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平成27年第4回岩沼市議会定例会会議録(第5日目)

平成27年12月3日(木曜日)

出席議員(16名)

  • 1番  佐 藤 淳 一
  • 3番  大 友 克 寿
  • 4番  布 田 恵 美
  • 5番  酒 井 信 幸
  • 6番  須 藤   功
  • 7番  渡 辺 ふさ子
  • 8番  櫻 井   隆
  • 9番  佐 藤 一 郎
  • 10番  松 田 由 雄
  • 11番  布 田 一 民
  • 12番  長 田 忠 広
  • 13番  宍 戸 幸 次
  • 14番  飯 塚 悦 男
  • 16番  沼 田 健 一
  • 17番  森   繁 男
  • 18番  国 井 宗 和

欠席議員(なし)


説明のため出席した者

  • 市長   菊 地 啓 夫
  • 副市長   熊 谷 良 哉
  • 総務部長   鈴 木 隆 夫
  • 健康福祉部長    吉 田   章
  • 市民経済部長    木 皿 光 夫
  • 建設部長   高 橋 伸 明
  • 総務部参事     家 田 康 典
  • 参事兼総務課長   百 井   弘
  • 政策企画課長兼復興推進課長   菅 井 秀 一
  • 税務課長   入間川   弘
  • さわやか市政推進課長   木 野 潤 一
  • 参事兼社会福祉課長 内 海 裕 一
  • 介護福祉課長    高 橋 広 昭
  • 生活環境課長    白 石 和 幸
  • 土木課長   上 田 正 典
  • 復興・都市整備課長 星   幸 浩
  • 下水道課長     馬 場 秀 一
  • 参事兼水道事業所長 宍 戸 和 憲
  • 消防本部消防長   桜 井 隆 雄
  • 教育委員会教育長   百 井   崇
  • 教育次長兼教育総務課長事務取扱   高 橋   進
  • 生涯学習課長兼スポーツ振興課長  菅 井 英 夫
  • 監査委員事務局長   星   弘 美
  • 選挙管理委員会事務局長   猪 股 広 道
  • 農業委員会事務局長   高 橋 清 一

議会事務局職員出席者

  • 参事兼事務局長   加 藤 英 教
  • 局長補佐   近 藤 祐 高
  • 議事係長   清 水 泰 雄

議事日程

  平成27年12月3日(木曜日)午前10時開議
1.開議宣告
2.閉会宣告

本日の会議に付した事件

日程第1から日程第15まで

     午前10時開議
○議長(国井宗和)御起立を願います。おはようございます。お直りください。
 ただいまの出席議員は16名であります。
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

日程第1 諸報告
○議長(国井宗和)日程第1、諸報告について事務局長から行います。加藤事務局長。
     〔加藤英教事務局長登壇〕
○事務局長(加藤英教)諸報告を申し上げます。2件について申し上げます。
 第1、議案についてであります。別紙お手元に配付のとおり、市長から本定例会に追加議案が提出されております。
 第2、意見書案についてであります。別紙お手元に配付のとおり、会議規則第13条第1項後段の規定に基づき、意見書案が議長宛て提出されております。
 以上であります。

日程第2 会議録署名議員の指名
○議長(国井宗和)日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、4番布田恵美議員、5番酒井信幸議員を指名いたします。

日程第3 議案第70号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(国井宗和)日程第3、議案第70号を議題といたします。
 これより質疑を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第70号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第70号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第70号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第70号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第71号 岩沼市東日本大震災復興交付金基金条例の一部を改正する条例について
○議長(国井宗和)日程第4、議案第71号を議題といたします。
 これより質疑を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第71号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第71号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第71号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第71号岩沼市東日本大震災復興交付金基金条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第75号 指定管理者の指定について(岩沼市集会所の設置及び管理に関する条例に定める公の施設の指定管理者)
     議案第76号 指定管理者の指定について(岩沼市コミュニティ放送センター設置条例に定める公の施設の指定管理者)
     議案第77号 指定管理者の指定について(岩沼市老人憩の家の設置及び管理に関する条例に定める公の施設の指定管理者)
     議案第78号 指定管理者の指定について(岩沼市デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例に定める公の施設の指定管理者)
     議案第79号 指定管理者の指定について(岩沼市障害者地域就労支援センターの設置及び管理に関する条例に定める公の施設の指定管理者)
     議案第80号 指定管理者の指定について(岩沼市障害者地域活動支援センターの設置及び管理に関する条例に定める公の施設の指定管理者)
     議案第81号 指定管理者の指定について(岩沼市知的障害者自立生活体験学習施設の設置及び管理に関する条例に定める公の施設の指定管理者)
     議案第82号 指定管理者の指定について(岩沼市運動広場の設置及び管理に関する条例に定める公の施設の指定管理者)

○議長(国井宗和)日程第5、議案第75号から議案第82号までの8件を一括して議題といたします。
 これより質疑を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第75号から議案第82号までの8件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第75号から議案第82号までの8件については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第75号から議案第82号までの8件について、1件ずつ討論、採決を行います。
 議案第75号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第75号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第76号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第76号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第77号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第77号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第78号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第78号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第79号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第79号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第80号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第80号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第81号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第81号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第82号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第82号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第6 議案第83号 訴えの提起について
○議長(国井宗和)日程第6、議案第83号を議題といたします。
 これより質疑を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第83号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第83号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第83号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第83号訴えの提起については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第7 議案第84号 亘理名取共立衛生処理組合規約の変更について
○議長(国井宗和)日程第7、議案第84号を議題といたします。
 これより質疑を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第84号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第84号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第84号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第84号亘理名取共立衛生処理組合規約の変更については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第8 議案第85号 平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第4号)について
     議案第86号 平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について
     議案第87号 平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について
     議案第88号 平成27年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について
     議案第89号 平成27年度岩沼市特定公共下水道事業会計補正予算(第1号)について
     議案第90号 平成27年度岩沼市水道事業会計補正予算(第3号)について

○議長(国井宗和)日程第8、議案第85号から議案第90号までの6件を一括して議題といたします。
 議案の補足説明を求めます。鈴木隆夫総務部長、登壇の上、説明願います。
     〔鈴木隆夫総務部長登壇〕
○総務部長(鈴木隆夫)議案第85号平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第4号)について補足説明を申し上げます。
 5ページをお開き願います。
 第2表債務負担行為補正の追加は、外国語指導助手招致事業について、期間と限度額を定めるものでございます。また、変更は宮城県による五間堀川河川改修工事に係る矢野目橋及び志賀沢川橋整備事業地元負担金について限度額を増額するものでございます。
 6ページをごらん願います。
 第3表地方債補正の変更は、災害援護資金貸付事業において、本年度所要見込み額の精査に伴い、起債限度額を減額するものでございます。
 10ページをお開き願います。事項別明細書の歳入について御説明申し上げます。
 1款1項市民税は、個人市民税については賦課決定に伴う増、並びに法人市民税については、法人税割の申告実績等を踏まえ、1億8,900万円を増額するものでございます。
 1款2項固定資産税は、賦課決定等によるもので、特に家屋において新築着工件数の増や被災住宅の修繕が進んだことなどから、8,802万1,000円を増額するものでございます。
 10款1項地方交付税は復興交付金対象事業費の補正に伴い、地方負担分に対し交付される震災復興特別交付税について、779万7,000円を増額するものでございます。
 12ページをお開き願います。
 14款1項国庫負担金は、障害福祉サービス事業及び生活保護扶助事業に係る事業費の精査に伴い3,265万3,000円を減額するものでございます。
 14款2項国庫補助金は、地方創生に係る地域住民生活等緊急支援のための交付金及び高齢者等に対する生活支援モデル事業に係る補助金を計上するなど、2,217万円を増額するものでございます。  15款1項県負担金は、障害福祉サービス事業に係る事業費の精査に伴い、1,570万1,000円を増額するものでございます。
 15款2項県補助金は、本市における高齢者交流サロン推進事業が補助金の交付対象外となったことに伴い、30万円を減額するものでございます。
 14ページをお開き願います。
 17款1項寄附金は、朝日山公園遊具整備事業費に対する指定寄附により300万円を増額するものでございます。
 18款2項基金繰入金は、住宅再建市独自支援事業費及び復興交付金対象事業費の増に伴い、震災復興基金繰入金、復興交付金基金繰入金がいずれも増額となりましたが、市税の増等に伴い、財政調整基金繰入金が減となり、3億673万2,000円を減額するものでございます。
 21款1項市債は、災害援護資金貸付事業の精査に伴う起債額の変更により2,280万円を減額するものでございます。
 16ページをお開き願います。事項別明細書の歳出について御説明申し上げます。
 まず、各款において、本年4月の人事異動に伴う職員給与に係る人件費等の調整を行っております。
 2款1項総務管理費は、第12回復興交付金に係る基金積立金を減額する一方、派遣職員関連経費を追加するなど2,120万2,000円を増額するものでございます。
 2款3項戸籍住民基本台帳費は、玉浦西地区の行政区分割に伴う住基システム改修費等を追加いたしましたが、人件費の減により594万7,000円を減額するものでございます。
 18ページをお開き願います。
 2款4項選挙費は、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことに伴い、選挙人名簿調整システムの改修経費等を追加し、191万6,000円を増額するものでございます。
 3款1項社会福祉費は、障害福祉サービス事業及び高齢者福祉推進事業の増などにより、6,476万2,000円を増額するものでございます。
 20ページをお開き願います。
 3款2項児童福祉費は、26年度保育事業費確定に伴う国庫返還金などを計上するほか、放課後児童クラブ分室整備事業費の組み替え補正による増など1,500万円を増額するものでございます。
 3款3項生活保護費は、各扶助費の所要見込み額の精査により、5,514万6,000円を減額するものでございます。  3款4項災害救助費は、住宅再建市独自支援事業及び災害援護資金貸付事業等に係る所要見込み額の精査により、1,114万6,000円を増額するものでございます。
 22ページをお開き願います。
 4款1項保健衛生費は、人件費のほか、インフルエンザ予防接種委託料の増により3,390万2,000円を増額するものでございます。
 6款1項農業費は、去る9月10日から11日にかけての大雨被害による農道、水路の復旧に要する経費などにより、544万6,000円を増額するものでございます。
 7款1項商工費は、25ページにかけてになりますが、制度資金融資保証料補給事業費の増並びに地方創生交付金を財源とするあぶくまリバーサイドにぎわい創出事業関連経費を計上するなど3,397万7,000円を増額するものでございます。
 8款2項道路橋梁費は、道路維持補修工事費等を追加いたしましたが、中心市街地道路整備事業の請負差額並びに人件費の減により、1,774万5,000円を減額するものでございます。
 8款4項都市計画費は、地方創生交付金を財源とする千年希望の丘案内看板設置に要する経費並びに指定寄附金を財源とする朝日山公園遊具整備費などを追加いたしましたが、公共下水道事業特別会計において、歳入予算に26年分消費税の確定申告による還付金が追加計上されたことに伴い、同会計への繰出金が減額となったことにより、1億614万9,000円を減額するものでございます。
 26ページをお開き願います。
 8款5項住宅費は、三軒茶屋西地区の災害公営住宅火災に伴う維持管理代行委託料の増により、429万4,000円を増額するものでございます。
 28ページをお開き願います。
 12款1項公債費は、災害援護資金貸付金の繰上償還があったことから、宮城県への返還金を計上するなど302万2,000円を増額するものでございます。
 30ページをお開き願います。30ページから36ページまでは給与費明細書でございます。
 37ページをお開き願います。37ページは、債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額及び当該年度以降の支出予定額等に関する調書でございます。
 38ページをお開き願います。  38ページは、地方債の前々年度末及び前年度末における現在高並びに当該年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。なお、この補正予算(第4号)では、財政調整基金の繰入額を3億8,399万1,000円減額いたしましたことから、27年度における繰入額につきましては28億299万8,000円となり、現時点における27年度末の財政調整基金残高の見通しにつきましては、53億3,694万4,000円と見込んでおります。
 以上、補足説明を申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(国井宗和)これより質疑を一括して行います。10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)一応何点かお尋ねします。
 まず最初は17ページ、防犯灯維持管理等補助事業、これは今各町内会で明るいまちづくりということでLEDに切りかえをやられていると思うんだけれども、その辺の内容について。
 2つ目は、市税収納管理事業、どういう状況なのか。
 続いて、19ページ、被災者支援の一環としてこれまでも続けてきた事業でありますけれども、里の杜サポートセンター、今でも仮設住宅にはお世話になっている方もいますし、これから玉浦西のまちづくりが進んで、落ちついた状況であるけれども、ひとりぼっちのお年寄り、最近も玉浦西に行っていろいろ話を聞きますと、仮設のときは、いいかどうか別にしても、隣のうちの声が聞こえたと。いわゆる日が、太陽なんかが晴れている場合はいろいろ話し合いができたんだけれども、どうしても外に出づらいという状況があるんだけれども、この辺も踏まえてサポートセンターの役割って物すごく重要だと思うので、本当に今の、暮らしは安定しているんだけれども心が暗いというのを、ぜひ切り開くような対応を求めたいと思うんだけれども、いかがでしょうか。
 それと、23ページです。これは先ほど部長述べられたように、地方創生先行型ということで言われたわけですけれども、市民にとってどういうような観光事業が、内容になってくるのか、還元されるのかどうか、もう少し具体的に説明してほしいと思うんだけれども、いかがでしょうか。
○議長(国井宗和)答弁を求めます。高橋伸明建設部長。
○建設部長(高橋伸明)それでは、最初の防犯灯についての説明でございますが、LEDにつきましては、現在各町内に3灯無償でお配りしている、申請があればということで現在行っておりますが、今回の補正の内容につきましては、それらも含めて新設をするとか、それから修繕、壊れた修繕とか、そういったものをかなり申請件数が多くなっているという状況なので、その分の補正ということになります。
○議長(国井宗和)次に、鈴木隆夫総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)17ページの市税収納管理事業につきましては、臨時職員の賃金等に組み替え補正を行っているものです。
○議長(国井宗和)吉田章健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)サポートセンターの事業ということで、高齢者がひとりぼっちにならないように、ひきこもりとか、そのようなことのないように、サロン事業とかサポートセンターの支援を引き続きやっていきたいと思っております。
○議長(国井宗和)木皿光夫市民経済部長。
○市民経済部長(木皿光夫)地域創生先行型の観光振興事業をより詳しくということでございます。御承知のとおり、常磐自動車道の開通が平成27年3月から始まったということで、首都圏から何とか観光客を引き込む手だてはないかということで、亘理町と連携いたしましていろいろ取り組みたいなと。今までにない事業としては、関東圏域内の映画館とかに亘理町、岩沼市の共同したCMを放映して、そういったのをきっかけに被災地に足を運んでもらいたい、そういった経費がもろもろ入っております。それから、高速道路ですから、高速道路によく常備されているハイウェイウォーカー、こういった雑誌、100万部ほど発行されておりますが、そういった部分にもいろいろ掲載をして、ぜひ当地にも足を運んでいただきたい、そういう作戦を狙った事業でございます。
○議長(国井宗和)松田議員、もう一言申し上げたいと思いますけれども、補正予算の内容についての質疑でありますので、その範囲を逸脱しないように質問をお願いします。では、松田由雄議員。
○10番(松田由雄)あの、別に逸脱はしていないと思うのですけれども。
 最初の防犯灯の問題ですね。これはかなり各町内会で積極的に対応されて、もっと多く設置してほしいという声はあるんです。今回、先ほど部長が説明されたように、今回の状況も踏まえた形で全然違うんですよ、LEDと普通の今までの防犯灯ではね。ぜひもう一度今の時点で頭の中で今後考えていることがありましたら、一つと。
 あともう一つは、サポートセンターのことですけれども、これは大変他町村に比べても先行的にやられていて我々も敬意を表しているわけです。そういう意味では、ぜひその役割というのは、一番お年寄りというか、高齢者の方が元気になるのは、話し合いの場が持てるということですね。私たちもボランティアで10月末に災対連といいまして、労働組合とか50人が玉浦西に行って、豚汁300食、餅つきやって、相当皆さん集まって、歌ったりして、そういうこともありますので、そういうお年寄りの皆さんが今何を考えているかということもぜひ聞いていただいて、これは市だけではなくて、ボランティアでやっぱり発信していかないとだめだと。いまだに災害の問題になると、石巻とか、南三陸とか、女川とか、私言いたいのは評価されているんだけれども、岩沼のまちづくりをぜひ見てもらうという意味でもちょっと、議長から言われると関係ないのでないかと言われるけれども、それは。
 それとあと、最後の部長が言われた観光振興事業、これ大事なことであって、地域連携、亘理町との連携は大変いいと思うのです。例えば具体的に岩沼のやっぱり観光事業、お金が落ちるような、そういう事業にしていってほしいと思うのは、例えば亘理のイチゴと温泉と、あと市場とかで、岩沼の千年希望の丘とか、あとそういう玉浦西とかね、そういう連携して、情報発信していってほしいと思うんだけれども、いかがでしょうか。
○議長(国井宗和)それでは、答弁をお願いします。高橋建設部長。
○建設部長(高橋伸明)おっしゃられるようにLED化につきましては、確かに省エネで進めながら防犯対策にするということでは、大変効果的であると考えておりますので、新年度に向けまして、そのLED化の促進のための方法並びに予算的なものがありますので、それについては検討していきたいと考えております。
○議長(国井宗和)次に、吉田健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)高齢者には特に交流の機会をどんどんつくっていくような形でサポートしていきたいと思っております。
○議長(国井宗和)木皿市民経済部長。
○市民経済部長(木皿光夫)先ほど申し上げましたように、積極的にまず情報を発信したいということでございます。そして、よく言われる地域資源、あるいは付加価値、こういったものはお客様が来て、お金を落としていってもらって、初めてその言葉が生きてくるというふうに思っておりますので、そういう作戦を積極的に練って情報を発信したいと考えております。
○議長(国井宗和)その他質疑はございませんか。6番須藤功議員。
○6番(須藤功)1点につきお伺いいたします。
 25ページの千年希望の丘管理事業で、先ほど補足説明の中で案内看板を設置するということだったんですけれども、何カ所設置されるのか。そしてまた、案内看板というのは、今千年希望の丘をもっと南のほうにもつくっていますから、そういうところも入っていくのか。その辺の中身をお聞きしたい。
○議長(国井宗和)高橋伸明建設部長。
○建設部長(高橋伸明)千年希望の丘につきましては、なかなか大きな道路から海岸線のほうに向かうまでわかりづらいという点もありまして、そういったところの箇所、それと長谷釜公園のほうに、まあ相の釜公園のほうは案内板というか、公園の中には設置していますが、長谷釜公園のほうにも公園の目的とか、そういったものも含めた表示板を行っていきたいということで、箇所については、大きなものは1カ所つくりますが、あと部分的にどこが効果的かということも含めて、箇所については今持ち合わせた資料がないので、効果的な部分で設置していきたいと思っております。
○議長(国井宗和)ほかにございませんか。5番酒井信幸議員。
○5番(酒井信幸)それでは、20ページ、21ページの児童厚生施設費、放課後児童クラブ分室整備事業700万円についてお知らせください。
○議長(国井宗和)吉田章健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)今年度、第2のすずかけの放課後児童クラブ、いわゆる岩小の敷地内に整備しているものでございますけれども、当初の設計から事務スペースがちょっと不足だろうということと、トイレの数も必要になってくるだろうということで、若干の仕様の変更が必要になったということで、今回組み替えの補正をさせていただいております。
○議長(国井宗和)5番酒井信幸議員。
○5番(酒井信幸)確かに今岩小の子供たちの中で使用できる人数が非常に多くなったということで、分室を設けているということはわかりました。そこで、一応完成するのはどのぐらいになるのか、おわかりならお知らせください。
○議長(国井宗和)吉田健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)年度内を見込んでおります。
○議長(国井宗和)ほかにありませんか。7番渡辺ふさ子議員。
○7番(渡辺ふさ子)20ページの生活保護費が5,514万6,000円減額、かなり大きな額だと思うのですが、この減額の内容について1点お聞きしたいと思います。
○議長(国井宗和)吉田章健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)生活保護の扶助費の事業につきましては、当初大体240世帯という形で見ておりましたけれども、現在207世帯ということで、全体の中でそこまで必要ないということで、220世帯程度の金額を見積もって、今回減額という形にさせていただいております。
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第85号から議案第90号までの6件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第85号から議案第90号までの6件については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第85号から議案第90号までの6件について、1件ずつ討論、採決を行います。
 議案第85号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第85号平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第86号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第86号平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第87号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第87号平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第88号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第88号平成27年度岩沼市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第89号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第89号平成27年度岩沼市特定公共下水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議案第90号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第90号平成27年度岩沼市水道事業会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第9 議案第91号 岩沼市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例について
○議長(国井宗和)日程第9、議案第91号を議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
     〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第91号岩沼市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例について、提案理由を申し上げます。
 本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第9条第2項に基づく個人番号の利用及び同法第19条第9号に基づく特定個人情報の提供に関し必要な事項を定めるため、岩沼市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例を制定しようとするものであります。
 よろしく御審議を賜り、原案可決されますようお願い申し上げます。
○議長(国井宗和)これより質疑を行います。10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)ただいま市長が説明しました、岩沼市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例、長々とした条例でありますけれども、要はマイナンバー制度、国で決めた法律を条例として岩沼市が実施するものだというふうに認識した上で質疑を行います。
 まず第1点目、昨日議会運営委員会が行われて、総務部長よりこの条例について説明していただいたわけですけれども、遅いのではないかと。国の法律でマイナンバー制度を決定して、前回の議会でも行政手続に関して説明がありましたけれども、もう少し、きのう議運で説明されて、きょう質疑ということなんだけれども、どういうお考えなのか、まず第1点目。
 第2点目、この条例の第3条、「市は個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関して」の中で、「その適正な取扱いを確保するために必要な措置を講ずる」、必要な措置を講ずるとはどういうことなのか。国との連携はどういうことなのか。もう一つは、「自主的かつ主体的に、地域の特性に応じた施策を実施する」と、これをもう少しわかりやすく説明していただきたいと。
 それと3点目、第4条(個人番号の利用範囲)、これではどういう利用をするのかということが別表で説明されていますけれども、別表第2で市長部局においては、岩沼市子ども医療費の助成に関する条例による医療費の助成に関する事務、岩沼市心身障害者医療費の助成に関する条例による医療費の助成に関する事務、岩沼市母子・父子家庭医療費の助成に関する条例による医療費の助成に関する事務となっておりますけれども、実際ここで定めている利用範囲を今回条例で定めますけれども、条例で定めなければ、この事務はできないのかどうか、その3点についてお伺いします。
○議長(国井宗和)答弁を求めます。鈴木隆夫総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)まず1点目、議案の内容を固めるのが遅いのではないかという御指摘でございます。国のほうで今独自利用の事務等についての取り扱いの枠組みといいますか、あるいはその条例案のイメージでありますとか、そういったところを法律が制定された後に、具体的なところ、もろもろ調整を進めてきております。加えて、今回の提案に当たりましては、市の独自利用の部分ということでございますが、県内で各市町の情報を共有しながら、どういったものがふさわしいのかというところの協議も続けてまいりました。そういったこともありまして、大変申しわけないのですが、ぎりぎりになってしまったということでございます。
 それから、2点目、3条で「適正な取扱いを確保するために必要な措置を講ずる」ということでございますが、これは実際に独自利用で庁内、役所の中で取り扱い事務、連携をすると。役所の中で特定個人情報の連携をするということになりますので、それが適切に扱われるよう、庁内のセキュリティー管理であるとか、そういったことを徹底していくというようなことです。
 それと、地域の特性に応じた施策を実施ということでございますが、これも独自利用の対象につきまして、今回は、今回はといいますか、今回の制定条例の中では、医療費助成に関する事務ということで独自利用の部分を挙げさせていただいておりますが、今後制度が浸透する中で、さらに対象事務をふやしていくということも可能性としてあります。そういったときに、地域の特性に応じて独自利用事務を決めていくんだというような意味合いでございます。
 それから、4条の利用範囲、医療費助成のみで……、失礼しました。今回その別表で医療費助成のみ挙げていると。これをやらないと利用ができないのかという御質問でございます。これは、国のほうで、法律のほうで規定している事務の中に、この医療費助成については規定がございませんでした。それで、ただこれは社会保障関連事務としてほとんどの市町村が行っている事務で、ほかの法定事務とあわせて利用すべきということで、ただこれにつきましては、法律で定めていないので、条例で今回定めさせていただいているということでございます。
○議長(国井宗和)答弁漏れ。
○総務部長(鈴木隆夫)失礼しました。国との連携については、情報提供ネットワークシステムを通じての適切な対応ということで、当然連携をしっかりとしていくということになります。
○議長(国井宗和)10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)第1点目の提出が遅かったのではないかということに対して、ぎりぎりだったと。ぎりぎりということもあり得ると思うんだけれども、毎年3月、4月に税の専決処分ってありますよね。いとまがないということで専決処分を出す場合は、いきなり説明ではなくて、事前に専決処分の議案書って渡っているんですよ。臨時議会も開かなかったとね。それ、部長わかると思うんだけれども、私言いたいのは、議会運営委員会はきのう、おととい、私見せてもらったけれども、議運委員長だから、議運の皆さんはきのう見たんですね。きのう見て、これ。そういう意味で、いとまがなかったでは済まないと思うんだけれども、その辺もう1回。
 あと2つ目、もう少し、ちょっとわからないんですけれども、必要な措置を講じる、国との連携、地域の特性ってどういう特性なんですか。これはやる以上、あとは庁舎内の管理、セキュリティーって話をしましたけれども、情報漏えいというのは皆さん、国民の皆さん、物すごく心配しているのですね、情報漏えい。この市の中でどういう決まり事でこの事務を進めようとしているのか、ちょっとお尋ねします。
 あと、3番目の先ほど私が読み上げた、子供の医療費、心身障害者、母子・父子家庭の医療費の関係、要はこの条例を制定しなければ、事務はできないということなのですか。もう1回ちょっと確認したい。
○議長(国井宗和)鈴木総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)まず、その専決処分等であれば、実際に処分をさせていただいて、その決定した事実、決定したものを踏まえて御提案をするということになりますけれども、今回国の制度の具体的な運用を固めていく、国のほうの動きと同時並行で進んでいるところがございまして、どうしても専決処分のように余裕を持ってお示しするということができませんでした。その点については、大変申しわけなく思っております。
 それから2点目、その地域の特性、どんな特性があるのかというような、どんな特性に配慮するのかということでございますが、これは市町村の行っている事務、住民情報等を踏まえて、もろもろ市町村によって独自の事務というものがいろいろあると思います。今回提案させていただいておりますのは、全国的に行われている事務ですけれども、独自の事務ということも、今後岩沼においても出てくる可能性が十分にありますので、そういったときに特性というもの、それを十分踏まえて、この条例の施策を実施するというふうに考えております。
 それから、情報漏えいの防止の配慮ということでございますが、実際に取り扱う前、既にもろもろ庁内で通知などもさせていただいておりますけれども、注意喚起の通知などを進めさせていただいておりますが、年内にはその実際に取り扱うところの職員の研修等、また行いまして、徹底していきたいと考えております。
 それから、この事務が条例を制定しなければできないのか。医療費の助成事務そのものは、今までもやっております。その事務の利用者の利便性を高めるといったことで、庁内連携をすることで利便性を高めていくというもの、その個人番号利用事務として入れることで利便性を高めることができるという意味でございます。(「議事進行」の声あり)
○議長(国井宗和)10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)いいですか。最初に言ったのは、庁内で通知を出したり管理をするという中で、情報漏えいとか含めてないように、どういう決まり事、原則みたいなのがあるのかと聞いたんですけど、それちょっと漏れている。決めたのか。
○議長(国井宗和)鈴木総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)取り扱い事務の例えば一定件数以上のもの等については、事前に評価を行って報告をしたりしていますけれども、あとはそれ以外の事務についてどうするかと。実際にはシステム上の取り扱いの履歴を残すことであるとか、そういったところでシステム上のセキュリティーの確保、あるいは研修等のソフト面からのセキュリティー確保と、両面で臨んでいきたいと考えております。
○議長(国井宗和)10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)最後に、一番最初のぎりぎりであったと。それで、部長の気持ちはわかるんです。子ども・子育て支援制度についてもそうだし、国で法律を決めた段階で、省令とか通知が遅いと。地方自治体は物すごく困っていると。それは私も了解した上で聞いているんです。苦しい胸のうちはわかっているんです。だとすれば、今後市長において、そういう法律を決めて、いいかどうかは別にしても、本当はもっと早く出したいというのが本音だと思うのです。市長も部長も。だとすれば、初めに法律を決めて、後でつけ足しではなくて、決めたらどんとやってくれと。少ない職員の数でやっている以上、そういうのをぜひ市長会等、政府に対して述べてほしいというのが第1点目です。
 それと、先ほど言ったように、最後の結局そのマイナンバー制度で今後行政手続やるということなんだけれども、私は、別にこういう条例改正しなくてもできるということはわかっているんです。大体国は全部情報持っているわけだから、何のためにこの条例を制定するのかというのは、自治体においては国からやれと言われてやるので、それは仕方がないと思うんだけれども、というふうに私は思ったんですけれども、最初のやつだけお尋ねします。市長の見解だけ。
○議長(国井宗和)菊地啓夫市長。
○市長(菊地啓夫)期間がないところで御審議いただくということについては、大変申しわけなく思ってございます。専決していいかどうかという議論もあるかと思います。専決は決まった内容について報告する形になりますが、できるだけ議会の場で議論をさせていただきたいと。その後に決定をしていくということが、システムの流れではないかと思いますが、できるだけ早く我々もこれから出せるように心がけていきたいと思います。
○議長(国井宗和)その他質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第91号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第91号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第91号について討論を行います。先に反対討論の発言を許します。10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)私は、日本共産党を代表して、議案第91号岩沼市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例に反対討論を行います。
 まず、この条例はマイナンバー制度の実施に伴うものであります。これは、全ての国民一人一人に特定の番号、個人番号を付番し、さまざまな機関や事務所などに散在するいろいろな国民の情報を個人番号で名寄せし、参照することを可能とすることの一環であります。活用する側にとっては極めて効率的なツールであると言われています。しかし、一人一人の個人情報が名寄せ、集積されることであり、一たび流出したり悪用されれば、甚大なプライバシー侵害や成り済ましなどの犯罪等の危険性を飛躍的に高めることになります。今、市民、国民の中で議論が分かれて不安が出ています。私たちは延期することを求めておりますけれども、この条例については以上の結果から反対を表明いたします。
○議長(国井宗和)次に、賛成討論の発言を許します。11番布田一民議員。
○11番(布田一民)先ほど来聞いておりますが、9月議会においても個人情報条例、あとまたカードの紛失におけるカードの手数料の部分についてもあったわけであります。もう既にマイナンバー制度そのものが動きをしておりますし、そしてまた私自身もマイナンバー番号が決まっているという状況の中で、9月の議会においてはさまざまな条例の部分について必要な措置を講じてきていると。ですから、何ら遅い動きではない。淡々とやっている状況と私は思っております。そういった中で、今回の部分については、あくまでも岩沼市におけるこの制度の中での行政手続における法律でありますから、これがなければ、当然提供に関する条例に基づいて動けないということからすれば、この条例は必要でありますので、議案第91号については全面的に賛成をいたします。
○議長(国井宗和)その他討論はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第91号岩沼市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(国井宗和)起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第10 議案第92号 岩沼市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例について
○議長(国井宗和)日程第10、議案第92号を議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
     〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第92号岩沼市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての提案理由を申し上げます。
 本案は、地方税法施行規則等の一部を改正する省令の交付に伴い、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律による個人番号、法人番号の取り扱いに関する文言等を整理するため、岩沼市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正しようとするものであります。
 よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(国井宗和)これより質疑を行います。10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)今市長が述べられたわけですけれども、根本的にはマイナンバー制度の法律に基づいて条例改正と理解していいわけですか。1点だけ。
○議長(国井宗和)鈴木隆夫総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)はい、そうです。
○議長(国井宗和)ほかに質疑はございませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第92号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第92号について討論を行います。初めに、本案に対する反対討論の発言を許します。10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)私は、日本共産党を代表して反対の討論を行います。岩沼市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例、法に定められた事務全てで個人番号の利用をすることや、条例制定によって独自に番号を利用することは避けるべきであり、よって本条例の制定に反対いたします。
○議長(国井宗和)次に、賛成討論の発言を許します。11番布田一民議員。
○11番(布田一民)先ほど議案第91号が、条例が可決されたということからいって、当然市税条例の中でも特定の個人を識別するための番号の利用に関する法律を適用するわけでありますので、この市税条例の一部を改正する条例について、議案第92号についても当然ながら賛成をいたします。
○議長(国井宗和)その他討論はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第92号岩沼市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(国井宗和)起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第11 議案第93号 岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例について
○議長(国井宗和)日程第11、議案第93号を議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
     〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第93号岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例についての提案理由を申し上げます。  本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、介護保険料の徴収猶予または減免の申請に係る記載事項に個人番号を加えるため、岩沼市介護福祉条例の一部を改正しようとするものであります。
 よろしく御審議を賜り、原案可決されますようお願い申し上げます。
○議長(国井宗和)これより質疑を行います。10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)今市長から説明あったわけですけれども、根本的にこの条例を改正しなければ、介護福祉の今市長が述べられたことは実施できないのかどうか、それをお尋ねしたいのですけれども。
○議長(国井宗和)答弁を求めます。吉田章健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)条例で規定することが必要になるということでございます。
○議長(国井宗和)10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)私が聞いたのは、条例で制定するかどうかでなくて、この条例を制定しなければ、先ほど市長が述べた、保険料等の事務はできないのかと聞いているんです。
○議長(国井宗和)吉田健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)国によりまして、この内容申請書の記載事項を規定してる、条例に規定している場合については、個人番号を追加すると、すべきだということで、国からのあれにあります。
○議長(国井宗和)10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)ちょっと話かみ合わないんですけれども、この条例を制定しなければ、介護福祉に関する事務はできないんですかと聞いたんです。
○議長(国井宗和)吉田健康福祉部長。
○健康福祉部長(吉田章)そのものの事務ができないということではございません。
○議長(国井宗和)その他質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第93号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第93号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第93号について討論を行います。初めに、本案に対する反対討論の発言を許します。10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)私は、日本共産党を代表して、ただいま提案されました岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例に反対を表明いたします。
 今、質疑を通じて明らかになりましたのは、この条例をつくらなくても事務はできると。そもそも国は初めにマイナンバー制度ありきであって、別にマイナンバー制度を実施しなくても、自治体は事務はできるということであります。したがって、そういうことも踏まえれば、国民の不安、理解が広がらない段階で制度を急ぐ必要は全くないわけであります。したがって、条例には反対いたします。
○議長(国井宗和)次に、賛成討論の発言を許します。11番布田一民議員。
○11番(布田一民)先ほど来言っておりますが、議案第91号、要するに行政法、手続法の中での条例改正、そしてまた今回の中で介護福祉条例の一部を改正する条例の中では、住所及び個人番号に改めると。これはあくまで行政手続法におけることでありますので、当然ながら91号を、賛成を可決されておるのであれば、議案第93号においても当然ながら賛成すべきということで賛成討論といたしました。
○議長(国井宗和)その他討論はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第93号岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(国井宗和)起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第12 議案第94号 岩沼市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(国井宗和)日程第12、議案第94号を議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
     〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第94号岩沼市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についての提案理由を申し上げます。
 本案は、都市計画法の規定により、告示された地区計画において、地区整備計画が定められた区域内での町名変更等に即時に対応するため、岩沼市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
 よろしく御審議賜り、原案可決されますようお願い申し上げます。
○議長(国井宗和)これより質疑を行います。6番須藤功議員。
○6番(須藤功)今、建築物の制限に係るということだったんですけれども、どのような制限をどのようにするのかが全くわからないので、そこをもう一度ちょっとお知らせ願います。
○議長(国井宗和)高橋伸明建設部長。
○建設部長(高橋伸明)これにつきましては、地区計画を定めております、新しいところには。ですから、その地区計画、例えば後退するとか、そういったのをそれぞれの、壁面後退とか、そういったものについてそれぞれ設定しておりますので、その設定したことの地域が今回新たに住居表示されるということもありますので、そこのエリアを指定するものであります。
○議長(国井宗和)6番須藤功議員。
○6番(須藤功)地区計画って例えば、具体的によくわからないのですけれども、第何種中高とか、低層とか、そういう話の地区計画が変わるのか、住居表示だけが変わるのか。ただ、住居表示だとしても、玉浦西だけは住居表示が変わってもわかるのですけれども、ほかの地区だともうなっているのかなと思ったもんですから、そこです。
○議長(国井宗和)高橋建設部長。
○建設部長(高橋伸明)地区計画については変わっておりませんが、地区計画を設定する区域が町名変更によって名称が変わるということのために、今回提案しているものでございます。地区計画の内容は変わっておりません。
○議長(国井宗和)6番須藤功議員。
○6番(須藤功)例えば里の杜って、もう変わったと私は思っていたんですよ。だから、どこが何が変わるのかがよくわからない。例えば玉浦西とか三軒茶屋は後から土地区画をやったので変わるというのはわかるんですけれども、里の杜だともう終わっているかと思ったんですけど、そこがわからないんですけど。
○議長(国井宗和)高橋建設部長。
○建設部長(高橋伸明)説明があれで申しわけありません。今回は、三軒茶屋西地区が区画整理事業、これがですね、換地処分の公告がされたことによって、今までの古い字名から新しい住居表示になるということがございますので、それを設定するための変更でございます。
 済みません、申しわけございません。あわせて、里の杜につきましても、これまで住居表示で表示しておいた区域について、都市計画区域が定める区域とすることによって、いつ変更があっても、住居表示の変更があっても、即対応できるということもありますので、そのように区域の名称を変えさせていただいたということになります。
○議長(国井宗和)その他質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第94号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第94号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第94号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第94号岩沼市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第13 議案第95号 行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託について
○議長(国井宗和)日程第13、議案第95号を議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
     〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第95号行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託について、提案理由を申し上げます。
 本案は、行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務を、地方自治法第252条の14第1項の規定により宮城県に委託するため、同条第3項に規定する、準用する同法第252条の2の2第3項の規定により議会の議決をいただこうとするものであります。
 よろしく御審議を賜り、原案可決されますようお願い申し上げます。
○議長(国井宗和)これより質疑を行います。13番宍戸幸次議員。
○13番(宍戸幸次)では、これは宮城県のほうに委託するという内容なのですが、この内容について特に問題はないのですが、いわゆる岩沼市がやっている内容を宮城県に委託するというね、その根本的な考え方はどこから生まれたのかということをお聞きしたいのですが。
○議長(国井宗和)答弁を求めます。鈴木隆夫総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)行政不服審査法が50年ぶりに抜本的な見直しということで、その仕組みが変わっております。その中で第三者機関、行政不服審査会等ですね、ここに諮問するということになるわけですけれども、実際のこれまでの行政不服審査の取り扱い事例でありますとか、そういったところから見まして、県のほうに委託をすることで、より多くの事件が諮問された、その諮問事件の知見を生かしていただけるという判断でございます。
○議長(国井宗和)13番宍戸幸次議員。
○13番(宍戸幸次)本来ならば、各自治体で起こった事案は自治体で今まで処分したことを、今回は県に委託して、県の内容の知見のすぐれた方々の意見を仰いで一括して処理するということだと思うのです。これは親法か何か、地方自治法の一環の中で、これも行政事務手続の一つだと思うのですが、いわゆる岩沼市だけが今回このような委託するということになっているのか、県内においても三十数余の市町村があるわけですよね。そうしたときに、宮城県が全部一括してこの適用を、ほかの市町村もやった上で、岩沼市もこれに準じてやっているのかということもまた関連するのですが、要するに岩沼市の事務的なそういう問題点はわかりました。要するに、今度いろいろな事案が発生したときは、一括して宮城県がするということはわかりました。じゃあ、その宮城県が、県内全てが今回のこの時期において、大体提案している状況にあるのかと。それはどうなんでしょうか。
○議長(国井宗和)鈴木総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)県内ほとんどの自治体が県のほうに委託するようになる見込みでございます。独自に設置予定と伺っておりますのは、大崎市、多賀城市ぐらいでございます。
○議長(国井宗和)その他質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第95号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第95号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第95号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第95号行政不服審査法第81条第1項に規定する機関の事務の委託については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 ここで休憩をいたします。
 再開は11時30分であります。
     午前11時22分休憩

     午前11時30分再開
○議長(国井宗和)休憩前に引き続き会議を開きます。

日程第14 議案第96号 工事請負契約の締結について
○議長(国井宗和)日程第14、議案第96号を議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。菊地啓夫市長、登壇の上、説明願います。
     〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議案第96号工事請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。
 本案は、平成27年度岩沼市西原地区被災市街地復興土地区画整理事業造成工事の請負契約について、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をいただこうとするものであります。
 よろしく御審議賜り、原案可決されますようお願い申し上げます。
○議長(国井宗和)これより質疑を行います。6番須藤功議員。
○6番(須藤功)まず、落札率について1つお伺いしたいということと、それと今回は指名競争入札という契約の方法になっています。たしか9月の議会で示された千年希望の丘の新浜公園整備工事は一般競争入札だったと思うんですけれども、その一般競争入札のときがたしか2億何がしのお金だったんですけど、今回4億ということで金額は上がったんですが、指名競争にされています。その経緯をお伺いいたします。その2点について伺います。
○議長(国井宗和)答弁を求めます。鈴木隆夫総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)まず、落札率でございますが、99.26%でございます。
 それと、指名競争入札になった経緯ということですが、一般競争入札ですと工期の確保が難しいということ。企業誘致を目指している土地区画整理事業の造成工事として、早期に完工を図らなければならないということが理由でございました。
○議長(国井宗和)6番須藤功議員。
○6番(須藤功)金額が、例えば岩沼の場合は1,000万円以上とかをできれば一般競争入札、制限付の一般競争入札とかにかなり多くやっているような気がしたんですけれども、工期の確保だけが理由なのか、または今回のメリット、デメリット、指名競争にした場合のメリットは工期の確保だと思うのですけれども、デメリットで考えられることは何だったのでしょうか。
○議長(国井宗和)鈴木総務部長。
○総務部長(鈴木隆夫)デメリットというのは特段考えておりません。なるべく多くの競争をしていただくというところが一般競争入札のメリットでございますけれども、今回指名競争ではありますが、相当数の事業者に競争をしていただいている。それから、工期を短縮しなければならない理由として、当該地に企業誘致を図るに当たって、津波補助金の活用等を視野に入れた企業が多いと思われますので、なるべく早く提供していく必要があるということでございました。そこがメリット、そのメリットのほうが強いということでございます。
○議長(国井宗和)その他質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第96号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、議案第96号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより議案第96号について討論を行います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第96号工事請負契約の締結については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

日程第15 意見書案第4号 安全保障関連法の廃止を求める意見書
○議長(国井宗和)日程第15、意見書案第4号を議題といたします。
 これより提出者から提案理由の説明を求めます。7番渡辺ふさ子議員、登壇の上、説明願います。
     〔7番渡辺ふさ子議員登壇〕
○7番(渡辺ふさ子)意見書を読み上げまして提案といたします。
 意見書案第4号
                                    平成27年12月3日
 岩沼市議会議長 国 井 宗 和 殿
                        提出者  岩沼市議会議員 渡 辺 ふさ子
                        賛成者  岩沼市議会議員 松 田 由 雄
                 意見書の提出について
 地方自治法第99条の規定により「安全保障関連法の廃止を求める意見書」を別紙のとおり提出する。
   安全保障関連法の廃止を求める意見書
 9月19日未明、参議院で「可決」し成立したとされる安全保障関連法は、昨年7月1日に閣議決定された集団的自衛権の行使容認の具体的な立法措置として提出されたものです。
 もともとこの閣議決定自体がこれまでの日本政府、歴代内閣とは全く異なる憲法解釈であり、戦後の新憲法制定以来、国会において行われてきた憲法解釈の議論を完全に無視したものです。
 衆議院の憲法審査会で、自民党推薦の学者を含めた3人の憲法学者全員が違憲と判断したことは広く知られています。それを受けて憲法学者のほとんどを含む1万数千人の学者が法案に反対する声明に賛同しています。さらに全国52の全ての弁護士会が違憲だとし、法案に反対しました。
 その他、立法事実がない、法案趣旨の説明においてかなめであった3要件が崩れている、地方公聴会の報告を受けていないなど、立法手続上の数々の問題点が解決されずに「成立」しました。
 国民も、この安全保障関連法案に対し廃案を求め、8月30日は12万人が国会を囲み、9月13日の週などは連日連夜国会前での抗議行動が続きました。岩沼市内でも戦争法案反対の集会とアピール行進が行われました。
 安全保障関連法はこれほどまでの法案の廃案を求める国民の声を無視して可決されました。政府が憲法を壊すことは許されません。また、その手続上の瑕疵を考えた時、このような立法手順の無視が前例となれば、法の支配、そして法治主義さえも崩れていくことになりかねません。  よって、国及び国会においては、立憲主義、平和主義、民主主義を守るためにも安全保障関連法の廃止を強く求めます。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
   平成27年12月3日
                           宮 城 県 岩 沼 市 議 会
 提出先  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣、防衛大臣
 備 考  地元選出国会議員には、同趣旨の陳情書を提出する。
 よろしく御審議願います。
○議長(国井宗和)これより質疑を行います。14番飯塚悦男議員。
○14番(飯塚悦男)2点にわたって伺います。
 冒頭の9月19日未明、参議院で可決し成立したとされる安全保障関連法案とあるのですが、私は成立したとされるという文言が理解に苦しむので、実際は参議院で成立したのか、しなかったのか伺います。
 2点目は、9月定例会(「6月定例会」と発言の訂正あり)で安全保障関連法案は岩沼市議会では必要であるとの判断を下しました。国内情勢に大きな変化はなく、国民も日本にとって安全保障関連法は必要であるという声が日々大きくなっております。一度議決したものを重ねて提出する理由は何か。この2点について伺います。
○議長(国井宗和)3点、3点ですね。
○14番(飯塚悦男)2点。
○議長(国井宗和)7番渡辺ふさ子議員。答弁を求めます。
○7番(渡辺ふさ子)成立したのか、しないのか。ここで意見書では成立したとされると書かせていただきました。国会においても、議事録には可決したと見られるような議事録の録音もありません。これは成立したとされるとしか意見書提出した者としては書きようがないので、このように書いております。
 それから、必要であるとの声が大きくなっている。そして、市議会は一度可決したものをなぜもう一度出すのか。6月議会においては、安全保障関連法案でございました。そして、今回はそれが政府においては安全保障関連法として制度としてなっております。その法の廃止を求めるための意見書であり、これは必要な意見書だと認識しております。
○議長(国井宗和)14番飯塚悦男議員。
○14番(飯塚悦男)私は9月定例会ということで勘違いしまして、6月定例会で訂正していただきたいと思います。
○議長(国井宗和)以上のように訂正をお願いいたします。
 16番沼田健一議員。
○16番(沼田健一)安全保障関連法案の廃止を強く求めるということでありますけれども、大命題は日本の平和はどのようにして守るかをお聞きしたいと思います。なぜなれば、この安全保障関連法案があることによって、私はこの渡辺議員が提案されている中の平和主義、これは特に守られると思います。なぜなれば、核保有国であります中国の南シナ海での横暴な対応、また北朝鮮の拉致を含め、対外的な対応など非常に困る国、日本にとっては困る国が周りにあります。そういう中で、この日本を平和的に進めていくためには、どうしても私はこの法案が必要であると私は思っております。そういう中にあって、日本の平和はどのように今後守っていったらいいのか、渡辺ふさ子議員にお聞きしたいと思います。
○議長(国井宗和)7番渡辺ふさ子議員。
○7番(渡辺ふさ子)日本の平和は憲法9条によって、この70年間しっかりと守られてまいりました。一体この70年間の平和をどのようにお考えなのでしょうか。
 そして、この安全保障関連法がなければ守れないという御意見でございますけれども、この安全保障関連法案によって、自衛隊員が外国の人を殺し、殺される、その危険性が大きくなっているのであって、そのことがイスラム国からも指摘されるような事態になっております。フランスではあのようなテロ事件が起きております。このままいったら、日本もいつどこでテロが起きるかわからないよねという、そういう心配の声が大変市民の方からも出されております。この今まで守ってきた70年の平和憲法を守っていくことこそが、日本の平和を守っていく道になると思います。
 そして、南シナ海での横暴や対外的なこと、本当にイスラム国の対応を見ても、爆撃によってテロはなくせないというのがこの間の、そして戦争によってそのような国際紛争はなくせないというのが、この間の世界的なベトナム戦争、イラク戦争、そういうものを通じての大きな教訓と言えるのではないでしょうか。平和的な、外向的手段を持って、そして東南アジア平和機構のような、ASEANのような紛争はあるけれども、それを戦いにしない、話し合いで解決する、そういう努力が行われております。こういう努力こそが、日本の平和を守るために大変大事なことだと思います。しっかりとした日本が外交力を持って、平和的な手段を持っていくこと。そして、世界の宝である平和憲法を持って、世界の平和に貢献することこそが日本の役割だと思っております。以上です。
○議長(国井宗和)16番沼田健一議員。
○16番(沼田健一)私は憲法9条も改正すべきだと思っている立場であります。なぜなれば、今外交手段だけではどうにもならない、そういう状況にあります。ロシアの北方四島、きのうのニュースでは軍事基地が着々と進んでいる。つまり日本の周辺は非常に日本から見れば怖い立場にある施設がいっぱいできております。沖縄近くの石油掘削と言われているあの中国の施設は、あれはヘリポート、つまり日本を狙い、するためのヘリポート、そういうことまで考えられている状況の中で、私は本当に外交手段は非常に大切だと思います。そういう中にあって、この外交手段だけではどうにもならない。やっぱりこのような安全保障関連法が必要であり、それによって日本を守るというような立場でありますので、そういう意味においても、この平和を守るのにはそういう法案が必要という立場でございますので、そういうものだけでは私は憲法9条と外交手段だけではどうにもならない。やっぱり一つのバリアをきっちりしていくべきだと思うので、その点についてもう1回お伺いしますけれども、ただそこの中で自衛隊が殺す、殺されないというのは、今渡辺議員のほうから話しされましたけれども、そういうことは全く私はないと思いますので、その点も含めてお願いします。
○議長(国井宗和)7番渡辺ふさ子議員。
○7番(渡辺ふさ子)まず、殺し、殺されるの問題でございますが、日本共産党の志位委員長が、戦闘行為が行われる可能性があるところまで自衛隊が行くということは、自衛隊自身が相手方から攻撃される可能性があるということになると国会でただしたのに対し、安倍首相は「自衛隊が攻撃されたら武器を使用することになる」と答弁しております。志位委員長は、自衛隊がイラクに持っていた110ミリ対戦車弾などを示した上で、こうした武器を使って反撃することが戦闘ではなくて何なのかと追及いたしました。安倍首相自身が武器を使用することになると答弁していることこそが、沼田議員へのお答えでございます。
 それから、外交手段だけでは済まないとおっしゃいましたが、外交手段こそが、私は大きな力であると思いますし、もちろん日本と近隣の国だけではなくて、世界的な首脳も集まって、今気象の問題でも話し合っておりますけれども、そういう世界の方たちの中でのこの問題を話し合っていくことが、本当に大きなことだと思っております。憲法9条はこれからも守っていくべきであり、改定すべきではないと私は考えております。
○議長(国井宗和)16番沼田健一議員。
○16番(沼田健一)それでは、ちょっと具体的になりますけれども、南シナ海で中国があのような状況になっている。外交手段で一生懸命日本も努力しています。しかしながら、あのように12か3の島が、岩が、今島になりつつあります。そういう中にあって、今後中東からの油なりなんなりが全部あそこを通ってくるようになります。非常に心配なことになってくる。
 また、外交手段で、北朝鮮で今拉致被害者がなかなか帰ってこない。結構努力しています。そういうこと。または、核が、北朝鮮の核が充実されているような状況です。非常に日本は怖い。あのミサイルも実験しています。あのミサイルが飛んできた場合にはどうするのか。やはりそういうことを考えた場合に、やはりこの安全関連法案が、安全保障関連法案がぜひ必要だと思います。
 そういう、また北方四島、先ほども話しましたけれども、ロシアでは軍事施設が非常に整備されつつあるというようなきのうのニュースでありますけれども、非常にそういうことから考えますと、一つの大きなバリアは絶対必要だと、日本では。そういうことを考えて、このような法案必要だということでありますけど、その今の3点についてはどう考えていますか。
○議長(国井宗和)7番渡辺ふさ子議員。
○7番(渡辺ふさ子)日本のバリアが必要だということは、そのとおりだと思っております。それは個別的自衛権でこれまでも対応してきたことであり、今回の集団的自衛権、日本が攻撃されていないのに、密接な関係にある他国に武力攻撃が発生し、地球上どこでも行くという、この個別的自衛権ではない集団的自衛権の必要性は全くないと思っております。バリアが必要という点では、私も沼田議員と同様でございます。
 それから、拉致被害の問題は、これはもう戦後ずっとこのことを追及してきたわけでございます。そのために話し合いの道というのを切り開いて、六カ国協議なども行われてきております。その道をやはりきちんと進めていくべきだと思います。北朝鮮からのミサイル攻撃、日本のどこの地域にもこの戦後70年、日本の本土に届いてはおりません。そして、日本にはたくさんのそちらの国の方たちも日本に住んでいらっしゃる方も多いです。ミサイルが飛んでくるということは、今後も私はないと考えております。
 北方四島につきましても、しっかりとした外交努力をすべきであるということを重ねて申し上げたいと思います。
○議長(国井宗和)12番長田忠広議員。
○12番(長田忠広)じゃあ、私は1点だけでありますが、先ほど来渡辺ふさ子議員のほうから憲法9条等々のことを言われているわけでありますけれども、この憲法9条を土台とした日本国憲法が制定された当時、日本共産党は国会の議決でどのような対応をとったか。その点をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(国井宗和)7番渡辺ふさ子議員。
○7番(渡辺ふさ子)憲法9条が制定された当時の日本共産党の態度について、ちょっと確認してきておりませんので、曖昧な答弁を差し上げては申しわけありませんので、答弁を控えさせていただきます。(「休憩」の声あり)
○議長(国井宗和)暫時休憩いたします。
     午前11時53分休憩

     午前11時54分再開
○議長(国井宗和)再開いたします。
 7番渡辺ふさ子議員。
○7番(渡辺ふさ子)当時のことにつきまして、9条そのもの全体について反対ではないけれども、一部賛成できないところもあるということで反対しております。
○議長(国井宗和)12番長田忠広議員。
○12番(長田忠広)ということは、結局は平和憲法である憲法、その当時は反対したということで確認であります。いかがでしょうか。
○議長(国井宗和)7番渡辺ふさ子議員。
○7番(渡辺ふさ子)はい、そのとおりです。
○議長(国井宗和)ほかに質疑はございませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第4号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認めます。よって、意見書案第4号については、委員会付託を省略することに決しました。
 これより意見書案第4号について討論を行います。初めに、本案に対する反対討論の発言を許します。14番飯塚悦男議員。
○14番(飯塚悦男)反対討論します。安全保障関連法は、今日の世界情勢を考えると、日本の国益、平和、防衛にとって必要であります。よって、この意見書には反対いたします。
○議長(国井宗和)次に、賛成討論の発言を許します。10番松田由雄議員。
○10番(松田由雄)安全保障関連法の廃止を求める意見書に賛成いたします。
 まず一つは、前提として、国会においても安全保障関連法案に賛成した方々は勘違いをしています。日本を守る、日本本土を守るものと認識しているようでありますけれども、実際は全然そうではないんです。外国に行ったアメリカ軍を守るための法律が安全保障関連法なんです。それが第1点です。
 そして、私たちはいわゆるこの戦争法とも言っていますけれども、東日本大震災で昼夜を問わず頑張った若い自衛隊員を海外に出かけていって戦死させるわけにはいかないんです。それを安倍自公内閣は、憲法改正もしないで、私は自衛隊の幹部の方々とも話をしたんだけれども、安倍総理はずるい。憲法改正しないで解釈改憲で全てやってしまうと。集団的自衛権の閣議決定、戦争法の開始。やるのであれば、憲法改正してやるべきであると思っています。
 そして、日本を守るのであれば、今ある自衛隊、警察、それを使う。国民が一体となって日本本土を守る、いわゆる専守防衛であると私たちは考えています。その立場でありますし、もう一つは、将来的に戦争はしないとか、徴兵制はないとか、そういう人もいます。なぜ国民が心配しているかといいますと、その当時の政権が解釈改憲で何でもかんでもやってしまう。憲法も改正しないで。そういうずるい政権なんですよ、今の安倍政権は。そういう意味で、私は安全保障関連法は憲法9条が禁じる国際紛争解決のための武力行使を可能とするものであり、憲法違反であることは明らかであると考えています。したがって、平和安全の名にかかわらず、その内容は紛れもなく戦争法であります。
 また、憲法解釈を180度くり返した閣議決定に基づいた違憲の立法は、内閣と国会による立憲主義の否定、平和と民主主義を否定しているわけで、断じて許すわけにはいきません。
 日本は海外で戦争する国になり、自衛隊は海外で戦争に巻き込まれます。日本自体が武力紛争の当事者となって、平和安全とは全く逆の事態を招くことにもなります。戦争、いわゆる安全保障関連法に対して、国会の審議の段階で専門家初め、世論も8割の方々が説明は不十分であると答えています。全国の人々の強い反対の声を、国会内の数の力で踏みにじる採決、主権在民と民主主義を侵す暴挙であり、正当性を欠くことになります。したがって、安全保障関連法を速やかに廃止すべきであり、私は立憲主義の原則を堅持して、憲法9条を守る立場で渡辺ふさ子議員の意見書に賛成いたします。
○議長(国井宗和)次に反対討論の発言を許します。16番沼田健一議員。
○16番(沼田健一)今の、先ほど話しましたけれども、今の日本を守る立場で私はこの安全保障関連法案がぜひ必要だという立場で、渡辺ふさ子議員の意見書について反対討論を述べたいと思います。
 中国のミサイル、中国にも2,000基ほどミサイルがありますけれども、それが全部日本を向いている。または、北朝鮮のミサイルも日本を向いている。そして、ロシアの北方四島においては基地が建設されようとしている。そのような状況の中で、やはりこの法案によって日本を守り、平和的な日本を暮らすためにこの安全保障関連法については、ぜひ必要という立場から、この意見書について反対いたします。
○議長(国井宗和)討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(国井宗和)御異議なしと認め、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。意見書案第4号安全保障関連法の廃止を求める意見書については、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○議長(国井宗和)起立少数であります。よって、本案は否決されました。

○議長(国井宗和)以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
 ここで閉会に先立ち市長から発言の申し出があります。菊地啓夫市長、登壇の上、発言願います。
     〔菊地啓夫市長登壇〕
○市長(菊地啓夫)議員の皆様には、任期最後の定例会を終えるに当たり、市を代表し一言御挨拶を申し上げます。
 平成24年1月から4年間、議員の皆様には未曽有の被害をもたらした東日本大震災からの復旧復興を初め、少子高齢化など市民生活にかかわる多くの課題について真摯な議論と御意見、政策提言等をいただきましたことから、心から敬意を表し、厚くお礼申し上げます。
 東日本大震災の発生から4年8カ月が経過し、御案内のとおり、住まいの確保は大きく前進しております。残る復旧復興事業を着実に進めるとともに、この震災で支え合う心の大切さを実感した経験を踏まえ、引き続き市民との対話を重ねながら、地域の均衡あるまちづくりを進めたいと考えております。
 加えまして、人口減少対策に向かっての地方創生や仙台空港民営化を契機とした動きなどもしっかり捉え、魅力ある岩沼、そして持続可能な岩沼とするために、なお一層力を注ぐ所存であります。
 市民一人一人が主役となり、新たな魅力と活力ある地域をつくり上げることが、今求められており、その意味で議員各位の皆様の今後のお力添えを大変期待をしているところであります。
 私は、昨年6月に市長に就任して以来、安全安心なまちづくりを大きな柱に掲げ、震災からの一刻も早い復興といわぬま未来構想の具現化に向け、全力を注いでまいりました。この間、議員の皆様には格別なる御理解と御協力を賜り、着実に歩みを進めることができたと思っております。
 引き続き議席を目指されます皆様におかれましては、市民の皆様のもとで政策をしっかり訴えていただき、見事当選の栄に浴され、再びこの議場において市勢の発展と市民生活のなお一層の向上を目指し、政策提言を初め、さまざまな課題解決に向けてお力添えを賜りたいと存じます。
 最後に、皆様方のこれまでの誠実な議員活動に敬意を表し、また市政全般に多大なる御支援、御協力を賜りましたことに厚くお礼を申し上げ、定例会の終了に当たりましての御挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。
○議長(国井宗和)平成27年第4回定例会を閉じるに当たりまして、議会を代表して一言御挨拶を申し上げます。
 ただいまは菊地啓夫市長から心温まる挨拶をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 平成24年1月、市民の代表としてこの議場に相まみえてから、はや4年の歳月が流れました。まことに感無量なるものがあります。この4年を顧みますと、国政にあっては民主党から自民党へ政権が交代し、本市にあっては新たな総合計画、いわぬま未来構想がスタートするとともに、市民との対話を通して自助、共助、公助と連携、協働の考え方をさらに推し進め、今後予想される厳しい状況下に迅速かつ柔軟に対応することを旨とした菊地啓夫市長が誕生するなど大きな変化のあった時期でありました。
 このような中にあっても、4年間を通して何にも増して求められたのは、東日本大震災からの復旧復興に向けてのスピード感を持った取り組みであります。私どもは議員定数を18名に削減した第1期の議員でありました。議員一人一人が在任中、常に市民福祉の向上、とりわけ東日本大震災からの復旧復興に対する市民の負託に応えようと、互いに切磋琢磨するとともに、本議場におきましては、市長を初め、執行機関の皆様と議論を闘わせてまいりました。議員としての誇りであります。
 議会として顧みますれば、市民生活の早期安定のために当分の間、復興予算として充当してほしいとの切なる思いから政務活動費を全額廃止いたしました。また、議会基本条例の見直しや議員政治倫理条例の制定など、社会情勢の変化や市民の意見等を踏まえながら、議会のありようについても特段の努力を重ねてまいりました。一部では、本議会の歴史の中でも残念な事件も起きましたが、議会の品位の保持、規律の遵守を求めて深く考える機会ともなりました。
 何よりもうれしいのは、被災された方々にとっては、十分に満足のいくものではないにしても、岩沼市は全国から復興のトップランナーと表されるまでになりました。これはひとえに市民、行政、議会が一丸となって取り組んだ結果のあらわれと誇らしくもあります。
 復興は道半ばであり、また人口減社会の到来という厳しい社会状況の中で、復興の完遂とともに市域の均衡ある発展、持続可能なまちづくりには、市民皆様の英知を結集させる必要があり、市民を代表する議員の役割はますます増大し、二元代表制の一翼を担う議会の責任は重大であります。
 間近に迫った市議会議員選挙に立候補予定されております各位におかれましては、見事当選の栄に浴され、再びこの議場において議論を交わすことができますことをお祈り申し上げる次第であります。
 これをもちまして本議会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
 よって、平成27年第4回岩沼市議会定例会を閉会いたします。
 御起立願います。 ── どうも御苦労さまでした。
     午後0時08分閉会
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