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平成28年第3回(6月)定例会会議録
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平成28年第4回岩沼市議会定例会会議録(第5日目)
平成28年9月15日(木曜日)
出席議員(17名)
1番 佐 藤 剛 太
2番 菊 地 忍
3番 高 橋 光 孝
4番 植 田 美枝子
5番 佐 藤 淳 一
7番 布 田 恵 美
8番 酒 井 信 幸
9番 須 藤 功
10番 渡 辺 ふさ子
11番 佐 藤 一 郎
12番 国 井 宗 和
13番 布 田 一 民
14番 長 田 忠 広
15番 飯 塚 悦 男
16番 沼 田 健 一
17番 櫻 井 隆
18番 森 繁 男
欠席議員(なし)
出席停止議員(1名)
6番 大 友 健
説明のため出席した者
市長 菊 地 啓 夫
副市長 熊 谷 良 哉
総務部長 鈴 木 隆 夫
健康福祉部長 吉 田 章
市民経済部長 木 皿 光 夫
建設部長 高 橋 伸 明
総務部参事 家 田 康 典
総務課長 大 友 彰
参事兼政策企画課長兼復興創生課長 菅 井 秀 一
健康増進課長 高 橋 広 昭
介護福祉課長 今 田 昌 美
参事兼土木課長 上 田 正 典
下水道課長 馬 場 秀 一
会計管理者兼会計課長 芳 賀 義 明
水道事業所長 宍 戸 和 憲
消防本部消防長 菅 原 敬
教育委員会教育長 百 井 崇
教育次長兼教育総務課長事 務 取 扱 高 橋 進
生涯学習課長兼スポーツ振興課長 高 橋 弘 昭
監査委員 鎌 田 壽 信
監査委員事務局長 鎌 田 幸 男
選挙管理委員会事務局長 安 住 典 雄
農業委員会事務局長 亀 田 明 彦
議会事務局職員出席者
参事兼事務局長 加 藤 英 教
局長補佐 近 藤 祐 高
議事係長 佐 藤 俊 輔
議事日程
平成28年9月15日(木曜日)午前10時開議
1.開議宣告
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第55号 岩沼市議会議員及び岩沼市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について
質疑・討論・表決
日程第3 議案第56号 岩沼市営阿武隈公園グランド条例を廃止する条例について
質疑・討論・表決
日程第4
議案第60号 仙台都市圏広域行政推進協議会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第61号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第62号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第63号 宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第64号 宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第65号 宮城県市町村自治振興センターを組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
一括質疑・討論・表決
日程第5 議案第66号 市道路線の変更について
質疑・討論・表決
日程第6
議案第67号 平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第3号)について
議案第68号 平成28年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第69号 平成28年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
議案第70号 平成28年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第71号 平成28年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について
議案第72号 平成28年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
補足説明・一括質疑・討論・表決
日程第7
認定第1号 平成27年度岩沼市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第2号 平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第3号 平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第4号 平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号 平成27年度岩沼市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号 平成27年度岩沼市特定公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
認定第8号 平成27年度岩沼市水道事業会計利益の処分及び決算認定について
補足説明・総括質疑
決算審査特別委員会設置 ── 付託
2.閉議宣告
本日の会議に付した事件
日程第1から日程第7まで
午前10時開議
○議長(森繁男)御起立願います。おはようございます。御着席ください。
ただいまの出席議員は17名であります。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(森繁男)日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、15番飯塚悦男議員、16番沼田健一議員を指名いたします。
日程第2 議案第55号 岩沼市議会議員及び岩沼市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(森繁男)日程第2、議案第55号を議題といたします。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第55号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第55号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第55号岩沼市議会議員及び岩沼市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第3 議案第56号 岩沼市営阿武隈公園グランド条例を廃止する条例について
○議長(森繁男)日程第3、議案第56号を議題といたします。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第56号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第56号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第56号岩沼市営阿武隈公園グランド条例を廃止する条例については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4 議案第60号 仙台都市圏広域行政推進協議会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第61号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第62号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第63号 宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第64号 宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第65号 宮城県市町村自治振興センターを組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
○議長(森繁男)日程第4、議案第60号から議案第65号までの6件を一括して議題といたします。
これより一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第60号から議案第65号までの6件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第60号から議案第65号までの6件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第60号から議案第65号までの6件について1件ずつ討論、採決いたします。
議案第60号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第60号仙台都市圏広域行政推進協議会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第61号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第61号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第62号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第62号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第63号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第63号宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第64号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第64号宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第65号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第65号宮城県市町村自治振興センターを組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第66号 市道路線の変更について
○議長(森繁男)日程第5、議案第66号を議題といたします。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第66号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第66号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第66号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第66号市道路線の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第67号 平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第3号)について
議案第68号 平成28年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第69号 平成28年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
議案第70号 平成28年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第71号 平成28年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について
議案第72号 平成28年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
○議長(森繁男)日程第6、議案第67号から議案第72号までの6件を一括して議題といたします。
議案の補足説明を求めます。鈴木隆夫総務部長、登壇の上、説明願います。
〔鈴木隆夫総務部長登壇〕
○総務部長(鈴木隆夫)議案第67号平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第3号)について補足説明を申し上げます。
4ページをお開き願います。
第2表、地方債補正の変更でございますが、社会資本整備総合交付金の配分決定に伴い、社会資本整備事業債について、また今年度発行可能額の確定に伴い、臨時財政対策債について、それぞれ起債限度額を増減するものでございます。
8ページをお開き願います。事項別明細書の歳入について御説明を申し上げます。
10款1項地方交付税は、普通交付税の28年度交付額確定に伴う増などにより3,786万1,000円を増額するものでございます。
14款2項国庫補助金は、社会資本整備総合交付金の28年度配分額決定に伴う減などにより8,576万7,000円を減額するものでございます。
15款2項県補助金は、宮城県ドクターヘリランデブーポイント環境整備事業費補助金を計上し、250万円を増額するものでございます。
10ページをお開き願います。16款2項財産売り払い収入は、西原地区土地区画整理事業に係る土地売り払い収入を計上し、4億2,751万3,000円を増額するものでございます。
18款1項特別会計繰入金は、国民健康保険事業を初めとする各特別会計における27年度事業費の精算に伴う一般会計への返還金を計上し、1億5,816万9,000円を増額するものでございます。
18款2項基金繰入金は、東部地区防災コミュニティセンター関連経費の財源の一部として震災復興基金繰入金を計上いたしましたが、財政調整基金からの繰入額が減となり、8億537万4,000円を減額するものでございます。 12ページをお開き願います。19款1項繰越金は、27年度決算剰余金に係る純繰越金を計上し、6億718万2,000円を増額するものでございます。
21款1項市債は、臨時財政対策債が28年度発行可能額の確定に伴い増となる一方、社会資本整備総合交付金の28年度配分額の減に応じた起債対象事業費の精査に伴い、社会資本整備事業債を減額したことにより805万3,000円を減額するものでございます。
14ページをお開き願います。
事項別明細書の歳出について御説明を申し上げます。
2款1項総務管理費は、西原地区土地区画整理事業における土地の売り払いに伴う国庫返還金、震災関連事業に係る繰り越し予算の精算に伴う震災関連基金への積立金及び東部地区防災コミュニティセンターの使用確定に伴う維持管理費及び備品購入費を新たに計上するほか、LED導入促進のための防犯灯維持管理等補助金を追加するなど、6億4,064万9,000円を増額するものでございます。
16ページをお開き願います。
3款1項社会福祉費は、各社会福祉事業の27年度事業費精算に伴う国及び県への返還金並びに高齢者福祉施設に対する介護ロボット導入支援補助金などを計上し、2,154万3,000円を増額するものでございます。
18ページをお開き願います。
3款3項生活保護費は、27年度事業費の精算に伴う国庫返還金を計上し、4,584万3,000円を増額するものでございます。
6款1項農業費は、蒲崎及び新浜地区における整除化に係る境界確定のための測量調査費並びに農村環境改善センター空調設備修繕経費などを計上し、932万6,000円を増額するものでございます。
7款1項商工費は、21ページにかけてになりますが、マスコットキャラクターの商標登録及びPR用グッズ作成などに要する経費並びに各種イベントに参加するための旅費を計上するなど、298万6,000円を増額するものでございます。
8款2項道路橋りょう費は道路維持補修経費を追加いたしましたが、西大町線に係る舗装補修経費を全て減額したことにより、3,628万2,000円を減額するものでございます。この西大町線につきましては、本年、舗装補修を予定しておりましたが、この補修予定区域において29年度にガスパイプライン埋設工事が行われる運びとなったことを受け、西大町線の補修工事を埋設工事完了以降に繰り延べることとしたものでございます。
8款4項都市計画費は街区公園設備の修繕費及び街路樹の管理経費等を追加いたしましたが、公共下水道事業特別会計における27年度事業費の精算に伴う繰出金の減により、3億4,432万6,000円を減額するものでございます。 22ページをお開き願います。
9款1項消防費は、宮城県からの補助金を財源としたドクターヘリランデブーポイントの看板設置経費を計上し、250万円を増額するものでございます。
10款1項教育総務費は、学校施設長寿命化計画策定業務経費において、請負差額による不用額が発生したことから530万円を減額するものでございます。
10款2項小学校費は、給食調理用冷蔵冷凍設備の緊急修繕経費を計上し、150万円を増額するものでございます。
10款3項中学校費は、教育用パソコン及びタブレット関連機器に係る備品購入費並びに学校給食調理業務の使用見直しに伴い委託料を追加するなど、180万円を増額するものでございます。
10款4項社会教育費は、市民会館北側駐車場の放置車両の解消と適正な利用促進を図るための経費を計上し、57万3,000円を増額するものでございます。
10款5項保健体育費は、東仮設住宅跡地の駐車場としての暫定的利用のため区画線を整備するものとし、167万4,000円を増額するものでございます。
24ページをお開き願います。24ページは、給与費明細書でございます。
25ページは地方債の前々年度末及び前年度末における現在高並びに当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。
なお、この補正予算(第3号)では、財政調整基金の繰入額を8億2,363万9,000円減額いたしましたことから、28年度における繰入額につきましては6億9,643万円となり、現時点における28年度末の財政調整基金残高の見通しにつきましては、52億6,836万2,000円と見込んでおります。
以上、補足説明を申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより一括して質疑を行います。10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)17ページの社会福祉費介護ロボット補助金というお話が出ました。介護ロボット補助金の金額とその内容、それから運用の仕方などの説明をお願いします。
それから、22ページの10款5項保健体育費の総合体育館管理事業で東側駐車場の区画線の予算が出ました。東側の駐車場については、全面舗装の予定はないのかどうか、この2点について伺います。
○議長(森繁男)答弁を求めます。吉田章健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)介護ロボットの件について御説明を申し上げます。
これについては、国の補助制度で市内の2事業所がこの介護ロボットの補助の申請がありまして、その申請を受け国のほうで内示がありましたので歳入歳出とも計上させていただいております。
内容といたしましては、市内の2事業所、介護施設2事業所になりますけれども、そこで介護ロボットの一つのセンサーマットと言われる部分を導入したいということで、1事業所当たり92万7,000円の上限額をそれぞれ補助金として交付するものでございます。
○議長(森繁男)高橋進教育次長。
○教育次長兼教育総務課長事務取扱(高橋進)舗装の関係でございますが、既存の舗装してある部分は現行のとおり活用させていただきまして、そのほかの部分については、舗装の予定は、今のところはございません。今の土のままというか、原状に復したままの状態で区割りをするということでございます。
○議長(森繁男)吉田健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)先ほどの説明、ちょっと足りない部分がございましたので、補足をさせていただきます。
支出科目としましては、17ページの老人福祉費の負担金補助及び交付金ということで、高齢者福祉施設整備事業という部分の中になりますので、御了解願います。
○議長(森繁男)10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)2事業所に対しての各92万7,000円というのはわかりました。
ちょっとセンサー何やらというの、ちょっと聞き取れないのか、意味がよくわからなかったのと、その2事業所が介護ロボットを実際導入するということでの補助金なのか。そして、介護ロボットはどういうものなのか、具体的にわかるものがありましたらお示しください。
○議長(森繁男)吉田健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)導入するものについてセンサーマットというふうに聞いております。センサーマットというのは、例えばベッドの下に置いてベッドから離れたときにセンサーが感知するというシステムで、それを介護事業者の中で使うということでございます。
金額については、上限額ということで、それぞれの施設でその必要な部分で対応するのかなと思っています。
○議長(森繁男)10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)センサーマットというものが、ベッドから離れたときにそれを感知するものということは、何か、例えば認知症の徘回の方用とか、その目的がどういう目的なのか、わかりましたらお願いいたします。
○議長(森繁男)吉田健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)施設で介護の状況の中で、例えば認知症の方がそのベッドを離れるかという部分の確認をするというふうなシステムと聞いております。
○議長(森繁男)そのほか質疑はありませんか。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)3点についてお伺いをいたします。
まず初めはですね、商工観光費なんですが、市民まつりに花火がなかったという話があったんですけど、花火がなかった理由は一つ何かということですね。
それから、補正予算、この予算の中でその花火とか、そういうものがどのようになっていたのか。
あと、2つ目はですね、同じ商工観光課のほろ酔いウォークラリーというのが毎年、あると思うんですけど、あれはたしか物産協会か何かがやるとかと聞いていて、ことしの2月の予算に四十何万かの予算が……。ちょっと聞いてください。聞いてください。
○議長(森繁男)須藤議員、どの部分に対する質疑なのか明らかにしてください。
○9番(須藤功)18ページ、商工費商工運用振興費、その中でマスコットキャラクターの話はあったんですけども、物産協(「どこ」「補正予算に入ってないと質疑できないでしょ」の声あり)だから、ほろ酔いをまずやるのかどうかということが2つ目。ことし、やらないような話もあるんで、聞いていないのでやるのかどうか、その辺ですね。
それから、下水、下水です。公共下水道事業特別会計なんですが、さきの一般質問で被災者のあったところの下水道の受益者負担の話がありました。一般質問では、受益者負担の減免の話があったんですけれども、玉浦西に移転された方は……。(「何ページ」の声あり)補正予算の収入の部ですから、岩沼市公共下水道特別会計補正予算(第2号)の収入の部なんですが、2ページですね、その中で確認なんですがね、玉浦西に移られた方が受益者負担をいただいていないと。ただ、この間の一般質問では、被災された方は減免されてはどうかという話になったときに、減免された分が、玉浦西に行った方はそういうものがですね、負担をすることなく、また減免もするのかどうか、その3点です。
○議長(森繁男)須藤議員に申し上げます。3点目の質疑については、岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の中の質疑だったんですか。
○9番(須藤功)はい。
○議長(森繁男)2ページですか。
○9番(須藤功)2ページ、繰入金とか繰越金の水増しがあったんで、これは歳入の部です。
○議長(森繁男)それでは、質疑に対する答弁を求めます。木皿光夫市民経済部長。
○市民経済部長(木皿光夫)市民まつりに伴う花火、それからほろ酔い、当初予算でこれは商工会に予算を補助ということで決定をしております。今回の補正については、その予算ではございません。先ほど総務部長が申し上げましたとおり、マスコットキャラクターの商標登録等に要する経費でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(森繁男)高橋伸明建設部長。
○建設部長(高橋伸明)今回の下水道の予算の中には受益者負担金、今質問のあったことに関する受益者負担金については入ってはおりません。
○議長(森繁男)9番須藤功議員。
○9番(須藤功)あくまでも確認なんですけれども、3番目のね、だから、この間の一般質問では、たしか受益者負担を減免された方で玉浦西に行った方については……。
○議長(森繁男)須藤議員、議案に対する質疑を行ってください。
○9番(須藤功)だから、あくまでもその確認です。
○議長(森繁男)質疑です。(「補正予算に入ってない」の声あり)
○9番(須藤功)歳入というものがあったもんですから、そこに入ってくるのかなと思ったのでその確認でした。(「入ってない」の声あり)
○議長(森繁男)よろしいんですか。ほかに質疑はありませんか。13番布田一民議員。
○13番(布田一民)今回の28年度の補正、全体的な質疑をさせていただきますが、これを見ますと、災害関連の復旧費については、おおむね落ちついてきたような状況、歳入歳出ともそうでありますけれども、ただ、基金の繰入金、財政調整も含めてまだまだこの部分については解決されていないというのが現実においてわかるわけであります。
そういった中で、一般の、要するに予算の中で常日ごろ、市長のほうから均衡ある発展というふうにおっしゃっておりますが、今回の補正の部分について、均衡ある発展の部分についてどのように考え補正をしたのかお伺いします。
○議長(森繁男)市長の答弁を求めます。菊地啓夫市長。
○市長(菊地啓夫)まず、まちづくり全体に関しては、当初予算で申し上げたとおり、復興を中心にやっていくということで、今、徐々に市域全体についての発展に向けて動き出したというお話でございますが、その中において、まずは東部でやれる部分、例えば防災コミュニティセンターをつくっていく。そしてその中に公民館機能も入れていく、いわゆるコミュニティ事業をまず東部からスタートさせようということでのせておりました。
それとあわせて、今後は中央部にも持っていくんですが、具体的な予算には今、反映されておりませんので、これから新年度に向けてそういった均衡ある発展に向けて具体的にしていきたいと、そう思ってございます。
○議長(森繁男)13番布田一民議員。
○13番(布田一民)ぜひお願いをしたいところでありますが、いずれにしても、歳入の部分について、9ページになりますが、社会資本整備の総合交付金、県のほうと協議をしていかなければならないというのはわかるわけですが、いずれにしても、均衡ある発展の部分について災害とまた別の考えの中で、均衡ある発展の中で非常に重要な社会資本整備総合交付金だというふうに思われます。そういった中で、今後、ますますこれを活用しながら、ぜひ均衡ある発展を遂げていただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。
○議長(森繁男)菊地啓夫市長。
○市長(菊地啓夫)まさにおっしゃられるとおりでございまして、そろそろ均衡ある発展に本腰を入れてやらなきゃないということは、私も重々知ってございます。その中に、大きなスローガンとして、目標として地方創生があったわけです。これをこれから具現化していくという段取りに入っていますので、その中に市域全体が子育て、それから教育、そして、インフラ整備、防災、さまざまな部分がこれら地方創生の中でやれるものと、それ以外、総合交付金でやらなければならない部分、それをこれから精査していくわけですが、まずは、28年度としては、今やれる分だけを精いっぱい出させていただいておりますが、橋りょう整備とか、本来今から総合管理計画の中でやっていく部分もあるわけですからそれを前倒しをさせていただきながら、大きな数字にはなっておりませんが、しっかり調査をさせていただいておりますので、29年度に向けてまた御意見をいただきながら均衡ある発展に取り組んでいきたいと、そのように思ってございます。
○議長(森繁男)14番長田忠広議員。
○14番(長田忠広)私は23ページのランデブーポイントの件でありますけれども、今回5カ所で250万円と、50万円掛ける5だと思いますけれども、これからさらにランデブーポイントを拡大した場合には、県のほうではその分をさらに追加した部分での看板設置の部分の補助金が県のほうから出るのかどうかが1点。
2点目は、舗装すると、舗装の部分での別な補助金等があると思うんですけれども、今後、この分のあり方をどうするか、以上、2点についてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(森繁男)菅原敬消防長。
○消防長(菅原敬)来年度以降のランデブーポイントの補助金ということでよろしいと思うんですけれども、まだ県のほうからその件については聞いておりませんので、県のほうでその補助金がありましたら、今後、ふえるランデブーポイントにそのような措置をしていきたいと思います。
それと、舗装の関係なんですけれども、県のあれでは20掛ける20の舗装までは金額的に認めますよということですが、状況に応じてそういう措置もしていきたいとは思います。以上です。
○議長(森繁男)そのほか質疑ありませんか。(「議長もう1回。さっき2回までだったので」の声あり)9番須藤功議員。
○9番(須藤功)ありがとうございます。補正予算、20ページの中に観光費として1億6,900万何がしの減額とあるわけですよ。ですからね、この減額というのは、いろんなものがあるかもしれませんけど、先ほど予算で認められたけれども今回の話、先ほどの……。
○議長(森繁男)須藤議員、何の補正予算ですか。
○9番(須藤功)補正予算、この表に入っている補正予算。
○議長(森繁男)一般会計を言っているんですか。
○9番(須藤功)一般会計ね。一般会計の補正予算。一般会計ですから、67号、第67号で一般会計補正予算(第3号)、その中の20ページの中に1億6,900万円という予算が入っているわけですから、ですから、花火とかそういうもの、それからほろ酔いとか、予算に認められているけれども補正だから答えられないというのは私は腑に落ちないので、もしわかる範囲でいいですから答えていただきたいと思います。
○議長(森繁男)鈴木隆夫総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)ただいまの議員、御指摘の点につきましては、20ページの観光費の下の計というところの数字は、商工費全体として款項目節の項の合計の数字でございます。
それで、この1億6,928万5,000円の減、一般財源の減というのは、ページをちょっと1枚戻っていただいて商工振興費の企業立地推進事業に係る財源補正、これは西原の保留地売り払いの分を特定財源が入ったので、それを一般財源をその分、財源補正で減額したと。その影響が大きく出て合計のところで1億6,900万円の減というふうになっているものでございます。観光費そのものではございません。
○議長(森繁男)ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第67号から議案第72号までの6件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第67号から議案第72号までの6件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第67号から議案第72号までの6件について、1件ずつ討論、採決を行います。
議案第67号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第67号平成28年度岩沼市一般会計補正予算(
第3号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第68号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第68号平成28年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第69号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第69号平成28年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第70号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第70号平成28年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第71号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第71号平成28年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第72号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。議案第72号平成28年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 認定第1号 平成27年度岩沼市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第2号 平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第3号 平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第4号 平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号 平成27年度岩沼市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号 平成27年度岩沼市特定公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
認定第8号 平成27年度岩沼市水道事業会計利益の処分及び決算認定について
○議長(森繁男)日程第7、認定第1号から認定第8号までの8件を一括して議題といたします。
初めに、決算関係議案の補足説明を求めます。認定第1号から認定第7号までについて、また、認定第8号について、芳賀義明会計管理者・企業出納員、登壇の上、説明願います。
〔芳賀義明会計管理者・企業出納員登壇〕
○会計管理者・企業出納員(芳賀義明)平成27年度岩沼市一般会計特別会計歳入歳出決算について補足説明を申し上げます。
右上に、認定第1号から第6号と表記してあります決算書をごらんいただきます。
それでは、1ページ、2ページをお開き願います。この表は、一般会計及び各特別会計の決算総括表でございます。
まず、歳入決算でありますが、各会計の収入済額の合計は644億3,470万4,004円となりました。対前年度比94.09%、40億4,569万1,799円の減となっております。
次に、歳出決算について申し上げます。
3ページ、4ページをお開き願います。
各会計の支出済額合計は496万8,960万7,093円(「496億8,960万7,093円」と発言の訂正あり)となりました。対前年度比80.89%、117億3,650万3,762円の減となっております。収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は147億4,509万6,911円となりました。なお、4ページ、右端の歳入歳出差引額の列に記載しておりますが、一般会計及び特別会計とも黒字の決算となりました。
それでは、認定第1号岩沼市一般会計の決算概要から御説明申し上げます。なお、目ごとの説明は省略をさせていただきます。
また、37ページからの決算事項別明細書及び主な施策の成果と予算執行の実績報告書は後ほど御参照願います。 9ページ、10ページをお開き願います。
一番下の歳入合計の行になりますが、調定額は445億3,201万4,003円となり、予算現額に対し97.55%となりました。収入済額は432億9,118万2,144円となり、調定額に対し97.21%の収納率となりました。不納欠損額につきましては3,952万4,895円となり、これは市税等に係るものでございます。収入未済額につきましては、12億286万5,167円となり、市税、保育料、住宅使用料、繰越事業に伴います国及び県支出金、貸付金元利収入などの諸収入等となっております。
次に、歳出決算について申し上げます。
13ページ、14ページをお開き願います。歳出につきましても目ごとの説明は省略させていただきます。
表の一番下、歳出合計の行になりますが、支出済額は337億625万2,569円で、予算現額に対する執行率は73.83%となりました。翌年度への繰越額は108億5,035万332円で、予算現額から支出済額及び翌年度繰越額を差し引いた不用額は10億9,534万2,020円となりました。
13ページ、一番下に記載しておりますが、収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引残額は95億8,492万9,575円となりました。また、この金額から翌年度事業に係る82億7,764万7,242円の繰越財源を差し引いた実質収支額は13億728万2,333円となりました。この実質収支のうち、地方自治法の規定による財政調整基金への積み立てを7億円とし、残る6億728万2,333円を平成28年度に繰り越しをいたします。
以上が一般会計の決算概要であります。
次に、認定第2号岩沼市国民健康保険事業特別会計の決算概要について申し上げます。
15ページ、16ページをお開き願います。
一番下の行でありますが、調定額は57億8,813万6,903円となり、予算現額に対し113.77%となりました。収入済額は54億5,336万5,844円となり、調定額に対し94.22%の収納率となりました。不納欠損額については5,737万6,722円となり、これは国民健康保険税に係るものであります。収入未済額は2億7,864万437円となりました。 次に、歳出決算について申し上げます。
19ページ、20ページをお開き願います。
歳出合計の欄になりますが、支出済額は50億2,178万6,956円で、予算現額に対する執行率は98.71%となりました。不用額は6,583万8,044円となっております。収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は4億3,157万8,888円となりました。このうち、地方自治法の規定による財政調整基金への積み立てを2億2,000万円とし、残る2億1,157万8,888円を平成28年度に繰り越しをいたします。
次に、認定第3号岩沼市後期高齢者医療特別会計の決算概要について申し上げます。
21ページ、22ページをお開き願います。
歳入の調定額は4億1,682万935円となり、予算現額に対し101.78%となりました。収入済額は4億1,346万3,735円となり、調定額に対し99.19%の収納率となりました。不納欠損額は39万1,200円となり、これは後期高齢者医療保険料に係るものであります。収入未済額は331万円となりました。
次に、歳出決算について申し上げます。
23ページ、24ページをお開き願います。
歳出合計の行になりますが、支出済額は4億761万5,437円となっており、予算現額に対する執行率は99.53%となりました。不用額は191万6,563円となっております。
収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は584万8,298円となり、同額を平成28年度に繰り越しをいたします。
次に、認定第4号岩沼市介護保険事業特別会計の決算概要について申し上げます。
25ページ、26ページをお開き願います。
歳入の調定額は31億3,783万7,725円となり、予算現額に対し102.62%となりました。収入済額は31億2,233万1,280円となり、調定額に対し99.51%の収納率となりました。不納欠損額は291万1,100円となり、これは介護保険料に係るものであります。収入未済額は1,322万4,845円となりました。
次に、歳出決算について申し上げます。
27ページ、28ページをお開き願います。
歳出合計の欄になりますが、支出済額は30億5,181万7,719円で、予算現額に対する執行率は99.80%となりました。不用額は604万4,281円となっております。
収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は7,051万3,561円となり、同額を平成28年度に繰り越しをいたします。
次に、認定第5号岩沼市公共下水道事業特別会計の決算概要について申し上げます。
29ページ、30ページをお開き願います。
歳入の調定額は122億6,090万2,243円となり、予算現額に対し100.66%となりました。収入済額は120億6,065万4,079円となり、調定額に対し98.37%の収納率となりました。不納欠損額は328万5,252円となり、これは下水道使用料に係るものであります。収入未済額は1億9,696万2,912円となりました。
次に、歳出決算について申し上げます。
31ページ、32ページをお開き願います。
歳出合計の欄になりますが、支出済額は74億1,144万1,884円で、予算現額に対する執行率は60.85%となりました。翌年度への繰越額は44億260万9,708円で、予算現額から支出済額及び翌年度繰越額を差し引いた不用額は3億6,627万9,708円となっております。
収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は46億4,921万2,195円となりました。また、この金額から翌年度事業に係る繰越財源として42億7,705万2,708円を差し引いた実質収支額は3億7,215万9,487円となり、同額を平成28年度に繰り越しをいたします。
次に、認定第6号岩沼市農業集落排水事業特別会計の決算概要について申し上げます。
33ページ、34ページをお開き願います。
歳入の調定額は9,498万7,221円となり、予算現額に対し101.81%となりました。収入済額は9,370万6,922円となり、調定額に対し98.65%の収納率となりました。不納欠損額は4,536円となり、これは農業集落排水使用料に係るものであります。収入未済額は127万5,763円であります。
次に、歳出決算について申し上げます。
35ページ、36ページをお開き願います。
歳出合計の支出済額は9,069万2,528円で、予算現額に対する執行率は97.21%となりました。予算現額から支出済額を差し引いた不用額は260万6,472円となっております。
収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額は301万4,394円となり、同額を平成28年度に繰り越しをいたします。
以上、一般会計及び特別会計の決算概要について申し上げました。
なお、決算書207ページから212ページまでは実質収支に関する調書、213ページから224ページまでは財産に関する調書であります。後ほど御参照をお願いいたします。
次に、認定第7号岩沼市特定公共下水道事業会計の決算概要について申し上げます。別冊の認定第7号と表記しております決算書をごらんいただきます。
1ページ、2ページをお開き願います。
(1)の収益的収入及び支出の収入でありますが、第1款下水道事業収益の予算額合計1億8,812万4,000円に対しまして、決算額は1億9,052万5,009円となり、240万1,009円の増となっております。
次に、支出でありますが、第1款下水道事業費用の予算額合計1億3,817万4,000円に対しまして、決算額は1億668万6,103円となり、執行率は77.21%となりました。不用額は3,148万7,897円となりました。
次に、3ページ、4ページをお開き願います。
(2)の資本的収入及び支出の収入でありますが、第1款資本的収入の予算額合計2億6,600万円に対しまして、決算額は2億4,402万円となり、2,198万円の減となっております。
次に、支出でありますが、第1款資本的支出の予算額合計2億6,600万4,000円に対しまして、決算額は2億4,487万7,911円となり、執行率は92.06%となりました。不用額は2,112万6,089円となりました。
次に、財務諸表の主なものについて御説明を申し上げます。
5ページをお開き願います。
平成27年度岩沼市特定公共下水道事業損益計算書でありますが、下から3行目に当年度の純利益を記載しております。当年度の純利益は6,951万7,404円となり、前年度繰越利益剰余金2,218万4,782円を加え、平成27年度の未処分利益剰余金は9,170万2,186円となります。
次に、8ページをお開き願います。
平成27年度岩沼市特定公共下水道事業剰余金処分計算書(案)でありますが、当年度未処分利益剰余金9,170万2,186円につきましては、議会の議決による処分額としまして、減債積立金に4,000万円を、建設改良積立金に4,000万円を、資本金積立に1,170万2,186円を積み立て処分しようとするものであります。
12ページ以降につきましては、決算附属書類でありますので説明を割愛させていただきます。
続きまして、認定第8号岩沼市水道事業会計決算の概要について申し上げます。
別冊の認定第8号と表記しております決算書をごらんいただきます。
1ページ、2ページをお開き願います。
(1)の収益的収入及び支出の収入でありますが、第1款水道事業収益の予算額合計14億1,400万6,000円に対しまして、決算額は14億3,597万1,531円となり、2,196万5,531円の増となりました。
次に、支出でありますが、第1款水道事業費用の予算額合計14億8,779万1,000円に対しまして、決算額は12億6,750万7,432円となり、執行率は85.19%となりました。不用額は1億7,367万3,568円となりました。
次に、3ページ、4ページをお開き願います。
(2)資本的収入及び支出の収入でありますが、第1款資本的収入の予算額合計4億1,025万8,000円に対しまして、決算額は1億8,271万821円となり、2億2,754万7,179円の減となりました。
次に、支出でありますが、第1款資本的支出の予算額合計7億8,315万1,000円に対しまして、決算額は4億4,051万7,265円となり、執行率は56.25%となりました。不用額は1億1,833万3,735円となりました。
次に、財務諸表の主なものについて申し上げます。
5ページをお開き願います。
平成27年度岩沼市水道事業損益計算書でありますが、下から4行目に当年度の純利益を記載しております。当年度純利益は1億5,201万256円となり、これに前年度繰越利益剰余金5,154万868円とその他未処分利益剰余金変動額5,020万7,927円を加えまして、平成27年度の未処分利益剰余金は2億5,375万9,051円となっております。 次に、7ページをお開き願います。
平成27年度岩沼市水道事業剰余金処分計算書(案)でありますが、当年度未処分利益剰余金2億5,375万9,051円につきましては、議会の議決による処分額としまして減債積立金に500万円を、建設改良積立金に1億円を積み立て処分いたしまして、残額の1億4,875万9,051円を翌年度繰越利益剰余金としようとするものであります。
11ページ以降につきましては、決算附属書類でありますので説明を割愛させていただきます。
以上、認定第1号から認定第8号までの8件の会計につきまして決算の概要を御説明申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
済みません。訂正ございます。決算書の3ページ、4ページの各会計の支出済額合計「496億8,960万7,093円」なるところを、「496万」と読んでしまいました。訂正いたします。
認定第5号の公共下水道事業特別会計の決算概要の31ページ、32ページです。こちらの収入済額から支出済額を差し引いた歳入歳出差引額「46億4,921万2,195円」となるところを、「46億4,921万2,095円」と説明いたしました。訂正いたします。
○議長(森繁男)以上をもって議題となっております決算関係議案の補足説明が終わりました。
これに対し、監査委員から決算審査結果についての報告を求めます。鎌田壽信監査委員、登壇の上、報告願います。
〔鎌田壽信監査委員登壇〕
○監査委員(鎌田壽信)それでは、審査の結果について御報告申し上げます。
平成27年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算審査並びに財政健全化等の審査につきましては、市長から決算書の送付を受けまして、各部課長及び担当職員からよくその事情を聴取しながら、議員選出の佐藤監査委員とともに審査を実施いたしました。
今回の審査につきましては、岩沼市一般会計歳入歳出決算、各種事業特別会計といたしまして、岩沼市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、岩沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、岩沼市介護保険事業特別会計歳入歳出決算、岩沼市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算、岩沼市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、各種公営企業会計といたしまして、岩沼市水道事業会計決算、岩沼市特定公共下水道事業会計決算並びに事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金の運用状況並びに財政健全化判断比率、資金不足比率を対象として行いました。
審査の結果、各種会計の決算は、全ての会計において黒字決算となっております。基金の運用状況及び財政健全化判断比率等については、全てにおいて良好な状態にあるものと認めました。また、決算審査に付されました各会計決算書、附属書類及び基金の運用状況、健全化判断比率等の算定の基礎となる書類は、正確に作成されているとともに、その計数は正確であり、その内容及び予算の執行状況も適正かつ妥当なものと認めました。
その他の詳細につきましては、お手元の審査意見書のとおりでありますので、よろしく御了承を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
○議長(森繁男)以上をもって、提案されました決算の補足説明及び監査委員の審査結果の報告が終わりました。 これより認定第1号から認定第8号までの8件に対し一括して質疑に入りますが、特別委員会を設置した上、詳細な審査を願う予定でありますので、特に重点的な部分についての質疑をお願いしたいと思います。
それでは、これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第1号から認定第8号までの8件につきましては、慎重審査の必要が認められます。つきましては、議長、議員選出監査委員及び出席停止中の大友健議員を除く全議員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これらの案件を審査願うことといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、決算審査特別委員会の構成につきましては、午前11時25分から全員協議会室において決算審査特別委員会を開催の上、決定していただきたいと思います。
○議長(森繁男)以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
次の会議は9月28日水曜日午前10時からであります。
本日はこれをもって散会いたします。
御起立願います。 ── 大変御苦労さまでした。
午前11時13分散会
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