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平成28年第4回(9月)定例会会議録
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更新日:2018年6月11日
平成28年第4回岩沼市議会定例会会議録(第1日目)
平成28年9月6日(火曜日)
出席議員(18名)
1番 佐 藤 剛 太
2番 菊 地 忍
3番 高 橋 光 孝
4番 植 田 美枝子
5番 佐 藤 淳 一
6番 大 友 健
7番 布 田 恵 美
8番 酒 井 信 幸
9番 須 藤 功
10番 渡 辺 ふさ子
11番 佐 藤 一 郎
12番 国 井 宗 和
13番 布 田 一 民
14番 長 田 忠 広
15番 飯 塚 悦 男
16番 沼 田 健 一
17番 櫻 井 隆
18番 森 繁 男
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
市長 菊 地 啓 夫
副市長 熊 谷 良 哉
総務部長 鈴 木 隆 夫
健康福祉部長 吉 田 章
市民経済部長 木 皿 光 夫
建設部長 高 橋 伸 明
総務部参事 家 田 康 典
総務課長 大 友 彰
参事兼政策企画課長兼復興創生課長 菅 井 秀 一
さわやか市政推進課長 大 元 利 之
水道事業所長 宍 戸 和 憲
消防本部消防長 菅 原 敬
教育委員会教育長 百 井 崇
教育次長兼教育総務課長事 務 取 扱 高 橋 進
監査委員 鎌 田 壽 信
監査委員事務局長 鎌 田 幸 男
選挙管理委員会事務局長 安 住 典 雄
農業委員会事務局長 亀 田 明 彦
議会事務局職員出席者
参事兼事務局長 加 藤 英 教
局長補佐 近 藤 祐 高
議事係長 佐 藤 俊 輔
議事日程
平成28年9月6日(火曜日)午前10時開議
1.開会宣告
日程第1 会期の決定
日程第2 諸報告
日程第3 会議録署名議員の指名
日程第4 発議案第4号 大友健議員に対する懲罰の件
懲罰特別委員会委員長審査報告
質疑・討論・表決
日程第5 市政報告
日程第6
認定第1号 平成27年度岩沼市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第2号 平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい
て
認定第3号 平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第4号 平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号 平成27年度岩沼市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号 平成27年度岩沼市特定公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
認定第8号 平成27年度岩沼市水道事業会計利益の処分及び決算認定について
議案第55号 岩沼市議会議員及び岩沼市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について
議案第56号 岩沼市営阿武隈公園グランド条例を廃止する条例について
議案第60号 仙台都市圏広域行政推進協議会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第61号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第62号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第63号 宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第64号 宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第65号 宮城県市町村自治振興センターを組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第66号 市道路線の変更について
議案第67号 平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第3号)について
議案第68号 平成28年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第69号 平成28年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
議案第70号 平成28年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第71号 平成28年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について
議案第72号 平成28年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
一括提案理由
日程第7
議案第57号 岩沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議案第58号 岩沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
一括提案理由・一括質疑・討論・表決
日程第8 議案第59号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
提案理由・質疑・討論・表決
2.閉議宣告
本日の会議に付した事件
日程第1から日程第8まで
午前10時開会・開議
○議長(森繁男)御起立願います。おはようございます。御着席願います。
ただいまから、本日をもって招集されました平成28年第4回岩沼市議会定例会を開会いたします。
○議長(森繁男)ただいまの出席議員は18名であります。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1 会期の決定
○議長(森繁男)日程第1、会期の決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から9月28日までの23日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月28日までの23日間と決定いたしました。
日程第2 諸報告
○議長(森繁男)日程第2、諸報告について事務局長から行います。加藤事務局長。
〔加藤英教事務局長登壇〕
○事務局長(加藤英教)諸報告を申し上げます。9件についてであります。
第1、議案についてであります。別紙お手元に配付のとおり、市長から本定例会に議案26件が提出されております。
第2、出納検査結果並びに監査結果についてであります。別紙お手元に配付のとおり、監査委員から議長に、地方自治法第235条の2第1項の規定による例月出納検査及び同法第199条第4項の規定による定期監査の結果が報告されております。よって、そのとおり御了承願います。
第3、健全化判断比率及び資金不足比率報告書についてであります。別紙お手元に配付のとおり、市長から議長に平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書が提出されております。よって、そのとおり御了承願います。
第4、専決処分についてであります。別紙お手元に配付のとおり、市長から議長に地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により指定された専決処分事項に該当する専決処分1件が報告されております。よって、そのとおり御了承願います。
第5、市が出資している法人の経営状況についてであります。別紙お手元に配付のとおり、市長から議長に岩沼市土地開発公社及び株式会社エフエム岩沼に係る平成27年度事業報告書が報告されております。よって、そのとおり御了承願います。
第6、陳情についてであります。別紙お手元に配付の文書表のとおり、議長に陳情2件が提出されております。
第7、懲罰特別委員会審査報告書についてであります。別紙お手元に配付のとおり、懲罰特別委員長から議長に審査報告書が提出されております。
第8、議案説明員についてであります。地方自治法第121条の規定に基づく議案説明員は、別紙お手元に配付のとおりであります。 第9、議員派遣の結果報告についてであります。別紙お手元に配付のとおり、去る7月13日、亘理名取地区市町議会連絡協議会主催によります議員研修会が名取市文化会館で開催され、出席議員から議長にその報告書が提出されております。よって、そのとおり御了承願います。
以上であります。
日程第3 会議録署名議員の指名
○議長(森繁男)日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、6番大友健議員、7番布田恵美議員を指名いたします。
日程第4 発議案第4号 大友健議員に対する懲罰の件
○議長(森繁男)日程第4、発議案第4号大友健議員に対する懲罰の件を議題といたします。
地方自治法第117条の規定により大友健議員の退場を求めます。
〔6番大友健議員退場〕
○議長(森繁男)本件に関し、懲罰特別委員長の報告を求めます。15番飯塚悦男懲罰特別委員長、登壇の上、報告願います。
〔15番飯塚悦男懲罰特別委員長登壇〕
○懲罰特別委員長(飯塚悦男)
平成28年9月6日
岩沼市議会議長 森 繁 男 殿
懲罰特別委員会
委員長 飯 塚 悦 男
委 員 会 審 査 報 告 書
平成28年6月23日付けで本委員会に付託された「発議案第4号 大友健議員に対する懲罰の件」については、審査の結果下記のとおり決したので、会議規則第101条の規定により報告します。
記
1 懲罰事犯の有無 懲罰を科すべき
2 懲罰処分の種類等 出席停止23日間(第4回定例会会期中)
以上、報告いたします。
○議長(森繁男)ここで大友健議員から、本件について一身上の弁明をしたいとの申し出があります。
お諮りいたします。これを許すことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、大友健議員の一身上の弁明を許すことに決しました。
大友健議員の入場を許します。
〔6番大友健議員入場〕
○議長(森繁男)大友健議員、登壇の上、弁明願います。6番大友健議員。
〔6番大友健議員登壇〕
○6番(大友健)弁明の機会を与えていただきまして、大変ありがたく思います。
私は、確かに政治的妥協という言葉を使いました。これは、植田美枝子議員の懲罰に対して、本人は粛々と陳謝という懲罰を受けて懲罰委員会が作成した陳謝文を読み上げました。そのことに対して、私の解釈あるいは感想を述べたのが、政治的妥協という言葉であります。
植田議員の懲罰、その懲罰を受け入れるか拒否するか、それは事務的判断ではありません。政治的判断でございます。それは、懲罰を受けるということはどういうことか、陳謝文を読み上げないとどうなるか、そういう判断は、事務判断ではなくて、政治判断であると思います。
一方、植田議員の陳謝文は、懲罰委員会ないしはその以前の自分が所属する教育民生委員会での自分の説明が一切取り入れられていない、そういう懲罰文でありました。その懲罰の理由は、会議があるとわかっていながら海外に行ったという方向でまとめられております。そうではないんだということを幾ら教育民生常任委員会ないしは懲罰委員会で言っても、一言も取り上げてもらえませんでした。
具体的に言うならば、帰国後の5月9日に教育民生委員会で配付された布田恵美委員長が作成したと思われる文書にも、出発前には決まっておらず、そして会議が25日という結果になりましたけれども、5月2日と5月6日にも開くということを検討したという書面があるにもかかわらず、わかっていながら行ったということにされました。さぞや不本意なことだろうなと、私は思うわけです。ですからしかし、懲罰が下った以上、その懲罰は粛々と行われました。これは本人です。それを見ている私が、そういう経過をたどっているがために、これは本人にとっては不本意な陳謝文であろうなと思いました。しかし、それに服したわけです。ですから、はたから見ている私から見れば、それは政治判断であり、政治的妥協である。それは、植田議員の対応ではなくて、私の解釈です。 そういうことで、ここで陳謝文を読み上げるのを拒絶すれば、次に来るのは出席停止ということで、それではまあ陳謝文を読み上げましょうと。これは私の判断です。私の感想です。私の思いです。ですからそのように話しました。一方、植田議員は粛々と陳謝文を読み上げたわけです。
そのことが、今度は私の懲罰動議の中では、植田美枝子議員と私が相矛盾しておるというふうな理由で、私の懲罰の理由の一つに挙げられております。相矛盾している。矛盾とは申し上げませんけれども、言っていることないしは対応が違うという意味だとすれば、違う対応でなぜいけないのか。粛々と懲罰に服して鎮圧文を読み上げた人本人と、その第三者である私の解釈が違っていることが問題になるということはあり得ないことだと思うし、それは、政治的妥協と申し上げたのは、私の感想であります。解釈であります。そのようなことで、私はそういう言葉を使いました。
さて、懲罰委員会は、今度は私に対する処罰として、9月議会の全会期の停止23日間という、とてつもなく重い罰をという結論が23日の懲罰委員会で委員会可決されております。政治的妥協という言葉が、次の議会を全く一日も出席することができないという処罰が、政治的妥協という言葉に対して相応な処分なのかどうかについては、私は大いなる疑問を持っております。私のその政治的妥協という言葉が処罰に値するとするならば、なぜ陳謝というものを飛び越えて、非常に厳しい出席停止というとこまでいくのか。出席停止というものは、選挙で選ばれた議員が、議員の権利を行使できなくなることであります。それが1日、2日ではなくて、会期の全て、これは相当に重大な言動に対して行われるべきであって、まあ政治的妥協という言葉が問題だとしても、それが23日という全会期にわたるほどの重罰に科すべきものかということに対しては、私は大いに疑問があります。
ほかにも、懲罰委員会の中には懲罰動議提案者が2人おります。植田議員のケースは、懲罰議員6人のうち3人が懲罰動議の提案者でした。動議の提案者ということは、懲罰に付すと、初めっからそのように考えているから提案者になっているわけですね。そういう人が、植田美枝子議員の場合には、6人いる委員のうち委員長を除けば残りは5人、3人対2人という関係が初めからできているというのは、これは公平性も客観性も欠くことでもあるし、そこから出てくる結論に対する正当性がなくなるのではないか。つまり、懲罰動議提案者が懲罰委員になっている、その懲罰委員会の不公平性も問題であります。
そして、私の場合もそうですけれども、植田議員の場合もそうですが、動議に書かれてあることの事実関係を調べておりません。真実は何なのかということに対して、懲罰委員会は無頓着であります。これは、きつい言葉ですが、私の感想であります。そして、当人の弁明の一切を聞き入れないという結果になっております。これも、懲罰という、議員が議員を処罰するという実に重大なことに関して、真実を究明しようとしない、ただ弁明させるだけという形式主義に終わっているように私には思えるわけです。特に私の懲罰委員会は、1回目の会合は、委員長を決めただけ。審議を一切してません。2回目の会合は、1時間程度、私の弁明を言う機会を与えられました。しかし、それに対する評価はありません。そして、3回目の懲罰委員会は、今度は何の懲罰にするという話に入っていきます。その中間でやるべき動議内容のチェック、動議の内容の補足説明、一切省略されました。そして、その懲罰動議に対する質疑、これも省略でございます。要するに、3回の委員会でやったことというのは、私の弁明を1時間程度聞いただけ。そして、すぐ、さあどの懲罰にしましょうかという、そういう審査過程をとっております。これも不公平でもあり、真実が、事実が反映されない判断にいくものではないかと私は思って、大いに問題だと感じております。
さらに言えば、私の発言は6月議会でした。6月議会の最終日に議案が提案されはしましたけれども、会期主義の原則に反していると私は思います。議員必携を含む議会運営のマニュアルには、まず会期内で処理すること、そして最終日にそういうことがあった場合は、会期を1日延長してでもその会期内に決着することということになっています。なぜならば、それはその対象者を不安定な状態に置くということで、私の場合の例を言えば、6月議会からこの9月議会までの3カ月間、私の処罰はどうなるのだろうという、そういう不安定な状態に置かれたわけです。ですから、会期主義という原則に従って、その会期内でおさめる。6月議会であったことは、6月議会でおさめる。9月議会、これから始まる議会で、私は何もしていないのに全日9月議会に出られなくなる。そのようなことは、懲罰の趣旨からいっても、議会の民主主義とか、議会のあり方の問題にも影響するぐらい、すごく大きな問題だと私は思うのであります。
ですから、今度の懲罰に関して、私は懲罰それ自体が不当な提案であるとも思うし、そして審議経過もずさんなものであるというふうに私は思います。そして、その結果、選ばれた懲罰というものが9月議会の全会期の出席停止。これはですね、私としては、政治的妥協という言葉が議会の品位を損ねる言葉だったとしてもですね、政治的妥協という言葉、それだけで9月議会が一日も出られないというのは、余りにも重い不相応な処分だと思います。 以上で弁明を終わります。どうもありがとうございました。
○議長(森繁男)大友健議員の退場を求めます。
〔6番大友健議員退場〕
○議長(森繁男)これより委員長報告に対する質疑を行います。10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)3点についてお伺いいたします。
6月21日の議会運営委員会において問題の発言に至った経緯は、同会派の須藤功議員のブログ問題であったと記憶しておりますが、ブログ問題はそもそも議会運営委員会での議論にはなじまないというのが昨今の見解に至っていると思いますが、この件に関し、委員会で審議されたこと、または見解を伺います。
2点目は、6月議会における植田美枝子議員に対する懲罰動議は、本人が懲罰委員会の決定に従い陳謝文を読み上げたことで完結していると私は考えますが、この件に関し、委員会で審議されたこと、または見解を伺います。 3点目は、政治的妥協という言葉に対する見解を伺います。
以上、3点でございます。
○議長(森繁男)飯塚悦男懲罰特別委員長、答弁を願います。15番飯塚悦男懲罰特別委員長。
○懲罰特別委員長(飯塚悦男)議員のブログについては、懲罰委員会としては審査対象外でありますので、議論はしておりません。
2点目の植田議員の懲罰に対しては、植田議員が本会議において真摯に陳謝をしましたので、そのことについても、懲罰委員会としては、植田美枝子議員は真摯に陳謝したということで理解しています。
3点目の政治的妥協は、政策的に合意形成する場合等々、政治的妥協という文言は使われると思います。
以上であります。
○議長(森繁男)10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)ただいまの3点目の政治的妥協について「合意形成を図ること」という答弁がありました。これは、この政治的妥協という言葉は合意形成を図ることということであれば、これは政治技術の一形態であり、政治的な判断という、政治家、私たち議員にとって常につきまとうものである普通の言葉だと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(森繁男)飯塚悦男懲罰特別委員長。
○懲罰特別委員長(飯塚悦男)政治的妥協、政策合意を形成するというのは、大前提であると思うんですが、例えば、懲罰については、政治的妥協という文言はあり得ないと思います。懲罰を受ける者が議会に対し、市民に対し、真摯に受けとめて陳謝するわけでありますので、政治的妥協という文言は、陳謝に対して当たらないと思います。
○議長(森繁男)10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)その点に対して、植田美枝子議員に対しては、真摯に陳謝文を読み上げたと確認しているとおっしゃっていました。この懲罰動議において政治的妥協はあり得ないということですが、これは先ほどの弁明のとおり大友健議員の解釈・感想であって、そのことで、植田議員の陳謝文を読み上げたことがどうのこうのという問題ではないと思いますが、もう一度お願いいたします。
○議長(森繁男)飯塚悦男懲罰特別委員長。
○懲罰特別委員長(飯塚悦男)懲罰委員会で、大友健議員の発言は基本条例にも抵触しているんではないかという意見がありました。それは、会派なんです。会派は意思統一しなければならないという、政策的、いろいろな発言等々にありますので、その基本条例にも抵触しているおそれがあるということがありましたので、今回、それも判断の材料かなと思います。
○議長(森繁男)そのほか質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。初めに本案に対する反対討論の発言を許します。10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)この懲罰動議に反対の立場で討論をいたします。
懲罰動議の内容にありますように、この発言は6月21日の議会運営委員会においてしましたと、動議の中にあります。
この6月21日、この発言に至った経緯はブログ問題であること、そしてブログ問題は議運の話題としてそもそもそぐわなかったことであることが1つ。
それから、植田美枝子議員に対する懲罰動議は、本人が陳謝文を読み上げたことで完結していること。
そして、政治的妥協という言葉は、ウィキペディアによりましても「政治技術の一形態」とあります。政治に政治的判断はつきものであり、政治的妥協もその一つであると考えます。
特に会期内出席停止ということは本当に重過ぎると思い、この3点においても、この懲罰には反対でございます。
そして、品位の保持を真っ向から否定したとありますけれども、品位の保持は本当に大切なことではありますが、難しいことでもあります。価値観も一定ではないし、最終的には個人の心がけによるものというふうに書いてあるものもあります。ウィキペディアによりますと「基本にあるのはむしろ内面にあると言える。例えば、落ちついた態度や節度、言葉遣い、他者や周囲への気配り、遠慮、謙虚さなどが重要な要素である」とも書いております。
市民の負託を受けた我々議員としては、大変に、このことをお互いに心して議会に当たっていればこのような懲罰も起きないのかと、そして市民の皆さんからも、懲罰の多い議会でがっかりだと、そういう声も残念ながら聞かれております。そういう意味で、まず懲罰、出席停止自体が重過ぎることももちまして、そして今後ともこういうことがないように、私たち議員が本当に気をつけたいものだという希望も添えまして、私の反対討論といたします。
○議長(森繁男)次に賛成討論の発言を許します。3番高橋光孝議員。
○3番(高橋光孝)懲罰動議の提案理由に出されているとおり、全くもってそのとおりだと思いますので、賛成いたします。
以上です。
○議長(森繁男)次に、反対討論の発言を許します。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)この懲罰動議、全く市民から見て体をなされていない。本当に残念でなりません。そして、23日間の出席停止に懲罰特別委員会が決したということも、残念でなりません。これについては反対を申し上げます。
この4年間の間に、今回のことも含めて、懲罰動議が7回です。私に対する問責決議なんかも含めたら、8回です。こんなことばかり議論している岩沼市議会。これを可決しようとする岩沼市議会。市民のことなど全く議論していない。市政のことなど何も議論したことがないような、岩沼市議会にとって恥ずべき懲罰動議の乱発。全く体をなさない岩沼市議会。恥ずかしくないのかと言いたい。何が楽しいのか。何がおもしろいのか。がっかりしています。
もしも、今日の懲罰がこの議会で可決されるようなことがあれば、岩沼市議会というところは政治的妥協という言葉を使ってはならない、言論の自由に反している、表現の自由など何もない、そういうことを広く日本中に発信しているのだと思えてなりません。
この懲罰動議が、この議会で約30分、こんなことのためにまた時間を使っていることが恥ずかしくてなりません。反対です。
○議長(森繁男)次に賛成討論の発言を許します。13番布田一民議員。
○13番(布田一民)平成28年8月4日に、大友健議員の弁明を懲罰委員会の中でお聞きをいたしました。6月14日、本会議において、植田議員が陳謝文を読み上げた。この部分については、先ほど懲罰委員長から話があったとおり、反省をし、陳謝文を読んだ。そしてまた、今回の大友健議員が、6月21日の議会運営委員会の中で政治的妥協という言葉を使った。この言葉について、この8月4日、なぜ14日以降5日目に、なぜ、政治的妥協でいや実は読んだんだ、そういったことをなぜこの場所、この8月4日に聞いた中で、6月の21日になぜあなたは言ったのか、そういったことを質問いたしました。全く、その言った言葉に記憶がない。そんな植田美枝子議員に対する……、確かに、先ほど私の判断という話がありました。しかし、その言った発言の言葉に対しての記憶がないという。私はその段階で、全く言葉に対してしっかりとした発言の責任がないんだろうというふうにも感じました。
そしてまた、当時、植田美枝子議員の懲罰委員会のときには、私、委員長でありました。懲罰の種類について、懲罰のこの委員会、私の委員会のときに、陳謝について決まったわけでありますが、そのときに、大友健議員は委員会の委員でありましたから、反対をいたしました。それにもかかわらず、この陳謝文の正副委員長の案に対して修正案を出したんです。修正案を示した内容でありますけれども、削除をしたのは3行、4行の文だけで、残りの文については、半分以上の、この陳謝文に対して修正案を認め、そしてまた修正案を出された部分にそのまま残っている形で修正案を出した。そのものが、この大友健議員が出したということは、しっかりと判断をし、そして政治的妥協という言葉そのものを使わず、しっかりと反省をするための修正案だと、私はそう判断をするべきだと。
そういった中で、政治的妥協だから言ったんだと、その後ですよ。これは、前の懲罰委員会で決めたにもかかわらず、その部分、本人たちも修正案を出して、文言も入っている中で、全てが政治的妥協だと。まさしく品位の保持ができていないということは、私は明白なんだろうと。
ですから、今回だけではありません。何度もありますよ、懲罰は、岩沼は。しかし、そのたびに使う言葉の内容、そしてまた場所、その場所の、言っていいか悪いかという、その状況の中でもっと判断をして、議員としては、しっかりと責任を持って発言するべきなんだろうと思います。
したがいまして、今回のこの懲罰事犯については、当然賛成すべきものと考えております。
○議長(森繁男)次に反対討論の発言を許します。4番植田美枝子議員。
4番(植田美枝子)先ほどの賛成意見の中で、何度も、懲罰っていうのは徹底してその行為、例えば、私の場合は文を読んだ時点で完結しています。その完結っていう意味を全くわからない賛成意見の言い方だと感じました。
今回の政治的妥協っていう言葉は、懲罰とするには納得する根拠が全くありません。こんなことで懲罰という結論になるのでは、本当に議員として何の発言もできない、とんでもない議会になってしまうことを恐れます。
ですので、この懲罰には反対いたします。
○議長(森繁男)そのほか討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、これをもって討論を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、討論を終結いたします。
これより大友健議員に対する懲罰の件を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、大友健議員に23日間出席停止の懲罰を科すことであります。
大友健議員に対する懲罰を懲罰特別委員長報告のとおり決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立多数であります。よって、大友健議員に23日間出席停止の懲罰を科すことは可決されました。
大友健議員の入場を求めます。
〔6番大友健議員入場〕
○議長(森繁男)ただいまの議決に基づき、これより大友健議員に対し懲罰の宣告をいたします。
大友健議員に起立を命じます。
〔6番大友健議員起立〕
○議長(森繁男)大友健議員に23日間の出席停止の懲罰を科します。大友健議員に退場を命じます。
〔6番大友健議員退場〕
○議長(森繁男)ただいま大友健議員に23日間の出席停止の懲罰を科しましたので、ここで追加する会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第79条の規定により、8番酒井信幸議員を指名いたします。
日程第5 市政報告
日程第6 認定第1号 平成27年度岩沼市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第2号 平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第3号 平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第4号 平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号 平成27年度岩沼市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号 平成27年度岩沼市特定公共下水道事業会計利益の処分及び決算認定について
認定第8号 平成27年度岩沼市水道事業会計利益の処分及び決算認定について
議案第55号 岩沼市議会議員及び岩沼市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について
議案第56号 岩沼市営阿武隈公園グランド条例を廃止する条例について
議案第60号 仙台都市圏広域行政推進協議会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第61号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第62号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会を共同で設置する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第63号 宮城県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第64号 宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合を組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第65号 宮城県市町村自治振興センターを組織する地方公共団体の市制施行に伴う規約の変更について
議案第66号 市道路線の変更について
議案第67号 平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第3号)について
議案第68号 平成28年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第69号 平成28年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
議案第70号 平成28年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第71号 平成28年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について
議案第72号 平成28年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
○議長(森繁男)日程第5、市政報告並びに日程第6、認定第1号から認定第8号まで、議案第55号、議案第56号及び議案第60号から議案第72号までの23件を一括して議題といたします。
市長から市政報告並びに提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)平成28年第4回岩沼市議会定例会の開会に当たり、議員各位には御出席をいただき、ありがとうございます。
初めに、市政の概要について御報告いたします。
地方創生の推進
地方創生の推進について申し上げます。
去る8月2日、企業版ふるさと納税の対象事業として申請しておりました地域再生計画「みんなで盛り上げる東日本大震災の復興シンボル『千年希望の丘』プロジェクト」が、内閣総理大臣の認定を受けました。
この認定は、地方創生を推進する観点から効果の高い事業に限られるもので、全国では87自治体が、県内でも5自治体の事業が認められたところです。
この事業により、千年希望の丘において、官民協働で震災伝承・防災学習を中心としたさまざまな取り組みを展開し、まちづくりの担い手を育成するとともに、交流人口の拡大を図ってまいります。
また、昨年度実施した「岩沼市総合戦略策定事業」や「あぶくまリバーサイドにぎわい創出事業」等について、去る8月22日に開催した外部有識者による検証委員会において、これらの事業が市のまち・ひと・しごと創生総合戦略の推進に有効であったとの評価をいただきました。
今後も、実施した施策・事業の効果を検証しつつ、地方創生を推進してまいります。
東部地区防災コミュニティセンターの整備
東部地区防災コミュニティセンターの整備について申し上げます。
東部地区防災コミュニティセンターにつきましては、去る7月12日に安全祈願祭を行い、建設工事に着手いたしました。建物につきましては、年度内の完成を目指すとともに、29年度に着手する既存の公民館解体や外構工事などの設計についても、あわせて取り組んでまいります。
また、29年度中の開所に向け、施設の適切な管理運営のあり方について、検討委員会を中心に、地域の皆様と検討を進めてまいります。
ふるさと納税による熊本地震に係る益城町支援
ふるさと納税による熊本地震に係る益城町支援について申し上げます。
本年4月の熊本地震で被災した熊本県益城町を支援するため、5月より本市を窓口として、ふるさと納税による災害支援寄附の受け付け代行を開始し、8月31日現在で、407件、総額で1,119万6,502円の寄附金を受け付けました。
多くの皆様から御支援を賜り、心から感謝を申し上げます。お預かりした寄附金は、月単位で取りまとめの上、益城町に送金しております。
成28年経済センサス活動調査
平成28年経済センサス活動調査について申し上げます。
経済センサス活動調査は、経済活動の多角化に合わせて24年にスタートした新しい調査で、事業所・企業の売り上げ、設備投資などの経済活動の状況を明らかにするために実施される調査です。本市においても6月1日現在で市内の全ての事業所・企業を対象に、本調査を実施いたしました。
今回の調査は、完全封入やインターネットによる回答など情報保護に配慮されたことから、調査上の事故もなく終了することができました。
御協力をいただいた調査票については、市において確認した後、9月8日に県宛て提出する予定です。
調査対象の事業所及び企業の方々を初め、調査に当たって御協力をいただいた関係者の方々に、心から感謝申し上げます。
仙台空港の民営化
仙台空港の民営化について申し上げます。
去る7月1日、国の管理空港としては全国で初となる、仙台空港の完全民営化がスタートし、路線が拡充されるなど、順調に成果が出ていると伺っております。
市としましては、この空港民営化を契機とし、インバウンド誘客を含む、交流人口の拡大を図りながら、市域全体の活性化に結びつけられるよう、関係機関と連携してまいります。
市税等の収納対策
市税等の収納対策について申し上げます。
個人住民税等の滞納額縮減のため、県と仙台南県税事務所管内の2市2町で「宮城県徴税吏員の市町村徴税吏員との併任に関する協約書」を今月中に締結する予定にしております。宮城県地方税滞納整理機構によるこれまでの取り組みに加えて、本年10月1日からは、併任された県の徴税吏員とともに、収入未済額の縮減にさらに取り組んでまいります。
岩沼市総合防災訓練
岩沼市総合防災訓練について申し上げます。
来る11月26日、市内全域を対象として、岩沼市総合防災訓練を実施いたします。
今回の訓練では、大雨、洪水及び土砂災害を想定し、自主防災組織等に独自に行動計画を策定いただき、地域ごとに避難方法や避難ルートなどの確認と実践を行うとともに、市と関係機関におけるスムーズな情報伝達や情報の共有・連携などの訓練を実施いたします。
本訓練実施後は、参加各機関の行動記録等を踏まえた課題検証により、自主防災組織等においては、自助・共助のレベルアップを図っていただき、市及びその他関係機関においては、相互理解・連携を深めていきたいと考えております。
名取川・阿武隈川下流大規模氾濫時の減災対策協議会
名取川・阿武隈川下流大規模氾濫時の減災対策協議会について申し上げます。
本年5月、名取川・阿武隈川沿いの市、町及び国、県の参加により設立された本協議会では、今後発生し得る最大規模の水害想定のもと、構成機関が連携・協力して、減災のための目標を共有し、堤防の矢板補強及び天端舗装などのハード対策と、避難誘導のための情報発信などのソフト対策を一体的、計画的に推進していくこととしております。
協働のまちづくりの推進
協働のまちづくりの推進について申し上げます。
町内会や市民活動団体が主体的に行う地域づくり活動を支援するために昨年度創設した市民活動助成金については、今年度はこれまで5件の申請があり、地域の活性化や地域課題の解決に資する事業として4件を選定し、交付決定をいたしました。
この助成金が市民活動の新たな契機となり、協働のまちづくりの一層の推進につながることを期待しております。
静岡県袋井市との友好都市の締結
静岡県袋井市との友好都市の締結について申し上げます。
震災時にいただいた支援を契機に、袋井市とは「防災交流都市協定」を締結し、職員の派遣を初め継続した支援をいただくとともに、互いに防災対策等の参考となる情報の交換を行うなど、さまざまな交流を行ってまいりました。
さらに本年7月には、岩沼市小学生サッカー選抜が袋井市を訪れ、サッカーを通じた交流を行い、また、8月には岩沼市民交流協会主催による市民訪問団が「ふくろい遠州の花火」に参加するなど、市民間においても交流が深まっておりますことから、10月29日に袋井市で開催される「袋井宿開設400年記念祭」をよい機会として捉え、両市の友好都市の締結を行いたいと考えております。
定期予防接種の追加
定期予防接種の追加について申し上げます。
予防接種法施行令の改正により、新たに「B型肝炎ワクチン」が定期予防接種に追加され、本年4月1日以後に生まれた0歳児を対象として、10月1日から実施することになりましたので、本市におきましても、遅滞なく進めてまいります。
なお、定期予防接種として1歳の誕生日前までに接種を完了しなければならないことから、本年度につきましては、接種期間が短い対象者につきまして、周知の徹底と積極的な接種勧奨を行い、接種漏れのないよう対応してまいります。
宮城県乳幼児医療費助成事業補助金の対象拡大
宮城県乳幼児医療費助成事業補助金の対象拡大について申し上げます。
県では、これまで「3歳未満の通院費」と「就学前の入院費」を対象に、市町村が助成する額の2分の1を補助してきましたが、このたび、来年4月から、この県補助金の交付対象を拡大することが示され、去る8月31日に開催された県の説明会において、「通院費を就学前まで」拡大する旨の説明がありました。
しかしながら本市では、今回の県の助成の範囲を超えて、現在は「中学3年生までの通院費及び入院費」の助成を行っており、また、10月からは、さらに所得制限を緩和することとしているので、県に対しては、補助金の交付対象のさらなる拡大に向けて、要望してまいりたいと考えております。
地域包括ケアシステム構築に係る「協議体」の設置
地域包括ケアシステム構築に係る「協議体」の設置について申し上げます。
高齢者の生活支援体制整備に係る地域のネットワークづくりなどを推進するために、市、地域包括支援センター、高齢者福祉サービスを提供する事業者、民間事業者等で構成する「協議体」を、去る6月29日に設置しました。 本協議体を活用しながら地域の高齢者支援ニーズと地域資源の状況を把握し、生活支援の担い手養成及びサービスの開発を行うなど、地域における取り組みを総合的に支援・推進し、高齢者等が可能な限り住みなれた地域で、自立し安心して生活していくことができるよう、地域包括ケアシステムの構築に取り組んでまいります。
敬老のつどい
敬老のつどいについて申し上げます。
来る9月11日に、市民約3,300名の高齢者の皆様をお招きし、岩沼市民会館において、敬老のつどいを開催いたします。
対象となる80歳以上の方は、前年度から約100名がふえ、また、100歳以上の方についても、3名増の31名となっており、今後も増加が見込まれています。
高齢者福祉への適切な対応と敬老精神の高揚を図るとともに、多年にわたり郷土の発展に寄与されました皆様の御功績と御労苦に敬意を表し、御長寿のお祝いを申し上げたいと考えております。
年金生活者等支援臨時福祉給付金等
年金生活者等支援臨時福祉給付金等について申し上げます。
低所得の高齢者向けの年金生活者等支援臨時福祉給付金は、8月15日をもって申請受け付けを終了し、支給件数は、2,773件、支給総額は、1億458万円となりました。
また、平成28年度臨時福祉給付金及び低所得の障害・遺族基礎年金受給者向け給付金については、9月15日以降、対象になると見込まれる方に、申請書などを同封したお知らせを順次発送し、申請受け付けを開始することにしております。
東保育所の再建
東保育所の再建について申し上げます。
東保育所の再建に当たり、過日開催しました地区懇談会と地域説明会での御意見及び東部地区の未就学児を持つ保護者へのアンケート調査の結果を踏まえ、基本計画の策定作業を進めております。
新しい東保育所は、玉浦西地区内への整備を検討しており、利用定員は、現在の60名から、震災前の90名に戻して、待機児童の解消を図るとともに、東部地区における多様な子育てニーズに対応するため、子育て支援機能をあわせ持つ施設として充実させ、一日も早い開設に向け、準備を進めてまいります。
放課後児童クラブ室の増設
放課後児童クラブ室の増設について申し上げます。
本市の放課後児童クラブは、定員を上回る登録状況であることから、円滑な運営に向け、順次、分室を開設しており、本年4月には、岩沼小学校の敷地内に北児童センター放課後児童クラブ分室「げんきクラブ」を増設いたしました。
今年度は、西児童センターのクラブ室増設の準備を進めており、10月に建設に着手し、29年4月の利用開始を予定しております。
圃場整備事業
圃場整備事業について申し上げます。
県事業として行われる岩沼西部地区の圃場整備は、今年度施工分の約95ヘクタールを4工区に分け、7月以降順次、施工業者が決定し、面工事が実施されております。
市といたしましては、圃場整備後を見据え、集落営農検討会等での調整を重ねながら、引き続き各地区での担い手育成の支援を行ってまいります。
いわぬま市民夏まつり
いわぬま市民夏まつりについて申し上げます。
去る8月20日に開催された恒例のいわぬま市民夏まつりは、天候が心配されたものの大勢の市民の皆様に御来場いただき、ステージや路上イベント、テント市などが盛大に行われました。
当日は、姉妹都市の南国市や友好都市の尾花沢市から、それぞれ市長、議長初め、踊りの団体や物産関係者らの参加も得られるなど、祭りの盛り上がりに加え、幅広い交流も深めることができました。
マスコットキャラクター
マスコットキャラクターについて申し上げます。
4月にマスコットキャラクターを決定して以来、たくさんの方々から御要望をいただいておりました「岩沼係長」の着ぐるみがこのたび完成し、いわぬま市民夏まつりで披露させていただきました。会場の至るところで撮影の要望に応じたり、ステージイベントの盛り上げに一役買うなど、来場者からは、好意的に受けとめられたものと感じております。
引き続き、岩沼の魅力発信や知名度の向上を目指して、さまざまなイベントへの参加や関連グッズの製作・販売などに取り組んでまいります。
企業立地協定の締結
企業立地協定の締結について申し上げます。
防災集団移転促進事業の移転元地活用対策として整備を進めている臨空西原地区の産業用地への第1号の進出企業として、去る8月10日、農業資材卸売業の仙台農産株式会社と企業立地協定を締結いたしました。
市といたしましては、協定締結企業が安心して立地いただけるよう、引き続き万全のサポートをしてまいりますとともに、本用地については、多くの引き合いをいただいていることから、今後も準備が整い次第、順次、協定締結の手続を行ってまいります。
臨空循環バスの運行開始
臨空循環バスの運行開始について申し上げます。
臨空工業団地に立地する仙台バス株式会社が、8月1日から団地利用者の通勤手段として、循環バスの運行を開始しました。
これまで臨空工業団地へのアクセスは、自家用車に頼らざるを得ず、事業者によっては従業員用に、自社バスの運行を行っておりましたが、循環バスは、岩沼駅から館腰駅経由で工業団地に直接乗り入れるルートで運行されることから、臨空工業団地内の各企業にとりまして、従業員確保の面からも貴重なアクセス手段が誕生したものと考えております。
新火葬場建設事業の進捗状況
新火葬場建設事業の進捗状況について申し上げます。
建設予定地の造成工事につきまして、農業振興地域内農用地区域からの除外の手続が完了し、10月には工事に着手できる見込みとなりました。
また、建築工事設計におきましては、主要設備である火葬炉の選定を行い、設備構成が明確になったことから、順調に設計作業を進めており、10月にも建築設計案をもとにした市民説明会を開催する予定としております。
市民バス事業の見直し
市民バス事業の見直しについて申し上げます。
市民バスは、11年4月の運行開始以来、スクールバスの空き時間を活用し、交通手段を持たない子供や高齢者等の身近な移動手段として運行してまいりましたが、さらに、域内公共交通機関としての役割を十分に発揮できるよう、実態を把握する市民アンケートや乗降調査等を行い、その結果を踏まえながら、新たな運行体系など市民バス事業の見直しを進めてまいります。
橋のかけかえ等災害復旧工事及びかさ上げ道路等整備事業の進捗
橋のかけかえ等災害復旧工事及びかさ上げ道路等整備事業の進捗について申し上げます。
貞山堀堤防のかさ上げや拡幅に伴う相野釜橋外5橋のかけかえ復旧工事につきましては約50%の進捗率で、また、多重防御の一つとして整備している相野釜地区から蒲崎地区までのかさ上げ道路7.2キロメートルの整備につきましては、約77%の進捗率となっております。
各工事とも今年度中の完了を目標に事業を進めておりますが、それぞれ県の貞山堀拡幅等の他事業も同時に着手されており、その進捗に合わせた施工時期の調整が必要なものもあるため、一部29年度まで工事期間が延長となるものも予測されることから、今後も早期完成を目指して関係機関と調整を行ってまいります。
市道の整備
市道の整備について申し上げます。
市道空港三軒茶屋線の改良工事については、歩道未設置区間の整備を行うもので、今月初旬に契約を締結し、来年3月末の完成を予定しております。
また、市道桜藤浪線の道路改良工事については、側溝改良に合わせた歩道の整備を25年度から年次計画を立てて着手しており、最終年度となる今年度は、岩沼保育園北側から市道神社桜線までの区間について来年3月末までに完成させる予定です。
なお、道路の整備や安全対策等は、市だけでは対応できない部分もあることから、国・県を初めとする各関係機関とは継続的に協議し、また、要望を行っているところです。
都市計画マスタープランの策定
都市計画マスタープランの策定について申し上げます。
震災からの復興と市域全体の均衡ある発展を目指す「いわぬま未来構想」の具現化に資するため、20年後の本市を見据えたまちづくりのさまざまな分野におけるベースとなる総合的指針を示すため、「岩沼市都市計画マスタープラン」を策定することといたしました。
これまで、有識者等による検討委員会を3月に設置し2回の会議を開催したほか、職員による検討会も開催し、検討を進めてまいりました。
今後は、引き続き検討委員会や職員検討会を開催するほか、多くの市民の方々の声をいただくため、各小学校区単位で公募による市民ワークショップを開催し、まちづくりに関する意見や提案をいただきながら、29年3月までの策定を目指してまいります。
朝日竹の里線の整備
朝日竹の里線の整備について申し上げます。
朝日土地区画整理事業の進捗に合わせて、本事業地内から西側の約580メートルの区間について、現在、詳細設計を行っております。
8月24日、25日には、朝日町内会(「朝日自治会」と発言の訂正あり)と三色吉町内会の役員を対象に事業の概要を説明しており、また、今月10日と25日には、各町内会の住民の方々を対象とした説明会の開催を予定しております。
なお、補償等の対象となる住民の方々には、個別に説明等を行い、御理解と御協力をいただきながら早期の完成に努めてまいります。
東部地区排水ポンプ場等の整備事業
東部地区の排水ポンプ場等の整備事業について申し上げます。
復興交付金事業として、25年度から日本下水道事業団に業務委託しております排水ポンプ場3カ所と、排水路3路線の整備事業のうち、二野倉ポンプ場及び排水路と矢野目ポンプ場及び排水路については、29年3月に完成する予定です。なお、排水ポンプ場については、4月から総合試運転を行い、6月から供用開始ができるよう進めてまいります。二野倉工業団地内の二野倉第2排水路は、県との協議調整により、30年3月に完成予定となっておりますが、排水ポンプ場については、用地買収の同意を得られない方がいるため、土地収用法による土地取得の申請を行い、29年6月から工事に着手し、31年12月までに完成及び供用開始が行えるよう事業の促進に努めてまいりたいと考えております。
スクールボランティア
スクールボランティアについて申し上げます。
去る7月21日、市内の建設会社13社で構成する岩沼建設産業同友会の社会貢献活動の一環として「第7回スクールボランティア」が実施されました。当日は、市内4小学校を対象に、同会のメンバー約50人が学校ごとに分かれ、重機や資材を使用して、PTAの奉仕活動などでは難しい側溝清掃や樹木の伐採・処分などの作業をしていただきました。
暑い中での奉仕活動に、心から感謝を申し上げます。
学校トイレの洋式化
学校トイレの洋式化について申し上げます。
現在、玉浦小学校と岩沼小学校の全てのトイレを洋式化する工事を進めており、玉浦小学校は9月末までに、また、岩沼小学校は11月中旬までに完了見込みとなっております。
今後とも、児童たちの学校生活に支障が出ないよう配慮しながら、工事を進めてまいります。
岩沼学び塾事業
岩沼学び塾事業について申し上げます。
児童生徒の学習習慣の定着と基礎学力の向上を図るため、6月下旬から中学校2校で放課後岩沼学び塾を開催いたしました。
また、夏休み期間中計7日間、中央公民館を初め3会場で、夏季岩沼学び塾も開催いたしました。
夏季岩沼学び塾には、市内の児童生徒延べ約1,700名が参加し、地域の方や大学生延べ140名に学習の支援に当たっていただきました。
今後も、放課後や冬休みにも学び塾を開催し、学力の向上に取り組んでまいります。
南国市との学校間交流
南国市との学校間交流について申し上げます。
8月27日から29日までの日程で、姉妹都市南国市から児童生徒8名と引率者10名が本市を訪れ、玉浦小学校と玉浦中学校での意見交換を初め、千年希望の丘などの防災施設・設備の見学や玉浦西地区の代表の方から津波や集団移転のまちづくりの話を聞くなど、親交と防災に関する理解を深めました。
今後とも、防災教育を中心に、南国市との学校間交流を進めてまいりたいと考えております。
下野郷館跡の発掘調査
下野郷館跡の発掘調査について申し上げます。
五間堀川河川改修事業に伴う矢野目農村公園南側の調査地内で、17世紀を中心とした時期のものと考えられる大型の掘立柱建物跡、護岸施設、井戸跡、溝跡が多数発見され、掘立柱建物跡及び護岸施設は、江戸時代前期の遺構と思われます。
発掘調査の概要については、去る9月2日に報道機関へ、翌3日には近隣住民へ現地説明会を開催しました。
阿武隈公園グランドの廃止
阿武隈公園グランドの廃止について申し上げます。
阿武隈公園グランドは、国から河川区域内の土地の占有許可を受け管理運営しておりますが、その占有期間が本年9月末日で満了となります。
この機に今後の管理運営について検討した結果、大雨の際の復旧に苦慮してきたこと、これまでの利用状況や東日本大震災以降応急プレハブ仮設住宅の用地となっていた多目的グランドが間もなく再開できる見込みであることなどから、廃止したいと考えております。
なお、本定例会に本施設を廃止する条例案を提案いたしております。
全国高校生銃剣道大会
全国高校生銃剣道大会について申し上げます。
去る7月23日、本市では11年連続開催となりました第28回全国高校生銃剣道大会が、総合体育館で行われました。
本年の大会は、24都道府県から58チーム、224人の選手・監督が参加し、高校生らしいはつらつとした熱戦が繰り広げられました。
なお、本大会は、32年度まで本市で開催することが決定しております。
ドクターヘリ・ランデブーポイント看板設置
ドクターヘリ・ランデブーポイント看板設置について申し上げます。
市所有の5カ所のランデブーポイントに、県の補助を受けて看板の設置を進め、市民へ周知を図ることにいたしました。
なお、10月28日の運用開始を前に、実機を使用した出動要請や飛行・着陸等の連携訓練を行う予定となっております。
台風10号の災害対応等
台風10号の災害対応等について申し上げます。
市では、台風10号に備えて、8月29日午後2時7分から警戒配備を行い、西公民館及び勤労者活動センターの2カ所を自主避難所として開設しました。翌30日午前9時には、土砂災害危険区域の4地区に避難準備情報を発令するとともに、市民会館を追加開設しました。各避難所には最大7世帯15名の市民の方が避難されましたが、市内に大きな被害はなく、台風通過後の午後6時30分に避難準備情報を解除し、避難所を閉鎖しました。
また、この台風による大雨で、岩手県岩泉町において河川氾濫により多数の世帯が孤立し、翌31日に岩手県から消防庁に対して緊急消防援助隊の要請が行われました。市では、消防庁長官の求めに応じて、同日より消防職員2名を宮城県隊の一員として岩泉町に派遣しました。
以上、市政の概要について御報告いたしました。
続いて、認定第1号から認定第8号まで、議案第55号、議案第56号及び議案第60号から議案第72号までの提案理由を申し上げます。
認定第1号から認定第8号までについては、平成27年度の岩沼市一般会計及び各種会計の決算について、地方自治法第233条第3項または地方公営企業法第30条第4項及び同法第32条第2項の規定に基づき、議会の認定及び議決をいただこうとするものであります。
決算内容は、一般会計では、歳入が「432億9,118万2,144円」、歳出が「337億625万2,569円」、差引収支が「95億8,492万9,575円」、国民健康保険事業特別会計では、歳入が「54億5,336万5,844円」、歳出が「50億2,178万6,956円」、差引収支が「4億3,157万8,888円」、後期高齢者医療特別会計では、歳入が「4億1,346万3,735円」、歳出が「4億761万5,437円」、差引収支が「584万8,298円」、介護保険事業特別会計では、歳入が「31億2,233万1,280円」、歳出が「30億5,181万7,719円」、差引収支が「7,051万3,561円」、公共下水道事業特別会計では、歳入が「120億6,065万4,079円」、歳出が「74億1,144万1,884円」、差引収支が「46億4,921万2,195円」、農業集落排水事業特別会計では、歳入が「9,370万6,922円」、歳出が「9,069万2,528円」、差引収支が「301万4,394円」、企業会計については、収益的収支についてのみ申し上げます。特定公共下水道事業会計では「6,951万7,404円」の純利益、水道事業会計では「1億5,201万256円」の純利益となっております。
なお、決算の概要については、議案審議の際に会計管理者または企業出納員から御説明申し上げます。
議案第55号については、公職選挙法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、衆議院議員及び参議院議員の選挙における選挙運動に要する経費に係る限度額が引き上げられたことから、本市における選挙運動の公費負担についても所要の改正を行うため、岩沼市議会議員及び岩沼市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
議案第56号については、市政報告で申し上げました阿武隈公園グランドを廃止することに伴い、岩沼市営阿武隈公園グランド条例を廃止しようとするものであります。
議案第60号から議案第65号については、本年10月1日(「10日」と発言の訂正あり)から富谷町が富谷市として市制施行することに伴い、共同で設置している仙台都市圏広域行政推進協議会、宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会及び宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会の規約変更並びに同一構成団体として組織している宮城県市町村職員退職手当組合、宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合及び宮城県市町村自治振興センターの規約変更について、地方自治法第252条の2の2第3項または同法第290条の規定に基づき、議会の議決をいただこうとするものであります。
議案第66号については、西原地区被災市街地復興土地区画整理事業及び蒲崎地区に建設している千年希望の丘の工事の進捗に伴い、市道3路線の起終点を変更することについて、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決をいただこうとするものであります。
議案第67号については、平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第3号)で、歳入では、27年度決算に伴う純繰越金及び西原地区土地区画整理事業に係る土地売払収入の計上による増など、歳出では、西原地区の土地売り払いに伴う防災集団移転促進事業の国庫返還金の計上及び震災関連事業に係る繰越予算精算金の基金への積み戻しに伴う積立金の増などにより、歳入歳出とも「3億4,738万1,000円」を追加し、総額を「197億1,234万1,000円」にしようとするものであります。
議案第68号については、平成28年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)で、歳入では、前年度繰越金の確定による増、歳出では、前年度国庫支出金の確定による精算及び前年度一般会計繰入金の精算などにより、歳入歳出とも「2億1,558万9,000円」を追加し、総額を「53億3,443万1,000円」にしようとするものであります。
議案第69号については、平成28年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)で、歳入では、前年度繰越金の確定による増、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金の前年度歳入分及び前年度一般会計繰入金の精算により、歳入歳出とも「584万7,000円」を追加し、総額を「4億3,179万3,000円」にしようとするものであります。
議案第70号については、平成28年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)で、歳入では、前年度繰越金の確定等により、歳出では、介護給付費国庫負担金の前年度歳入分の精算等により、歳入歳出とも「6,905万4,000円(「9,905万4,000円」と発言の訂正あり)」を追加し、総額を「31億8,007万3,000円」にしようとするものであります。
議案第71号については、平成28年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)で、歳入では、前年度繰越金の確定による増及びそれに伴う他会計繰入金の減など、歳出では、一般管理費、下水道維持費等及び復興事業費の増により、歳入歳出とも「2,436万4,000円」を追加し、総額を「24億1,149万8,000円」にしようとするものであります。
議案第72号については、平成28年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)で、歳入では、前年度繰越金の確定による増及びそれに伴う他会計繰入金の減、歳出では、施設維持管理費の増により、歳入歳出とも「100万円」を追加し、総額を「9,503万5,000円」にしようとするものであります。
なお、詳細については、必要に応じて議案審議の際に補足説明を申し上げますので、よろしく御審議を賜り、原案可決されますようお願い申し上げます。
一部訂正をさせていただきます。
ただいま読み上げました24ページの下から5行目、「本年10月10日から」と読むべきところを、1日からという読み間違いをしました。訂正をさせていただきます。
あわせて、26ページ下から5行目です。数字「9,905万4,000円を追加し」を「6,905万4,000円を追加し」と読みました。正しくは「9,905万4,000円」と訂正をさせていただきます。
失礼しました。
日程第7 議案第57号 岩沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
議案第58号 岩沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
○議長(森繁男)日程第7、議案第57号及び議案第58号の2件を一括して議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第57号及び議案第58号岩沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて提案理由を申し上げます。
現委員の佐藤雅晴さん、小林修子さんは、本年10月8日に任期満了となりますが、お二人ともに人格、経歴等からして適任であると存じ、改めて御提案を申し上げるものであります。
お二人の経歴は、お手元に配付のとおりでありますので、御参照いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第57号及び議案第58号の2件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第57号及び議案第58号の2件については、委員会付託を省略することに決しました。
議案第57号及び議案第58号の2件については、先例の定めるところにより討論を省略いたします。
これより議案第57号及び議案第58号の2件について、1件ずつ採決いたします。
議案第57号について採決いたします。
議案第57号岩沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立総員であります。よって、本案は同意することに決しました。
次に議案第58号について採決いたします。
議案第58号岩沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立総員であります。よって、本案は同意することに決しました。
日程第8 議案第59号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
○議長(森繁男)日程第8、議案第59号を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第59号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。 本案は、人権擁護委員として新たに遠藤素子さんを推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見をいただこうとするものであります。
遠藤さんの略歴は、お手元に配付のとおりでありますので、御参照いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第59号については、委員会付託を省略することに決しました。
議案第59号については、先例の定めるところにより討論を省略いたします。
これより採決をいたします。
議案第59号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、適任との意見を付すことに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立総員であります。よって、本案は適任との意見を付すことに決しました。
○議長(森繁男)以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
ここで一般質問の通告に当たり一言申し上げます。
一般質問の通告は、あす午前10時まで議会事務局に提出願います。
議長は先例第81の定めるところにより、一般質問の質問事項及びその要旨などについてあらかじめ執行機関に対し通知しているところであります。この通知は、質問事項に対し執行機関の責任ある明快な答弁を求めるために行うものであり、また効率的な議事運営を図るためにも、わかりやすく具体性のある要旨を記載した通告書として提出いただきますよう御協力をお願いいたします。
それでは、次の議会は9月12日月曜日午前10時からであります。
本日はこれをもって散会いたします。
御起立願います。 ── 大変御苦労さまでした。
午前11時37分散会
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