、そこについては十分検討して、少しだけじゃなくて、これからね、西部地区の人たちに、この立派な道路をつくったのは菊地市長だと言われるようにぜひお願いしたいと思います。
     さて、次のですね、2番目の、大きな2番目のくくりの亘理地区行政事務組合との広域連携についてに入ります。
     え……この消防の広域化に係る協議会の設立については、さきの全員協議会で説明がありました。亘理地区行政事務組合は、消防と火葬場が連携しているっていいますか、そこが一緒になってね、連携して行っている事務組合でもありますし、そこで火葬場についても、連携することはできないかなと思いつつ、これから(1)の質問に入ります。
     広域事務組合へ消防に係る広域化のメリットは何ですか。
    ○議長(森繁男)大友彰総務部長。
    ○総務部長(大友彰)はい、広域化のメリットですが、本市におきましては、人員的な面として消防吏員の充足率が上がります。また、通信指令本部が1つになることにより、現場活動に従事する職員をふやすことも可能になります。特に本市の課題となっております待機救急車ゼロ状態の減少につながるものと期待しております。また、財政面としましては、通信指令システムに係る更新費用が圧縮できることにより、将来にわたり消防費を抑制できるものと考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)では、(2)番目の広域事務組合へ消防に係る広域化のデメリットは何ですか。
    ○議長(森繁男)大友総務部長。
    ○総務部長(大友彰)岩沼、亘理の両消防署の事務室及び仮眠室等に係る施設整備、改修、また被服費及び統一されていないシステムの改修などの広域化に向けて必要となる初期経費、これ初期経費を要することが想定されます。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)では3番目。火葬場について、もし仮にですよ、火葬場について広域化に、あのお、加入した場合のメリットは何が想定されますか。
    ○議長(森繁男)大友総務部長。
    ○総務部長(大友彰)消防の広域化につきましては、平成26年11月に初めての議員全員協議会を開催いただきまして、期間をかけて1市2町ほかの広域化におけるメリットなどについて、現在まで協議を進めてきたわけでございます。
     火葬場に関する協議につきましては、現在まで全く行っておりませんので、この場において火葬場につきましてのメリットについてはお答えできかねるものと思います。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)え、あのお、通告出しているわけですから、メリットぐらい考えてくれたっていいじゃないですか。せっかく通告出しているんですものね。あのお、事務所の中でやっていなくても、例えば執行部としてね、こういうものがやっぱりよくなりますよっていうメリットがあったって、_________ぜひね、せっかく出しているわけですから言ってくださいよ。(「発言取り消せ」の声あり)
    ○議長(森繁男)大友総務部長。(「本会議だぞ」の声あり)
    ○総務部長(大友彰)一般的に考えればですね、広域処理による一定のスケールメリットが想定されるのかと思いますが、現在、岩沼市が新火葬場を建設しているという状況の中で、岩沼市としてメリットの御質問に答えるのはふさわしくないかと考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)できないものを出せと言うとね、なんかやじが飛んでくるんで、(4)に入ります。
     火葬場も今度は広域化に加入した場合のデメリットについてもお伺いをいたします。
    ○議長(森繁男)大友総務部長。
    ○総務部長(大友彰)先ほどの御質問と同様の答弁になりますが、必要性が生じた場合に、まあ今回の消防であれば1市2町において時間をかけて検討することになりますので、1市2町でということであれば、その時点で協議を行うことになりますから、現在、協議を行っていない中でデメリットについても申し上げるべきでないと思います。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)え……なぜこんな細々としたことを聞くかというと、私はメリットがあるっていうふうに思っているんですね。自分の考えですけども、例えば消防だってね、3つ、先ほどメリット、ごめんなさい、広域化に入るメリット、3つぐらいあると。ね。デメリットは2つぐらいあった。
     で、確かに消防の広域化をすれば、それだけのメリットはある。経費も下げられる。ただ単に消防やって今度は、例えばあの消防団、消防団なんかの場合は、各自治体でやりなさいってなってるから、今、消防署がやっているものを今度、岩沼市の行政等の中でやらなくちゃいけないとか、そういうことが出てくるかもしれない。でも、それはあくまでもその住民のための、例えば消防活動だとか、救急車の活動とか、そういうものから比べればかなり利便性もよくなるし、待っている時間とか、そういうものもなくなればね、かなりいいなっていう感じがするんです。
     んでね、火葬場なんかも、例えば岩沼は来年、でき上がります、新しい火葬場です。それで、対亘理のほうは古い火葬場だと。そのときに一緒にやったら岩沼にどんどん入ってきて、岩沼の税金でつくった火葬場、新しい火葬場をほかに使われるんじゃないかなんていう、そういうまあ市民感情が出てくるかもしれない、そういうデメリットもあるかもしれない。だけど、火葬場は、例えば岩沼がどこか故障したとか、何かの関係で点検しなくちゃいけないとか、当然、亘理のほうもやんなくちゃいけない。そういうとき、お互い融通しながら、お互い協力しながら点検するときは少し1日ずつ、1日というかね、ずらそうよとか、そういうメリット、必ずあると思うんですよ。
     ですからね、私はこれはそういうメリットっていうことを考えれば、広域消防というのは、連携したほうがいいと思うんですけど、火葬場なんかもやったほうがいいと思うんですけど、ここで最後に市長、この件に関して答弁願います。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)広域化でやるべきかどうかという大事な判断に、そのスケールメリットがあるかどうかというのが一番大切なんだろうと思います。大きくしたことによって住民にコストを軽減するとか、あるいはスムーズにいくとか、そういうメリットがあるから広域化すべきだろうという点でございまして、今、第1段階でいろいろ進めているのは消防でございまして、まだ運営していない火葬場についても、今入れることを一緒に検討することはいかがなものか、用地取得に当たっても、ほかの地区の分を一緒にやるということはお話ししておりませんし、これから進めていく中でそういう議論があっていいと思っていますので、今、最初からそういう火葬場も一緒にやろうという話にはまだなっておりません。消防も本格的に今から検討していってメリットを得ていくわけですから、まずできるだけ早急に火葬場を建築したいということ、そういうことを考えてございますので、ぜひ御協力をお願いしたいと思います。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)さすが市長、そういうところは私、いいと思いますよ。本当にやっぱりこれからやっていこうという姿勢がなければ、まちは発展しませんよ。ね。協議会してからよしやるぞっていうふうにぜひ担当にハッパかけていただければと思いますので、よろしくお願いします。
     次の2番目の広域連携はですね、広域化する行政ニーズの課題を解消しつつ、市民サービスの充実にならないか、先ほども言ってますけど、これ消防とか火葬場だけじゃなくてね、いろんなもの、今、ごみとか、それからそういうもの、やってますけど、もうちょっとね、いろんなものを行政ニーズとして岩沼の課題を解消できるんじゃないかと思うんですけど、その辺についてはどのように考えていますか。
    ○議長(森繁男)大友総務部長。
    ○総務部長(大友彰)事案の性質によって広域化が必ずしも課題の解決につながらない場合、いろいろあるかと思います。今後、個別事案に応じて慎重に検討すべきものと考えております。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)慎重に考えるのはいいんですけど、例えばこれね、市民サービスの充実にならないかっていうふうに質問しているわけですから、こういうものを考えられるとかっていうふうにちょっと期待したんですけど、何も、この何ていうんですかね、広域やったことによって課題の解消にならないものはないんでしょうか。
    ○議長(森繁男)菊地市長。
    ○市長(菊地啓夫)おっしゃられることはよくわかります。広域連携と地域連携とか、連携の組み方に何種類かあるわけですね。ですから、岩沼市民にとって広域連携として進むべき部分は検討すべきだと私も思います。
     今おっしゃられている亘名の中での議論とすれば、大体限定されてくるんですけれども、それ以外の分ですね、例えば観光とかですね、あるいは企業誘致とか、連携してやる部分はまだまだいっぱいあるわけですから、地域連携、広域連携、それらをうまくメリットに結びつけていくという検討をこれから進めていきたいと思います。
    ○議長(森繁男)須藤功議員。
    ○9番(須藤功)3番目の話とかぶってしまうので、あの議長、この3番目の話は省略してもよろしいですか。今、ちょっと市長からそういう話、いただいたものですから。
    ○議長(森繁男)わかりました。
    ○9番(須藤功)この件については省略をさせていただきます。
     私の質問を終わります。ありがとうございました。
    ○議長(森繁男)9番須藤功議員の一般質問を終結いたします。

    ○議長(森繁男)お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。  残りの一般質問は明日午前10時から継続することといたします。
     御起立願います。 ─ 大変御苦労さまでした。
       午後2時13分延会
    このページのトップへ このページのトップへ