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平成27年第1回(2月)定例会会議録
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平成27年第1回岩沼市議会定例会 条例及び予算審査特別委員会会議録(第2日目)
平成27年3月5日(木曜日)
出席委員(16名)
佐 藤 淳 一
大 友 健
大 友 克 寿
布 田 恵 美
酒 井 信 幸
須 藤 功
渡 辺 ふさ子
櫻 井 隆
佐 藤 一 郎
松 田 由 雄
布 田 一 民
長 田 忠 広
宍 戸 幸 次
飯 塚 悦 男
沼 田 健 一
森 繁 男
地方自治法第105条の規定により出席した者(1名)
議 長 国 井 宗 和
欠席議員(なし)
説明のため出席した者(なし)
議会事務局職員出席者
事務局長 加 藤 英 教
副参事兼局長補佐 大 友 彰
主幹兼議事係長 近 藤 祐 高
議事日程
平成27年3月5日(木曜日)午前10時開議
1.開議宣告
第1 部会長審査報告
議案第10号 財産の交換、譲渡等に関する条例の一部を改正する条例について
議案第11号 岩沼市道路占用料条例の一部を改正する条例について
議案第12号 岩沼市都市公園条例の一部を改正する条例について
議案第13号 岩沼市公共物管理条例の一部を改正する条例について
議案第14号 岩沼市下水道条例の一部を改正する条例について
議案第15号 岩沼市農業集落排水事業条例の一部を改正する条例について
議案第21号 岩沼市乳幼児等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について
議案第22号 岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例について
議案第36号 平成27年度岩沼市一般会計予算について
議案第37号 平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計予算について
議案第38号 平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計予算について
議案第39号 平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計予算について
議案第40号 平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計予算について
議案第41号 平成27年度岩沼市農業集落排水事業特別会計予算について
議案第42号 平成27年度岩沼市特定公共下水道事業会計予算について
議案第43号 平成27年度岩沼市水道事業会計予算について
議案第44号 平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第1号)について
議案第45号 平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
第2 質 疑┐
第3 討 論├ 総務・教育民生・建設産経部会の順
第4 表 決┘
2.閉議宣告
本日の会議に付した事件
日程第1から日程第4まで
午前10時開議
○委員長(松田由雄)御起立願います。おはようございます。
ただいまの出席委員は16名であります。
これより条例及び予算審査特別委員会の会議を開きます。
本日の会議日程は、お手元に配付の会議日程のとおり進めてまいりたいと思います。
また、審査の要領としては、議案第10号から議案第15号まで、議案第21号から議案第22号及び議案第36号から議案第45号までの18件を一括議題とし、初めに、各部会長から部会審査結果の報告を求めてまいりたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、これより日程に従い、最初に総務部会について、部会長から審査結果の報告を求めます。飯塚悦男総務部会長、報告席から報告を願います。
〔飯塚悦男総務部会長報告席〕
○総務部会長(飯塚悦男)
総 務 部 会 審 査 報 告 書
審査の経過
本部会は、2月26日から3月3日までの間、執行部の出席を求め、付託された所管事項について関係書類の説明を受け、さらに現地調査を実施し、慎重審査の結果、下記の結論に達した。
記
┌─────┬─────────────────────┬──────┬───────┐
│議案番号 │ 件 名 │要 望 等 │ 審査の結果 │
├─────┼─────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第10号│財産の交換、譲渡等に関する条例の一部を改 │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │正する条例について │ │もの │
├─────┼─────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第11号│岩沼市道路占用料条例の一部を改正する条例 │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │について │ │もの │
├─────┼─────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第12号│岩沼市都市公園条例の一部を改正する条例に │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │ついて │ │もの │
├─────┼─────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第13号│岩沼市公共物管理条例の一部を改正する条例 │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │について │ │もの │
├─────┼─────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第14号│岩沼市下水道条例の一部を改正する条例につ │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │いて │ │もの │
├─────┼─────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第15号│岩沼市農業集落排水事業条例の一部を改正す │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │る条例について │ │もの │
├─────┼─────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第36号│平成27年度岩沼市一般会計予算について │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │歳入の部 │ │もの │
│ │ 全部 │ │ │
│ │歳出の部 │ │ │
│ │ 1款 議会費 │ │ │
│ │ 2款 総務費 │ │ │
│ │ 4款 衛生費 │ │ │
│ │ (水道事業会計繰出に要する経費) │ │ │
│ │ 6款 農林水産業費 │ │ │
│ │ (農業集落排水事業特別会計繰出に要す│ │ │
│ │ る経費) │ │ │
│ │ 8款 土木費 │ │ │
│ │ (公共下水道事業特別会計繰出に要する│ │ │
│ │ 経費) │ │ │
│ │ 9款 消防費 │ │ │
│ │ 12款 公債費 │ │ │
│ │ 13款 予備費 │ │ │
│ │ 債務負担行為 │ │ │
│ │ 地方債 │ │ │
├─────┼─────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第44号│平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第1号)│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │について │ │もの │
│ │歳入の部 │ │ │
│ │ 全部 │ │ │
│ │歳出の部 │ │ │
│ │ 8款 土木費 │ │ │
│ │ (公共下水道事業特別会計繰出に要する│ │ │
│ │ 経費) │ │ │
└─────┴─────────────────────┴──────┴───────┘
以上のとおり報告する。
平成27年3月5日
条例及び予算審査特別委員会
委員長 松 田 由 雄 殿
条例及び予算審査特別委員会
総務部会長 飯 塚 悦 男
○委員長(松田由雄)総務部会長の報告が終わりました。
○委員長(松田由雄)続いて、教育民生部会について、部会長から審査結果の報告を求めます。須藤功教育民生部会長、報告席から報告願います。
〔須藤功教育民生部会長報告席〕
○教育民生部会長(須藤功)
教 育 民 生 部 会 審 査 報 告 書
審査の経過
本部会は、2月26日から3月3日までの間、執行部の出席を求め、付託された所管事項について関係書類の説明を受け、さらに現地調査を実施し、慎重審査の結果、下記の結論に達した。
記
┌──────┬────────────────────┬──────┬───────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │ 要望等 │ 審査の結果 │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第21号 │岩沼市乳幼児等医療費の助成に関する条例の│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │一部を改正する条例について │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第22号 │岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例に│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │ついて │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第36号 │平成27年度岩沼市一般会計予算について │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │歳出の部 │ │もの │
│ │3款 民生費 │ │ │
│ │4款 衛生費 │ │ │
│ │ (水道事業会計繰出に要する経費を除く)│ │ │
│ │10款 教育費 │ │ │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第21号 │岩沼市乳幼児等医療費の助成に関する条例の│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │一部を改正する条例について │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第37号 │平成27年度岩沼市国民健康保険事業特別会計│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │予算について │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第38号 │平成27年度岩沼市後期高齢者医療特別会計予│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │算について │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第39号 │平成27年度岩沼市介護保険事業特別会計予算│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │について │ │もの │
└──────┴────────────────────┴──────┴───────┘
以上のとおり報告する。
平成27年3月5日
条例及び予算審査特別委員会
委員長 松 田 由 雄 殿
条例及び予算審査特別委員会
教育民生部会長 須 藤 功
○委員長(松田由雄)教育民生部会長の報告が終わりました。
○委員長(松田由雄)続いて、建設産経部会について、部会長から審査結果の報告を求めます。佐藤一郎建設産経部会長、報告席から報告願います。
〔佐藤一郎建設産経部会長報告席〕
○建設産経部会長(佐藤一郎) 建 設 産 経 部 会 審 査 報 告 書
審査の経過
本部会は、2月26日から3月3日までの間、執行部の出席を求め、付託された所管事項について関係書類の説明を受け、さらに現地調査を実施し、慎重審査の結果、下記の結論に達した。
記
┌──────┬────────────────────┬──────┬───────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │ 要望等 │ 審査の結果 │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第36号 │平成27年度岩沼市一般会計予算について │特記事項なし│原案可決すべき│
│ │歳出の部 │ │もの │
│ │5款 労働費 │ │ │
│ │6款 農林水産業費 │ │ │
│ │ (農業集落排水事業特別会計繰出に要す│ │ │
│ │ る経費を除く) │ │ │
│ │7款 商工費 │ │ │
│ │8款 土木費 │ │ │
│ │ (公共下水道事業特別会計繰出に要する│ │ │
│ │ 経費を除く) │ │ │
│ │11款 災害復旧費 │ │ │
│ │ 1項 農林水産施設災害復旧費 │ │ │
│ │ 2項 公共土木施設災害復旧費 │ │ │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第40号 │平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計予│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │算について │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第41号 │平成27年度岩沼市農業集落排水事業特別会計│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │予算について │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第42号 │平成27年度岩沼市特定公共下水道事業会計予│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │算について │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第43号 │平成27年度岩沼市水道事業会計予算について│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │ │ │もの │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第44号 │平成27年度岩沼市一般会計補正予算(第1号)│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │について │ │もの │
│ │歳出の部 │ │ │
│ │6款 農林水産業費 │ │ │
│ │8款 土木費 │ │ │
│ │ (公共下水道事業特別会計繰出に要する│ │ │
│ │ 経費を除く) │ │ │
├──────┼────────────────────┼──────┼───────┤
│議案第45号 │平成27年度岩沼市公共下水道事業特別会計補│特記事項なし│原案可決すべき│
│ │正予算(第1号)について │ │もの │
└──────┴────────────────────┴──────┴───────┘
以上のとおり報告する。
平成27年3月5日
条例及び予算審査特別委員会
委員長 松 田 由 雄 殿
条例及び予算審査特別委員会
建設産経部会長 佐 藤 一 郎
○委員長(松田由雄)建設産経部会長の報告が終わりました。
○委員長(松田由雄)これをもって全部会の審査結果の報告が終了いたしました。
ここで質疑、討論、採決の要領についてお諮りします。渡辺ふさ子委員。
○委員(渡辺ふさ子)議事進行申し上げます。
○委員長(松田由雄)質疑、討論、採決の要領についての議事進行でしょうか。渡辺ふさ子委員、発言を許可します。
○委員(渡辺ふさ子)議案22号については、反対の立場で討論を行いたいと考えています。つきましては、委員長におかれましては、教育民生部会については、議案第22号に係るものとそれを除いたものに係るものとの2つに分けて質疑、討論、採決ができますようお取り計らい願います。
○委員長(松田由雄)ただいま渡辺ふさ子委員から、質疑、討論、採決の要領についての発言がありました。審査に当たっては、明瞭な質疑、討論、採決により、付託された議案に対する審査結果を明確にするとともに、その審査も効率的に行うことが望ましいと考えています。
ここで改めてお諮りします。教育民生部会の報告は全て原案可決すべきものであります。審査を明瞭に行うため、教育民生部会についての質疑、討論、採決は、議案第22号に係るものと議案第22号を除いた残りの議案に係るものとの2つに分けて行うこととし、初めに、教育民生部会所管事項のうち、議案第22号に係る教育民生部会について質疑、討論、採決を行い、その次に、教育民生部会所管事項のうち、議案第22号を除いた残りの議案、第21号及び議案第36号から議案第39号までの5件に係る教育民生部会について質疑、討論、採決を行うこととしたいと思います。
総務部会及び建設産経部会についての質疑、討論、採決は議案ごとに分けることなく部会ごとに行うこととしたいと思います。
質疑、討論、採決はただいま御説明いたしました要領のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)なしと認め、よって、そのように決しました。
質疑については、各部会の審査結果の報告を中心に審査されることが望ましいと考えます。できるだけそのように進めてまいりますので、御協力をお願いいたします。
なお、部会長報告及び部会審査依頼通告をしていた事項に対して一括して質疑させるようあわせてお願いします。
ここでお諮りいたします。
質疑はその回数に制限はありませんが、委員会の審査運営上、会議規則第106条ただし書きの規定を適用し、同一委員その1人についてその回数を3回までとしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)御異議なしと認めます。
初めに、総務部会について一括して質疑を行います。須藤委員。
○委員(須藤功)事前に通告をしておりました件について3点ほど書式で提出いたしておりますので、その件についてのまず報告をお願いしたいと思っております。(「報告だけでだめだ、内容言わなきゃだめだ。みんなわからないんだど、総務とあんたらほうはわかるけど、あとはみんなわからないんだから言わなきゃだめなんだよ」の声あり)
岩沼市の市税収納管理事業の中で市職員の納税貯蓄組合について。
○委員長(松田由雄)須藤委員、ページ数を言っていただくと大変わかりやすいんですが。
○委員(須藤功)ですから、それを全部読もうと思って。
まず1つ目、大きく分けて3点あります。そのうちのまず1つ目ですけれども、市職員が納税貯蓄組合で。
○委員長(松田由雄)須藤委員、提出したやつを読んでもらえばいいと思うんですが、最初は。最初、審査依頼に出したやつを読んでいただければ。
○委員(須藤功)納税貯蓄組合ですね。
○委員長(松田由雄)須藤委員、これを読んでいただくと、出したやつ。一般会計の何から。
○委員(須藤功)一般会計2款2項徴税費の中の市税収納管理事業について、3点ほど書いております。
1つは、市職員納税貯蓄組合についてです。これは税金を完納することが当たり前の公務員が補助金を得ている。市民から理解を得られないのではないかという点が1つ。
それから、市職員の納税組合は補助金を私は返納すべきであるのではないか。もしくは、納税組合というのを解散すべきではないかということが一番最初の2点目。
次の、大きな2つ目の質問で、納税貯蓄組合の補助金についてなんでありますが、そのうちの1点目、納税貯蓄組合はですね、全体に支払われている補助金の総額が幾らになっているのか。
それから、収納額ですね、収納額というものは全体で納税の収納額の全体で納税貯蓄組合に何%を今占めているのか、そういうことが2点目。
3点目は、補助金額の算定なんですけれども、納税額によって補助金が変わってくるのか、その辺の内容が3点目。
大きな3つ目のことでありますが、コンビニ収納などについてということで、1つ目がですね、コンビニとか金融機関の窓口に収納する際の1件当たりの手数料は幾らかかるのか。
それから、2点目が収納総金額ですね、これは例えばコンビニとか金融機関に対する収納総金額というのは全体の何%を占めているのか、その点について質疑いたします。
○委員長(松田由雄)飯塚悦男総務部会長。
○総務部会長(飯塚悦男)須藤委員にお答えいたします。
1点目の市職員納税貯蓄組合についての1番、岩沼市職員納税貯蓄組合については、納税貯蓄組合法第2条に規定されている個人または法人が一定の地域、職域、または勤務先を単位として任意に組織した組合ということで、職域による組合であり、岩沼市納税貯蓄組合補助金交付規則上は、他の組合と変わらない活動を行っていただいております。
2点目の市職員納税組合は補助金を返納すべきではないか、もしくは解散すべきではないかということですが、岩沼市職員納税貯蓄組合の活動は、他の納税貯蓄組合の活動と変わらないこと、また市税等の納期内納付にも寄与していることから、これまで交付した補助金につきましては返納を求めていく考えはございません。
また、解散につきましては、岩沼市職員納税貯蓄組合役員より、組合を解散する方向で検討を行っていると伺っております。
次の、納税貯蓄組合補助金について、直近の実績で回答させていただきますということで、納税貯蓄組合全体に支払われる補助金総額は幾らか、平成26年度の納税貯蓄組合に交付された補助金は総額で1,462万5,950円となっております。
2の収納額は幾らで全体の何%を占めているのかということについては、平成25年度の納税貯蓄組合からの市税収納額は6億5,115万2,969円で、全体の収納額に占める納税貯蓄組合からの収納割合は13.6%となっております。 補助金額の算定は納税額によって決まるのか。納税貯蓄組合の補助金については、納税額に応じて算定するものではなく、岩沼市納税貯蓄組合補助金交付規則第5条第2項の規定に基づき、組合運営経費、各年3月31日を基準とした組合員数に応じて算出する額に組合集金経費、納税組合納付表により算出された前年度の市税等の納付書の枚数掛ける350円を加えた額を交付しております。
コンビニ収納額についてということで、1のコンビニや金融機関窓口収納の際、1件の手数料は幾らか。コンビニ収納は、取りまとめ機関である地銀ネットワークサービス株式会社に対し、月間基本料として1万円、税抜き、また1件当たり60円、税抜きの手数料となっております。
また、ゆうちょ銀行以外の金融機関納付手数料はありませんが、ゆうちょ銀行での納付は1件当たり30円、税込みの手数料となっております。
2の収納総金額は幾らか、全体の何%か。平成25年度のコンビニからの市税収納額は4億5,579万5,154円となっており、全体の収納額に占めるコンビニからの収納割合は9.6%となっております。また、口座振替に関しては14億9,472万4,552円となっており、収納割合としては31.3%、金融機関の市税収納額は21億7,201万2,387円となっており、収納割合としましては45%となっております。
というような執行部からの回答を受け、総務部会としては、納税貯蓄組合法、岩沼市納税貯蓄組合補助金交付規則に基づいて審査を行い、了としました。
○委員長(松田由雄)須藤委員。
○委員(須藤功)ちょっと今の説明の中でちょっとわからないことがあったので話をしたいと思います。
一番最初に、補助金を得ている市民からの理解を得られるのではないかというふうに私のほうで通告を出しております。規定されているから、規定されていればということではなくて、道義的な責任、道義的な観点から見てどのように部会が御判断をされたのか、道義的な話です。市役所という人たちが、市税を徴収されている、そして、その市税でやっているのに、こういうキックバックみたいなものを総務部会として道義的責任としてはどのように考えられるのか、そこがまず1つ。
それから、2番目の話の中で、今度は、返納はしないと。確かに返納はしなくても、それは規定でありますから返納しなくてもそれは構いませんが、ここについてもこの道義的な責任、道義的な考え、それを総務部会としてはどのように御判断されたのでしょうか。
そして、解散する方向でもう話をしているみたいですが、解散というのは、いつごろまで解散をするのか、今年度いっぱいで解散をするのか、いや、また新年度も継続をしてその後に解散するのか、その辺のことは聞かなかったのでしょうか。
大きな2つ目について質問いたします。大きな2つ目のことでありますが、大きな2つ目の1)で、納税貯蓄組合全体に支払われる補助金の総額は幾らかというお話の中で、平成26年度と私、聞いたんですけれども、平成26年度の話がありました。2)番目の収納額全体のパーセントは何%かと言ったら、25年度の数字が出てきたんですね。26年度の、1番目と2番目は26年度と25年度ではなんか比較することが矛盾している。26年度の支払われる補助金の総額が幾らでそのときのパーセントが幾らというのが26年度ならわかるんですけれども、25年度のやつを今度、パーセントに出してきているわけですね。この辺がちょっと矛盾しているんですけれども、そこはどう考えるのか。 もう一回だけ説明してほしいんですけれども、コンビニ収納と金融機関の窓口収納の際の1件当たりの手数料という話をしたんですが、1万円という話がありました。ちょっと聞き漏らしかもしれませんが、1万円、1枚ですか、1枚当たりというのは、例えばこの税金は一括して払う場合とか、それから何回か、全部に分けて払う場合といろいろあると思うんですけれども、この1万円分でなくて何回かに分けて払う手数料の関係で金額の差、その差があるのかどうか、そこの点をお聞きします。
○委員長(松田由雄)飯塚部会長。
○総務部会長(飯塚悦男)1点目は、総務部会の総意としては、納税組合は高齢化対策や地域のコミュニティーを活性化する意味で必要である。納税貯蓄組合法にも違反していないと。それから、補助金交付規則に対しても違反していないということで、市職員納税組合は、法に抵触していないということで、それ以上の審議はしません。
そして、組合が解散いつになるかということは、組合自身の問題でありますので、我々はそこまで踏み込みませんでした。
3点目、25年度と26年度のということで、まだ26年度は決算していませんので25年度ということで御理解願いたいと思います。数字がはっきりしているのは25年度。(「解散はいつまでかって話聞いてんです」「委員長、今言ったべ」の声あり)
解散するかしないかは、組合の問題です。我々はそれに議論する必要ないんです。そういうのが総務部会の総意なんです。以上です。
○委員長(松田由雄)須藤委員、よろしいですか。
○委員(須藤功)税金を完納することが当たり前の公務員です。これは当たり前です。我々市民も払っているんです。公務員だって払わなくちゃいけないんですよ。そこの公務員のところに補助金を得ている、そして、市民から理解を得られないのではないですかということに対して、総務部会が下した判断というのは、それでいいのですかということです。そこまで踏み込めないと言っていますけれども、それでいいのですねということがまず1つ。もう一回確認します。そこが1つ。
2つ目が、私、解散すべきだと思うんです。もしくはある程度、返納すべきというのは、確かに納税組合というのが地域のきずなとか、職員の融和とか、そういう意味では必要だと思います。だけど、だけどですよ、この市民から見たらこういうことを何か知らないところでやっているということがわかった段階で、私はやっぱり組合側に総務部会が何らか踏み込むべきではないということではなくて、何らかの形で言うことだと思うんですね。新聞で出てきたからこんなことが明るみに出ているだけの話だけれども、やっぱりそういうことがわかった段階で総務部会が何か皆さんがそれはやっぱりおかしいんじゃないかと思ったのか、そう思っていないのか、そこのところをもう一度、どういうふうな議論が、何もないということであれば、それはそれで構いませんが、どういうことがあったのか、具体的な御質問があったのかなかったのか、そこを含めて最後、質疑をしたいです。
○委員長(松田由雄)飯塚部会長。
○総務部会長(飯塚悦男)解散ということは、冒頭で申し上げたとおり、組合の問題なんですよ。組合は納税貯蓄組合法によって設立されているんですよ。それを法に抵触していない以上は、我々は審議する必要はありません。解散とか、そういう議論はありませんし、それに触れられないんです。個々の問題です、納税組合の。それが議会だからといって審議するというのは乱暴な発言だと思います。
あと、市民の理解、さっきも言ったとおり、納税貯蓄組合法に基づいた職域の組合なんですよ。我々はそれに基づいて資料もいただいてそれに基づいて審議した結果、解散とか、市民から理解を得られないというようなこと、そういう立場で審議しませんでした。する必要もありませんでした。以上です。
○委員長(松田由雄)ほかにありませんか。では、これをもって質疑を終結し(「はいはいまだ」の声あり)大友委員。手挙げなかったからわからなかった。
○委員(大友健)ほかにありませんかというのは、須藤委員に対するもののほかありませんかと聞こえました。 私の質問は議員年金にかかわるものですけれども、市の共済費は。
○委員長(松田由雄)通告したやつを読み上げてほしいんですけれども。
○委員(大友健)一般会計の1款1項です。議員年金の関係ですが、市が負担している共済費は幾らか。
また、この3年先の見通しはどうなっているか。年金制度は廃止されたわけですけれども、その廃止後の24年度、25年度、26年度は幾らだったか。また、廃止する前の3年間はどのような金額だったかという点をお聞きしました。で……。
○委員長(松田由雄)通告した内容についてお願いします。飯塚悦男部会長。
○総務部会長(飯塚悦男)大友健委員にお答えします。
1点目の議員年金のための市の共済費は幾らかということですが、これは平成27年度の議員共済会負担金と理解し、その平成27年度の額は4,678万2,000円になるとの説明がありました。
2点目は、3年先の見通しはどうなっているかということですが、平成23年6月1日をもって地方議会議員年金制度が廃止され、このときに退職一時金の給付という制度が設けられ、この退職一時金の給付時期は任期満了を含む制度廃止後、最初の退職時となっているとの説明がありました。この先、この3年先の見通しですが、平成28年度以降は、議員任期が4年でありますので全ての議員が退職一時金の給付時期とされていると。制度改正後、最初の任期満了のときを過ぎてしまいますので、地方公共団体の負担金額は実際に少なくなるか否かは定かではありませんが、退職一時金の負担要因がなくなり退職年金のみとなるため、平成28年度以降は負担が少なくなると見込んでいるという説明がありました。
3点目の、平成24年、25、26年度は幾らかということですが、平成24年度は4,478万9,760円、25年度は4,035万7,440円、26年度は4,105万7,280円ということでありました。
制度廃止前の3年間はどのように負担してきたかということですが、平成22年度は1,437万4,800円、21年度は1,524万6,000円、20年度は1,538万4,600円で、制度が廃止された平成23年度は7,640万4,600円ということでありました。数字的なものでありましたので、議会としては回答をいただいて了としました。
○委員長(松田由雄)大友委員。
○委員(大友健)確かに1款1項で予算計上されているのは議会費ではあるんですけれども、共済費の性格上、総務部関係に聞いてほしいということで出したつもりではおったんですけれども、これは議会事務局の答弁だったのかどうか。
それから、これに関連する質疑はほかになかったのかどうか。
そして、年金廃止したことによって廃止する以前よりも市の共済費がぐんとふえたという経過があるわけですけれども、廃止したらかえって市の持ち出しがふえたということで、将来の見込みとして少なくなる見込みというお話は聞いたようですけれども、どれぐらい少なくなるというか、そういう具体的な数値は示されなかったんでしょうか。これぐらいという金額も示されたとしたらその数値をお聞かせ願いたい。
○委員長(松田由雄)飯塚悦男部会長。
○総務部会長(飯塚悦男)この回答は議会事務局であります。
あと、質疑はありませんでした。数字的な問題であり、数字を聞いているということでありますので、数字の回答を受けまして私たちは了としました。
3点目の退職一時金、これは持ち出しはふえているということなんですが、先ほど、退職一時金が任期中に平成27年度で議員の廃止後の一時金を受け取る時期が27年度が最後でありますので、その後は退職金制度をしている人たちの支払いといいますか、その負担金は発生するわけですので、大幅に27年度と比べると減額といいますか、減ってくるだろうということで、ここにも説明したとおり、報告したとおり、減るということであります。(「数値が出なかったか」の声あり)
数値も、先ほど回答申し上げた数字のみであります。
○委員長(松田由雄)大友委員。
○委員(大友健)先ほどの回答は、実績としての数字だと思うんです。それで、この先、どうなるかという見通しに関して、少なくなる見込みだと見ていると。それは先ほどの制度によって少なくなる見込みだと。今、2回目の答弁だと、大幅にという表現、ありましたけれども、大幅なら大幅でいいんです。少しなら少しでもいいんですけれども、そういう具体的な数値が示されたかどうか。
○委員長(松田由雄)飯塚部会長。
○総務部会長(飯塚悦男)具体的に数字は出ませんでしたが、平成27年度が退職議員が改選によりまして平成27年度は改選時期に当たりますので、そのときに退職一時金と退職年金ですね、資格要件が平成27年度で終わるんですね。そういう意味で、その後は大幅にといいますか、減るだろうということの回答を受けましたので、我々は当然、議員ですからそう皆さんも理解して、そういう数字的なことは質疑しませんでした。
○委員長(松田由雄)これをもって質疑を終結したいと思いますけれども、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)御異議なしと認め、質疑を終結いたします。
続いて討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。総務部会については、部会長報告のとおり、議長に報告することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)異議なしと認めます。よって、総務部会については、部会長報告のとおり、議長に報告することに決しました。
続いて、教育民生部会所管事項のうち、議案第22号岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例に係る教育民生部会についての質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
続いて討論を行います。初めに反対討論の発言を許可します。渡辺ふさ子委員。
○委員(渡辺ふさ子)議案第22号岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例に反対をいたします。
介護保険は、40歳以上の国民に生涯、保険料の負担を求めるものです。また、一旦介護が必要になれば、利用が生涯続く人がほとんどであり、負担ははかりしれません。
日本共産党は、国会で介護保険会計への国庫負担25%、少なくとも30%に引き上げることを一貫して要求してきました。今、高齢者は、年金が減らされ消費税増税や物価高でますます生活が苦しくなっています。
そうした中、国の法律改正に伴うもので岩沼市で決められることではないとはいえ、市民に負担を求めるものであり、反対を表明します。
○委員長(松田由雄)続いて、賛成討論を許可します。櫻井委員。
○委員(櫻井隆)部会の中でも賛成討論をさせていただきました。同じような討論になると思いますけれども、確かに厳しい現状は理解はできますが、世代間の平等の観点ということからしますと、応分の負担はやむを得ないのではないかと思いますので、賛成いたします。
○委員長(松田由雄)次に反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)これをもって討論を終結したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)異議なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。教育民生部会所管事項のうち、議案第22号岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例に係る教育民生部会については、部会長報告のとおり、議長に報告することに賛成する委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○委員長(松田由雄)挙手多数であります。よって、教育民生部会所管事項のうち、議案第22号岩沼市介護福祉条例の一部を改正する条例に係る教育民生部会については、部会長報告のとおり、議長に報告することに決しました。
続いて、教育民生部会所管事項のうち、議案第22号を除いた残りの議案第21号及び議案第36号から議案第39号までの5件に係る教育民生部会についての質疑を行います。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
続いて、討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。教育民生部会所管事項のうち、議案第22号を除いた残りの議案第21号及び議案第36号から議案第39号までの5件に係る教育民生部会については、部会長報告のとおり、議長に報告することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)異議なしと認めます。よって、教育民生部会所管事項のうち、議案第22号を除いた残りの議案第21号及び議案第36号から議案第39号までの5件に係る教育民生部会については、部会長報告のとおり、議長に報告することに決しました。
続いて、建設産経部会について一括質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
続いて、討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)討論がないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決します。建設産経部会については、部会長報告のとおり、議長に報告することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)御異議なしと認めます。よって、建設産経部会については部会長の報告のとおり、議長に報告することに決しました。
以上をもちまして、部会ごとに進めてまいりました本特別委員会に付託された議案第10号から議案第15号まで、議案第21号、議案第22号及び議案第36号から議案第45号までの18件の審査は全て終了いたしました。
なお、条例及び予算審査特別委員会審査報告書の作成及び報告につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松田由雄)御異議なしと認め、そのように決しました。
○委員長(松田由雄)委員各位には、本特別委員会の議事に御協力いただきましたことに対し、深く感謝を申し上げます。まことにありがとうございました。
これをもちまして、条例及び予算審査特別委員会を散会いたします。
御起立願います。 ─ 御苦労さまでした。
午前10時51分散会
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