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平成28年第3回(6月)定例会会議録
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平成28年第3回岩沼市議会定例会会議録(第1日目)
平成28年6月14日(火曜日)
出席議員(18名)
1番 佐 藤 剛 太
2番 菊 地 忍
3番 高 橋 光 孝
4番 植 田 美枝子
5番 佐 藤 淳 一
6番 大 友 健
7番 布 田 恵 美
8番 酒 井 信 幸
9番 須 藤 功
10番 渡 辺 ふさ子
11番 佐 藤 一 郎
12番 国 井 宗 和
13番 布 田 一 民
14番 長 田 忠 広
15番 飯 塚 悦 男
16番 沼 田 健 一
17番 櫻 井 隆
18番 森 繁 男
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
市長 菊 地 啓 夫
副市長 熊 谷 良 哉
総務部長 鈴 木 隆 夫
健康福祉部長 吉 田 章
市民経済部長 木 皿 光 夫
建設部長 高 橋 伸 明
総務部参事 家 田 康 典
総務課長 大 友 彰
参事兼政策企画課長兼復興創生課長 菅 井 秀 一
税務課長 木 野 潤 一
健康増進課長 高 橋 広 昭
介護福祉課長 今 田 昌 美
下水道課長 馬 場 秀 一
水道事業所長 宍 戸 和 憲
消防本部消防長 菅 原 敬
教育委員会教育長 百 井 崇
教育次長兼教育総務課長事 務 取 扱 高 橋 進
監査委員 鎌 田 壽 信
監査委員事務局長 鎌 田 幸 男
選挙管理委員会事務局長 安 住 典 雄
農業委員会事務局長 亀 田 明 彦
議会事務局職員出席者
参事兼事務局長 加 藤 英 教
局長補佐 近 藤 祐 高
議事係長 佐 藤 俊 輔
議事日程
平成28年6月14日(火曜日)午前10時開議
1.開会宣告
日程第1 会期の決定
日程第2 諸報告
日程第3 会議録署名議員の指名
日程第4 市政報告
日程第5
承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(岩沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例)
承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(岩沼市市税条例等の一部を改正する条例)
承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入世帯に係る岩沼市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例)
承認第4号 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入者に係る岩沼市介護保険料の免除に関する条例の一部を改正する条例)
承認第5号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第7号))
承認第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))
承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号))
承認第8号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第4号))
承認第9号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号))
議案第47号 岩沼市地方活力向上地域における固定資産税及び都市計画税の不均一課税に関する条例について
議案第48号 岩沼市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について
議案第50号 町及び字の区域を変更することについて
議案第51号 町及び字の区域を変更することについて
議案第52号 平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第2号)について
議案第53号 平成28年度岩沼市水道事業会計補正予算(第1号)について
一括提案理由
日程第6
承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(岩沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例)
承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(岩沼市市税条例等の一部を改正する条例)
承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入世帯に係る岩沼市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例)
承認第4号 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入者に係る岩沼市介護保険料の免除に関する条例の一部を改正する条例)
補足説明・一括質疑・討論・表決
日程第7
承認第5号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第7号))
承認第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))
承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号))
承認第8号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第4号))
承認第9号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号))
補足説明・一括質疑・討論・表決
日程第8 議案第49号 岩沼市監査委員の選任につき同意を求めることについて
提案理由・質疑・討論・表決
日程第9 請願第2号 議会の情報発信と情報通信技術(ICT)活用の推進についての請願
委員会付託
2.閉議宣告
本日の会議に付した事件
日程第1から日程第3まで
追加日程第1 発議案第3号 植田美枝子議員に対する懲罰の件
追加日程第2 発議案第3号 植田美枝子議員に対する懲罰の件
日程第4から日程第9まで
午前10時開会・開議
○議長(森繁男)御起立願います。おはようございます。御着席願います。
ただいまから、本日をもって招集されました平成28年第3回岩沼市議会定例会を開会いたします。
○議長(森繁男)ただいまの出席議員は18名であります。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1 会期の決定
○議長(森繁男)日程第1、会期の決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月23日までの10日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月23日までの10日間と決定いたしました。
日程第2 諸報告
○議長(森繁男)日程第2、諸報告について事務局長から行います。加藤事務局長。
〔加藤英教事務局長登壇〕
○事務局長(加藤英教)諸報告を申し上げます。7件についてであります。
第1、議案についてであります。別紙お手元に配付のとおり、市長から本定例会に議案が提出されております。
第2、議決されました意見書についてであります。さきの平成28年第2回市議会定例会で議決されました意見書1件については、別紙お手元に配付の意見書送付一覧表のとおり、関係行政庁に提出しておりますので、御了承願います。
第3、出納検査結果についてであります。別紙お手元に配付のとおり、監査委員から議長宛て、地方自治法第235条の2第1項の規定による例月出納検査の結果が報告されております。よって、そのとおり御了承願います。
第4、繰越計算書についてであります。別紙写しとして配付のとおり、市長から議長宛て、平成27年度の繰越明許費繰越計算書、事故繰越計算書及び企業会計に係る繰越計算書について報告がありました。よって、そのとおり御了承願います。
第5、専決処分についてであります。別紙お手元に配付のとおり、市長から議長宛て、地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により指定された専決処分事項に該当する専決処分9件が報告されております。よって、そのとおり御了承願います。
第6、請願、陳情についてであります。別紙お手元に配付の文書表のとおり、請願1件及び陳情2件が議長宛て提出されております。
第7、議案説明員についてであります。地方自治法第121条の規定に基づく議案説明員は、別紙お手元に配付のとおりであります。
以上であります。
日程第3 会議録署名議員の指名
○議長(森繁男)日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、13番布田一民議員、14番長田忠広議員を指名いたします。
ただいま飯塚悦男議員外2名から、地方自治法第135条第2項及び会議規則第151条第1項の規定により、植田美枝子議員に対する懲罰動議が提出されました。
この際、議案配付のため、暫時休憩をいたします。
午前10時04分休憩
午前10時07分再開
○議長(森繁男)休憩前に引き続き会議を開きます。
この動議は所定の要件を備えておりますので、成立いたしました。
休憩いたします。会議の再開はベルでお知らせいたします。
午前10時07分休憩
午前10時33分再開
○議長(森繁男)それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。この動議を直ちに日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「議事進行」の声あり)
9番須藤功議員。
○9番(須藤功)今、代表者会議でもちょっと傍聴していたんですけども、今回この動議を議長が、動議に対して決とらなきゃいけないかと私は思うんです。しかも、その動議を宣告していないんですから、動議がありますよという宣告をしていない。(「成立してっぺや」の声あり)成立したと一方的に決めるんじゃなくて、ちゃんと決とってくださいよ。
○議長(森繁男)日程の議案を今お諮りしているわけですから、発言は中止していただきます。
それでは、御異議があるようでありますので、起立によって採決いたします。
この動議を直ちに日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立多数であります。よって、この動議を直ちに日程に追加し、追加日程第1として議題とすることは可決されました。
追加日程第1 発議案第3号 植田美枝子議員に対する懲罰の件
○議長(森繁男)追加日程第1、植田美枝子議員に対する懲罰の件を議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、植田美枝子議員の退場を求めます。
〔4番植田美枝子議員退場〕
○議長(森繁男)それでは、提出者の提案理由の説明を求めます。15番飯塚悦男議員、登壇の上、説明願います。
〔15番飯塚悦男議員登壇〕
○15番(飯塚悦男)発議案第3号
平成28年6月14日
岩沼市議会議長 森 繁 男 殿
提出者 岩沼市議会議員 飯 塚 悦 男
国 井 宗 和
佐 藤 一 郎
植田美枝子議員に対する懲罰動議について
標記の動議を別紙のとおり地方自治法第135条第2項及び岩沼市議会会議規則第151条第1項の規定により提出します。
植田美枝子議員に対する懲罰動議の提案理由
植田美枝子議員は、本年4月25日に開催された教育民生常任委員会を海外旅行のため欠席をした。市民から多くの期待を寄せられている議員は、議会活動を優先すべきであり、また、植田美枝子議員が所属している会派・いわぬまアシスト(大友健会長)の口癖が「公務優先」であります。
しかし植田美枝子議員は、2月定例会最終日において事前研修の日程案を4月21日、同月25日、同月26日の3案も示され、委員長、副委員長に一任したにも関わらず、ゴールデンウイーク前の長期にわたり海外へ旅行したことで委員会の重要な活動である行政調査の事前研修(教育民生常任委員会)を欠席し、帰国後に開催された委員会においては、自らの行いを詫びることもなく不誠実極まりない釈明を行い、自らの責任を感じることなく事実を曲解して一方的に委員長を糾弾するなど、前代未聞の珍事を引き起こしたとしか言いようがありません。
まさに、会議規則第142条に規定する議会の品位をけがすものであり、悪例を阻止するためにも断固として許されるべきものではありません。また、公務優先のため私事を取りやめるなど自らを犠牲にしてきた全ての議員の職にあった方々に対し大変失礼な振る舞いでもあります。
さらに植田美枝子議員は、前回の2月定例会において請願の紹介議員であるにも関わらず表決の際賛成をしなかったことについて、議長から「不注意な表決態度によって、議員ひいては議会に対する市民の負託、あるいは疑惑を生じさせないように、議員としては責任をもって表決、つまり賛否の意思表示をしっかりとされるよう」厳重注意を受けたばかりであります。ほとぼりが冷めぬ間に、引き続き市民への背信行為を行うことは言語道断であり、議員としての認識の甘さが露呈しているとしか言いようがありません。
議員の職責及び議会の責務に照らしても議会の品位を尊重すべきことは当然であるとともに、市民の議会に対する誤った理解を生じさせないようにするためにも議会の品位を守る必要があります。
よって、地方自治法第135条第2項及び会議規則第151条第1項の規定により、植田美枝子議員に対し懲罰を要求するものであります。
○議長(森繁男)ここで、植田美枝子議員から本件について一身上の弁明をしたいとの申し出があります。(「議事進行」の声あり)
お諮りいたします。(「議事進行」の声あり)これを許すことに御異議ありませんか。(「議事進行」「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。(「議事進行」「議事進行ないって」の声あり)よって、植田美枝子議員の一身上の弁明を許すことに決しました。(「議長、議事進行」の声あり)植田美枝子議員の入場を許します。(「議長、その前に議事進行、議事進行」「議事進行何もない」「あります。議事進行。今までやっていたことですよ、議事進行だよ、やらせてくださいよ。ちょっと議事進行」「議事進行って、議事とかかわることだぞ」「かかわることですよ、かかわることです、議事進行。議長」「何も知らないやつ黙ってろ」「議長、議事進行です。発言のお願いをします。議長」の声あり)
一身上の弁明を許すことに決しました。(「ちょっと待ってください、私言っているでしょう。議事進行のお願いをします。議長」の声あり)植田美枝子議員の入場を許します。(「議長、議事進行をお願いします」「退場させろ」の声あり)静粛に願います。
〔4番植田美枝子議員入場〕
○議長(森繁男)それでは、4番植田美枝子議員、登壇の上、弁明を願います。登壇の上、弁明願います。
〔4番植田美枝子議員登壇〕
○4番(植田美枝子)4番植田です。
まず一つ、欠席したことは事実です。3月の、一つすごく疑問に思っていますのは、2月の定例会の最後の委員会で、行き先も調査の内容も調査の日程も決まっていない中で、勉強会だけが決まっているっていうところに、私は全く記憶にないので、そこをすごくわかっていて行くはずはありません。
それでですね、この確かに海外に行ったのは事実です。議員になる前から決まってまして、ちょうど議会の間だったので、どうしても大事な用事があったので行きたいなっていう気持ちはありました。そこで、委員会の勉強会があるかもってわかった3月の20日時点から3回ほど布田恵美委員長のほうに、いつごろになるのか、私はこの週どうしても出れないんだっていうことを3回もお話ししました。出発ぎりぎりまでいつになるのかと。この週だけは外してほしいということを訴えたんですけれども、出発の時点でも確定した日程はありませんでした。そこはわかっていただきたいと思います。
そこでですね、行ってしまってからでは戻るのが非常に難しかったので、帰ってきてから欠席届を出させていただきました。そこを帰ってきてから、3月1日の時点で決まってた、決まってた、日程が決まってたと言われましても、決まってなかったから出発したっていうことだけは主張したいと思っています。
しかしながら、欠席になってしまったのは事実なので、布田恵美委員長は、私が出れないっていうことを、布田恵美委員長の耳に届いていなかったのかと不思議でたまりません。以上です。(「理由は何」「弁明だ」「終わったんだ」の声あり)理由ですか。(「誰議長なんだ」「聞いてねえ」「誰に聞いてんだ」「どっちが議長なんだ」の声あり)
○議長(森繁男)弁明は終わりです。続けるんですか。(「終わったっていうもの」の声あり)違うでしょう、終わりだっちゃ。終わりです。(「終わっていいの、終わっていいの」「終わっていいんだ、終わってんだ」「どっち議長なのや」の声あり)
それでは、植田美枝子議員の退場を求めます。
〔4番植田美枝子議員退場〕
○議長(森繁男)それでは、発議案第3号に対する、これより質疑を行いたいと思います。6番大友健議員。
○6番(大友健)ええとですね、今の弁明でもわかるように、この提案に書かれた提案理由はですね、全くでたらめでございます。そしてしかも、これを3人の名前で出しておりますが、話では何か委員会、委員会で統一の見解をつくったとかですね、要するに議運でも審議せず、懲罰委員会もこれから設置するようですけども、そこで議論もしないうちにこういう動議が出てくるっていうのは、逆順というのはいかがなものなのでしょうか。
それとですね、もう一つの質疑、今までも公務欠席をした例があります。結婚式のためというのもあります。それが、一切問われないで、なぜ植田美枝子議員だけの1日の公務を欠席したということが、ほかの人は全然何も問われず、植田美枝子だけが1日だけで懲罰を受けるということのバランスというか、均衡、この点をどう考えるんですか。
○議長(森繁男)答弁を求めます。提出者、飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)お答えします。2月定例会の最終日に21、25、26日、事前研修の日程は教育民生常任委員会としては内定しておりました。その点、植田美枝子議員はわからなかったと言っておりますが、そのとき我々委員はいろいろな事情がありますから、都合の悪い日にちを言ってくださいよとみんなで話し合ったんです。そして、佐藤一郎委員は監査委員も兼ねておりますので、監査の都合上、27、28日は避けてほしいということで皆さん納得してですね、21、25、26を委員長に一任したんです。植田美枝子議員が知らないということはあり得ないはずなんです。そしてですね、5月9日の委員会で佐藤一郎委員が植田美枝子委員に質疑しました。「私が」、佐藤一郎委員ですね、委員が「27、28日、都合の悪い日程を組んだのをわかっていますか」と言ったら「わかっています」と言ったんですね。それだけわかっていてですね、佐藤一郎委員の27、28日の日程を外してくださいというのを理解してわかっていてですね、ものの10分間の話し合いだと思うんですよ。その中で、21、25、26の日程はわからなかったと。これは常識から考えてもあり得ない話でありますので、委員会としては、植田委員はわかっていたという判断のもとに、そう理解しました。
あと、公務欠席はここで論じることはありませんが、先ほど植田美枝子委員の釈明を聞きまして、日にちがわかっていたら、海外には行かないんだと、こう言ったんですね。私たちは5月9日、19日、2回やりまして、議長からも明確な理由を示してほしいと言われたんですけれども、植田委員は答えたくありませんと、その一点張りでした。ということで、今回の懲罰動議に至った経緯であります。(「答弁漏れ」の声あり)
○議長(森繁男)どの部分ですか。
○6番(大友健)答弁漏れの指摘ね。植田美枝子議員は確かに結果として公務欠席しました。公務欠席した例が、例えば前回の任期中とかあります、幾つか。公務欠席した人います。そのときに何も問われてません。そのことのバランスをどう考えるかって最後に聞いたんですよ。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)教育民生常任委員会としては、そのバランスとか答える必要はありません。それは議会運営委員会等々で話し合うべき姿ではないかと思います。
○議長(森繁男)6番大友健議員。
○6番(大友健)教育民生委員会で決めるっていうこと自体が異常ではありませんか。懲罰という身分にかかわる重大な問題をね、教育民生委員会で決めるって、そんな答えない理由になりませんよ。やっぱりそういう懲罰の動議を出すのであれば、そのほかの例とのバランスを考える必要があるんじゃないですか。そのバランス答えてくださいよ、答える必要がないと言うけれども。
例えば、さっきの話にもあったけども、わかっていながら行ったと委員会が判断した。そんなこと判断する権限あるんですか。そして、教育民生常任委員会が懲罰に向けた議論をする場ですか。異例なことですよ、こんな。そして、そこから出てきたこの事実に基づかない提案理由なんていうのはあり得ないでしょう、こんなの。(「懲罰委員会開いて、これから決めるんだから」の声あり)じゃあ、具体的に、懲罰委員会あるんでしょう、これから。細かいことは懲罰委員会でやるとして、先ほど飯塚議員の中にもありましたけども、2月定例会の最終日、日程内定したと。内定したという言い方でしたけれども、最終日の委員会では……。
○議長(森繁男)大友健議員に申し上げます。2回目の質疑について、整理して発言してください。
○6番(大友健)3月1日だと思いますが、2月定例会の最終日、日程を内定したと言いました。本人は、弁明にもありましたけども、それを聞いてないし認識がないと言っていました。で、5月9日に開かれた教育民生委員会では、布田恵美委員長が書いたと思われるメモを菊地忍副委員長が読み上げましたが、そのときは、4月に入って、新年度に入って日程を上げたというふうに申しております。しかも、確認と書いてあるところを、菊地忍副委員長は確認したと思うという表現をしています。要するに、21日、25日、26日という3つの候補の日が浮上したっていうのは揺れてるんです。怪しいじゃないですか。そして、本人がそれは聞いたこともないと言っているわけですよ。その点はどう考えればいいんですか。思い込みではないんですか、飯塚委員の。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)何も私の思い込みではありません。教育民生常任委員会は植田委員を除けば5人とも、最終日に確認したと。21、25、26日の案で一任したと。そして、さっきも申しましたけれども、そのとき佐藤一郎委員が監査委員を兼ねていますから、27、28日公務がありますから、その日は避けてほしいと。皆さんの都合の悪い日は言ってくださいと言ったんですよ。我々はいろいろ事情あります。医者に行かなくていけない人もいると。しかし、公務優先ですから、一人一人がこの日都合悪い、都合悪いと言ったら、委員会は成り立ちません。最低限公務優先で、佐藤一郎委員の27、28を優先したんですよ。
そしてもう一つ、教育民生常任委員会で懲罰動議を話し合ったことは一度もありませんので、その点は委員会としては懲罰とかっていう話し合いする場ではありませんので、懲罰動議して、懲罰委員会開けばですね、その場でやるべきということでありますので、その辺は理解していただきたいと思います。
○議長(森繁男)6番大友健議員、3回目です。
○6番(大友健)3回目だから最後だと思うんですが、海外旅行のために欠席をしたとあります。これは、岩沼市の議会では海外滞在のため公務欠席できないというのは正当な理由として認められております。海外にいるために公務を欠席する、これは許されていることです。
では、じゃあその日が会議があるとわかって行ったのかというところがポイントになろうかと思います。わかって行ったのか。わかってないんです。決まってないんです、出発した時点では。16日です、4月16日。そして、植田議員がさっき弁明で言ってました。3月20日にいつごろですかと聞いた。布田委員長にね。布田恵美委員長に。そして、4月になって上旬に2回、いつごろなんですかって聞いた。それなのに答えがないんですよ。もし、21、25、26って内定しているのだとしたら、言ってあげればいいじゃないですか。それを言わないで、いつだかわかんない。3回ですよ、3回聞いても、3月20日、4月の上旬の2回、合わせて3回、聞いても、そのおぼろげな日程すら言ってくれない。そして、いよいよ出発の日が近づいて、出発する前の日にも連絡がないので聞いた。聞いたところが、25日の方向でやりますと言われた。方向ですよ、決定じゃないんですよ。じゃあ、いつ決定をしたのか。
で、先ほどもあった。決まっていれば、行かない選択もあった。しかし、決まってないから出発したんです。そして……。
○議長(森繁男)大友健議員、討論じゃないんです。何をどのように質疑したいのかだけ単刀直入に言ってください。
○6番(大友健)だから、表現がでたらめなんです。何でこんなでたらめを書くんですか。ですから、行く前にその会議が設定されたっていうのがわからない状態で行ったんですよ。そして、20日の日に、25日にやるっていうことが正式に決まって、で決まるに当たっては、じゃあ5月2日と5月6日にできないかどうかを布田委員長が検討してるんですよ。つまり、決まっていない状態で行ったんですよ。そのことを何でここに書いてないんですか。事実の誤認というのはそのことですよ、事実の誤認。
○議長(森繁男)15番飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)海外旅行にも欠席規定あります。内規で、申し合わせ事項ですか。しかし、海外旅行中に緊急の議会が招集された場合は当然欠席になります。その辺は認めるんですけれども、今回はわかって行ったんですから。(「いや、そこが違う……」の声あり)
○議長(森繁男)答弁は黙って聞いてください。
○15番(飯塚悦男)25日とわかっていて強行したと、海外旅行にですね。その規定に当てはまらないという教育民生常任委員会の判断のもとに、こうして我々3人が懲罰動議を提出したということです。
○議長(森繁男)そのほか質疑はありますか。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)ええまた懲罰なる動議が岩沼市議会に出てきました。市民のことで議論をするよりも、懲罰動議で議論することが……。(「余計なことを言うな」の声あり)
○議長(森繁男)あの、須藤議員に申し上げます。質疑ですから……。(「簡潔に」の声あり)簡潔にお願いいたします。(「質疑だど、日本語わかってんのか」の声あり)
○9番(須藤功)もう1回初めから言ってよろしいですか。質疑です。質疑ですから、最後まで聞いてください。 こういう懲罰動議がたびたび出されて、本当に岩沼市議会というところで、こういうことで長い時間議論をしていること自体が私は恥ずかしくてならない。だから、こういうことを出すこと自体に、まず何の意義があるのか。本当に懲罰動議をどういうふうに思っているのか、1つお伺いをいたします。
そして、2つ目です。2つ目は、私も昨年は教育民生常任委員長をやっていたときにですね、常任委員会で行政視察の行き先、日程については確かに委員長、副委員長、内容についても委員長、副委員長さんに一任はいたします。しかし、しかしながら、その前の事前研修については、私は去年各委員、皆さんにですね、ファクスを送って、この日がちゃんといいかどうか確認した。そのときに、布田恵美現委員長さんも委員の中にいらっしゃいまして、マル・バツ書いてファクスを送ってくれっていうふうにやって、そうやって日程調整をしたのが、この事前研修であります。
2月の定例会の最終日に委員長、副委員長に言ったというのは、確かに佐藤一郎監査委員が25日とか27日とかの日がだめだという話は、それは植田委員が覚えている。だけど、25日と6日とね、ここに書いてある3日間、これ言ってないはずなんですよ。それをね、それをこういうふうに書いてある。植田委員も、先ほどの弁明の中で聞いてないというふうな話がありました。それにもかかわらず、こういう提案理由、その懲罰の提案理由を載せてきているのは、2つ目の質疑で、なぜか。
最後に、この3段目に書いてあるんですけど、提案理由の中にね、「いわぬまアシストの口癖が公務優先である」って、こんなの懲罰理由の提案理由に書くこと自体が私はちょっとおかしいと思ってますよ。公務優先は明らかです、我々は。だけど、何かの理由で休んだ。何かの理由でできなかったということが公務優先とは違うんです。公務優先の意味を履き違えているようなこの提案理由の書き方、この3つ目。それについて、どのように思うか。以上です。
○議長(森繁男)答弁を求めます。飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)懲罰、何回もということでありますが、我々は、議員は、市民から期待される議員なんですよ。負託を受けているんですよ。それを、こんな懲罰動議は出したくないんですね、誰でも。市民の期待を裏切らないような議会活動、議員にするために懲罰動議を出しているのであって、これは理解していただきたい。
次に2番目、日程、21、25、26、理解していないと。これはですね、我々教育民生常任委員会に対してひどい言葉ですよ。我々決めたんですから。佐藤一郎委員、何回も言いますけども、27、28日ね、植田委員も理解していたと。そのわずか二、三分か10分の間にですよ、片方がわからない、片方はわかっていると、こんな話あり得るんですか。信じてくださいよ。都合の悪いのは私知らない、そんなことで議員活動できるんですか。我々市民から期待されてる議員ですよ。その辺は、須藤議員も今質疑で大変我々に対してひどいことを言った。あのときは21、25、26、決めてないと、この言葉を訂正していただきたい。
あと最後、3番目のアシスト、提案理由にならない。しかし、アシストは3人会派ですので、公務優先と言っているんですよ。以上であります。
○議長(森繁男)須藤功議員。
○9番(須藤功)あのお、ことしの建設産経常任委員会で我が会派の大友健議員のところに、今回の事前研修をするに当たり、この日程でいいですかっていう電話が来たそうです。電話連絡ですよ。ほかの委員会はそうやってね、事前研修の日にこの日程でいいですかって電話が来てるんですよ。つまり、事前研修は、本来であればちゃんと日程は委員長、副委員長に一任したと言っても、事前にその日程を連絡してくれる、去年私がそのようにやったように。それを何で教育民生常任委員会は、植田委員がいつになりましたかって先ほどの弁明の中で3回ぐらい聞いたって私は記憶してますけど、その日程言ってくれなかったんじゃないですか。そういうことを含めたら、2月定例会の段階でこの日程案が示されたというのは、いかがなものかなと思うんですけども、その件についてお伺いをいたしたい。
それと最後に、最後にっていうか、2つ目として、私たちの会派が言っている公務優先は、どうしても出られないからというのと、公務優先というのを履き違えているのではないですかと聞いているんです。そこは明確にお話をしてほしい。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)須藤議員からですね、各委員会の日程の日取りを示されました。それは各委員会が決めることでありますので、総務委員会で、建設産経、それは各委員会の判断です。我々教育民生、何回も言うようですけれども、常任委員会、最終日に21、25、26日とこの日いいですかと、で、委員長、副委員長に一任したんですよ。別に電話する必要もありませんし、ファクスする必要もありません。何回も言うようですけれども、植田委員は、佐藤一郎委員の27、28日わかっていて、そのわずか二、三分の10分以内の間ですよ、片方わかっていて、片方わからない、こんな都合のいい話あるんですか。と思います。
そしてまた今後は、我々は市民から負託を受けた議員であります。最低限ですね、やはり事前研修、いわゆる常任委員会としては、岩沼市の参考になる行政調査なんです。それを参考にして議員活動、議会活動するんです。それを欠席することはいかがなものかと。そして、公務優先は我々全部公務優先ですよ。公務優先しなければ議員失格なんですから、やめていただきたい、そういう人は。以上であります。
○議長(森繁男)須藤功議員。
○9番(須藤功)だから、そこに尽きるんですけども、先ほど植田美枝子議員の弁明の中で、日にちがわかっていたらっていう話をしています。日にちを教育民生常任委員会が明確にしていなかったということが今回の問題を引き起こしてしまった。私はね、これは教育民生常任委員会の問題であって、ここの文章に書いてある、飯塚悦男委員が懲罰動議を出したことが書いてあるんですけども、「事実を曲解して一方的に委員長を糾弾するなど」って書いていますけどもね、事実を曲解していないんです。先ほど言っているように、事前に電話をして何月何日にやるんですかということを聞いておられるわけですから。そして、しかもそれが連絡があれば、それを通して公務優先として行かなかった、わかっていたら行かなかったと言っているわけですから、これは懲罰対象にならないと私は思うんですけども、その辺についてもう1回、もう1回そこのところね。これ、前代未聞の珍事なんかじゃないんです。教育民生常任委員会そのものが、私は間違った判断をしてしまったんではないかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)須藤議員の思い込みは思い込みとしてですね、我々は事実を積み重ねて、何回も言うようですけれども、最終日に4月21、25、26日と、佐藤一郎議員は監査の公務がありますから、27、28は避けてほしいと。あと、みんなで日程を出し合ったんです。何も教育民生常任委員会で植田議員を、仲間を外し決めたわけじゃないんです。その点は本人も理解してほしいと思うんですよ。何回も言うようですけども、片方わかっていて、片方わからないと。同じ日、同じ時間帯ですよ。ものの2時間も1時間も違わないんですよ。その時間帯に片方わかっていますと、これは明確にしているんですよ。片方がわからないというのは、あり得ない話ですよ。やはりかばうのも会派として、これはある程度はしようがないと思うんですが、やはり植田議員が、市民から負託された議員がですよ、今後何十年も議員やるかもしれない。そのために市民に期待される議員になるために、我々は懲罰動議を提出しているわけですので、その辺は理解していただきたいと思います。
○議長(森繁男)ほかに質疑はございませんか。14番長田忠広議員。
○14番(長田忠広)2点質疑します。
1点目は、今日程のさまざまな部分の話が出ているわけでありますけれども、先ほどの話だと、佐藤監査委員のほうからは、この日程は都合が悪いのでということがあったと。その段階で植田さんの先ほどの弁明では、海外旅行に関しましては議員になる前から日程が決まっていたという話がありました。そうすると、その議会の最終日、常任委員会をやったときに植田さんのほうからは、この日は都合が悪いんですという話はなかったのか、これが大事だと思うのです。その段階でもう日程がわかっていましたので、植田さんには。その部分を21とか、25、26の議論があるので、その以前からわかっているのに、その段階で話がなかったのかという確認が1点と。
2点目は、帰国後に開催された委員会において、「自らの行為を詫びることもなく不誠実極まりない釈明を行い」というのがあったんですけれども、我々聞いておりませんので、どのような「不誠実極まりない釈明」だったのか、その内容についてお聞かせ願いたいと思います。以上です。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)最終日に委員各位の日程都合、委員長から聞かれましたよ。そのとき植田委員は何も答えませんでした。ただ、さっきも言ったとおり、わかっていたと、海外旅行にですね。そのとき正直に言えば、私たちはわからないですよ、それね。ただ示されないことは事実であります。
あと、2点目の、本来であれば、欠席すれば公務欠席ですから、委員会5月9日にやりました。そのとき「公務欠席して申しわけありません」と言うのが議員本来の、市民から負託された議員として当然ですね、それがなかったんです。一方で、先ほどいろいろ議論ある中で、委員長が悪い、日程決めた委員長が悪いということでありますので、そのような文言になりました。以上であります。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。5番佐藤淳一議員。
○5番(佐藤淳一)1点質問させていただきます。
懲罰動議の提案理由の中に書いてあるこの事実、間違いがないのか、この場で再度確認させていただきます。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)間違いありません。日程案を4月、同月25、26日、3案示され、委員長、副委員長に一任したと、事前研修の日をですね、それには間違いありません。その日が、先ほど言ったとおり、植田委員からこの日都合が悪いという言葉は一言もありませんでしたので、我々だってこの21、25、26に日程決めたときにですね、医者に行く人もいたかもしれない。それをやめているんですね。まあ、海外に行く人はいなかったんですけれども、いろいろな日程、私事を取りやめて、議員たるもの公務優先ですから、この日程案を委員長、副委員長に一任したということであります。
○議長(森繁男)よろしいですか。はい、佐藤淳一議員。
○5番(佐藤淳一)先ほど植田委員からの弁明を聞いていると、どうも委員長、副委員長に一任はしたけれども、委員長、副委員長にも責任があるというような発言がございました。そのあたり、提案者として委員長、副委員長にきちんと事実確認をした上で今回提案をされたのか。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)教育民生常任委員会としては、委員長とやりとりがあった可能性もありますが、二者間であります。第三者がいないんですね。言った、言わないですよ。聞いてない、聞いている。そのことを我々教育民生常任委員会としては取り上げませんでした。
○議長(森繁男)よろしいですか。13番布田一民議員。
○13番(布田一民)今回海外旅行に行ったと。で、欠席をしたと。何日から何日まで行ったのか。もし提案者がわかれば、そこのところをちょっと教えていただきたい。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)私はわかりませんでした。本人からもそういうことは、何日から何日までということはありませんでしたので、ただ、海外旅行のため5月2日に欠席届が提出されたということであります。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかにございませんか。8番酒井信幸議員。
○8番(酒井信幸)一応今いろいろ皆さんから質疑されておりますけれども、要は21、25、26っていうのは、3案を委員長、副委員長に一任したっていうふうに言っておられるっていうことは、もう全会一致だったのか。そのとき、先ほど答弁では認識していなかったっていう話でしたけれども、そのとき植田議員も一任の言葉を発したのかどうか。
それとまた、この会が決まることによって、先ほど案内がないようなことでありましたけれども、案内があったのかないのか、もう一度確認をお願いします。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)全員で確認し、委員長、副委員長に一任しました。
正式な日程が決まれば、当然25に事前研修の日は当然我々に委員長、電話するわけじゃないですから、ファクス等々ですね、案内は、招集日ですね、招集、委員会の日程はありました。
○議長(森繁男)酒井信幸議員。
○8番(酒井信幸)そのファクスを出した日にちはいつなんでしょうか。
○議長(森繁男)飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)では、ファクス出した日ですね。ちょっと待ってくださいね、今整理します。暫時休憩をお願いします。
○議長(森繁男)それでは、資料調査のため暫時休憩をいたします。
午前11時16分休憩
午前11時17分再開
○議長(森繁男)休憩前に引き続き会議を開きます。
飯塚悦男議員。
○15番(飯塚悦男)あのですね……、うんと、これいろいろ事情はありまして、何度か事務局もやりとりあったらしいのですが、4月20日に事務局事前研修開催日のファクス送信となっています。これは委員会でも副委員長から報告ありましたので、正式にわかっていないのかと言われましたが、私は正式に確認してから答弁しなくてならないんですね。間違ったら大変なことになりますから。慎んでいただきたい。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
懲罰の議決については、会議規則第152条の規定により、委員会の付託を省略することができないこととなっておりますので、よって本件については6名の委員で構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本件については6名の委員で構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決しました。
ただいま設置されました懲罰特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により議長において指名いたします。
飯塚悦男議員、大友健議員、国井宗和議員、佐藤一郎議員、沼田健一議員、布田一民議員を指名したいと思います。(「議長」の声あり)指名いたします。(「議長」の声あり)
この際、議長において委員会条例第9条第1項の規定に基づき(「議長」「議事進行」の声あり)正副委員長互選のための(「議長、議事進行」の声あり)委員会を招集しますから、直ちに委員会を開き(「議長、議事進行」の声あり)正副委員長互選の上(「議長、議事進行をお願いします」の声あり)議長に報告くださるようお願いいたします。委員の皆様は(「議長」の声あり)全員協議会室にお集まりの上、互選願います。
休憩をいたします。(「議長」の声あり)会議の再開はベルをもってお知らせいたします。
午前11時19分休憩
午後1時50分再開
○議長(森繁男)休憩前に引き続き会議を開きます。
植田美枝子議員の入場を許します。
〔4番植田美枝子議員入場〕
○議長(森繁男)懲罰特別委員会の正副委員長が決まりましたので、事務局長から報告いたします。加藤事務局長。
○事務局長(加藤英教)委員長、布田一民委員。副委員長、佐藤一郎委員、以上であります。
○議長(森繁男)ただいま懲罰特別委員長から別紙お手元に配付のとおり、審査報告書の提出がありました。
この際、植田美枝子議員に対する懲罰の件を直ちに日程に追加し、追加日程第2として議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議がないようでありますので、植田美枝子議員に対する懲罰の件を直ちに日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決しました。
追加日程第2 発議案第3号 植田美枝子議員に対する懲罰の件
○議長(森繁男)追加日程第2、植田美枝子議員に対する懲罰の件を議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、植田美枝子議員の退場を求めます。
〔4番植田美枝子議員退場〕
○議長(森繁男)本件に関し、懲罰特別委員長の報告を求めます。布田一民懲罰特別委員長、登壇の上報告願います。13番布田一民議員。
〔布田一民懲罰特別委員長登壇〕
○○懲罰特別委員長(布田一民)読み上げて報告をいたします。
平成28年6月14日
岩沼市議会議長 森 繁 男 殿
懲罰特別委員会
委員長 布 田 一 民
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の「発議案第3号 植田美枝子議員に対する懲罰の件」については、審査の結果下記のとおり決したから、別紙陳謝文案を添え、会議規則第101条の規定により報告する。
記
1 懲罰事犯の有無 懲罰を科すべきものと認める。
2 懲罰処分の種類等 陳謝
3 理 由 別紙陳謝文案のとおり
┌─────────────────────────────┐
│ 陳 謝 文 (案) │
│ 私は、行政調査の事前研修を行う教育民生常任委員会を、あら│
│かじめ開催日程が4月21日、同月25日、同月26日の3案示されて│
│いたにもかかわらず、それを認識せずハワイ旅行へ行き、欠席し│
│ました。 │
│ 今後は、議員の職責をしっかりと認識し、市民に疑惑を抱かれ│
│る一切の行動を行わず、他人に責任をなすりつけることなく全て│
│みずからの責任で市民の負託に応えるよう議員活動を行っていき│
│ます。 │
│ ただいま宣言したことに背く言動があったと議会で判断された│
│ときは、厳罰に処される覚悟ですので、今回、私のために奔走さ│
│れた議員の皆様にご迷惑をかけたこと、また、議会の品位を汚し│
│てしまったことについてはお許しいただきたいと存じます。 │
│ まことに申しわけございませんでした。 │
└─────────────────────────────┘
以上であります。
○議長(森繁男)ここで植田美枝子議員から、本件について一身上の弁明をしたいとの申し出があります。
お諮りいたします。これを許すことに御異議ありませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議がありますので、起立によって採決いたします。
この申し出に賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立少数であります。よって、植田美枝子議員の一身上の弁明の申し出に同意することは否決されました。
これより委員長報告に対する質疑を行います。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)このですね、懲罰委員会、私実は懲罰委員の選定をこの議場で議長さんが話をするとき、議事進行して話をしようと思ったのですが、大体懲罰委員に、委員会にね、懲罰動議を出した人を選ぶこと自体が、6人の委員の中のうち3人がね、この懲罰動議を出した人を選んでて、そして委員会を開くということ自体が、私はこの委員会がおかしいと思います。
○議長(森繁男)須藤議員に申し上げます。これよりは委員長報告に対する質疑です。
○9番(須藤功)それをもって……。(「委員長報告だぞ」「議長のやつ無視したら退場だぞ」「いいのか」の声あり)それをもって話をいたしますが、いいですか。この陳謝文には植田美枝子議員が説明した内容は全く入っていない。そういうことが入っていないのに、何でこういうものが出てくるのか。何で認められないのか。何で認めようとしないのか、そこを聞きたいです。
○議長(森繁男)布田一民委員長。
○懲罰特別委員長(布田一民)陳謝文については正副委員長の案で出させていただきました。そしてまた、この文についても議論をしたところであります。陳謝に反対をしていた須藤議員の会派の代表の大友健議員は、委員ですが、陳謝文、陳謝の部分については反対にもかかわらず、今回は修正案を出した。非常におかしな話であります。反対であれば、陳謝文、全文を削除するにもかかわらず、ある一部の部分を削除してあとは同じでありました。そういった議論も含めて、今回の陳謝文については決めたところでもあります。そういった中で、陳謝文をつくるに当たり、今回の委員会の中で議論をした。そしてまた、その中の部分について、この陳謝文を作成したところでありました。
○議長(森繁男)須藤功議員。
○9番(須藤功)植田美枝子議員が今回ハワイに行ったというのは、親戚の結婚式だったと。(「書いてあるさ」の声あり)親戚の結婚式に行ったことが盛り込まれていないですよ。「ハワイ旅行へ行き」ですよ。こんなね、いいかげんな陳謝文をつくること自体がおかしいと私は思うんです。ちゃんと、ちゃんと話を(「いいかげんなことを言うな」「余計なこと言うな」の声あり)聞いて、それを事実をもとに、事実をもとにこういう陳謝文をつくるべきだと私は思いますが、結婚式に行くことが丸々だめだというようなものでは、これ岩沼市議会の判断として本当によろしいのかどうかね、疑問に思うんですが、その辺どうでしょうか。
○議長(森繁男)布田一民委員長。
○懲罰特別委員長(布田一民)質疑の中でそのことについても議論をいたしました。ハワイへ行き、実際問題は欠席をしたと、このことは間違いないわけであります。その中の中でもハワイへ行き、先ほど須藤議員のほうからありました結婚式があった。その部分についても説明がありました。しかし、それは22日に結婚式があった。ということは、25日には帰ってこれるという判断が、恐らくは今回の審査の中で判断をしたんだろう。そういった意味で、今回の陳謝文を考えたところであります。
○議長(森繁男)須藤功議員。
○9番(須藤功)今の答弁の中で、これもおかしな話でありますが、4月の16日に植田美枝子議員は日本を立っています。そして、20日の日に市議会からファクスが入って、25日の日だよっていうふうに通知されたわけです。その日本を立つ前に、何度も確認をしていたと。委員長と電話をして連絡をしていたと。そしてしかも、議会事務局にも電話をして確認していたということを弁明されていました。それが一切入っていない。こういう事実に基づかないことを、何で陳謝文が出てくるのか、これ理解に苦しむ。岩沼の市議会というのは、人を罰するときに事実に基づかないことで罰する。そのようなことで本当によろしいのでしょうか。懲罰委員会なる人たちが、本当にそういうことでいいのかどうか。私はね、残念でならない。そういうことをちょっと最後に申し上げます。何でこれが事実に基づいていない文章なのか……。
○議長(森繁男)須藤議員に申し上げます。質疑を明確にしてください。
○9番(須藤功)文章なのか、聞きたいです。
○議長(森繁男)質疑ですから。
○9番(須藤功)いいですか。もう1回言いますよ。植田美枝子議員は4月の16日に日本を離れて、そして20日にファクスが入って、25日だよってその段階でわかったんです。結婚式は22、23日、ちょっと日本時間でわかんないって言ってましたけど、22、23日、そのときはもう飛行機の予約が全部とれてある。それで行くんですよ。それを戻ってこれるとか、どうのこうのって話はないと思うんですが、そういう事実をちゃんと確認して、それでちゃんとそこまで議論したのかどうか、そこを聞きたい。
○議長(森繁男)布田一民委員長。
○懲罰特別委員長(布田一民)しっかりと議論したつもりであります。まあ、4月の15日、正副委員長ですね。当時の常任委員会の中で、植田議員のほうから電話があって、その部分については問い合わせがあったと。そして、事前に予定した25日の開催見込みで執行部と調整というふうにしたという返答を、正副委員長のほうの話の中から出たという、ここまで議論をしたところであります。そういった中で、これは間違いないことでありますが、22日に結婚式があった。この22日の結婚式、では誰だったのか。おいっこですよ。おいっこの部分については親等を考えれば、正当な理由には成り立たないだろうというふうに思います。そういったことも勘案をして、恐らくは懲罰を科すことになったんだろうと。それを踏まえて陳謝文について考えたところであります。
○議長(森繁男)ほかに質疑はありませんか。8番酒井信幸議員。
○8番(酒井信幸)数点お伺いします。
委員長へは、いつ旅行といいますか、ハワイに行くっていうことの連絡があったのか、ないのか、その確認と、本人も一番最初の弁明の中で言ってましたけど、再度確認されたかどうか。4月21、25、26の一応事前研修会があるっていうふうな予定を、いわゆる会派、委員会のみんなは聞いていたんですけど、再度その認識があったのかなかったのを確認されたかをまずお聞きします。
○議長(森繁男)布田一民委員長。
○懲罰特別委員長(布田一民)ハワイに行ったというふうについては、4月19日の中でわかった。
後は、21、25、26の分については把握をしていたのかということでありますが、これは本人は把握していなかったと。ただし、ほかの委員のほうでは把握をしていたという御意見が出ました。
○議長(森繁男)酒井信幸委員。
○8番(酒井信幸)私も最後のほうをちょっと傍聴させていただいて、ちょっと確認したんですけれども、委員長には3月20日に欠席の旨を言ったということの話でした。これは、ちょっと私布田さんが隣にいて確認すると、4月15日にそのハワイに行ったっていうことがわかったということを確認する、そのずれがあるんですけれども、そのような細かいところまでの話はお聞きにはならなかったのか、お聞きします。
○議長(森繁男)布田一民委員長。
○懲罰特別委員長(布田一民)いろんな意見が出ました。今回のハワイ旅行に行ったのが4月の16日から29日。まあ、要するに4月の21、25、26については3案が出されたんだけれども、16から29日ですから、当然どの日数も出られない。そしてまた、この日数の部分について、ハワイに行く旅行の部分については随分前から予定されていた。そのこともお話をされております。そうなのであれば、当然本人がいろんな委員会の中で示すべきだということも議論をなされたところであります。
○議長(森繁男)酒井信幸議員。
○8番(酒井信幸)再度。今、日にちの若干ずれはあると思うんですけど、なおさら3月にもいろいろと委員長のほうにも連絡していた。その詳しい内容については、お聞きにはならなかったのか、ちょっとそこのところもう一度お願いします。
○議長(森繁男)布田一民委員長。
○懲罰特別委員長(布田一民)その中身でありますけれども、そういった中でも、何といっても、この21、25、26の部分について3案を示された。その中で出られない部分については、当然本人は知っていた。知っているべきだったんだろうと思います。ですから、3月20日の部分については、もう恐らくは選挙前だったっていう話ですから、ハワイ旅行に行く前の、予定されているのは。ですから、もう3月20日の時点で行くことは、本人は十分に理解していたということから考えれば、どこかの部分で恐らくは発言をすべきだったんだろうと思われます。そういったことも含めて、今回の陳謝文となったところです。(「議事進行」の声あり)
○議長(森繁男)酒井信幸議員。
○8番(酒井信幸)ちょっと聞きたかったのは、一応植田さんは3月20日に委員長に行かないことの全てを言っていたっていうふうに、懲罰委員会の中で答弁をされていたように聞きました。ただし、布田さんから言われているのは15日に行くことのようだということで、ハワイということまで内容は確認していないということを聞いております。そういう意味で、植田さんが3月20日に布田委員長に対してどういう内容で伝えたかっていう、その内容まではお聞きになったのかということです。
○議長(森繁男)布田一民委員長。
○懲罰特別委員長(布田一民)その部分については、植田議員のほうから話は一切ありませんでした。そしてまた、それを調べることもできない。なぜかといいますと、布田恵美委員長を呼ぶことも、誰からも出ませんでしたから、確認することはできませんでした。
○議長(森繁男)そのほか質疑はございませんか。14番長田忠広議員。
○14番(長田忠広)では、私は懲罰動議の部分の事実確認をどのようにされたかを確認したいと思いますが、事実は大きく3点あるかなと思うのです。
1点目は4月25日の教育民生常任委員会に欠席した。これは認められているので事実があったと。
2点目は、4月の21日、25、26の3案が示され、委員長、副委員長に一任したという部分が書いてあります。これまでの議論でも、本人が認識する、しない、限らず、公の場でしっかり決めたことに関しては、聞いた、聞かないという問題でないと思うのです。何かずっと議論を聞いていると、認識していないんだ、していなんだ、これは社会通念上、通じるかどうかという問題もあるんですね。そういう部分から、実際この部分で一任をしたのかどうかという確認を特別委員会でされたかっていうのが2点目。
3点目が、本会議で私も先ほども言いましたが、帰国後、公務で、所用で欠席した場合には、冒頭とかに謝罪というか、いろんな部分をする傾向が多くあったと、これまでは。今回に関しましては、何かこのあれを見ると、「自ら行ったことを詫びることもなく不誠実極まりない釈明」だったということがあったんですけれども、改めて確認でありますが、冒頭とか、5月9日の常任委員会で謝罪はなかったのか、これについてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(森繁男)布田一民委員長。
○懲罰特別委員長(布田一民)第1点目でありますが、その部分については確認をしております。全員で確認をしたというところです。ただ、本人だけがわからなかったということです。
あとは、この謝罪の部分については、本人からは謝罪したという話は一切聞いておりません。
○議長(森繁男)よろしいですか。ほかに質疑はございませんか。
質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。9番須藤功議員。(「反対討論だぞ」の声あり)初めに、反対討論の発言を許します。
○9番(須藤功)この懲罰、本当にこれが岩沼の市議会で起きていることがいいのかどうか、今の質疑を聞いてて思ったんですけど、おいっこの結婚式に出ちゃいけないとかね、それから森議長だって昨年……、(「森議長、関係ねえぞ」「関係ねえべや」の声あり)昨年結婚式で委員会欠席しているときありましたよ。そういうことを踏まえたら、ハワイに行くことが、海外に行くことが公務の欠席の理由になってるじゃないですか。(「ああん」「何」の声あり)海外にいるときは、欠席届を後から出しましたけど、出してますよね。ありますよね、こういうことが。
それが、この岩沼の市議会で弁明した議員の中身を全く精査せず、しかもですよ、あの懲罰委員会のメンバーが3人も懲罰提出者が入ってる。半分入ってる。こんなことでは、岩沼という議会、市議会そのものが、私はどんどんとだめになっていく。そういう危機感すら感じます。この懲罰委員、懲罰、全くもっておかしな話です。こういうことを議論せずに、岩沼市議会はもっと市民のことを議論していくべきだと思います。この懲罰に下す判決のことについては反対をいたします。
○議長(森繁男)次に、賛成討論の発言を許します。16番沼田健一議員。
○16番(沼田健一)植田美枝子議員に対する懲罰に賛成する立場で討論を行います。
懲罰動議にもありますとおり、公務優先であることは、植田議員が所属している会派「いわぬまアシスト」の会長である大友健議員のブログ「大友健の雑記帳」における、「あなた、それでも、委員長?」と題する記事で、「私も過去2回、『都合が悪い』と言っていた日に公務を設定されたことがあります。1回目は半年前に予約していた『人間ドック』の日でした。キャンセルしました。公務優先ですから仕方ありません。2回目は娘と約束していた『東京行き』。予定を変更しました。」
また、「祭りだ七夕だ、でも出張だ!」と題する記事の議会運営委員会の先進議会調査の日程に関し、「よりによって仙台七夕の日。なぜ?詳しくは知りませんが、いたし方なし。議員は公務優先です。」
「議会・議員の『たるみ』」と題する記事においては、ある議員を名指しし、「『公務優先』は当然わきまえているべきで、議員の職責などには最も敏感であらねばならない人です。」
また、「新聞記事 コピペ」と題する記事において、「血税の一部を頂いている議員は『公務優先』が基本です。多賀城訪問は委員長の命で、1週間ほど前に急に決まりました。私はその日東京に行く予定で切符まで買っていましたが、キャンセルしました。公務優先だからです。親か子の葬式とか、緊急入院を要するような急病とかを除いて、私用は許されないのです。」などと声高に全世界へ向けて発信されており、議員の誰もがそのように認識しているはずです。
このように大友健議員を初めとする、公務優先のため何が何でも会議に出席してきた議員に対し、このような残念な振る舞いがあったことは、大変申しわけない気持ちでいっぱいです。また、会議にみずから出席していながら、会議の内容を認識していないなど、言論の府としての議会を侮辱する行為は言語道断であります。よって、植田美枝子議員に対する懲罰に賛成いたします。
○議長(森繁男)そのほか反対……、10番渡辺ふさ子議員。
○10番(渡辺ふさ子)この懲罰動議の提案の理由にあるように、事前研修の日程案を3日示して委員長、副委員長に一任したということは、大変、確かに重たいと思います。一任した以上は、ほかの委員はそれに従うのがもちろん当然であり、それを認識していなかった。そして、その事前調査というものがあることすら認識していなかったというのは、新人議員とはいえ、確かに考えの甘さや不備は大変あると思います。この点はやはり私も提案理由として、本当に当然のことだとは思います。
しかしながら、1日の公務欠席が懲罰に当たるということになると、今後の問題も踏まえて、この1日の公務欠席が懲罰であることを認めてしまえば、余りにも公務欠席に対する態度が重過ぎるのではないか。懲罰までには当たらないのではないかと。
これまでも懲罰に至る前に、これまででしたら議運が開かれて、一応そこで審議をして、そして議長の注意なりという、それに従わない場合に懲罰委員会というふうに発展していたのがこれまでの恒例だったような気がするのです。それもなく、今回は初めから懲罰ありき、動議ということが最初から出されたということにも大変違和感を感じてはおりました。であって、懲罰を科す、そこまでの重たさは必要ではないと思い、この懲罰動議には反対いたします。
○議長(森繁男)そのほか賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、討論を終結いたします。
これより植田美枝子議員に対する懲罰の件を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、委員会起草による陳謝文により植田美枝子議員に陳謝の懲罰を科すことであります。
本件は懲罰特別委員長報告のとおり決することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立多数であります。よって、植田美枝子議員に陳謝の懲罰を科すことは可決されました。
植田美枝子議員の入場を求めます。
〔4番植田美枝子議員入場〕
○議長(森繁男)ただいまの議決に基づき、これより植田美枝子議員に対し懲罰の宣告をいたします。
植田美枝子議員に陳謝の懲罰を科します。
これより植田美枝子議員に陳謝をさせます。植田美枝子議員に登壇の上、陳謝文の朗読を命じます。植田美枝子議員。
〔4番植田美枝子議員登壇〕
○4番(植田美枝子)4番植田美枝子です。
ここで陳謝文の意味の確認したかった点が1点あるのは無理ですよね。わかりました。いいです。
○議長(森繁男)陳謝文の朗読をお願いいたします。
○4番(植田美枝子)はい。
陳謝文。
私は、行政調査の事前研修を行う教育民生常任委員会を、あらかじめ開催日程が4月21日、同月25日、同月26日の3案示されていたにもかかわらず、それを認識せずハワイ旅行へ行き、欠席しました。
今後は、議員の職責をしっかりと認識し、市民に疑惑を抱かれる一切の行動を行わず、他人に責任をなすりつけることなく全てみずからの責任で市民の負託に応えるよう議員活動を行っていきます。
ただいま宣言したことに背く言動があったと議会で判断されたときは、厳罰に処される覚悟ですので、今回、私のために奔走された議員の皆様にご迷惑をかけたこと、また、議会の品位を汚してしまったことについてはお許しいただきたいと存じます。
まことに申しわけございませんでした。
以上です。
日程第4 市政報告
日程第5 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(岩沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例)
承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(岩沼市市税条例等の一部を改正する条例)
承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入世帯に係る岩沼市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例)
承認第4号 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入者に係る岩沼市介護保険料の免除に関する条例の一部を改正する条例)
承認第5号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第7号))
承認第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))
承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号))
承認第8号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第4号))
承認第9号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号))
議案第47号 岩沼市地方活力向上地域における固定資産税及び都市計画税の不均一課税に関する条例について
議案第48号 岩沼市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について
議案第50号 町及び字の区域を変更することについて
議案第51号 町及び字の区域を変更することについて
議案第52号 平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第2号)について
議案第53号 平成28年度岩沼市水道事業会計補正予算(第1号)について
○議長(森繁男)日程第4、市政報告並びに日程第5、承認第1号から承認第9号まで、議案第47号、議案第48号及び議案第51号から議案第53号までの15件を一括して議題といたします。
市長から市政報告並びに提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)平成28年第3回岩沼市議会定例会の開会に当たり、議員各位には御出席をいただき、ありがとうございます。
初めに、市政の概要について御報告いたします。
地方創生の推進
地方創生の推進について申し上げます。
昨年10月に策定しました「岩沼市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進に向けて、「岩沼版:みんなで輝く『まち・ひと・しごと』づくりプロジェクト」、「IWANUMA WAY 岩沼版生涯活躍のまちプロジェクト」及び「みやぎ『県南浜街道』誘客促進事業」が、去る3月29日に地方創生加速化交付金の交付決定を受けました。 現在、これらの事業について、近隣市町や公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)などと連携し、具体的な事業計画の策定や諸手続等を進めております。
今後、新たに制度化された地方創生推進交付金や地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の活用なども検討しながら、市の全域において魅力あふれるまちづくりに取り組んでまいります。
仙台空港フロンティアパーク
仙台空港フロンティアパークについて申し上げます。
県開発公社が下野郷中坪・荷揚場地区に整備を進めていた工業団地(仙台空港フロンティアパーク)については、整備が完了し、分譲も開始されたと伺っております。
市といたしましても、空港民営化とともに、この開発を空港周辺地域の活性化につなげられるよう、関係機関と連携してまいります。
なお、同区域の字界字名を変更することについての議案を本議会に提案しております。
二野倉地区メガソーラー事業
二野倉地区メガソーラー事業について申し上げます。
民間事業者が二野倉地区の移転元地を賃貸借して取り組んでいるメガソーラー事業については、29年4月から発電事業を開始する予定と伺っております。
市といたしましては、今後も防災集団移転促進事業により取得した移転元地の利活用促進に努めるとともに、千年希望の丘の維持管理につなげてまいりたいと考えております。
熊本地震被害への支援
熊本地震被害への支援について申し上げます。
日本赤十字社岩沼地区や社会福祉協議会、市内の学校及びジュニアリーダーのメンバーなどにより幅広く募金活動が行われているほか、玉浦小学校児童から、被災した御船町高木小学校児童への激励のメッセージに添えて、学校再開に当たって本市の防災教育計画を届けるなど、数多くの支援活動が行われております。
市では、市長会からの要請を受け、4月22日に熊本市に食物アレルギー対応のレトルトカレー1,000食分を支援するともに、熊本県の要請を受けた宮城県からの依頼に基づき、震度7の地震が2回発生した熊本県益城町に対し、去る4月27日から5月9日まで延べ5人の職員を派遣し、東日本大震災の経験を生かした避難所運営に関する助言などを行い、帰庁後も要望をいただいた復旧・復興のためのノウハウなどの提供を行ってまいりした。
また、5月20日から、ふるさと納税を通して益城町を支援したいという全国からの善意を支えるために、代理受付を開始いたしました。
「みんなの防災手帳」の配布
「みんなの防災手帳」の配布について申し上げます。
東日本大震災の経験と教訓を生かし、防災・減災の持続的な啓発を図るため、7月上旬に「みんなの防災手帳」を全戸配布いたします。
この手帳は、東北大学災害科学国際研究所が中心となって監修したもので、防災・減災のための日々の心がけや災害の備えから発生した際の対処法までを網羅した具体的・実践的な内容となっており、地域で行われる防災関連の訓練などにおいて活用いただくことを期待しております。
町内会長との懇談会
町内会長との懇談会について申し上げます。
去る5月31日、6月2日及び6月3日の計3回、玉浦公民館、市役所、西公民館を会場に、町内会長との懇談会を開催いたしました。
出席された63名の町内会長の皆様からは、それぞれの地域における課題やまちづくり全般にわたる御意見をいただきましたので、今後の市政運営に反映させてまいりたいと考えております。
友好都市ドーバー市からの来訪
友好都市ドーバー市からの来訪について申し上げます。
本年3月に、本市の中学生10名がドーバー市を訪れたことを受け、来る7月2日から9日までの日程で、ドーバー市の学生2名が本市を訪れる予定になっております。
滞在中は、市内にホームステイをしながら小中学校での文化交流活動や被災地の見学などを行うこととしております。これらの交流を通じて、両市の友好関係が一層深まることを期待しております。
静岡県袋井市との交流
静岡県袋井市との交流について申し上げます。
来る7月29日から31日にかけて、本市の小学5年生及び6年生の選抜チームが袋井市を訪れ、サッカー交流を行う予定となっております。
また、8月6日から7日には、「ふくろい遠州の花火」の開催に合わせて、岩沼市民交流協会主催による市民訪問団が交流を行う予定と伺っております。
なお、袋井市からも、毎年千年希望の丘植樹祭などに参加いただいており、引き続きさまざまな機会を捉えて、袋井市との交流をさらに深め、友好都市締結に向けた準備を進めてまいります。
被災者の生活再建支援
被災者の生活再建支援について申し上げます。
里の杜地区内3か所の仮設住宅につきましては、最後の世帯が引っ越しを終え、全世帯の移転が完了したことから、これまで御支援いただきました全国の皆様へ、閉鎖の御報告と感謝をお伝えする機会として、去る4月28日に「東日本大震災岩沼市仮設住宅閉所式」を開催いたしました。
また、蒲崎、新浜地区に現地再建された被災者の方々については、これまで移転に向けた支援制度の説明等を行ってまいりましたが、復興計画マスタープランの終期を見据えたお話を進めてまいります。
なお、閉所した仮設住宅用地については、震災前に利用していた形態に復旧してまいります。
日本都市計画学会石川賞の受賞
日本都市計画学会石川賞の受賞について申し上げます。
本賞は、独創的または啓発的な業績により、都市計画の進歩、発展に貢献した個人や団体を表彰する権威ある賞で、この度、本市震災復興においての「コミュニティを主体とする『回復力の高い復興計画』の立案と復興まちづくりの実現」が全国の都市計画事業の中から選定され、去る5月20日、表彰式に出席してまいりました。
本市の玉浦西地区における復興まちづくりの取り組みが高く評価されたものであり、大変名誉なことであると考えております。
国民健康保険データヘルス計画
国民健康保険データヘルス計画について申し上げます。
被保険者の健康保持増進に係る実施計画として、「国民健康保険データヘルス計画」を策定いたしました。
今後は、被保険者の生活習慣病の発症や重症化予防のため、特定健康診査やレセプトデータなどの情報を活用し、効率的かつ効果的な保健事業を実施してまいります。
生活支援コーディネーターの配置
生活支援コーディネーターの配置について申し上げます。
生活支援・介護予防サービスの整備に係る地域ネットワークづくりなどを推進するため、本年1月から介護福祉課に生活支援コーディネーターを配置しておりましたが、地域に密着した支援を行うため、4月から地域包括支援センターにも、生活支援コーディネーターを配置いたしました。
高齢者が住みなれた地域で、自立し、安心して生活していくことができるよう、地域での助け合い体制づくりなどの取り組みを進めてまいります。
介護保険推進全国サミットの開催
介護保険推進全国サミットの開催について申し上げます。
介護保険分野における先進自治体の取り組み事例や課題などについて、関係者が交流して意見交換を行う介護保険推進全国サミットを29年10月に本市で開催したいと考えております。
実現すれば、県内では初めての開催となり、被災地としてこれまで御支援をいただいた全国の皆様に、本市の地域包括ケアシステム構築への取り組みに加え、復興の状況や感謝のメッセージを発信したいと考えております。
高齢者向け臨時福祉給付金
高齢者向け臨時福祉給付金について申し上げます。
今回の給付金は、27年度臨時福祉給付金の対象者のうち、所得の少ない高齢者で、本年度中に65歳以上となる昭和27年4月1日以前に出生された方約3,600人を対象に、1人につき3万円を支給するものです。
対象と思われる方には事前に申請書類を郵送し、去る5月12日から申請受け付けを開始しておりますが、申請漏れがないよう広報などを活用して周知に努めてまいります。
結婚新生活支援事業
結婚新生活支援事業について申し上げます。
経済的な理由により結婚に不安を抱える方々を支援するため、所得の低い新婚世帯に対し、国の制度を活用し、1世帯18万円を上限として、新居の住居費及び引っ越し費用の補助を行ってまいります。
東保育所の再建
東保育所の再建について申し上げます。
東保育所の再建に当たり、施設の整備方針や併設する子育て支援機能、規模など、設計の前提とる基本計画の本年10月の策定に向けて、現在、調査・検討を進めております。
また、東部地区の子育てニーズを把握するため、未就学児の保護者を対象に施設機能に関するアンケート調査を実施することとしております。
保育料の減免措置
保育料の減免措置について申し上げます。
23年度から行っております被災者への保育料の減免措置については、国の「被災した子どもの健康・生活対策等総合支援事業」が継続されたことから、本年度においても引き続き実施してまいります。
圃場整備事業
圃場整備事業について申し上げます。
岩沼東部地区圃場整備事業は、27年度に施工した274ヘクタールについて全ての農家へ引き渡しが完了し、一部の大豆転作対応箇所を除き、本年度作付分の田植えは終了しております。
なお、国の研究機関である盛岡市の東北農業研究センターが、本市の農事組合法人の協力のもと、6ヘクタールの大区画圃場において乾田直播による低コスト化、効率化に向けた実証研究を行っていると伺っております。
藤曽根地区太陽光発電施設
藤曽根地区太陽光発電施設について申し上げます。
県が整備するこの発電施設は、下野郷藤曽根地区の防災集団移転促進事業元地を活用し、震災による地盤沈下などの影響に伴う排水機場の増設や運転時間の増加及び土地改良施設の新設などにより、農家負担となる維持管理経費の増大が予想されることから、その売電収入を維持管理経費の一部に充てることで負担軽減を図ろうとするものです。
去る3月30日に起工式が行われ、29年度中の完成に向けて工事が進められています。
市といたしましても、仙台市、名取市とともに名取土地改良区管内における農地面積に応じた工事に係る費用の負担を行ってまいります。
マスコットキャラクターの決定
マスコットキャラクターの決定について申し上げます。
27年度にマスコットキャラクターのデザインや愛称を募集したところ、全国から475件もの作品が寄せられました。これらについて、有識者や市民で構成する選定委員会において検討を行った結果、最優秀作品として「岩沼係長」を選定し、去る4月22日、作品の発表と作者への表彰を行いました。
今後は、観光物産の宣伝を初め、市政情報の発信など、まちの魅力や市の知名度の向上に貢献できるよう、市民に愛されるキャラクターとして活用してまいります。
工業団地実態調査
工業団地実態調査について申し上げます。
震災後も多くの製造業や物流関連の企業には、現地にとどまっていただきましたが、民営化された空港周辺の工業団地のさらなる魅力向上に向けた産業振興策を立案するため、被災後の経営環境や従業員等に関する基礎データを把握する実態調査を実施してまいります。
企業誘致の促進
企業誘致の促進について申し上げます。
地域再生法の改正により、企業の本社機能の地方移転に対する税制上の優遇措置が導入されたことから、本市においても、固定資産税及び都市計画税の不均一課税に関する条例を制定し、企業の立地環境を整備することで、県の「地域再生計画(富県共創!みやぎへの本社機能移転促進プロジェクト)」の認定を受けた優良企業の誘致を図ってまいります。
新火葬場建設事業
新火葬場建設事業について申し上げます。
新たな火葬場の建設を進めるに当たり、プロポーザル方式による技術提案を求め、本市にふさわしい設計業者を選定することといたしました。また、業者の選定を厳正かつ公正に行うため、新火葬場建設プロポーザル審査会を設置いたしました。
今後は、29年度の施設本体の着工に向けて、詳細な検討を行ってまいります。
防犯灯のLED化促進
防犯灯のLED化促進について申し上げます。
町内会などで設置及び管理している防犯灯については、耐用年数が長く、電気料金及び二酸化炭素排出量を抑えられるLED化促進を図るため、本年度から3年間、LED防犯灯に変更する経費の補助率を8割に引き上げて対応することにいたしております。
その結果、5月末の申請件数は、21件、110灯と、27年度の10件、60灯に対し、倍増しております。
本年4月に各町内会などに防犯灯LED化の3年間の促進計画について照会を行ったところ、1,110灯が予定されており、この全てが実施された場合には、市内防犯灯約2,100灯のうち、約7割に当たる約1,500灯がLED化され、その効果は大きいものと考えております。
県道岩沼蔵王線大師・姥ヶ懐間トンネル工事着工
県道岩沼蔵王線大師・姥ヶ懐間トンネル工事着工について申し上げます。
本路線の岩沼市大師地区から村田町姥ヶ懐地区までの約3.7キロメートル区間のうち、1.3キロメートルのトンネル工事の着工式が、去る6月4日にとり行われました。
本路線は、本市から蔵王町までの広域間物流を安定的に確保するとともに、観光地及び東北自動車道村田インターチェンジから仙台空港へのアクセス道路として圏域内外の交流をより一層活発化させるものと期待されており、事業の完了は30年度を予定していると伺っております。
市道藤曽根線延伸部(避難路)の一部供用開始
市道藤曽根線延伸部(避難路)の一部供用開始について申し上げます。
復興道路の避難路として整備中の本路線のうち、市道空港三軒茶屋線から市道矢野目下野郷本線までの約1.3キロメートルを7月から供用開始いたします。
この一部供用開始に伴い、臨空工業団地等からの避難路ネットワーク路線及びアクセス道路としての利用が可能となります。
千年希望の丘整備事業
千年希望の丘整備事業について申し上げます。
去る5月28日、長谷釜公園において4回目となる植樹祭を開催し、10万本の苗木を約1万2,000人のボランティアの方々とともに植樹いたしました。
今後は、残りの蒲崎、新浜及び藤曽根公園に各1基の丘と園路の造成完了に向け整備を進めてまいります。
なお、相野釜公園内に開設した千年希望の丘交流センターにつきましては、防災教育や震災伝承の発信拠点になるよう施設運営を行うとともに、植樹いただいた木々の育樹にも努めてまいります。
市営亀塚第一住宅
市営亀塚第一住宅について申し上げます。
市営亀塚第一住宅につきましては、老朽化に伴い解体することとして、入居者の移転に努めてまいりましたが、本年3月に全ての入居者の移転が完了いたしました。
現在、年度内の建物解体の着手に向けて公営住宅の用途廃止の手続を進めております。
総合教育会議の開催
総合教育会議の開催について申し上げます。
去る5月16日、本年度1回目の総合教育会議を開催いたしました。
本年度の教育分野の主な取り組みに基づいて、学校・家庭・地域の連携協力、指導助手等の増員配置、教員の児童生徒と向き合う時間の確保、教育施設の民間委託化などで意見を交わし、市の本年度の計画や情報の共有を図ることができました。
岩沼西小学校の文部科学大臣表彰
岩沼西小学校の文部科学大臣表彰について申し上げます。
去る4月23日、平成28年度子どもの読書活動優秀実践校として、昨年の岩沼南小学校に続いて岩沼西小学校が文部科学大臣表彰を受けました。図書委員会の児童が中心となった自主的活動やボランティアによる読み聞かせ、先生が読んでおもしろかった本の紹介及び展示の工夫など、本への興味・関心を高める環境づくりが認められたもので、平成15年度に続く2回目の表彰となりました。
学校体育館へのAED配置
学校体育館へのAED配置について申し上げます。
市内の各小中学校には既に1台のAEDを配置しておりますが、職員室や保健室での保管のため、学校が休みのときなどは使用しにくい状況にありました。
今般、学校開放で夜間や休日などに体育館や校庭を利用される方々などがAEDを必要とする際に素早く対応できるよう、飲料水製造販売メーカーの社会貢献活動を活用し、無償で各校の体育館にAEDを配置いたしました。
市史資料集の発刊
市史資料集の発刊について申し上げます。
市史編さん事業の一環として、このたび、「岩沼市史資料集第1集『千貫村誌』『玉浦村誌』『千貫村郷土誌』」を発刊いたしました。
大正期から昭和前期までの千貫地区、玉浦地区の実情をわかりやすく、100ページにまとめた読みやすい資料となっており、1冊500円で、生涯学習課、市民会館及び各公民館などにおいて、5月10日から発売を開始しております。
選挙権年齢引下げに伴う啓発
選挙権年齢引き下げに伴う啓発について申し上げます。
公職選挙法の改正に伴い、6月19日から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることから、7月に任期満了を迎える参議院議員通常選挙から18歳、19歳の新たな有権者として、本市では約800人の方が見込まれております。
現在は、選挙管理委員会において20歳の誕生月に選挙啓発のハガキを送付しておりますが、今回は参議院議員通常選挙時の啓発に加えて、新たな対象者へ啓発冊子やチラシを発送する予定と伺っております。
以上、市政の概要について御報告いたしました。
続いて、承認第1号から承認第9号まで、議案第47号、議案第48号及び議案第50号から議案第53号までの提案理由を申し上げます。
承認第1号については、行政不服審査法の改正に伴い、固定資産評価審査委員会への審査の手続に関する規定等を改めるため、岩沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の一部を改正するものであります。
承認第2号については、地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い、市民税においては、法人市民税の税率引き下げ等に伴う変更等、軽自動車税においては、環境性能割が新設されたことに伴う措置等、都市計画税においては、課税標準の特例措置の整理等、国民健康保険税においては、課税限度額及び軽減判定基準の変更等の所要の改正を行うため、岩沼市市税条例、岩沼市都市計画税条例及び岩沼市国民健康保険税条例の一部を改正するものであります。
承認第3号については、東日本大震災に係る東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う避難のため転入した被保険者の国民健康保険税について、28年度においても引き続き減免するため、東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入世帯に係る岩沼市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正するものであります。
承認第4号については、東日本大震災に係る東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う避難のため転入した第1号被保険者の介護保険料について、28年度においても引き続き免除するため、東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入者に係る岩沼市介護保険料の免除に関する条例の一部を改正するものであります。
承認第5号については、平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第7号)で、歳入では、地方譲与税等の各種交付金の27年度交付額の確定に伴う増減並びに震災復興関連事業ほか各種国・県補助事業の事業費確定に伴う基金繰入金、国・県支出金及び市債の減など、歳出では、震災復興関連事業ほか各種国・県補助事業の27年度における事業費の確定に伴う減などにより、歳入歳出とも32億2,959万5,000円を減額し、総額を433億2,149万円とするものであります。
承認第6号については、平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)で、歳入では、国民健康保険税及び一般会計繰入金等について、歳出では、一般被保険者療養給付費及び退職被保険者等療養給付費等についてそれぞれ増減が生じたことにより、歳入歳出とも1億807万6,000円を減額し、総額を50億8,762万5,000円とするものであります。
承認第7号については、平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)で、歳入では、後期高齢者医療保険料及び受託事業収入について、歳出では、償還金及び還付加算金についてそれぞれ減額が生じたことにより、歳入歳出とも95万9,000円を減額し、総額を4億953万2,000円とするものであります。
承認第8号については、平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)で、歳入では、国庫負担金及び繰入金等について、歳出では、保険給付費及び地域支援事業費等についてそれぞれ減額が生じたことにより、歳入歳出とも6,166万2,000円を減額し、総額を30億5,786万2,000円とするものであります。
承認第9号については、平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)で、歳入では、下水道使用料、国庫補助金及び他会計繰入金等について、歳出では、排水対策事業費等についてそれぞれ増減が生じたことにより、歳入歳出とも21億8,362万8,000円を減額し、総額を86億8,932万円とするものであります。
以上、承認第1号から承認第9号までについては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、ここに報告申し上げ、御承認をいただこうとするものであります。
議案第47号については、地域再生法の改正により、企業の本社機能の地方移転に対する税制上の優遇措置が導入されたことに伴い、県において「地域再生計画(富県共創!みやぎへの本社機能移転促進プロジェクト)」が策定され、県内に同計画の認定を受けた優良企業の誘致を図っていくものとしていることから、本市においても、市内への企業立地の環境整備の1つとして、本社機能を有する事務所、研究所又は研修所の用に供する減価償却資産を新設又は増設した場合に、3年度に限り当該家屋、償却資産及びその敷地となる土地の固定資産税及び都市計画税の不均一課税を行うため、岩沼市地方活力向上地域における固定資産税及び都市計画税の不均一課税に関する条例を制定しようとするものであります。
議案第48号については、課税免除に伴う減収額補填の根拠省令である東日本大震災復興特別区域法第43条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令が改正され、その期限が1年延長されたことから、28年度においても引き続き課税免除するため、岩沼市復興産業集積区域における固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
議案第50号については、朝日土地区画整理事業の施行に伴い、同区域の字界字名を変更することについて、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決をいただこうとするものであります。
議案第51号については、仙台空港中坪工業団地造成事業の施行に伴い、同区域の字界字名を変更することについて、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決をいただこうとするものであります。
議案第52号については、平成28年度岩沼市一般会計補正予算(第2号)で、歳入では、28年度保育料減免実施に伴う補正並びにコミュニティ助成金、指定寄附金及び震災復興基金繰入金などの計上により、歳出では、震災復興を地方創生へと結びつける取り組みとして、千年希望の丘を核とした震災伝承・防災教育・交流人口拡大を促進するための環境整備に要する経費、矢野目臨空工業団地内事業所状況調査経費などの計上により、歳入歳出とも9,378万3,000円を追加し、総額を193億6,496万円にしようとするものであります。
議案第53号については、平成28年度岩沼市水道事業会計補正予算(第1号)で、資本的支出で、配水管改良工事に伴う建設改良費の増により5,350万円を追加しようとするものであります。
なお、詳細については、必要に応じて議案審議の際に補足説明を申し上げますので、よろしく御審議を賜り、原案可決されますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)それでは、休憩をいたします。再開は3時10分、15時10分といたします。
午後2時57分休憩
午後3時09分再開
○議長(森繁男)休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第6 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(岩沼市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例)
承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(岩沼市市税条例等の一部を改正する条例)
承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入世帯に係る岩沼市国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する条例)
承認第4号 専決処分の承認を求めることについて(東日本大震災に伴う国による避難指示等対象地域からの転入者に係る岩沼市介護保険料の免除に関する条例の一部を改正する条例)
○議長(森繁男)日程第6、承認第1号から承認第4号までの4件を一括して議題といたします。
議案の補足説明を求めます。鈴木隆夫総務部長、登壇の上、説明願います。
〔鈴木隆夫総務部長登壇〕
○総務部長(鈴木隆夫)それでは、承認第2号岩沼市市税条例等の一部を改正する条例について補足説明を申し上げます。
別紙になりますが、承認第2号資料、岩沼市市税条例等の一部を改正する条例の概要をごらんください。
地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い、岩沼市市税条例、岩沼市都市計画税条例及び岩沼市国民健康保険税条例の一部を改正したものでございます。
初めに、岩沼市市税条例の主な改正部分でございますが、法人市民税につきましては、地方法人課税の偏在是正措置の一環として、法人住民税の法人税割が引き下げられたことによる税率の改正でございます。法人市民税法人税割の税率は「9.7%」から「6.0%」と引き下げとなりますが、その引き下げ相当分を国税である地方法人税の税率を引き上げ、地方交付税として自治体に配分されることとなっております。
本改正は、消費税が10%に改正されることを前提として平成29年4月の施行日となっておりますことから、今後の国の動向を注視してまいります。
次に、軽自動車税につきましては、大きく2点の改正がございます。1点目が、軽自動車税を取得した際に一度だけ課税される環境性能割が創設され、これに伴いまして軽自動車を所有していることに対して課税する従来の軽自動車税の名称を種別割と変更する改正。2点目は、排出ガス性能及び燃費性能のすぐれた環境負荷の小さいものについて、税率を軽減する特例措置、いわゆる軽自動車税のグリーン化特例の適用期限を1年延長する改正でございます。
まず1点目の、環境性能割の創設と種別割への名称変更でございますが、環境性能割につきましては、取得価額を課税標準額とし、税率を乗じて算定する仕組みでございます。税率につきましては、排出ガス性能や燃費性能といった環境性能に応じて非課税、1%、2%、3%の4段階となっておりますが、当分の間2%を上限とすることとしております。賦課徴収につきましては、当分の間宮城県が行い、全額を市に払い込むこととされており、市は徴収取り扱い費として総額の5%を宮城県へ交付する仕組みとなっております。
続いて、種別割への名称変更でございますが、環境性能割の創設に伴い、従来の軽自動車税を区別する必要が生じたことから名称を変更するもので、課税標準額、税率等に変更はございません。
この改正についても、消費税率の改正を前提に、平成29年4月の施行日となっておりますことから、今後の国の動向を注視してまいります。
次に、2点目のグリーン化特例の適用期限の1年延長でございますが、昨年導入された燃費性能等に応じて税率を軽減する特例措置の適用期限を1年延長するもので、平成28年4月1日から29年3月31日までに新規取得した軽自動車について、平成29年度に限り軽自動車税の種別割の税率が軽減されることになります。
次に、岩沼市都市計画税条例の主な改正部分でございますが、地方税法に規定する税負担軽減措置、課税標準の特例措置の整理が行われたことから、都市計画税条例における引用条項に項ずれが生じたため、これを是正するものでございます。
次に、岩沼市国民健康保険税条例の主な改正部分でございますが、課税限度額の引き上げ及び軽減判定所得の見直しを行うものでございます。
課税限度額につきましては、限度額超過世帯の割合が上昇する見込みであることから、そのバランスを考慮し引き上げを行うもので、基礎課税額を「52万円」から「54万円」に、後期高齢者支援金等課税額を「17万円」から「19万円」にそれぞれ引き上げております。
軽減判定所得につきましては、現に軽減措置を受けている世帯が、生活水準が変わらなければ次年度においても引き続き軽減を受けられるよう、消費者物価の伸び等を考慮して見直しを行い、5割軽減対象世帯の算定における被保険者の数に乗ずる金額を「26万円」から「26万5,000円」に、2割軽減世帯の算定における同金額を「47万円」から「48万円」にそれぞれ見直しを行っております。
なお、この改正は平成28年4月1日から適用しております。
以上、補足説明を申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより一括して質疑を行います。9番須藤功議員。
○9番(須藤功)今、御説明いただいた軽自動車税のことなんですけど、軽自動車税のことだけではないんでしょうけど、消費税が今度は延期になったっていう国の方針もあるみたいですから、これに伴って今回いろいろなものが変わってくるのかなって思ったんですけど、例えばそのほかにですね、影響があるものっていうのは、何かあるんでしょうか。
○議長(森繁男)鈴木隆夫総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)ただいまの御質問は、市税条例等の一部を改正する条例に関するものの中で、消費税の改正の延期がされた場合、影響が出るものはどうなんだろうという質問と受けとめました。
先ほども補足説明で申し上げましたとおり、その消費税の来年4月の改正に期を同じくして施行日を定めている内容については、法人市民税の関係、それから軽自動車税の関係がございます。この2点がございますが、現時点ではあくまでも法令上は来年4月変わるということで、今後国の方針として、消費税の取り扱いについて変更があった場合、地方財政全体の、あるいは税制度全体の見直しの中で、新たな動きが出た場合は改めてまた改正ということが出てくると捉えております。現時点では法令で定まったとおりの、それに従って市税条例を改めているということでございます。
○議長(森繁男)よろしいですか。そのほか質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております承認第1号から承認第4号までの4件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、承認第1号から承認第4号までの4件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより、承認第1号から承認第4号までの4件について、1件ずつ討論、採決を行います。
承認第1号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第1号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
これより承認第2号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第2号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
これより承認第3号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第3号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
これより承認第4号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第4号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
日程第7 承認第5号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第7号))
承認第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))
承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号))
承認第8号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第4号))
承認第9号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号))
○議長(森繁男)日程第7、承認第5号から承認第9号までの5件を一括して議題といたします。
議案の補足説明を求めます。鈴木隆夫総務部長、登壇の上、説明願います。
〔鈴木隆夫総務部長登壇〕
○総務部長(鈴木隆夫)承認第5号平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第7号)について補足説明を申し上げます。
5ページをお開き願います。
第2表、地方債補正の変更でございますが、災害援護資金貸付事業、中学校施設整備事業及び小学校施設整備事業等における事業費の確定並びに決算の見込み等を勘案し、それぞれ起債限度額を減額するものでございます。
次に、事項別明細書の歳入について御説明を申し上げます。9ページから12ページにかけてになりますが、2款1項地方揮発油譲与税から、11ページの11款1項交通安全対策特別交付金につきましては、27年度における交付額の確定に伴い、それぞれ増減の補正を行うものでございます。
14款1項国庫負担金は、特別障害者手当等給付事業、自立支援医療事業などの各種障害者福祉サービス事業における27年度の事業費の確定に伴い、1,103万3,000円を減額するものでございます。
14款2項国庫補助金は、14ページにかけてになりますが、第14回復興交付金の交付額の確定並びに個人番号カード交付事業費等補助金、地域生活支援事業費補助金など国庫補助事業の27年度事業費確定に伴う補助金交付額の減により、5,264万6,000円を減額するものでございます。
15款1項県負担金は、みなし仮設住宅の原状回復費用に係る災害救助費を計上いたしましたが、障害福祉サービス事業などの27年度事業費確定に伴う交付額の減などにより、差し引きで7,000円を減額するものでございます。 15款2項県補助金は、地域生活支援事業費補助金、東日本大震災農業生産対策交付金など県補助事業の27年度事業費確定に伴う交付額の減により4,366万6,000円を減額するものでございます。
15ページをお開き願います。
17款1項寄附金は、千年希望の丘整備事業に対し、27年度内に採納した指定寄附で、採納実績に基づき1,149万9,000円を増額するものでございます。
18款2項基金繰入金は、18ページにかけてになりますが、震災復興関連事業のほか、各充当事業の27年度事業費確定に伴い33億945万円を減額するものでございます。
20款3項貸付金元利収入は、災害援護資金貸付金の繰上償還等の実績に基づき、317万8,000円を増額するものでございます。
20款5項雑入は、亘理名取共立衛生処理組合における新ごみ処理施設建設事業の26年度事業費の精算に伴い、同年度に交付された震災復興特別交付税の精算金が同組合から返還されるもので、1,986万8,000円を増額するものでございます。
19ページをお開き願います。
21款1項市債は、災害援護資金貸付事業、岩沼中学校及び玉浦小学校に係る学校施設改修事業等の27年度事業費の確定などにより、3億9,100万円を減額するものでございます。
21ページをお開き願います。
次に、事項別明細書の歳出について御説明申し上げます。
2款1項総務管理費は、第14回復興交付金の交付額確定に伴う復興交付金基金積立金の減などにより、2,752万5,000円を減額するものでございます。
2款3項戸籍住民基本台帳費は、27年度の個人番号カード交付事業におけるカード交付実績に基づき、地方公共団体情報システム機構に対する経費が減額となったことから1,014万5,000円を減額するものでございます。 3款1項社会福祉費は、国民健康保険事業及び介護保険事業の両特別会計に対する繰出金の減が主なもので、27年度事業費の確定により7,320万1,000円を減額するものでございます。
23ページをお開き願います。
3款4項災害救助費は、災害援護資金貸付事業及び各種住宅再建等被災者支援事業における27年度事業費の確定により、5億6,260万5,000円を減額するものでございます。
4款1項保健衛生費は、地方公営企業施設災害復旧事業に係る水道事業会計に対する繰出金並びに母子保健事業に係る養育医療給付費の27年度事業費の確定により6,840万2,000円を減額するものでございます。
6款1項農業費は、農業普及対策事業に係る東日本大震災農業生産対策交付金の27年度事業費の確定により4,376万8,000円を減額するものでございます。
25ページをお開き願います。8款4項都市計画費は、玉浦西地区防災集団移転促進事業及び排水機場等の整備に係る公共下水道事業特別会計繰り出しに要する経費などの各種震災復興関連事業の27年度事業費の確定等により、24億3,125万2,000円を減額するものでございます。
10款2項小学校費は玉浦小学校の小学校施設改修事業費の確定により811万5,000円を減額するものでございます。
29ページをお開き願います。
29ページは地方債の前々年度末及び前年度末における現在高並びに当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。
なお、この補正予算(第7号)では財政調整基金の繰入額を9億105万3,000円減額いたしましたことから、27年度における繰り入れ総額は28億8,180万4,000円となり、最終的な27年度末の財政調整基金残高につきましては54億1,100万1,000円と見込んでおります。
以上、補足説明を申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより一括して質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております承認第5号から承認第9号までの5件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、承認第5号から承認第9号までの5件については、委員会付託を省略することに決しました。
これより、承認第5号から承認第9号までの5件について、1件ずつ討論、採決を行います。
承認第5号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第5号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
これより承認第6号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第6号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
これより承認第7号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第7号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
これより承認第8号について討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第8号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。 これより承認第9号について討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森繁男)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
承認第9号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
〔鎌田壽信監査委員退室〕
日程第8 議案第49号 岩沼市監査委員の選任につき同意を求めることについて
○議長(森繁男)日程第8、議案第49号を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第49号岩沼市監査委員の選任につき同意を求めることについて提案理由を申し上げます。 現委員の鎌田壽信さんは、本年6月27日をもって任期満了となりますが、同氏が人格及び経歴等からして適任であると存じ、再度御提案申し上げるものであります。
鎌田さんの略歴はお手元に配付のとおりでありますので、御参照いただき、同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(森繁男)これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第49号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、議案第49号については、委員会付託を省略することに決しました。
議案第49号については、先例の定めるところにより討論を省略いたします。
これより採決いたします。
議案第49号岩沼市監査委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに賛成する議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(森繁男)起立総員であります。よって、本案は同意することに決しました。
〔鎌田壽信監査委員入室〕
日程第9 請願第2号 議会の情報発信と情報通信技術(ICT)活用の推進についての請願
○議長(森繁男)日程第9、請願第2号を議題といたします。
お手元に配付の請願文書表のとおり、請願第2号が提出されております。
お諮りいたします。請願第2号については、会議規則第132条第2項の規定により、議会広報特別委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森繁男)御異議なしと認めます。よって、請願第2号については議会広報特別委員会に付託することに決しました。
○議長(森繁男)以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
なお、一般質問の通告は、明日午前10時まで議会事務局に提出願います。
ここで一般質問の通告書の提出に当たり、一言申し上げます。
先例第81により、議長は一般質問の質問事項及びその要旨などについて、あらかじめ執行機関に対し、通知しているところであります。
この通知は、質問事項に対し執行機関の責任ある明快な回答を求めるために行うものであり、また効率的な議事運営を図るためにも、わかりやすく具体性のある要旨を記載した通告書として提出していただきますよう御協力をお願いいたします。
それでは、次の会議は6月20日月曜日午前10時からであります。
本日はこれをもって散会いたします。
御起立願います。 ── 大変御苦労さまでした。
午後3時38分散会
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