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平成29年第1回(2月)定例会会議録
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平成29年第1回岩沼市議会定例会会議録(第5日目)
平成29年3月10日(金曜日)
出席議員(18名)
1番 佐 藤 剛 太
2番 菊 地 忍
3番 高 橋 光 孝
4番 植 田 美枝子
5番 佐 藤 淳 一
6番 大 友 健
7番 布 田 恵 美
8番 酒 井 信 幸
9番 須 藤 功
10番 渡 辺 ふさ子
11番 佐 藤 一 郎
12番 国 井 宗 和
13番 布 田 一 民
14番 長 田 忠 広
15番 飯 塚 悦 男
16番 沼 田 健 一
17番 櫻 井 隆
18番 森 繁 男
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
市長 菊 地 啓 夫
副市長 熊 谷 良 哉
総務部長 鈴 木 隆 夫
健康福祉部長 吉 田 章
市民経済部長 木 皿 光 夫
建設部長 高 橋 伸 明
総務部参事 家 田 康 典
総務課長 大 友 彰
参事兼政策企画課長兼復興創生課長 菅 井 秀 一
健康増進課長 高 橋 広 昭
介護福祉課長 今 田 昌 美
復興・都市整備課長 星 幸 浩
下水道課長 馬 場 秀 一
消防本部消防長 菅 原 敬
教育委員会教育長 百 井 崇
教育次長兼教育総務課長事務取扱 高 橋 進
監査委員 鎌 田 壽 信
監査委員事務局長 鎌 田 幸 男
選挙管理委員会事務局長 安 住 典 雄
農業委員会事務局長 亀 田 明 彦
参事兼事務局長 加 藤 英 教
局長補佐 近 藤 祐 高
議事係長 佐 藤 俊 輔
議事日程
平成29年3月10日(金曜日)午前10時00分開議
1.開議宣告
日程第1 諸報告
日程第2 会議録署名議員の指名
日程第3
議案第4号 岩沼市敬老祝金及び特別敬老祝金支給条例の一部を改正する条例について
議案第20号 平成29年度岩沼市一般会計予算について
議案第21号 平成29年度岩沼市国民健康保険事業特別会計予算について
議案第22号 平成29年度岩沼市後期高齢者医療特別会計予算について
議案第23号 平成29年度岩沼市介護保険事業特別会計予算について
議案第24号 平成29年度岩沼市公共下水道事業特別会計予算について
議案第25号 平成29年度岩沼市農業集落排水事業特別会計予算について
議案第26号 平成29年度岩沼市特定公共下水道事業会計予算について
議案第27号 平成29年度岩沼市水道事業会計予算について
条例及び予算審査特別委員会委員長審査報告
一括質疑・討論・表決
日程第4 議案第28号 岩沼市副市長の選任につき同意を求めることについて
提案理由・質疑・討論・表決
日程第5 議案第29号 岩沼市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて
提案理由・質疑・討論・表決
日程第6
議案第30号 工事請負契約の締結について
議案第31号 工事請負契約の締結について
議案第32号 工事請負契約の締結について
一括提案理由・一括質疑・討論・表決
日程第7 意見書案第1号 保育所待機児の解消と保育の充実を求める意見書
提案理由・質疑・討論・表決
日程第8 請願第2号 インターネットによる議会映像の配信についての請願
議会広報特別委員会委員長審査報告
質疑・討論・表決
日程第9 閉会中の継続調査の件(各常任委員会の調査事件)
2.閉会宣告
本日の会議に付した事件
日程第1から日程第9まで
午前10時開議
○議長(森繁男)御起立願います。おはようございます。御着席願います。
ただいまの出席議員は18名であります。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1 諸報告
○議長(森繁男)日程第1、諸報告について事務局長から行います。加藤事務局長。
〔加藤英教事務局長登壇〕
○事務局長(加藤英教)諸報告を申し上げます。5件についてであります。
第1、議案についてであります。別紙お手元に配付のとおり、市長から本定例会に追加議案5件が提出されております。
第2、意見書案についてであります。別紙お手元に配付のとおり、議長に、会議規則第13条後段の規定に基づき、意見書案1件が提出されております。
第3、条例及び予算審査特別委員会審査報告書についてであります。別紙お手元に配付のとおり、条例及び予算審査特別委員長から議長に、会議規則第101条の規定に基づき審査報告書が提出されております。
第4、請願審査報告書についてであります。別紙お手元に配付のとおり、議会広報特別委員長から議長に、会議規則第134条の規定に基づき委員会審査報告書が提出されております。
第5、閉会中の継続調査についてであります。別紙お手元に配付のとおり、各常任委員長から議長に、会議規則第102条の規定に基づき、閉会中の継続調査の申出書が提出されております。
以上であります。
日程第2 会議録署名議員の指名
○議長(森繁男)日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、4番植田美枝子議員、5番佐藤淳一議員を指名いたします。
日程第3 議案第4号 岩沼市敬老祝金及び特別敬老祝金支給条例の一部を改正する条例について
議案第20号 平成29年度岩沼市一般会計予算について
議案第21号 平成29年度岩沼市国民健康保険事業特別会計予算について
議案第22号 平成29年度岩沼市後期高齢者医療特別会計予算について
議案第23号 平成29年度岩沼市介護保険事業特別会計予算について
議案第24号 平成29年度岩沼市公共下水道事業特別会計予算について
議案第25号 平成29年度岩沼市農業集落排水事業特別会計予算について
議案第26号 平成29年度岩沼市特定公共下水道事業会計予算について
議案第27号 平成29年度岩沼市水道事業会計予算について
○議長(森繁男)日程第3、議案第4号及び議案第20号から議案第27号までの9件を一括して議題といたします。
これより付託をしておりました条例並びに平成29年度一般会計及び各種会計予算について、条例及び予算審査特別委員長から審査結果の報告を求めます。国井宗和条例及び予算審査特別委員長、登壇の上、報告願います。
〔国井宗和条例及び予算審査特別委員長登壇〕
○条例及び予算審査特別委員長(国井宗和)
条例及び予算審査特別委員会審査報告書
議案第4号 岩沼市敬老祝金及び特別敬老祝金支給条例の一部を改正する条例について
議案第20号 平成29年度岩沼市一般会計予算について
議案第21号 平成29年度岩沼市国民健康保険事業特別会計予算について
議案第22号 平成29年度岩沼市後期高齢者医療特別会計予算について
議案第23号 平成29年度岩沼市介護保険事業特別会計予算について
議案第24号 平成29年度岩沼市公共下水道事業特別会計予算について
議案第25号 平成29年度岩沼市農業集落排水事業特別会計予算について
議案第26号 平成29年度岩沼市特定公共下水道事業会計予算について
議案第27号 平成29年度岩沼市水道事業会計予算について
本委員会に付託された上記の議案については、審査の結果、部会審査報告書のとおり原案可決すべきものと決したので、会議規則第101条の規定により報告する。
平成29年3月10日
条例及び予算審査特別委員会
委員長 国 井 宗 和
岩沼市議会議長 森 繁 男 殿
総 務 部 会 審 査 報 告 書
審査の経過
本部会は、3月2日から3月7日までの間、執行部の出席を求め、付託された所管事項について関係書類の説明を受け、さらに現地調査を実施し、慎重審査の結果、下記の結論に達した。
記
┌──────┬────────────────────────┬────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │要望等 │審査の結果│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第20号 │平成29年度岩沼市一般会計予算について │特記事項│原案可決 │
│ │歳入の部 │なし │すべきもの│
│ │ 全部 │ │ │
│ │歳出の部 │ │ │
│ │ 1款 議会費 │ │ │
│ │ 2款 総務費 │ │ │
│ │ 4款 衛生費 │ │ │
│ │ (水道事業会計繰出に要する経費) │ │ │
│ │ 6款 農林水産業費 │ │ │
│ │ (農業集落排水事業特別会計繰出に要する経│ │ │
│ │ 費) │ │ │
│ │ 8款 土木費 │ │ │
│ │ (公共下水道事業特別会計繰出に要する経費│ │ │
│ │ 及び │ │ │
│ │ 特定公共下水道事業会計繰出に要する経 │ │ │
│ │ 費) │ │ │
│ │ 9款 消防費 │ │ │
│ │ 12款 公債費 │ │ │
│ │ 13款 予備費 │ │ │
│ │ 債務負担行為 │ │ │
│ │ 地方債 │ │ │
└──────┴────────────────────────┴────┴─────┘
以上のとおり報告する。
平成29年3月9日
条例及び予算審査特別委員会
委員長 国 井 宗 和 殿
条例及び予算審査特別委員会
総務部会長 長 田 忠 広
教 育 民 生 部 会 審 査 報 告 書
審査の経過
本部会は、3月2日から3月7日までの間、執行部の出席を求め、付託された所管事項について関係書類の説明を受け、さらに現地調査を実施し、慎重審査の結果、下記の結論に達した。
記
┌──────┬────────────────────────┬────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │要望等 │審査の結果│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第4号 │岩沼市敬老祝金及び特別敬老祝金支給条例の一部を │特記事項│原案可決 │
│ │改正する条例について │なし │すべきもの│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第20号 │平成29年度岩沼市一般会計予算について │特記事項│原案可決 │
│ │歳出の部 │なし │すべきもの│
│ │ 3款 民生費 │ │ │
│ │ 4款 衛生費 │ │ │
│ │ (水道事業会計繰出に要する経費を除く) │ │ │
│ │ 10款 教育費 │ │ │
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第21号 │平成29年度岩沼市国民健康保険事業特別会計予算に │特記事項│原案可決 │
│ │ついて │なし │すべきもの│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第22号 │平成29年度岩沼市後期高齢者医療特別会計予算につ │特記事項│原案可決 │
│ │いて │なし │すべきもの│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第23号 │平成29年度岩沼市介護保険事業特別会計予算につい │特記事項│原案可決 │
│ │て │なし │すべきもの│
└──────┴────────────────────────┴────┴─────┘
以上のとおり報告する。
平成29年3月9日
条例及び予算審査特別委員会
委員長 国 井 宗 和 殿
条例及び予算審査特別委員会
教育民生部会長 布 田 恵 美
建 設 産 経 部 会 審 査 報 告 書
審査の経過
本部会は、3月2日から3月7日までの間、執行部の出席を求め、付託された所管事項について関係書類の説明を受け、さらに現地調査を実施し、慎重審査の結果、下記の結論に達した。
記
┌──────┬────────────────────────┬────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │要望等 │審査の結果│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第20号 │平成29年度岩沼市一般会計予算について │特記事項│原案可決 │
│ │歳出の部 │なし │すべきもの│
│ │ 5款 労働費 │ │ │
│ │ 6款 農林水産業費 │ │ │
│ │ (農業集落排水事業特別会計繰出に要する経│ │ │
│ │ 費を除く) │ │ │
│ │ 7款 商工費 │ │ │
│ │ 8款 土木費 │ │ │
│ │ (公共下水道事業特別会計繰出に要する経費│ │ │
│ │ 及び特定公共下水道事業会計繰出に要する│ │ │
│ │ 経費を除く) │ │ │
│ │ 11款 災害復旧費 │ │ │
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第24号 │平成29年度岩沼市公共下水道事業特別会計予算につ │特記事項│原案可決 │
│ │いて │なし │すべきもの│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第25号 │平成29年度岩沼市農業集落排水事業特別会計予算に │特記事項│原案可決 │
│ │ついて │なし │すべきもの│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第26号 │平成29年度岩沼市特定公共下水道事業会計予算につ │特記事項│原案可決 │
│ │いて │なし │すべきもの│
├──────┼────────────────────────┼────┼─────┤
│議案第27号 │平成29年度岩沼市水道事業会計予算について │特記事項│原案可決 │
│ │ │なし │すべきもの│
└──────┴────────────────────────┴────┴─────┘
以上のとおり報告する。
平成29年3月9日
条例及び予算審査特別委員会
委員長 国 井 宗 和 殿
条例及び予算審査特別委員会
建設産経部会長 佐 藤 淳 一
以上のとおりであります。
○議長(森繁男)これまでの全体会議において、十分質疑を尽くされたと思いますけれども、ただいまの委員長の報告に対し一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
これより議案第4号及び議案第20号から議案第27号までの9件について1件ずつ討論、採決を行います。
議案第4号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第4号岩沼市敬老祝金及び特別敬老祝金支給条例の一部を改正する条例について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
これより議案第20号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第20号平成29年度岩沼市一般会計予算について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
これより議案第21号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第21号平成29年度岩沼市国民健康保険事業特別会計予算について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
これより議案第22号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第22号平成29年度岩沼市後期高齢者医療特別会計予算について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
これより議案第23号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第23号平成29年度岩沼市介護保険事業特別会計予算について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
これより議案第24号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第24号平成29年度岩沼市公共下水道事業特別会計予算について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
これより議案第25号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第25号平成29年度岩沼市農業集落排水事業特別会計予算について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
これより議案第26号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第26号平成29年度岩沼市特定公共下水道事業会計予算について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
これより議案第27号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより議案第27号平成29年度岩沼市水道事業会計予算について採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
日程第4 議案第28号 岩沼市副市長の選任につき同意を求めることについて
○議長(森繁男)日程第4、議案第28号を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第28号岩沼市副市長の選任につき同意を求めることについて、提案理由を申し上げます。
平成26年11月1日、副市長に選任いたしました熊谷良哉さんから、本年3月31日をもって退任したい旨の申し出がありましたので、これを受理いたしました。副市長就任から2年5カ月の間、宮城県職員として培われた行政経験と豊富な知識を生かし、本市の震災復興計画の推進といわぬま未来構想の具現化に向け、真摯に取り組んでいただきました。市勢発展のため、誠心誠意御尽力いただきましたことに対し、改めて感謝の意を表するものであります。
本案は、熊谷良哉さんが退任することに伴い、その後任として岩沼市総務部長の鈴木隆夫さんを選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により提案するものであります。
なお、鈴木さんの略歴はお手元に配付のとおりであります。御参照いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第28号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第28号については、委員会付託を省略することに決しました。
議案第28号については、先例の定めるところにより討論を省略いたします。
これより議案第28号について採決いたします。
議案第28号岩沼市副市長の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立総員であります。よって、本案は同意することに決しました。
日程第5 議案第29号 岩沼市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて
○議長(森繁男)日程第5、議案第29号を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第29号岩沼市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて提案理由を申し上げます。
本案は、新たに固定資産評価員を選任するに当たり、鈴木隆夫さんが人格及び経歴等からして適任であると存じ、地方税法第404条第2項の規定により御提案を申し上げるものであります。
なお、鈴木さんの略歴はお手元に配付のとおりであります。御参照いただき、何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第29号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第29号については、委員会付託を省略することに決しました。
議案第29号については、先例の定めるところにより討論を省略いたします。
これより、議案第29号について採決いたします。
議案第29号岩沼市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立総員であります。よって、本案は同意することに決しました。
ここで、副市長の選任について同意をいただきました鈴木隆夫氏より発言の申し出がありますので、御了承願います。それでは、鈴木隆夫さん、登壇の上、発言願います。
〔鈴木隆夫総務部長登壇〕
○総務部長(鈴木隆夫)議長からお許しをいただきましたので、一言御挨拶申し上げたいと存じます。
ただいまは、私の副市長選任につきまして御同意を賜り、身に余る光栄と存じております。もとより微力ではございますが、市民の皆様の幸福増進のため、市勢発展のために、与えられた職責を全うすべく、誠心誠意努力精進してまいる覚悟でございます。
議員の皆様におかれましては、これまで以上の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
日程第6 議案第30号 工事請負契約の締結について
議案第31号 工事請負契約の締結について
議案第32号 工事請負契約の締結について
○議長(森繁男)日程第6、議案第30号から議案第32号までの3件を一括して議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第30号から議案第32号までの3件の工事請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。
本案は、岩沼市新火葬場の新築に当たり、予定価格が1億5,000万円以上となる建築、電気設備及び火葬炉設置に係る工事請負契約について、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議会の議決をいただこうとするものであります。
よろしく御審議を賜り、原案可決されますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより質疑を行います。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)火葬場、大変市民が期待している火葬場がやっと入札の運びとなってうれしい限りです。
そこで、今回3件の契約が議会に出されたわけですが、その中の入札公告、どういうような公告をされて、条件はどういう条件で絞られて入札をしたのか。また、3件の落札率といいますか、予定価格に対する落札率がどうだったのか。そして、最後にですね、これたしか工事が4本、もう1本あったと思うのですけど、たしか設備関係の仕事だと思ったのですが、これは不調になっちゃいました。この関係で工期がおくれることはないのか。その3点についてお伺いします。
○議長(森繁男)鈴木隆夫総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)まず、一般競争入札の制限の内容でございますが、これにつきましては公告した制限内容、これは建築工事におきましては、共同企業体で代表となるものは総合評定値が900点以上で、特定建設業の許可を有しているもの。そして、過去10年間に同様の建築工事を元請として施工した実績等のあるもの。第2位となるものにつきましては、総合評定値が650点以上で特定建設業の許可を有するものとの条件を付しております。
また、電気設備工事につきましては、総合評定値が市内の場合であれば750点以上、市外であれば900点以上で、特定建設業の許可を有しているもの、そして実績のあるものという条件でございます。
落札率につきましては、建築工事は98.96%、電気設備工事は97.66%、火葬炉設置工事は97.77%でございます。
3点目の機械設備の工事に関しましては、一般競争入札から指名競争に切りかえをして、改めて入札を行う予定としております。以上です。
○議長(森繁男)須藤功議員。
○9番(須藤功)これ、JV、建築のほうなのですけども、結構金額が大きかった割には、たしか3JVぐらいしか来なかったのですけど、もうちょっと競争性が高くてもいいのかなと思ったのですが、何でこれしか来なかったのかなと思うのですが、その辺の見解はどうなんでしょうか。
○議長(森繁男)鈴木総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)一般競争入札として条件を提示して、手を挙げていただいておりますので、結果としてこの3社しかなかったということでございます。
○議長(森繁男)須藤功議員。
○9番(須藤功)というのは、もうちょっと競争性があって、そしてと思ったんですけども、入札公告の内容を聞くと、そんなに厳しくはないと思うんですけども、逆に厳しくされる、何かのほかの制限とか、そういうものはなかったんでしょうか。
○議長(森繁男)鈴木総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)先ほど申し上げた制限以外に、特段の制限はございません。
○議長(森繁男)そのほか質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第30号から議案第32号までの3件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第30号から議案第32号までの3件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第30号から議案第32号までの3件について、1件ずつ討論、採決いたします。
議案第30号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第30号工事請負契約の締結については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第31号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第31号工事請負契約の締結については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第32号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第32号工事請負契約の締結については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 意見書案第1号 保育所待機児の解消と保育の充実を求める意見書
○議長(森繁男)日程第7、意見書案第1号を議題といたします。
これより提出者から提案理由の説明を求めます。10番渡辺ふさ子議員、登壇の上、説明願います。
〔10番渡辺ふさ子議員登壇〕
○10番(渡辺ふさ子)意見書を読み上げて提案といたします。
意見書案第1号
平成29年3月10日
岩沼市議会議長 森 繁 男 殿
提出者 岩沼市議会議員 渡 辺 ふさ子
賛成者 岩沼市議会議員 布 田 恵 美
意見書の提出について
地方自治法第99条の規定により「保育所待機児の解消と保育の充実を求める意見書」を別紙のとおり提出する。
保育所待機児の解消と保育の充実を求める意見書
希望しても認可保育所に入れない子どもが続出しながら適切な対策をとらない政府に対して抗議の声が広がっている。「少子化対策」「女性の活躍」と言いながら、政府が打ち出した「緊急対策」は、根本的な解決とは程遠いだけでなく、保育施設の基準引き下げと詰め込みで対応しようというものである。これは保育の質を切り下げるもので、保育に対する国民の願いに背くものである。
よって、国においては、待機児童の解消のためには、次の施策を求めるものである。
1 国による「新たな財政支援制度」を創設し、認可保育所を緊急に増設するとともに、保育所建設への補助と運営費の国庫負担を引き上げること。
2 保育士の配置基準を適正化し、保育士の処遇を改善すること。
3 保育士の経験年数による賃金上昇分を11年で止めてしまう制度を改善すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成29年3月10日
宮 城 県 岩 沼 市 議 会
提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)
備 考 地元選出国会議員には、同趣旨の陳情書を提出する。
よろしく御審議お願いいたします。
○議長(森繁男)これより質疑を行います。11番佐藤一郎議員。
○11番(佐藤一郎)はい、質疑を行います。
岩沼市の保育所の待機児童の解決に、現状の分析と今後の取り組みについて伺います。
○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)意見書は国に対して行っているもので、岩沼市の現状についてここで述べたりという内容ではないので、国全体の施策について訴えておりますので、その点については差し控えさせていただきます。
○議長(森繁男)佐藤一郎議員。
○11番(佐藤一郎)これは岩沼市議会として意見書を提出するものでありますので、岩沼市の現状、そして、国の施策が一緒になっておりますので、その辺で答弁願います。
○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)岩沼市の実際の来年度などの待機児童についての、詳しい数字まではちょっと確認はしておりませんでしたが、30人ぐらいのような数は聞いてはいたのですが、済みません、きちんとした確認はしておりませんけれども、しかしここの条文にありますように、例えば認可保育所の建物への補助が切られているために、現在4つあります公立保育所はいずれも老朽化していて、そして建て直すのが、まあ、3つですね。東保育所については今回復興予算でということでの予定がありますので、現在あります3つの保育所も大変老朽化していて、その認可保育所を新たに建て直すという計画がなかなかとれないのは、この国の財政支援が、民間保育所を建てる場合は支援がある、補助があるけれども、ないという、そういう状況もあって、岩沼市の認可保育所もそういう状況になっていることや、また保育士の基準についても大変基準が低いために、岩沼市においても約半数近くの保育士さんが正規の保育士ではない、臨時職員の方とか、嘱託とか、そういう状況であるということは伺っております。
○議長(森繁男)佐藤一郎議員。
○11番(佐藤一郎)あの、現状ということで分析がしてないようですが、私が調べたところによりますと、29年の2月1日では51名でありました。ただ、今回小規模の保育園が開設することにより、29年4月では30名になります。30年度は認定こども園が、10名が受け入れします。で、3番目に東保育所が31年度に60名から90名、30名受け入れをアップしております。合計しますと59名が、この2年余りで保育所の待機がゼロになる。あとまた、そのほかにもですね、保育所、保育園については定員の750名から812名、120%の受け入れを今考えて、可能だということになっております。
また、市では29年度の非常勤職員の賃金が13万7,000円から14万1,800円、4,800円のアップをことしの29年度の予算に計上しております。そしてまた交通費の支給など処遇改善をしております。そのほかに、国として現在予算審議中でございますが、国の施策としても保育士の公立、私立、処遇改善策を打ち出しております。そのことについてお伺いいたします。……を、行っています。
○議長(森繁男)佐藤一郎議員に申し上げます。質疑としてまとめてもう一度質疑してください。
○11番(佐藤一郎)ということで、岩沼市は処遇改善をしております。そのことについて伺います。
○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)これもいろいろな要望の中で少しずつ改善されているということは、以前は交通費の支給もなかったことですから、本当に少しずつの改善ですが、この点は評価したいと思いますけれども、月額の給料が13万円や14万円で本当に暮らしていけるのか、結婚して子供を育ててやっていけるのかという点では大変疑問であり、全産業全体の平均を約10万円下回っているというのが今の保育士の賃金の状況であり、そのために保育士不足の最大の原因になっているという、ここのところをしっかりと見た上で、これを解消する、解消に向けての国の施策が求められるところであると考えております。
○議長(森繁男)そのほか質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより意見書案第1号について討論を行います。
討論がないようでありますので……。(「反対討論」の声あり)えっ……。11番佐藤一郎議員。
○11番(佐藤一郎)はい。反対討論を行います。
えっと、ただいま私が言いましたように、1つは小規模認可保育園が29年度は19名増員します。2つ目は、30年度認定こども園が10人増員します。で、3番目には東保育所が60名から90名、30名の増員します。そしてまた、この3年間、保育士の賃金アップなどを継続的に行っております。また、交通費の支給など処遇改善を岩沼市では行っております。教育民生部会としても了といたしました。国では、29年度予算案で保育士の処遇改善、最大で月4万円の予算要求といいますか、予算を今審議中でございます。ということによって、この意見書についてはそぐわないということで反対いたします。
○議長(森繁男)次に、賛成討論を、発言を許します。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)この意見書は国に対して行うものであって、岩沼市のことだけではないはずなんですね。そういう意味でも、国にこの意見書を求めていることだと私は思っています。
それで、先ほどもちょっと質疑の中でありましたけれども、待機児童がゼロになるという話がありました。待機児童は、ゼロになるというのは、限りなくゼロに近くなるだけの話であって、私はゼロにはならないような気がします。といいますのは、保育所があいていると言えば、保育所に預ける人がふえてくる。だから、待機児童の解消というのは、確かにイタチごっこ、施設をつくれば人が集まってくるし、つくらなければ待機だ、待機だと騒ぐかもしれません。だけど、ゼロにはならない。
この間の、さきの一般質問でもありましたが、代表質問でもありましたが、たしかママが住むなら流山とか、千葉県の流山市の話がありましたけども、保育関係がしっかりしている自治体に人が集まるというのであれば、私はこういう……何ていいますかね、保育の充実を求める意見書というのは、すごく大事なこと、岩沼市にとっても大事なことだと思います。国にとっても大事なこと。地方創生の子供をふやす、人口をふやす政策の一環でもありますので、この件に関しては賛成をしたいと思います。
○議長(森繁男)そのほか討論はありませんか。(「反対討論」の声あり)15番飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)安倍内閣はですね、全力で待機児童対策に取り組んでいます。あえてですね、意見書を出す必要がありません。よって、この意見書にはですね、反対であります。
○議長(森繁男)そのほか討論はありませんか。4番植田美枝子議員。
○4番(植田美枝子)保育士の処遇というものは、まだまだ改善されていないところと感じていますので、ぜひこの意見書の提出に賛成いたします。
○議長(森繁男)そのほかありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、これをもって討論を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。意見書案第1号保育所待機児の解消と保育の充実を求める意見書については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立少数であります。よって、本案は否決されました。
日程第8 請願第2号 インターネットによる議会映像の配信についての請願
○議長(森繁男)日程第8、請願第2号を議題といたします。
議会広報特別委員長から、付託をしておりました請願の審査結果について報告を求めます。佐藤淳一議会広報特別委員長、登壇の上、報告願います。
〔佐藤淳一議会広報特別委員長登壇〕
○議会広報特別委員長(佐藤淳一)
平成29年3月10日
岩沼市議会議長 森 繁 男 殿
議会広報特別委員会
委員長 佐 藤 淳 一
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託された事件について審査した結果、下記のとおり決したので、会議規則第134条の規定により報告します。
記
┌─────────┬───────────────────────────────┐
│請願番号 │2 │
├─────────┼───────────────────────────────┤
│付託年月日 │平成29年2月21日 │
├─────────┼───────────────────────────────┤
│件名 │インターネットによる議会映像の配信についての請願 │
├─────────┼───────────────────────────────┤
│委員会の意見 │現在WebやSNSを活用した議会の情報発信を行っており、インタ│
│ │ーネットによる議会映像の配信を検討すべきと考えるが、その実施時│
│ │期、手法等の協議については柔軟な対応が望まれる。 │
├─────────┼───────────────────────────────┤
│審査結果 │不採択とすべきもの │
├─────────┼───────────────────────────────┤
│措置 │ │
└─────────┴───────────────────────────────┘
以上でございます。
○議長(森繁男)これより委員長報告に対する質疑を行います。10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)4点ほど質問いたします。
委員会の意見と述べられている文章について伺います。
「現在WebやSNSを活用した議会の情報発信を行っており」とありますが、この現在行っているフェイスブックについては、この請願書の中身にも書いておりますけれども、フェイスブックを開設している市町村では、インターネット配信もあわせて行っているのが現状ですということで、フェイスブックでは議会が開会中であるとか、生中継をやりますとか、そういう御案内をしながら、またそこの中であわせて生中継、録画配信をやっているのが現状なので、ぜひ実施されるようお願いしますと書いております。この点について、どのように考えるかというのが1点です。
それから、次の2行目にかけて、「インターネットによる議会映像の配信を検討すべきと考えるが」と書いてありますけれども、検討は十分ではないでしょうか。これまで、現在の委員会の前も含めますと、6つの市ですね。平成24年鶴岡市、平成25年角田市、平成26年名取、多賀城市、そして現委員会でも昨年7月に茨城県高萩市、常陸太田市と先進地調査をしております。そこの中でもいろいろと意見も出ております。検討としては十分ではないのかと思いますが、この点について伺います。
3点目、3行目にかけて。「実施時期、手法等の協議については柔軟な対応が望まれる」と書いてありますが、柔軟な対応とはどのようなことを意味しているのか伺います。
それから4点目、審査結果として「不採択とすべきもの」という結論、審査結果が書かれておりますけれども、今回、昨年6月の澤田氏の出された請願、これは質疑の中でライブ中継、録画も含むという答弁もあった中で採択されておりますが、その採択と矛盾するのではないか。今回不採択とすることは、インターネットによる録画中継、生中継はやらないという結論になるのかどうか。以上、4点についてお伺いいたします。
○議長(森繁男)佐藤淳一議会広報特別委員長。
○議会広報特別委員長(佐藤淳一)まず1点目、お答えいたします。まあ、議会ホームページをまずウエブでやっています。フェイスブック、SNSということでやっております。インターネットもあわせてやるべきではないか。通常はフェイスブックをやっているところもインターネット中継をやっているのではないかという質問だったと思うのですけれども、それに関してはやらないということではなくて、やれることから順次進めようという考えでやっているということでございました。
2点目、ネット中継を考えるべきと思うが、検討はもう……、あっ、考えるべきと、進めるべきではないかということで、検討はもう十分ではないかという質問だったと思うのですけれども、前回の委員会で、あの、委員会の中で、今回請願審査の中であった、質疑であったんですけれども、前回の委員会で視察したかもしれないけれども、それはそこまでの委員会であって、新しくなった委員会は逆に以前より進んだ状況であると思いますと。そういうことで、まあ、前委員会、渡辺ふさ子委員のもとで十分な検討がされたと言うのであれば、そこで進めるべきだったと思うのですけれども、なかなかそれは進まなかった。そして、今はやるべきことから進めていっているということで、十分ではない。例えば渡辺ふさ子委員のときに、この議会中継システムに関して、議会の裏、今事務局がいるあたりで録画をしている状況を調査したかというとしていないかと思うのです。今回、それ我々はやっておりますので、一歩一歩進めて、できるところから進めていく。やっていけば、やれることができればいい、やれることからやっていく、費用対効果を考えてやっていくということで進めております。
実施時期、柔軟な対応とは何かということですけれども、これもやはり予算がかかることですので、すぐに我々がやろうと言ってもできることではない。十分な検討をしていって、それも費用対効果を考えた上で進めていこうということで、柔軟に進めていこう、やれることからやっていこうということでございます。
昨年の澤田氏の請願ですね。それ、採択したことと、今回不採択としたこと、矛盾しないのかということなんですけれども、これはですね、やれることから進めていこう、そして費用対効果を考えて進めていこう、そして時期を平成29年度中にやれという、今回請願でしたので、それ、なかなか予算要求含めて難しいのではないか。まあ、その辺費用対効果を考えて、なるべく費用を抑えてやっていこうというのが今回の議会広報特別委員会の皆さんの考えでございますので、まあ、矛盾はしないということで意見が出されておりました。
○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)2番の検討について、新しい状況の中で費用対効果を考えるという、まあ、今の委員会の皆様で昨年度行われた視察の結果を見ましても、例えば高萩市のまとめには、この中継の導入に当たっては、推進派と反対派議員の問題はついて回るものと言える。その必要性と当たり前さを本気で訴え、理解してもらうことも先進的な取り組みには必要なのではないかとか、平日の議会を傍聴できない市民には、活用できる新しい技術で知らせる責務があるのではないかと考えると、このようにまとめられております。私は、検討のその先をいって、このような具体的な、本気で訴えていく構えだとか、その責務について具体化を、情報発信、録画中継を前提とした形で具体化を進める時期ではないかと思うのですが、この点についてもう一度伺いたいこと。
それから、予算を考えるという答弁がありました、3つ目の点で。議会としては、こういうものが必要だという結論になれば、予算を考えるのは執行部の問題であると思うのですが、議会がそれを考えるというのはどうなのかという点です。
それから、平成29年度中にやれるのは予算的には無理ではないか。確かに私が26年度にまとめたときには、復興優先というまとめもしておった時期もありましたけれども、今回の委員会の審議を見ましても、新たなゼロからのスタートとしてこの委員会でやっていく。先ほどの委員長答弁にも新しい状況で進めていくということもありました。
なぜ平成29年度中にやることが予算的に大変だと思うのか。岩沼市は復興のトップランナーとして大変評価されている市であります。そして、同じ被災自治体は復興半ばでありながらも、ずっと中継を続けてきているわけです。この岩沼市議会として生中継、そして録画中継については、ラストランナーという、そういう立場で今現状にあるわけです。被災自治体は全て行っておりますので、特に市の段階では。そして、この市の予算を考えた場合に、なぜ29年度中にやれるのは無理ではないかと考えるのか。考え過ぎではないかと思うのですが、その辺いかがでしょうか。
○議長(森繁男)佐藤淳一議会広報特別委員長。
○議会広報特別委員長(佐藤淳一)はい。1問目、何でしたっけ。ええ、具体的に進めているということで、やらないということではなくて検討しているということでございました。
まあ、予算と費用は別ではないかということだったと思うのですけども、2問目は。費用対効果を考えて、できるだけ最少の費用で最大の効果を得るべく、議会広報特別委員会で今検討しております。
そして、議会生中継、今回の請願には議会生中継をしろ、してほしいということが書かれておりました。議会生中継をすると、年間大体200万円程度かかってくるということで、それを考えると、やっぱりまだ検討していく余地があると思いますので、今後議会広報特別委員会のほうで検討を進めていくということで、今回は不採択ということになりました。
○議長(森繁男)渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)まず、生中継というのは200万円かかるということでしたが、委員会での調査報告によりますのを見させていただきましても、例えば高萩市年額114万円ですとか、常陸太田市が経常経費としては委託料138万円とか、インターネット接続料が5万8,320円とかという具体的な数字が出ております。また、そこの常陸太田市のまとめにも、単に安価を求めるのではなく、正確性と確実性のある業務委託を検討する必要もあるというまとめもあります。そういう意味では、こういうような要望に沿って議会として予算要求を出せば、あとはそれを考えるのは執行部の問題ではないかと思いますが、この点についてが1点。
それから、やれることから進めるというのが、このいずれのまとめの中にも、それから発言の中にもたびたび出てきます。これが、ずっと先送りするという印象があって、そしてこの出された請願の中では、1年前にも出しました。1年待ったけれども、フェイスブックは実現されたけれども、それ以外の進展は見られないということで、ぜひ29年度中に実施されるよう請願するものですとあります。このやれることから、イコール、どこまでも先送りするという印象が、市民の方に捉えられていると思うのですが、時期についての目標とかを立てるという考えはなかったのかどうか伺います。
○議長(森繁男)佐藤淳一議会広報特別委員長。
○議会広報特別委員長(佐藤淳一)1点目、今回の請願審査の中では、そういう発言は委員のほうからございませんでした。
2点目、目標年次を決めてということも、今回の請願審査の中ではございませんでした。ただ、我々はやらないというのではなくて、進めようという考えでやっています。ただし、29年度中という年度を決めるのではなく、やはり新しい委員会となって一つ一つ検証しながら、何がよくて何が悪いのか、みんな統一の見解をまとめて全員協議会に振っていかなければならないと思うという、そのような意見がございました。以上でございます。
○議長(森繁男)そのほか質疑はありませんか。6番大友健議員。
○6番(大友健)4点ばかり質問します。
まず1点はですね、今回の請願審査に当たって、どれぐらいの時間をかけて審査をしたのかということです。
それから、こういう委員会の報告ですけれども、反対意見はなかったのかどうか。つまり、原案を採択するべきものであるとする意見はなかったのでしょうか。
それから3番目はですね、この委員会の意見と書いてあるところに関することで、ちょっとこの中で3つばかりお聞きしたいのですけれども、渡辺議員の質問にもありましたが、「インターネットによる議会映像の配信を検討すべきと考えるが」とありますね。「検討すべきと考えるが」というところで表現がくくられているのですけれども、どんな意見が具体的にあったのでしょうか、今回の請願審査でね。これが3番目の1つ。
それから、検討すべきであると考えるんだったら、請願採択してもいいじゃないですかというのが2つ目、これに関する議論はなかったのかどうか。
それから、3番目の3つとしては、それにもかかわらず不採択とするべきものという結論になっているということは、「検討すべきと考える」という、この「検討すべき」の中に、やらないという選択肢もあるということなのでしょうか。今の質疑の中であった、やらないのではなく進めようとしているのだというのが何回も強調されているわけですけれども、だったら請願は採択して、請願と一緒に議会としても検討していくということだと思うのですが、いかがなものでしょうか。請願というものは、議会全体の意思として対外的に表明するという効果もありますから、不採択ということは、ネット中継をしないという意味、その宣言になるわけです、議会の意思としてね。そういうことと、やらないのではなくて進めようということの整合性というのはどうなのかというのが3の3番目の質問です。
それから4つ目はですね、今回の請願の文言の中に、この請願と同種の請願が1年前にも否決されております。採択されませんでした。その中で、岩沼市議会からの不採択という結果一語のみで、どんな理由で不採択になったのでしょうかということに対する不満というのも、今回の請願書に書かれてますけれども、これに対してどうするっていう議論は請願審査の中であったのでしょうか。まあ以上4点、細かく言うと7点についてお聞きします。
○議長(森繁男)佐藤淳一議会広報特別委員長。
○議会広報特別委員長(佐藤淳一)1点目、どれぐらいの時間だったのか。25分間の審査を行いました。
2点目、1件ありました。
3件目、やらないととられるのではないか。先ほどもお答えしましたけれども、まあ、29年度中に進めてほしいという内容でございましたという委員のほうから意見がございました。それ、文章にも委員会の意見として書いておりますけれども、実施時期、手法等の協議については柔軟な対応が望まれるということで了解いただきたいと思います。
4件目、不採択の理由について、きちんと請願者に対して説明したほうがいいのではないかという、委員会の中でどのような意見があったのか、それについては特に意見は出ませんでした。以上です。
○議長(森繁男)質疑はありますか。大友健議員。
○6番(大友健)改めての確認ですけれども、その「検討する」という微妙な表現の中に、やらない選択もあるということはあり得るのかということも聞いたのですけれども、まあ、そこら辺をもう一度。
え……それと、今度は2回目の質問ということですが、どれぐらいの時間がかかったか。25分ということですね。このうちの大半が、請願参考人である紹介議員、請願の紹介議員のやりとりがかなりだったと思うのですけれども、まあ、請願そのものの審査としてはどれだけあったのか。まあ要するに不十分だったのではないかというふうに私は思うわけですけれども、何分、じゃあこの請願本体に関して何分審査したのでしょうか。
それから、反対意見は1件あったということですけれども、まあ、要するに委員の中の1人だけということの確認ですね。
それから……、それから検討すべきと考えるんだったらというその話の中に、29年度中にやるということが、何かその否決する、採択しない理由のようになっているようですけれども、そもそも請願というのは、その採択したことに対して強制力はないわけで、それを必ずやんなきゃいけないっていうことはないのが請願であります。
え……その一番大事なのは、議会の全体の意思、議会の全体はそういうことをやっていくんだ、あるいは、やらないんだということを表明するというのが請願の効果で、請願に29年度って書いてあるから、29年度にやれる見通しがないから採択しないんだというのは、これは請願に対する考え方の誤りだと思うのですけれども、そこら辺の……まあ議論というか、その反対意見は1件ということもありましたけども、そういう請願のですね、え……あり方からして、29年度中と書いてあるから採択できないんだという考え方はいかがなものかと思うのですけど、委員長としてどのように考えますでしょうか。え……。
○議長(森繁男)佐藤淳一議会広報特別委員長。
○議会広報特別委員長(佐藤淳一)1件目、検討の結果、やらないこともあるのかという質問でしたけれども、今回の請願審査の中でそのような委員からの発言は特にございませんでした。やる方向で進んでいくんだという、そういう意見はありましたけれども、やらないということに関しての意見はございませんでした。
2件目、請願時間ですけれども、25分のうち、ほぼまあ25分、まあ、二、三分は請願文を読むとか、そういうところあったと思いますけれども、ほぼ25分間請願審査に費やしたと思います。
あと何だっけ……。請願の効果ですか。まあ、今何か大友議員のほうから自説が述べられましたが、請願の効果がそういうものであるのかどうかということに関しても、ちょっと委員会の中で話し合いにはならなかったと思います。ただ、やっぱり請願というのは文章で出されているもので、その文章の中に平成29年度中にということが書かれているということは、やはり我々議員としては、それを重きを置かざるを得ないということで、そこに関して議論になった部分もございました。以上です。
○議長(森繁男)大友健議員。
○6番(大友健)え……え……請願の結果を重く受けとめるという考え方もあります。ただ、それが法的に強制力を伴うものかというと、そうではありません。
一方で、一方でですよ、こっちのほうが大事なのですけれども、請願は、その採択する、しないが議会の意思を示すんだと。議会の意思を示す。そういう点から考える、そういう点に立つと、去年の2月、3月議会でもインターネットは採択しない、つまりやらないと受けとめられるわけですね、議会の意思が。それから、今回もまた2回目、2年続けてという結果になりますけれども、またそういうやらないんだということを表明する効果があるんですよ。そういうことをどのように考えるか、もう一度お聞きします。
○議長(森繁男)佐藤淳一議会広報特別委員長。
○議会広報特別委員長(佐藤淳一)請願の効果について、そういう学説的なことを述べられても、今回委員会の中では話し合っていませんので、それについて私のほうからお答えすることはできません。ただ、委員会の意見としては、インターネットによる議会映像の配信を検討すべきと考えるが、その実施時期、手法等の協議については柔軟な対応が望まれると、このとおりでございます。以上です。
○議長(森繁男)そのほか質疑はありませんか。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)今回の請願審査、大変お疲れさまでした。
そこで、1点だけお聞きします。要は、岩沼市民、まあ岩沼市民のみならず、いろんな方が見ることができるインターネット中継、録画映像なのですけれども、市民は我々議員だけを見ていたいわけではないと思います。やはり明快な答弁をしている執行部、市長、皆様初め、それから議長の仕切り、そして新しく今度選任された副市長も出るわけですから、そういう人がどういう顔をして、どういう答えを述べて、どういうことをしゃべっているのか、インターネットからわかるわけですね。これを見たいと私、市民の方は願っている。我々議員だけのことを見るだけではありません。やりとりを楽しみにしている、そういう市民がいらっしゃいます。
そこで、今回の委員会の中で、じゃあ、やらないつもりはないんだけども、その検討していきたい。検討すると言うのですから、いつまでやるんだというような雰囲気はあったのか。あのお市民のほうから請願は出ているけれども、もっともっと市民の方がこの議会を見たい、市長の顔も、副市長の顔も、議長の顔も、みんなの答弁を聞きたい、そういうふうに思っているわけですから、その点に対してどのような委員会の雰囲気ですね。いつまでやるんだというような雰囲気があったのか、そこをお聞かせください。
○議長(森繁男)佐藤淳一議会広報特別委員長。
○議会広報特別委員長(佐藤淳一)今回は出された請願に対しての審査でございましたので、いつまでにやるという、そういうことを決める審査ではございません。今回の雰囲気は、私そこまではちょっと雰囲気まで読み取ることはできませんでした。そして、そのような発言もございませんでした。以上です。
○議長(森繁男)よろしいですか。(「いいです」の声あり)そのほか質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、質疑を終結したいと思います。
これより討論を行います。10番渡辺ふさ子議員。
初めに反対討論の発言を許します。(「何に対する反対ですか」の声あり)委員長報告に対してです。
○10番(渡辺ふさ子)委員長報告に対する反対、そして原案、請願そのものには賛成する立場での討論を行います。
この請願については、29年度と書いてあるのであれば、予算的に難しいのではないかという、質疑の中での委員長の答弁がありましたけれども、私は復興のトップランナーと言われる岩沼市が、29年度以降でなければ予算が確保できないということは到底思えませんし、まして予算をどうするのかというのは執行部の判断に委ねるべき問題であるということ。
そして2つ目は、以前傍聴席に来ていた方でも、膝が痛くなって、腰が痛くなって階段が上れないと。これは傍聴席がバリアフリーではないという別な観点の問題もありますけれども、今まで傍聴されていた方ができなくなったという、そういう声もあります。そして、だから映像で見られればという希望もあります。
そして、この議会映像の配信についての請願は、1年間待った上で再度出されたものであり、市民の皆さんの熱い願いは、議会映像の配信を行うんだという、その委員会でのしっかりとした確認のとれる発言、意見が欲しかったものと考えますけれども、できることからという、そういう結論だけであり、そして不採択となっているということは納得がいかない。前向きに議論を進めて、そして検討を進めている、この議会広報委員会の皆さんへのこの請願は、私はエールでもあると考えております。同じ方向で向いているという熱い信頼を持って、この請願書には賛成、そして委員長の報告には反対であります。以上です。
○議長(森繁男)次に、委員長報告に対する賛成討論を許します。15番飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)議会広報特別委員会の報告書、委員会の意見にもあるようにですね、現在取り組んでいます。このようなですね、請願を採択すれば、議会政治の否定になる。よって、委員長報告に賛成いたします。
○議長(森繁男)そのほか討論はありませんか。大友健議員。
○6番(大友健)え……報告書に反対、請願原案に賛成の立場で討論します。
質疑を聞いても、請願本体の審査はほとんどなされていない。審査が不十分であります。以下、4つの理由を考えます。
ネット中継というものは、今の時代、開かれた議会を進める上での一番大事なことだと思います。県内の市議会の中でネット中継をやっていないのは岩沼だけであります。
2つ目の理由ですけども、こういうこと自体がネット中継をやるのは当たり前なんだということを物語っているのではないでしょうか。ラストランナーという言葉が先ほど出ました。まさにラストランナーです。やれることからやっていくという声もありましたけども、岩沼だけが何でできないんですか。やれることが、岩沼ではやれないんですか、ほかの議会でやれることが。
3つ目は、同じようなことになりますけども、ネット中継をやることが今の時代必須ではないかと。これは、議会まで足を運ばなくても、お茶の間で議会が傍聴できる。このことをどこの宮城県の市議会全体でやっている、岩沼だけがやれない。200万円という話もありますけども、200万円のお金の考え方の問題にもなります。必ず必須のものである。 それから、やる方向、議会自体がやる方向であるという説明もありましたけど、だったら請願を採択して、市民の要望を受け入れて、そして同じ方向を請願、市民とともに進めていくという発想があってよろしいのではないでしょうか。
そういうことから考えますと、この委員長報告、不採択とするべきものというのは考えられない選択ですけども、この委員長報告には反対、原案には賛成いたします。
○議長(森繁男)ほかに討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、これをもって討論を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。請願第2号に対する委員長の報告は不採択とすべきものであります。つきましては、本請願について採決いたします。
請願第2号インターネットによる議会映像の配信についての請願については、採択することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立少数であります。よって、請願第2号は不採択とすることに決しました。
日程第9 閉会中の継続調査の件
○議長(森繁男)日程第9、閉会中の継続調査の件を議題といたします。
各常任委員長から、会議規則第102条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。
平成29年3月10日
岩沼市議会議長 森 繁 男 殿
総務常任委員会 委員長 長 田 忠 広
教育民生常任委員会 委員長 布 田 恵 美
建設産経常任委員会 委員長 佐 藤 淳 一
閉会中の継続調査の申出書
本委員会は、下記の事件について、調査完了するまでの間、閉会中の継続調査を要するので、会議規則第102条の規定により申し出ます。
記
1 調査事件名
┌────┬─────────────────────────────────────┐
│委員会名│ 事 件 名 │
├────┼─────────────────────────────────────┤
│ │1 地方創生について │
│ │2 市民活動サポートについて │
│ │3 収納対策について │
│総 務│4 ふるさと納税について │
│ │5 防災対策について │
│ │6 消防行政について │
│ │7 空港対策について │
├────┼─────────────────────────────────────┤
│ │1 次世代育成支援事業について │
│ │2 健康増進事業について │
│教育民生│3 高齢者生活支援について │
│ │4 介護予防事業について │
│ │5 生活困窮者支援事業について │
│ │6 学習支援事業について │
├────┼─────────────────────────────────────┤
│ │1 観光の振興について │
│ │2 交流人口の拡大について │
│建設産経│3 企業誘致について │
│ │4 シティプロモーションについて │
│ │5 商工業の振興について │
│ │6 農業の振興について │
│ │7 公共施設の維持・管理について │
└────┴─────────────────────────────────────┘
○議長(森繁男)お諮りいたします。各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
ここで、熊谷良哉副市長から発言の申し出がありますので、御了承願います。
熊谷良哉副市長、登壇の上、発言願います。
〔熊谷良哉副市長登壇〕
○副市長(熊谷良哉)議長から発言の機会をいただきましたので、退任に当たりまして一言御挨拶を申し上げたいと思います。
平成26年11月に副市長に就任して以来、2年5カ月、主に震災からの復興と新しいまちづくり、地方創生、菊地市長のもと市役所職員の皆さんと、また議員の皆様の御理解と御協力のもと、今日まで進めてくることができました。
おかげさまをもちまして、岩沼の復興はほかの被災地よりも一足早く進んでいるという評価をいただいておりますけれども、復興事業の完了は、ある意味被災を受けなかった市町村とようやく肩を並べるというような状態になるということにすぎないという部分もあるのではないかなと思っております。これから、人口減少社会を迎えるこの日本全体の中で、1,700余りある自治体間の競争が激しくなってくるというふうに思っておりますので、これに岩沼としても立ち向かっていかなければならないというふうに思っております。
幸いといいますか、この復興の過程におきまして、全国から、また世界各国からさまざまな御支援をいただきました。その御支援の中で、さまざまな団体、さまざまな会社、またさまざまな能力を持った個人の方々と深くつながることができたと思っております。このつながりは非常に大切にしていかなければならないというふうに思っておりますし、無形の力といいますか、そういうものにつながっていくのではないかなと。岩沼の大きな財産になっていくのではないかなというふうに思っております。
私は4月から県庁のほうに復職いたしますけれども、今現在どこの部署になるかはわかっておりませんが、ここ岩沼で学びました基礎自治体としての大変な御苦労と、またやりがいというものを、県庁に戻りましても県庁行政に生かしてまいりたいと思いますし、ここ岩沼でのつながりを大切にして、地方自治にこれからも取り組んでまいりたいというふうに思っております。
この2年5カ月の間、皆様には大変お世話になりました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(森繁男)熊谷副市長には大変ありがとうございましたと、そして御苦労さまでしたと申し上げたいというように思います。また、県民のため、市民のため、ますます御尽力を賜りますことをお願い申し上げたいと思います。
○議長(森繁男)それでは、これをもって本議会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
よって、平成29年第1回岩沼市議会定例会を閉会いたします。
それでは、皆さん御起立願います。 ── 大変御苦労さまでした。
午前11時17分閉会
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